昨日に続き今日の東京は晴天に恵まれ、昨夜の満月に勝るとも劣らない十六夜(いざよい)の月が、残暑を惜しむ夜空に輝いていた。

隅田川の護岸からの十六夜の月《午後11:30頃》
先人の素晴らしい感性は、雪や花と共に月は特別なものとして、風流な名を付けた。
『夕月 宵待月 宵月 有明月 暁月』と、同じ月でも時間帯によって呼び名が変り、他にも月を表わす名称は数限りなくある。
また月の満ち欠けにも、それぞれに優雅な名前が付いている。
旧暦
8月13日 十三夜 《言わずと知れた13日の月》
8月14日 待宵 《明日の名月を待つ宵の意》
8月15日 十五夜 《望月とも言う》
8月16日 十六夜 《いざよい》
8月17日 立待月 《たちまちづき》
8月18日 居待月 《いまちづき》
8月19日 寝待月 《ねまちづき》
このように十五夜をはさんでの風流な呼び名をはじめ、旧暦の30日間全てに呼び名があるそうだ。
満開の桜よりも、散りはじめた花びらが風に舞う頃が好きな僕にとって、月も満月の美しさは言うに及ばず、少しづつ形を変えて輝く十六夜以降の月が好きだ。
これから数日、日々変っていく月の姿が楽しめます。
2005.09.19

隅田川の護岸からの十六夜の月《午後11:30頃》
先人の素晴らしい感性は、雪や花と共に月は特別なものとして、風流な名を付けた。
『夕月 宵待月 宵月 有明月 暁月』と、同じ月でも時間帯によって呼び名が変り、他にも月を表わす名称は数限りなくある。
また月の満ち欠けにも、それぞれに優雅な名前が付いている。
旧暦
8月13日 十三夜 《言わずと知れた13日の月》
8月14日 待宵 《明日の名月を待つ宵の意》
8月15日 十五夜 《望月とも言う》
8月16日 十六夜 《いざよい》
8月17日 立待月 《たちまちづき》
8月18日 居待月 《いまちづき》
8月19日 寝待月 《ねまちづき》
このように十五夜をはさんでの風流な呼び名をはじめ、旧暦の30日間全てに呼び名があるそうだ。
満開の桜よりも、散りはじめた花びらが風に舞う頃が好きな僕にとって、月も満月の美しさは言うに及ばず、少しづつ形を変えて輝く十六夜以降の月が好きだ。
これから数日、日々変っていく月の姿が楽しめます。
2005.09.19
ちなみに、この日の月の出は午後7時頃で、まだ野外で立って待つことができる月、というような意味だそうです。
次第に月の出が遅くなるので「居待月」「寝待月」と呼び方が変ってくるわけです。
トリビアの泉でした。
毎日良いお天気に恵まれ綺麗なお月様が見れて、し、あ、わ、せ
です
なんとも風情があっていいですね。
思わず吠えたくなりました。
日本語っていいですね~。
最近そう思います。
歳をとった証拠でしょうか。
★coroさん:歳のせいではなく、感性に一層磨きがかかったのですよ。
でも、いつから狼になったのですか?エッ!ずっと前から?
私も写真を撮ろうと思ったのですが、きれいに撮れませんでした。
師匠の写真で楽しませていただきました
もっと綺麗に話さなくてはいけないですね。反省反省・・・・
十六夜、立待月、居待月、寝待月‥と、不完全な月にも美を見出す文化はすてきですよね。今宵の東京は雨月。秋霖の季節の訪れでしょうか。
『美しい日本語のすすめ』の著者であられる河合隼雄文化庁長官も、よい読書をして美しい日本語を意識して話そうと提案されています。口にするだけで綺麗になれるような豊かな言の葉を、わたしも大切にしたいと思っております。
こうした同じ思いでブログを綴っている方々との出会いも大切にしたいものです。また伺います。季節柄ご自愛くださいますよう。 ご挨拶まで‥
僕、とうとう師匠ですか~。弟子を持つほどの技量なんかありませんが、僕の写真は数で勝負、一つの被写体をモードとアングルを変えて何枚も撮ります。その中から気に入ったものを選ぶのですが、一つのテーマに100枚くらいは撮ります。それでも気に入ったものは少ないです。
★陽子さん:きれいに話すのは難しいですね。僕もいつも反省しています。
日本人でありながら、日本語を知らない悲哀を感じています。それにプラス物忘れ、救いようがありません。
考えることは、脳の活性化につながると聞いて、手遅れとは思いながら心掛けています。
どうぞよろしく。