7月15日、大阪府吹田市大和アリーナで予定される興行です。
ミドル級戦:
日本/WBOアジア太平洋王者国本 陸(六島)対 可兒 栄樹(T&T)
*両社は既には3月31日に対戦し、国本が6回TKO勝利を収めています。
ミドル級戦(10回戦):
前OPBF(東洋太平洋)王者竹迫司登(ワールドスポーツ)対 マーク ディキンソン(英)
*先月11日に韓国でOPBF王座を失っている竹迫にとり、再起戦でもあります。ディキンソン は6戦全勝(2KO)の選手で、昨年11月に初の10回戦を行っています。
ミドル級戦(10回戦):
アーロン マッケンナ(アイルランド)対 ジョバニー エステラ(米)
*米国西海岸を拠点としているマッケンナは、18戦全勝(9KO)の戦績の持ち主で、昨年6月にWBCインターナショナル王座を獲得しています。対するエステラは、14戦全勝(5KO)のレコードを保持。今回が初の10回戦での試合となります。
ミドル級戦(10回戦):
キーロン コンウェイ(英)対 アイニウェア イリアティ(Ainiwaer Yilixiati/中国)
*20勝(5KO)3敗1引き分けのコンウェイは、これまでにスーパーウェルター級とミドル級でWBAインターコンチネンタルのベルトを獲得してきました。対するは19勝(14KO)1敗のイリアティは、WBCアジア王座のスーパーミドル級、ミドル級、マイナー団体IBOのミドル級アジアタイトル、そしてWBOオリエンタル王座も獲得してきたタイトルコレクター。中国語では伊力 夏提と明記そうすようです。今回組まれた4試合で、これが一番レベルの高い戦いになりそうです。
*当初、3月31日に名古屋国際会議場で予定されていたミドル級トーナメント「PRIZE FIGHTER」。英国のマッチルーム社が手掛けていたその興行は、主催者側の何らかの理由でキャンセルとなってしまいました。そのまま再スケジュールされることなく消滅たと思われていた興行が、出場選手を若干変えて大阪の地で決行されることになりました。
優勝者は賞金60万ドル(日本円で約9300万円)を獲得するとともに、世界ランキングの上位進出も果たせることでしょう。4試合とも10回戦として行われますが、何らかのタイトルが争われるかは不明です。
今回出場する8選手は、世界的にはまだまだ無名に近い存在ですが、将来の可能性がある「金の卵」的なボクサーたちです。今回は無事に開催されて貰いたいですね。