先週7日・金曜日、韓国で行われた試合結果です。
WBOアジア太平洋スーパーライト級戦:
王者永田 大士(三迫)判定3対0(118-109x2、114-113)挑戦者キム ヨンウォク(韓国)
*今年2月に、それまで保持していたOPBF王座に加え、WBOアジア太平洋王座も吸収する事に成功した永田。自身初の海外の試合では、WBOの地域王座のみの防衛戦となりました。
永田が迎えたキムは、この試合が僅か7戦目の選手。しかし6勝の内、5つの試合を規定ラウンド内(KO/TKO勝利)で終わらせてきた強打の持ち主。加えてキムは、そのキャリアのほとんどを(といっても6試合ですが)2階級上のスーパーウェルター級で行ってきた選手です。実績で上回る永田ですが、油断は禁物といったところだったでしょう。
同級での能力は未知数な挑戦者を相手に、最終回にはダウンを奪い判定勝利を収める事に成功した永田。一人のジャッジは114対113としましたが、ダウンがなければ挑戦者の勝利を支持していたということでしょうか。
何はともあれ、今年2月に獲得した王座の初防衛に成功した永田。2022年師走に獲得したOPBFタイトルは、まだ一度の防衛しかしておりません。
下記は2024年6月12日現在の、スーパーライト級のタイトル保持者たちとなります。
WBA:アイザック クルス(メキシコ/防衛回数0)
WBA(暫定):イスマイル バロス(ベネズエラ/0)
WBC:デビン ヘイニー(米/0)
IBF:スブリエル マティアス(プエルトリコ/1)
WBO:テオフィモ ロペス(米/1)
OPBF(東洋太平洋):永田 大士(三迫/1)
WBOアジア太平洋:永田 大士(三迫/1)
日本:李 健太(帝拳/0)