DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ブタエフ、2度目の正直で世界獲得(WBAウェルター級戦:レギュラー王座)

2021年11月07日 05時39分06秒 | 世界ボクシング

先月末30日、米国ネバダ州で行われた試合結果です。
WBAウェルター級戦(レギュラー王座):
挑戦者ラジャブ ブタエフ(露)TKO9回2分12秒 王者ジャマル ジェームス(米)

*左右にスイッチしながらジェームスに迫るブタエフと、その長いリーチで対抗していった米国人。激しいパンチの交錯が繰り広げられた一戦でしたが、終盤9回、ジェームスも出力が落ちだしたところにレフィリーが割って入り試合をストップ。少々早いストップにも見えましたが、ジェームス陣営からは特に抗議もなく、また本人も疲れ果てた状態でした。

ちょうど2年前に、当時空位だった同王座をアレクサンダー ベスプーチン(露)と争ったブタエフ。その試合では判定負けを喫してしまいましたが、試合後にベスプーチンが薬物検査に引っかかったことが判明し、試合結果が無効に変更となっていました。その結果、ブタエフは王座奪取は果たせませんでしたが、全勝記録をキープする事には成功しています。

念願の世界王座獲得に成功したブタエフ。WBAはこのブタエフと、スーパー王者ヨルデニス ウガス(キューバ)対1位のエイマンタス スタニオニス(リトアニア)の勝者による対戦を義務付けています。

 

2021年11月7日現在の、ウェルター級のタイトル保持者たちは次のようになります。

WBA(スーパー):ヨルデニス ウガス(キューバ/防衛回数1)
WBA(レギュラー):ラジャブ ブタエフ(露/0)
WBC:エロール スペンス(米/0)
IBF:エロール スペンス(米/4)
WBO:テレンス クロフォード(米/4)
OPBF(東洋太平洋):豊嶋 亮太(帝拳/1)
WBOアジア太平洋:豊嶋 亮太(帝拳/0)
日本:小原 佳太(三迫/1)

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