今月7日、米国ニューヨーク州で行われた試合結果です。
WBOミニマム級戦:
王者オスカル コラーゾ(プエルトリコ)判定3対0(119-109x2、117-110)挑戦者ヘラルド サパタ(ニカラグア)
*約1年前となる2023年5月末に現在保持している王座を、現WBCタイトル保持者であるメルビン ジェルサレム(比)から奪取したコラーゾ。その後順当に勝利を重ね、今回が3度目の防衛戦となりました。
今回コラーゾが迎えたサパタは、一階級上のライトフライ級を主戦場にしてきた選手。その体格を活かし、序盤戦に王者をばたつかせるなど、善戦を見せました。しかしその後はコラーゾが安定したボクシングを見せ試合終了のゴングを聞くことに。大差の判定で防衛記録を伸ばすことに成功しています。
防衛回数を伸ばすと同時に、全勝記録を10(7KO)としたコラーゾ。アジア偏重の最軽量級戦線では希少価値のある北米地域の選手なだけに、今後も活躍を続けていって貰いたいものです。
下記は2024年6月16日現在の、最軽量級の王者たちとなります。
WBA:ノックアウト CP フレッシュマート(タイ/防衛回数15)
WBC:メルビン ジェルサレム(比/0)
IBF:重岡 銀次郎(ワタナベ/2)
WBO:オスカル コラーゾ(プエルトリコ/3)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:小林 豪己(真正/0)
日本:高田 勇仁(ライオンズ/2)