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今年もやってるやってる~

デュボア、ジョシュアを4度倒す!(IBFヘビー級ほか)

2024年09月23日 05時15分06秒 | 世界ボクシング

一昨日21日・土曜日、英国で行われた試合結果です。
IBFヘビー級戦:
王者ダニエル デュボア(英)TKO5回59秒 挑戦者/元王者アンソニー ジョシュア(英)

*試合前の予想では、挑戦者で2度世界王座に就いた経験を持つジョシュアが有利と見られていました。

強打と打たれ脆さを兼ね備えた(!?)者同士の一戦は、王者のワンサイドマッチで終わってしまいました。初回終了間際に、見事な右でダウンを奪ったデュボア。2回には左フックでライバルを追い込んでいきます。

結果としては、最初の6分間で決まったこの戦い。その後の7分間に3度のダウンを追加したデュボアは、大観衆の前で実力、人気を兼ね備えた同胞に勝利。大英帝国内での世代交代の大きな足掛かりを築きました。

デュボアはジョー ジョイス(英)に粉砕され、そのジョイスは張 志磊(中国)に連敗。張はジョセフ パーカー(ニュージーランド)に苦杯を喫し、パーカーはジョシュアに歯が立たず。このヘビー級の「負の連鎖」はどこまで続くのでしょうか?

2024年9月23日現在の、最重量級の王者たちは下記のようになります。

WBA(スーパー):オレクサンデル ウシク(ウクライナ/防衛回数3)
WBA(レギュラー):マヌエル チャー(独/0)
WBC:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/0)
IBF:ダニエル デュボア(英/1)
WBO:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/3)
WBO(暫定):ジョセフ パーカー(ニュージーランド/0)
OPBF(東洋太平洋):ジャスティン フニ(豪/1)
WBOアジア太平洋:ウラジスラフ シレンコ(ウクライナ/0)
日本:但馬 ブランドン ミツロ(KWorld3/1)

 

スーパーフェザー級戦(12回戦):
IBF王者アンソニー カカーチェ(英)判定3対0(118-110、117-111x2)挑戦者ジョシュ ワーリントン(英)

*IBFタイトル保持者が、元フェザー級王者ワーリントンを寄せ付けずに大差判定勝利。今回の一戦に、カカーチェの保持するIBF王座は争われませんでしたが、勝者がその存在を大きく知らしめた事は間違いないでしょう。

今回はマイナー団体IBOタイトルのみが争われました。2024年9月23日現在のスーパーフェザー級のメジャー団体の世界王者と、日本関連のチャンピオンたちを確認しておきましょう。

WBA:レイモント ローチ(米/防衛回数1)
WBA(暫定):アルベルト バティルガジエフ(露/0)
WBC:ロブソン コンセイサン(ブラジル/0)
IBF:アンソニー カカーチェ(英/0)
WBO:エマヌエル ナバレッテ(メキシコ/2)
WBO(暫定):オスカル バルデス(メキシコ/0)
OPBF(東洋太平洋):波田 大和(帝拳/0)
WBOアジア太平洋:渡邊 海(ライオンズ/0)
日本:奈良井 翼(RK蒲田/1)

 

WBOライトヘビー級戦(暫定王座決定戦):
ジョシュア ブアッツィ(英)判定2対1(117-108、115-110、112-115)ウィリー ハッチンソン(英)

*英国期待のブアッツィが同胞ハッチンソンから2度のダウンを奪い快勝。ハッチンソンは減点1も科されていましたが、出された判定は驚くことに2対1。何はともあれブアッツィが、暫定ながらも初の世界王座を獲得しています。

統一王者が誕生すると、必ずと言っていいほど2人の王者体制を敷くWBA、WBC、そしてWBO。その動きがライトヘビー級にまで及んできました。下記は2024年9月23日現在の、同級の王者たちとなります。

WBA:ドミトリー ビボル(キルギスタン・露/防衛回数14)
WBA(レギュラー):デビット モレル(キューバ/0)
WBC:アルツロ ベテルビエフ(露・カナダ/5)
WBC(暫定):デビット べナビデス(米/0)
IBF:アルツロ ベテルビエフ(露・カナダ/8)
WBO:アルツロ ベテルビエフ(露・カナダ/2)

WBO(暫定):ジョシュア ブアッツィ(英/0)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:ジェローム パンペロン(ニュージーランド/英)


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