DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

意見番(08‐21‐16)

2016年08月21日 00時07分58秒 | ボクシングネタ、その他雑談
2016年8月21日ごろの意見番です。



*長谷川が表紙なら許してしまう心理とは、一体どういうものなのでしょうかね(苦笑)。
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今週末の試合予定

2016年08月20日 00時18分32秒 | 世界ボクシング
2016年8月第3週末の試合予定です。

20日 土曜日
兵庫県三田市駒ケ谷体育館
WBOミニマム級王座決定戦:
加納 陸(大成)対 高山 勝成(仲里)



21日 日曜日
沖縄県立武道館
OPBF(東洋太平洋)スーパーフライ級戦:
王者 レネ ダッケル(比)対 挑戦者翁長 吾央(大橋)

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IBF(08‐19‐16)

2016年08月19日 01時36分41秒 | ボクシングネタ、その他雑談
2016年8月19日現在のIBFが認定する世界王者たちは下記のようになります。

ミニマム級:
ホセ アルグメド(メキシコ/防衛回数1)

ライトフライ級:
八重樫 東(大橋/1)

フライ級:
ジョンリエル カシメロ(比/0)

*来月10日に英国で、「ゲナディー ゴロフキン対ケル ブルック」戦の前座でチャーリー エドワーズ(英)の挑戦を受けます。

スーパーフライ級:
マクジョー アローヨ(プエルトリコ/0)

*来月3日に比国でジェルウィン アンカハス(比)を相手に13ヶ月ぶりの試合を行います。

バンタム級:
リー ハスキンス(英/1)

*フライ級と同様、「ゴロフキン対ブルック」戦と同一の興行に登場。同国人で指名挑戦者、元同王座の保持者であるスチュワート ホールと対戦。

スーパーバンタム級:
ジョナサン グスマン(ドミニカ/0)

フェザー級:
リー セルビー(英/2)

スーパーフェザー級:
ホセ ぺドラサ(プエルトリコ/2)

ライト級:
空位

*来月9日、リチャード コミー(ガーナ)とロバート イースター(米)の間で王座決定戦が行われる予定です。

スーパーライト級:
エドゥアルド トロヤノフスキー(露/1)

*ライト級の王座決定戦は米国で行われますが、このスーパーライト級は同じ日にロシアで行われます。トロヤノフスキーに挑戦するのは三迫ジム所属の小原 桂太。

ウェルター級:
ケル ブルック(英/3)

*ご存知の通り来月10日、2階級上のゴロフキンに挑戦。その試合での勝敗に関わらず、ウェルター級王座の保持は確約されています。

スーパーウェルター級:
ジャモール チャーロ(米/2)

*10月1日、指名挑戦者のジュリアン ウィリアムス(米)を迎え3度目の防衛戦を行います。

ミドル級:
ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン/1)

*来月10日にブルックと対戦。現在ゴロフキンは同王座とWBA、WBC王座も保持。しかしこの試合には16度守ってきたWBA王座は争われません。

スーパーミドル級:
ジェームス デゲール(英/2)

ライトヘビー級:
セルゲイ コバレフ(露/4)

*11月19日にアンドレ ワード(米)の挑戦を受けます。今年一番の目玉ファイトと言って過言ではないでしょう。

クルーザー級:
デニス レベデフ(露/0)

*WBA王座も保持。

ヘビー級:
アンソニー ジョシュア(英/1)


*暫定王座ナシ!英国勢の勢いが感じられる団体ですね。
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この階級、この選手(ミゲル アンヘル ゴンザレス/東京 三太:ライト級①)

2016年08月18日 01時20分00秒 | ボクシングネタ、その他雑談
1990年代初頭からの約四半世紀、それぞれの階級で印象に残った選手を挙げていっております。記載上のルールは各選手、登場するのは1階級のみ。また、選んだ選手がその階級の実力№1とは限りません。

今回から新しい階級ライト級の話になります。個人的な印象としてライト級を含めたそれ以上の階級となると、日本人選手には遠い存在である重たい階級というものがあります。

名前はライト(軽い)ながらも重たい階級の先陣を切るのが元WBC王者のミゲル アンヘル ゴンザレス(メキシコ)。日本では世界王座獲得前の1990年末から翌91年の夏にかけて5度無冠戦を行っています。来日戦績は5戦全勝全KO勝利。4試合を東京で、残り一試合を福岡で行っています。協栄ジムの招聘選手として来日し、リングネームは「東京 三太」。名前のセンスには賛否両論でしょうが、自分がボクシングに興味を持ち始めたちょうど同じ時期に雑誌(ボクシングマガジン)に頻繁に載っていた名前だけに、非常に懐かしさを感じさせる名前です。ここでは親しみをこめて「三太」で掲載させていただきます。


(ミゲル アンヘル「東京 三太」ゴンザレス)

日本でもファンが多かったために、ボクシングマガジンでも贔屓目に記載されていた三太。初の王座となるWBCインターナショナル王座を獲得した時も、カラーページとまでは行きませんでしたが、その試合に関する記事が白黒ながらも1ページを占めていました。しかし三太のキャリアを振り返ってみるとどうでしょうか。特に日本での期待が大きかったからでしょうか、世界王座を獲得する前の期待に応えられなかった、というのが正直な印象です。もし、三太が「三太」として日本のリングに立つことがなく、「ゴンザレス」のみでそのキャリアを終えていたら、特に印象の残らない世界王者の一人として終わっていたでしょう。

三太の通算戦績は51勝(40KO)5敗(2KO負け)1引き分け。KO率は70%。5つの敗戦と1つのドローはすべてライト級卒業後に喫しています。1989年1月にプロデビューを果たした三太。メキシコ国内のリングで順当に勝ち星を伸ばして行きます。デビュー14戦目に初の国外試合(米国・ニューメキシコ州)を経験した後に来日。上記の通りに5つの白星を僅か8ヶ月の間に積み重ねました。


(三太が行った日本で行った試合の1つ)

1992年が飛躍の年となった三太。3月にインターナショナル王座を獲得し、8月に当時空位だったWBC王座の決定戦へと駒を進めます。空位だったこの王座は、当時、いやボクシング至上屈指のテクニシャンといわれたパーネル ウィテカー(米)が保持していた3団体統一ライト級王座を返上したために空席になった世界王座の1つ。その席をコロンビアの強打者ウィルフレド ロチャと三太が争う運びとなりました。

注目度の高かった三太。それに加えてウィテカーと比べると明らかに実力が劣るロチャとの対戦は、試合前から三太の圧勝が予想されていました。しかしその予想と期待を裏切るようかのように三太にとって非常に厳しい初の世界戦となってしまいました。最終的には9回で試合を終わらせた三太ですが、2回にはダウンを喫しその精悍な顔からは鼻血を流す始末。晴れてウィテカーの後釜の地位に就いた三太ですが、その評価はがた落ちした、といって過言ではなかったでしょうね。

ロチャ戦で厳しい勝利を収めた三太には、さらなる過酷な試合が続きます。その年の師走に行われた指名挑戦者ダリル タイソン(米)との初防衛戦ではワンサイドの判定勝利。しかしその面白みに欠ける試合展開に対し非難が殺到。翌年3月に行われた元WBCバンタム級王者ビクトル ラバナレス(メキシコ)の実兄ブルーノとの無冠戦でも大苦戦の判定勝利。続くエクトール ロペス(メキシコ)、デビット サンプル(米)戦でも判定防衛と消化不良のままファンの期待に応える事が出来ずじまい。しかしサンプル戦では、サウスポー対策の「サンプル(お手本)」のようなボクシングも見せ、日本のある雑誌を賑わせました(ある日本王者のコメントからのようです)。

三太がその才能を開花させたのは、1993年11月に行われた4度目の防衛戦、対ロチャとの再戦からではないでしょうか。その一戦では約1年数ヶ月前に行われた初戦とは違い、自信満々のパフォーマンスを見せた三太。これが王者の自身、風格というんでしょうね。フィニッシュまでに第一戦より6分ほど長く時間を費やしましたが、内容の方は三太の一方的なもの。しかし三太の勢いは、ライバルを返り討ちにしたのみでは止まりませんでした。

翌1994年3月にはそのキャリアで唯一の欧州遠征を行い、フランスのリングに登場した三太。後にWBCとWBA王座を獲得する事になったジャン バプティスト メンディ(仏)を相手にワンサイドの5回TKO勝利を収めます。その5ヵ月後には当時無敗で、これまた後に世界のベルトを腰に巻くリーベンダー ジョンソン(米)に圧勝。白星と防衛回数を伸ばしていきます。ジョンソンは三太に挑戦する前に、当時世界王者最有力候補だったシャンバ ミッチェル(米)を破っており、その勢いから「三太危うし」の声も聞かれていました。しかしそんな不安も一蹴するほど当時の三太は乗りまくっていました。

ちなみにミッチェルはスーパーライト級に転級して2度、世界王座を獲得。ジョンソンは三太の協栄ジムを通しての元同僚オルズベック ナザロフ(キルギス)の持つWBA王座に挑戦しますが、ここでもTKO負け。しかしメンディはそのナザロフからWBA王座を奪っています。

順調に白星を重ね、評価もグングン上がっていった三太ですが、節目となる10度目の防衛戦で思わぬ落とし穴が待ち受けていました。マイク タイソン(米)のリング復帰戦に組み込まれたその試合で三太が迎えた挑戦者は無名のラマー マーフィー(米)。両者のそれまでの実績を比較してみると、三太の圧勝はもちろんの事苦戦すら許されない一戦でした。しかし現実は三太の大苦戦。2対0の判定で勝利を収めたものの、だれもがその判定には首を傾げていました。

マーフィー戦を最後にライト級を卒業しスーパーライト級に転向した三太。既に述べましたが、彼のキャリアには5つの敗戦と1つの引き分けがあります。そのすべての試合はライト級卒業後に起こっています。


(コンスタンチン チューの強打の前に完敗)

結局はライト級以外で世界王座に復帰できなかった三太。スーパーライト級では3度WBC王座に挑戦し2敗(1KO負け)1引き分け。ウェルター級では2度世界王座に挑みますが、そこでも2敗(1KO負け)を喫してしまいました。まあ、上の階級で対戦した相手が同胞の先輩フリオ セサール チャべス、三太との対戦時にその全盛期を迎えていたオスカー デラホーヤ(米)とコンスタンチン チュー(豪)。そして三太より体格が大きく、スピードでも上回っていたコーリー スピンクス(米)とルイス コラーゾ(米)だったから仕方がないと言えば仕方ないでしょうね。


(先輩チャベスとは痛み分け)

三太が獲得した王座(獲得した順):
WBCインターナショナル・ライト級:1992年3月16日獲得(防衛回数0)
WBCライト級:1992年8月24日(10)
WBC中米カリブ・スーパーウェルター級:2006年9月2日(1)

ライト級を卒業してから10年間、2006年10月まで戦い続けた三太。最終的にスーパーウェルター級まで体重が増大しましたが、最後はWBCの地域王座を獲得し、初防衛に成功後引退。地味ながらもしっかりと有終の美を飾るあたりが流石といったところではないでしょうか。


(自身最後のベルト、中米カリブのベルトを掲げる三太。引退試合の時の写真でしょうかね?)

ライト級での実績を考えると、もっと評価されていい選手だったかもしれません。しかしその階級後の低迷度が大きすぎたため、影の薄い元世界王者の地位に甘んじてしまっているのでしょうね。

1970年生まれの三太。最近噂に上ったロイ ジョーンズ(米)より1歳若いことになります。引退後、どのような生活を送っているのでしょうかね。現役時代はリング外での素行の悪さは聞かれなかったので、多分のんびりに現役後の生活を送っていると思われます。
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ロイ ジョーンズ、2連勝(ヘビー級)

2016年08月17日 01時08分05秒 | 世界ボクシング
先週末13日・土曜日、米国・フロリダ州で行われた試合結果です。
ヘビー級10回戦:
ロイ ジョーンズ 判定3対0(100-90x3)ロドニー モーラー(共に米)

*今回の試合の契約ウェートがどれほどだったかは分かりません。しかし前日軽量の結果はロイがクルーザー級リミットより1ポンド軽い199ポンド。対するモーラーはクルーザー級強の207ポンドでした。

昨年師走にロシアのリングでエンゾ マッカリネーリ(英)に痛烈なKO負けを喫したロイ。しかし3月に再起戦を行い、素人相手に2回TKO勝利を収めています。「素人相手」というのは大げさな言い方ではなく、その時対戦したバイロン フィリップス(米)はプロ経験なしで、アマチュア歴があったような、なかったような方でした。

今回対戦したモーラーは、そのフィリップス氏よりはよほど現在のロイには妥当な対戦相手。1996年にプロデビューを果たし、その後比較的順当に戦績を増やしていきました。2002年にはWBAの北米下部組織であるNABAのライトヘビー級王座を獲得しています。その時点までの戦績は16勝2敗1引き分けと中々のものでした。その後NABA王座を失い、WBCの同地域王座であるNABF王座に挑戦するも失敗。2005年5月に敗戦を喫した後、2012年11月まで引退状態にありました。再起後は今回のロイとの対戦を含め、6度リングに登場し全敗。通産戦績は17勝(7KO)12敗(1KO負け)2引き分け。元スーパーマンはそんな相手に完封勝利を収めましたが、今後一体何を目的に戦っていくのでしょうか?


(かなり膨らんだ元スーパーマン)

戦績を64勝(46KO)9敗(6KO負け)にしたロイ。来年1月には48歳になります。

ロイのキャリアを5年ごとに遡ってみましょう。

5年前の2011年にロシアのリングに初登場。現WBA(スーパー)/IBFクルーザー級王者デニス レベデフ(露)に接戦の末に最終10回、2秒を残したところでKO負け。

10年前の2006年、WBOの北米下部団体のNABO王座を獲得。この辺りではまだまだ世界復帰の望みがありました。

15年前の2001年、ライトヘビー級の主要3団体(当時WBOはまだまだマイナー団体とメジャー団体の中間を彷徨っていました)に加え、複数のマイナー王座を保持。無敵の絶頂期だったといっていいでしょうね。



20年前の1996年、スーパーミドル級からライトヘビー級への転級期に当たります。この時点では対抗できる選手はほぼゼロ状態。

25年前の1991年、世界王座を獲得する2年前ですが、プロでの戦績を15戦全勝全KOにしています。

そして28年前の1988年に、ソウル五輪で銀メダルを獲得しています。

ロイ ジョーンズの全盛期時代は本当に敵なし状態でしたね。単純な比較は出来ませんが、ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)、セルゲイ コバレフ(露)、アンドレ ワード(米)と「もし」同じ体重で対戦していたら、ロイに一方的に敗れていたでしょうね。まあ、3選手ともそれなりには善戦はするでしょうが、これは決して誇張ではなく、それほどロイは強かったです。
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コット対ガンボア?(色々:08‐16‐16)

2016年08月16日 02時41分00秒 | 世界ボクシング
最近(2016年8月16日ごろ)のニュースです。

1)スーパーライト級からミドル級までの4階級を制覇したミゲル コット(プエルトリコ)とフェザー級からライト級の3階級を制覇しているユリオキス ガンボア(キューバ)の対戦話が浮上しているようです。もし両者が対戦する場合、契約ウェートは150ポンド。ウェルター級とスーパーウェルター級の中間になるそうです。ちなみにガンボアが獲得したスーパーフェザー級とライト級の王座はWBAの暫定王座になります。

2)一戦ごとに評価を上げているIBFスーパーウェルター級王者ジャモール チャーロ(米)が10月1日、指名挑戦者のジュリアン ウィリアムス(米)を迎え3度目の防衛戦を行います。

3)WBAスーパーウェルター級レギュラー王者ジャック クルカイ(独)と無敗の元WBO同級王者デメトリアス アンドラーデ(米)が10月か11月にドイツで対戦するようです。

4)WBAバンタム級のスーパー王者ラウシー ウォーレン(米)と同レギュラー王者ジェームス マクドネル(英)の両陣営が対戦に合意したようです。

5)WBAミドル級レギュラー王者ダニエル ジェイコブス(米)とセルジオ モーラ(米)の再戦が9月9日に決行されます。その翌日にはWBAスーパー王者のゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)が、保持するWBA王座以外のベルトの防衛戦をケル ブルック(英)を相手に行います。

6)元WBAスーパーライト級、ウェルター級王者のマルコス マイダナ(亜)が正式に引退を表明しています。
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拳 四朗、8戦目で3冠達成(OPBF、日本ライトフライ級)

2016年08月15日 12時36分27秒 | 世界ボクシング
今月7日、エディオンアリーナ大阪で行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)、日本ライトフライ級戦:
日本王者拳 四朗(BMB)判定3対0(119-108、119-109、117-111)大内 淳雅(姫路木下)

*2年前のデビュー戦以来の大阪登場となった拳 四朗。4倍のプロキャリアを持つ大内の気迫に飲み込まれることなく判定勝利。5戦目のWBCユース王座、6戦目での日本王座に続いてOPBF王座も吸収することに成功しています。

実父であり、会長でもある寺地 永氏は1990年代に日本ミドル級、OPBFライトヘビー級王座を獲得。日本国内で親子でこの2つの王座を獲得したケースは初だそうです。寺地会長はプロ5戦目に日本王座に初挑戦していますが獲得ならず。13戦目に、実に4度目の挑戦で国内ミドル級の頂点に立っています。OPBF王座は20戦目、初挑戦ですんなりと獲得することに成功しましたが、日本国内での選手不足、重量級への関心の薄さなどが重なり2000年9月の防衛戦成功後に王者のままで引退しています。


(拳 四朗と寺地会長)

拳 四朗が現在主戦場としているライトフライ級には世界はもちろん、日本国内にも世界レベルの選手が多数存在します。それらの選手との対戦が今から楽しみですね。


(なんという悲しい目なんでしょうか!)

現在のライトフライ級の世界王者達を上げてみると、

WBA(唯一):田口 良一(ワタナベ/防衛回数3)
WBC:ガニガン ロペス(メキシコ/1)
IBF:八重樫 東(大橋/1)
WBO:空位

田口は今月31日に指名挑戦者の宮崎 亮(井岡)と防衛戦。ロペスは今年3月に京都のリングで木村 悠(帝拳/引退)から王座を奪取。空位(正式にはまだドニー ニエテスが王者)のWBO王座決定戦には、現在2位にランキングされている前WBOミニマム級王者田中 恒成(畑中(畑中)の出場が有力視されています。拳 四朗の世界初挑戦も、遅からず訪れるでしょうね。
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ワード、コバレフ戦へスタンバイ(ライトヘビー級)

2016年08月14日 00時04分28秒 | 世界ボクシング
今月6日、米国・カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBOインターナショナル・ライトヘビー級王座決定戦:
アンドレ ワード(米)判定3対0(120-108x3)アレクサンデル ブランド(コロンビア)

*予想通りというか一方的な試合展開で無難に勝利を収めたワード。時折右のクリーンショットでブランドを追い詰めて行きますが、決定的なダメージを与えることは出来ず。11月19日に予定される3団体(IBF/WBA/WBO)統一王者セルゲイ コバレフ(露)戦へ向け、無難な勝利を収めた、と言ったところではないでしょうか。

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今週末の試合予定

2016年08月13日 00時03分09秒 | 世界ボクシング
2016年8月第2週末の試合予定です。

13日 土曜日
米国・フロリダ州
クルーザー級10回戦:
ロイ ジョーンズ 対 ロドニー モーラー(共に米)

*現在ブラジルで夏季五輪が開催されているために大きなプロボクシングの興行が予定されていない今週末。五輪と言えばロイが出場し、銀メダルを獲得したソウル五輪は1988年開催と、30年近く前のものとなります。


(不可解な判定で不運な銀メダリストに終わったロイ)
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ワンヘン、指名挑戦者を退ける(WBCミニマム級)

2016年08月12日 00時39分29秒 | 世界ボクシング
今月2日、タイで行われた試合結果です。
WBCミニマム級戦:
王者ワンヘン メナヨーシン(タイ)判定3対0(116-112、116-113、115-113)挑戦者サウル フアレス(メキシコ)

*WBCの最軽量級の秘蔵っ子と言うべきでしょうか。このワンヘン、デビュー3戦目に同団体のユース王座を獲得後、その王座の8連続防衛に成功。その後インターナショナルの暫定王座、インターナショナルのシルバー版、そして純粋なインターナショナル王座を徐々にベルトの質の向上に成功。一昨年の11月には晴れて現行の世界王座を獲得。

世界王者に昇格後もその王座の防衛戦と無冠戦を定期的にこなしているワンヘン。今回が指名挑戦者を迎えての5度目の防衛戦となりました。判定はタイで行われた世界戦としては比較的競ったもの。まあ王者サイドから見れば無難な防衛戦だったのではないでしょうか。この試合では日本の福治 勇治氏がレフェリーを務めましたが、同士がワンヘンの世界戦を裁くのは今回が3度目となっています。

現在のミニマム級の世界王者を見てみると、
WBA:ノックアウト CP フレッシュマート(タイ/防衛回数4)
WBC:ワンヘン(タイ/5)
IBF:ホセ アルグメド(メキシコ/1)
WBO:空位

空位のWBO王座は加納 陸(大成)と高山 勝成(仲里)により8日後の20日に争われます。

まあいつもの事ですがこの最軽量級はアジア・中南米にその少ない選手層が固まっている、存在価値の薄い階級に感じられてしまいます。一つ上のライトフライ級に吸収されることって、ないでしょうね、残念ながら。
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