今週の前半、専門学校は後期中間試験だった。それが終わると学校は冬休み。クリスマス前の最後の難関と言ったところ。私の担当試験は朝の1時限目。それが終わると正月をのんびり・・・私も一緒に冬休みだ。
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その日、水曜日。試験開始の30分前には学校に着いた。余裕で試験立ち会いに向かう予定だったのだが、起きた時から調子が悪かったお腹が、またしても痛くなった。トイレに駆け込んだのだが・・・以前に経験したことが再発。便意はあるのに出ない! 試験直前までトイレで唸っていたのだが、それでも出ない! 焦りまくった。が、それでも出ない! とうとう試験が始まる時間になって、私も覚悟を決めた。これだけ頑張っても出ないんだから、試験の間、我慢できるだろう!
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我が家のサザンカ。今が盛りです。
試験問題を配り、退出可能時間を早めの30分間に設定、生徒達が答えを書き終えて退出する時間を少しでも早くするように配慮した。生徒達も苦しい時間だろうが、私にとっても「地獄の苦しみ」になる。
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試験が始まって、10分、20分。便意は若干あるが、我慢できないほどじゃない。掲示板などを眺めながら気分を紛らわす。30分たって、退出可能時刻になったが、誰も席を立とうとはしない。あれほど教え込んで簡単な問題ばかりの筈なのに・・・。がっかりすると共に便意が強まったが、ここで負けるわけにはいかない。下腹に力を入れて頑張る! 40分、ついに退席者が現れた。日頃からおとなしい子だったが、実に頼もしく映った。それからぼつぼつ退席が出てきたのだが、私の便意も高まるばかり。何とか気力で補って、60分が過ぎた。その時点で残りは約3割の12人。試験時間はあと10分。最後の我慢のしどころだ。お腹はごろごろ音を立てるし、便意は最高潮。冷や汗を垂らしての10分間だった。
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やっとの思いで終了時刻になったのだが、その時はなぜか便意も遠のいて、余裕で試験用紙を回収できた。「良かった!」<o:p></o:p>
解答用紙を鞄に詰め込んで、そのままトイレに。あれほど頑固だったのに、今度は苦労することなく問題解決。「すっきりして、これぞ快便!」 お尻も我慢した甲斐があったようだ。
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それにしても、こんな時にこんな問題が起こるとは。これからは下剤を準備しておかなければならないのだろうか。大腸がん検診の結果は陰性だったので、神経的なものだとは思うのだが。
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