ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

連休2日目(その2) 海峡花火大会

2006-08-16 12:26:22 | 平々凡々

 

  左は備前の御座船、右が唐津の帆船遊覧船

 

 墓参りから帰って、一風呂浴びてちょっと休憩。いつもはゴロンと横になっての昼寝だが、今晩は関門海峡の花火大会見物だ。のんびりとはしていられない。次女夫婦がボーナスが出たとか言って遊覧船からの花火見物をプレゼントしてくれたのだ。婿が乗船順番待ちの整理券をもらうために5時から待機、娘は仕事が終わって駆けつけることになっている。私たちの唯一の仕事が弁当準備ということで、駅前のデパートで夕食の弁当を見繕って6時半に港へ。

 

遊覧船は2隻泊まっていて、1艘は岡山の御座船だった。私たちの乗る船はその船では無くて唐津船籍の帆船仕掛けの遊覧船だった。定員は250名位だったが、私たちの乗船順番は婿が頑張ったおかげで49番からだった。いい席にありつけそうだ。まもなく6時半過ぎから乗船開始。1階船室の窓際のボックスシートを確保できた。6人シートだったが4人で占拠してしまった。飲み放題との謳い文句だったが、今年からは一人3枚のチケットで好きなドリンクを選ぶという方式に変わっていた。が、婿を含めて3人が飲まないので結果として私の飲み放題となった。

 

船上からの写真なので、写りが悪いけど。

 

夕闇が深まるころ、岸壁を離れて関門へ。皆さん早速ビールや弁当を広げていたが、福岡のバイオリン奏者のミニコンサートも開かれて船内は盛り上がった。20分ほど走ると関門へ。流れは速いが穏やかな波で酔うほどの揺れではない。娘も私も船は苦手だが、興奮していて酔う余裕は無かった。周りを見ると、同じような遊覧船が数艘漂っている。下関側からも出ているようだ。

 

すっかり暗くなった7時45分、ついに花火が始まった。あわてて、2階のデッキに駆け上がった。門司側、下関側から同時に花火が上がっている。月並みな表現だが、光と音の競演が始まった。関門橋もライトアップして光が鮮やかだ。花火は下関側3箇所、門司側2箇所の計5箇所で打ち上げられ、仕掛け花火もあって眼が離せない。ドン、ドン 鳴る音は海上を伝わって大きく響く。大きな輪が広がるごとに、どよめきの声が上がる。遠く、海の上や空高く広がる光の輪で、トランス状態で花火を見ていた。妻や娘たちは船の末尾(ともというのだったか?)の特等席に陣取って、堪能したらしい。ふと、写真を!と思ってデジカメを取り出したが、殆ど失敗した。当然マニュアル設定になるのだが、船が揺れているので、カメラがぶれるのだ。しかたないので適当に写して後は神頼み。

船上から撮影した小文字焼き。かすかに見える。

 

ちょうど、1時間で終了。13000発の花火も終わった。余韻に浸りながら船は小倉へ。小倉港近くで足立山を見ると「小」の火文字が燃えていた。京都の大文字焼きは送り火だが、小倉は小文字焼きと銘打って、迎え火としている。写真は写したが、あまりにも小さく、見えないかもしれない。9時半に下船。娘夫婦に送ってもらった。小文字焼きはもう消えていた。

 

次女は来年2月に出産の予定である。つわりがひどい期間は過ぎたらしいが、やはりきついことは確かである。頑張って働いているが、体に差しさわりが無いことを願っている。聞く所によれば今度はsmapの福岡公演にも長女と行くらしい。元気なのはいいことだが、無茶をしないでと思うばかりだ。

 

 そうそう、大事なことを忘れてた。遊覧客にくじ引きのプレゼントがあったのだが、婿が何と2等賞を引き当てた。福岡のホテルオークラのペア宿泊券だ。今回の遊覧費用を差し引いてもおつりがくるほどの賞だ。1等賞1名、2等賞2名だったが、すごい。正直者には福来る、を地で行った感じだ。幸せな夜だった。
コメント (19)
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