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今年もやってるやってる~

意見番(2024年/日本国内編)

2025年01月15日 05時13分56秒 | ボクシングネタ、その他雑談

昨年2024年にその活躍が顕著だった選手を、独断と偏見で5名選出しました。まずは日本国内を主戦場としているの5選手を、軽いクラスから順に紹介していきます。

WBAフライ級王者ユーリ 阿久井 政悟(倉敷守安)/ 2024年の年間成績 世界戦3勝(ゼロKO)。

*ちょうど一年前に強豪/曲者アルテム ダラキアン(ウクライナ)に明白な判定勝利を収め王座奪取に成功。その後、2度の防衛に成功しています。岡山県所在のジム初の世界王者となった阿久井。単独での世界戦や、地元岡山での凱旋試合実現に期待が持たれます。

3月にもWBC王者寺地 拳四郎(BMB)との王座統一戦が実現する可能性が高いようです。阿久井からすれば不利が予想される一戦となりますが、強豪相手に一矢報いたいところです。

(寺地 拳四郎との王座統一戦が噂される阿久井)/ Photo: 山陽新聞

 

WBCバンタム級王者中谷 潤人(MT)/ 世界戦3勝(全KO)。

*昨年2月に3階級制覇を達成した次代の怪物。海外での評価も非常に高い選手です。来月に3度目の防衛戦を予定していますが、もう純粋な防衛戦では満足できないでしょう。今年は是非王座統一戦、もしくや4階級制覇を目指して貰いたいですね。

(世界3階級制覇を達成したにも関わらず、成長が止まらない中谷)/ Photo: スポニチ

 

OPBF(東洋太平洋)スーパーバンタム級王者中嶋 一輝(大橋)/ OPBF戦3勝(2KO)。

*2月に中川 麦茶(一力)との王座決定戦を制し自身3つ目の王座を獲得。その後、和氣 慎吾(Flare山上)、辰吉 寿以輝(大阪帝拳)と国内のライバルを連続KO。その強打がどこまで上のレベルで通じるかが今年の焦点になるでしょう。

(その強打に一層磨きがかかってきた中嶋)/ Photo: 中日新聞

 

日本ウェルター級王者セムジュ デビット(ウガンダ/中日)/ 日本タイトル戦2勝(1KO)。無冠戦1勝1敗。

*久しぶりの輸入国内王者となったセムジュ。現状維持が一杯だとは思いますが、日本人選手の壁となり防衛回数を伸ばしていって貰いたいですね。

(久々の輸入国内王者セムジュ)/ Photo: 毎日新聞

 

本スーパーウェルター級王者出田 祐一(三迫)/ 日本王座戦2勝(1KO)。

*かつては引き分けを挟んで12連敗を喫するなど、苦しい時代が長く続いた出田ですが、現在は保持する王座の3度の防衛に成功。10連続防衛を目標に掲げる40歳となった大ベテラン。今年は何度の防衛回数を伸ばすことが出来るのでしょうか。

(出田、今年も勝ち続けてくれ!)/ Photo: スポニチ

昨年選出した選手は、前日本ミニマム級王者高田 勇仁(ライオンズ)、前IBFミニマム級王者重岡 銀次郎(ワタナベ)、前WBCミニマム級王者重岡 優大(ワタナベ)、現在WBAバンタム級王者に君臨している堤 聖也(角海老宝石)、そして日本ヘビー級王者但馬 ブランドン ミツロ(KWorld3)の5選手でした。

来年はどのような顔ぶれになるのか、全く想像が出来ません。


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