先月末29日、米国フロリダ州で行われた試合結果です。
WBOスーパーライト級戦:
王者テオフィモ ロペス(米)判定3対0(120-108x2、119-110)挑戦者スティーブ クラゲット(カナダ)
*2021年11月にライト級王座を失って以来、白星を重ねてはいるものの、中々波抜乗れないロペス。今回はタフなカナダ人を相手に防衛戦を行いました。
試合を通し、ガードを高く固め手数を出しながら前進し続けるクラゲット。ロペスはそれを的確でシャープなパンチで迎え撃ちます。特に王者の左右のアッパーは有効で、タフなカナダ人の動きが止まる場面も幾度かありました。それでも前進を止めない挑戦者のタフネスに、辟易のロペス。結局は試合終了のゴングを聞くことになりました。
決して楽な試合ではありませんでしたが、王者としての仕事を果たしたロペス。群雄割拠の同級戦線で、抜け出す事は出来るのでしょうか!?
暫定王者を含め、実力拮抗者が世界王座に並立している現在のスーパーライト級戦線。下記は2024年の七夕の時点での、同級の王者たちとなります。
WBA:アイザック クルス(メキシコ/防衛回数0)
WBA(暫定):イスマイル バロス(ベネズエラ/0)
WBC:デビン ヘイニー(米/0)
WBC(暫定):アルベルト プエジョ(ドミニカ/0)
IBF:リアム パロ(豪/0)
WBO:テオフィモ ロペス(米/2)
OPBF(東洋太平洋):永田 大士(三迫/1)
WBOアジア太平洋:永田 大士(三迫/1)
日本:李 健太(帝拳/0)