12月14日、両国国技館で予定される試合です。
2団体バンタム級戦:
IBF/WBA王者井上 尚弥(大橋)対 挑戦者アラン ディバエン(タイ)
*4団体の王座統一を目論んでいる井上 尚弥ですが、コロナウィルスの影響もあり、中々希望通りに事が運ばず。しかし統一戦実現以外で望んでいた、日本での防衛戦が決定しました。
今回井上が迎えるのは、12勝(11KO)2敗の戦績の持ち主で、スーパーフライ級を中心にそのキャリアを築いてきたタイ人ディバエン。戦績から見ると、かなりの強打者と思われますが、油断、そしてコンディション調整に大きな誤りがない限り王者の防衛はまず間違いないでしょう。
WBOミニマム級戦:
王者ウィルフレド メンデス(プエルトリコ)対 挑戦者谷口 将隆(ワタナベ)
*これまでにWBOアジア太平洋、日本国内王座を獲得してきた谷口の、約2年半ぶりとなる2度目の世界挑戦も決定。谷口が挑戦するのは、谷口の世界初挑戦を退け、現在はWBAレギュラー王座に君臨しているビック サルダール(比)から王座を奪ったメンデス。コロナウィルスの影響もあり、この試合はメンデスにとり、昨年2月以来の実戦となります。実力拮抗者同士の対戦となるWBO最軽量級戦。王者のブランクがどのように試合に影響を与えるかが、勝敗の大きなカギになりそうです。