浅草のほおずき市は、入谷の朝顔市に続く、夏を告げる浅草界隈の風物詩の一つだが、今年はサミットにより朝顔市は18・19・20日に延期になり、それに先立ってほおずき市が開かれている。
この日にお参りすれば、四万六千日分のご利益があるといわれるが、この数年、毎年お参りしている僕は、ご利益が溢れそうになっている。
酸漿(ほおずき)は、鬼灯とも書き、中国語で小さな赤い提灯を意味するとか。英名ではChinese lantern plantと言うらしい。
鉢植えのほおずきと風鈴は切っても切れない縁。初夏の風に揺れる風鈴の音色が、浅草に夏を告げている。