勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

芙蓉家族

2010-08-25 15:33:59 | Weblog


「芙蓉の顔(かんばせ)」という言葉がある。美人のたとえに用いられる花芙蓉。照りつける灼熱の太陽の下で輝く、純白の花芙蓉の美しさは、暑さも忘れさせてくれるほど。



◇芙蓉家族◇

花がお母さん
つぼみは子どもたち
わが家の庭の
芙蓉家族です

私は神様の扶養家族です

-星野富弘 さん-


 二人の子どもを放置して死なせた23歳の母親。生きていれば104歳になる母親の遺体の骨を砕き、リュックに詰めて隠していた64歳の長男。後を絶たない子どもの虐待や、高齢になった親の所在を知らない家族。最近のニュースを見聞きするにつけ、家族の絆の脆弱さに驚く。

 芙蓉は花の最盛期を過ぎ、冬になって枯れて実がはじけても尚その凛とした姿は美しく、茶花としても際立つ存在価値があると聞く。そんな枯れ芙蓉のわびさびの美は冬の季語でもあり、多くの俳人に詠まれているそうだ。


2007.11.14 撮影

何人(なんぴと)の 即身仏(そくしんぶつ)や 枯れ芙蓉

-石川 みのる さん-


即身仏=人間が現世の肉体のまま仏になること

 望むとも望まざるとも、いずれは年老いて枯れて行く肉体、芙蓉のように凛として美しくいられればいい。しかし老いて不要になった親を捨てる子ども、子どもが邪魔だからと食事も与えず放置する親、etc。あきれた人間のなんと多いことか。星野富弘さんはいう、この世に生まれた生命はすべて神様の扶養家族なのだと。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
今晩は (コスモス)
2010-08-25 19:25:00
白い芙蓉の花珍しいですね
我が家
不要家族にならぬよう、大事にしなくちゃ
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花芙蓉 (正子)
2010-08-26 06:38:23
ピンクの芙蓉はよく見かけます。白は少ないですね。楚々とした感じが好きです。枯れた様子は初めて見ました。
人間の社会何か少しづつ、悪いほうに変わって
いる様で不安です。
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本当にそうですね (陽子)
2010-08-26 07:34:13
神様の、地球の、全宇宙の扶養家族。
せめてあの若い母親が、心の底では子供の心配をしていたのだ、と思いたい。あの子たちは死ぬときに何を見たのだろう、といつも思います。
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おはようございます (ippu)
2010-08-26 08:36:52
≪「芙蓉の顔」≫
清楚でいいですね。
暑い暑いと喘いでいても、ホッとしますね。
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おはようございます (楽母)
2010-08-26 09:44:13
飲兵衛?の私は、酔芙蓉を育てていた時期もあります。
やっぱり素面のほうが綺麗ね♪
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★不要家族 (勿忘草)
2010-08-26 23:52:49
◆必要家族(コスモスさん)

コスモス家は
控え目でしっかり者のコスモスさんがいないと
成り立たないのでは。。。(ニッコリ♪)

◆芙蓉の顔(正子さん)

いつも凛として芙蓉のように美しい正子さん
いつまでも美しく、お元気な姿を見せてくださいね♪

世の中、家族関係も希薄になりましたね。

◆扶養家族(陽子さん)

可愛い猫ちゃんの養子3姉妹を育てる陽子さん
あの事件は心が痛みますね。

◆花の顔(ippuさん)

清楚で美しい顔は、それだけで涼しさを運んでくれます♪

◆酔芙蓉(楽母さん)

酔ってほんのり桜色の楽母さんは
酔芙蓉のようにお色気ムンムンなのでは。。。(ニッコリ♪)
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