最近(2024年7月8日ごろ)のニュースです。
1)2021年8月の試合を最後に、現役から引退したと思われていたアジアの至宝マニー パッキャオ(米)。今年に入り、精力的にリング復帰への準備をしていました。そしてこの度、WBCはパッキャオに対しWBCウェルター級王者マリオ バリオス(米)への挑戦を承認したとの事。この一戦は、早ければ9月にも実現する可能性があるようです。
2)IBFから、指名挑戦者ウィリアム スカル(キューバ)との対戦を義務付けられている4団体統一スーパーミドル級王者サウル アルバレス(メキシコ)。カネロ(アルバレスのニックネームで、スペイン語でシナモンという意味。彼の赤茶の髪の色を表しています)とスカルの両陣営の間で話が持たれ、何らかの合意に達したとのこと。その合意内容は明らかにされていません。
3)そのアルバレス、次の防衛戦の相手にクリス ユーバンク(英)の名前が急浮上しているようです。この試合が英国で行われるのであれば、好試合になる可能性があるでしょう。
4)先月15日に、強豪オレクサンドル グウォジク(ウクライナ)を相手に明白な判定勝利を収めたデビット べナビデス(米)。その勝利により、暫定ながらもWBCライトヘビー級王座を獲得しています。現在べナビデスは、同団体のスーパーミドル級暫定王座も保持していますが、今後どちらの階級で戦っていくかは未定。もうしばらく、2つの階級で王座を保持していくことになりそうです。
5)WBCは問題続きのライアン ガルシア(米)を除名処分にした様子。他団体がどのような処置に出るかにも注目です。
6)日本王者としてタイトル復帰を果たした豊嶋 亮太(帝拳)。減量苦のため、その日本ウェルター級王座を返上。今後はスーパーウェルター級を主戦場にしていくそうです。