勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

天は・・・

2010-12-10 00:53:50 | Weblog
 天は二物を与えずというが、二物も三物も与えられた人物がいる。札幌ドームで入団会見をした、あの斎藤佑樹君の爽やかな笑顔とウィットに富んだ受け答えは、彼の人間性や頭の良さを感じさせ、梨田監督をして『癒される』とまで言わしめた。


 端正な顔立ちと、控え目で、他人(ひと)を傷つけない気配りの行き届いた言葉の数々。それは、どこかの御曹司の、何故か慇懃でありながら、無礼な態度が見え隠れする謝罪会見とは大違い。プロ野球ファン、否、日本ハムFIGHTERS ファンならずとも、この青年に好感を持たない人がいるだろうか。


 元々GIANTSファンだった僕だが、ある事件がきっかけで日本のプロ野球を見なくなって久しい。しかし、優等生の斎藤佑希君とは対照的で、ちょっとやんちゃなところが魅力の中田翔君のファンでもある僕、来年は日本ハムFIGHTERS ファンになるかどうかはわからないが、二人の相反するキャラクターに、このチームから目が離せなくなりそうである。


 ハニカミ王子といわれたゴルフの石川遼君と共に、ハンカチ王子と呼ばれた佑ちゃん。どちらも爽やかで、聡明な青年である。僕も祐二という名から、祐ちゃんと呼ばれたこともあるが、何かを持っている佑ちゃんとは雲泥の差。天は一物≪いちもつではありません、いちぶつです???≫も与えてくれず、二人の王子とは月とすっぽんの、癒しどころかイヤラシオジイである。嫌なニュースの多い中、明るいニュースをもたらしてくれた彼の才能が、プロの世界で花開くことを願って、陰ながら応援させてもらおう。