勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

鬼は内

2015-02-03 21:49:28 | Weblog
 「おそれ入り谷の鬼子母神」で知られる入谷鬼子母神は、朝顔市でも有名である。その入谷の鬼子母神の節分祭は「鬼は外」と言わないらしい。その理由は下の画像で説明されているが、表題の入谷鬼子母神の文字にお気づきだろうか?


 小児の神として祀られている鬼子母神には鬼の字に角がなく、したがって節分の豆まきの時も、鬼は外とは言わず、一説には「福は内、悪魔外」と言うとある。さすがに「鬼は内」とは言わないらしい。


 そこで、境内にいた関係者にどんな掛け声で豆を撒くのか聞いてみると、「福は内」だけの発声だという。しかし、実際に豆を撒く時は何も言わずに豆を撒いていた。と言うより、袋入りの豆を配っていた、と言ったほうがいいかもしれない。


 因みに「おそれ入谷の鬼子母神、びっくり下谷の広徳寺」と続くフレーズは、江戸後期の人、大田蜀山人がいったとか。