ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

蝉しぐれ

2013-03-02 22:16:12 | 平々凡々

 

   最近名作の再放送が多い。海外推理ドラマや時代劇などだ。特に名作中の名作と思う「蝉しぐれ」はもう何回目の再放送だろう。何度見ても情感が画面から溢れ出るようで、やるせなく切ない思いに満たされる。内野聖陽の凛々しい若侍も好ましいし、水野真紀の匂い立つような清楚な香りも良い。なんと言っても彼らが自分の力で精一杯生きるという気概が汲み取れるのが嬉しい。  エンドロールで流れる主題歌も哀切がこもっていて、それこそ一途な女性の魂の叫びと思われ、切なく感じる。

 

   先日、ふとこの主題歌を聴きたいと痛切に感じた。「もしも~、わたし・・・」というフレーズが頭の中に浮かび上がって消えないのだ。レンタル店にCDがあるだろうかと考えたのだが、「そうだ、ユーチューブだ!」と閃いた。

   早速PCを立ち上げ、「蝉しぐれ」を検索。そして見つけた、主題歌を。この主題歌、「遥かな愛」と云うタイトルなのだそうだが、何度聴いても飽きない。繰り返し再生した。ところが数日前、今度は居眠り磐音、「陽炎の辻」の再放送も始まった。第2部だったので私のアイドル、壇れいさんは出ていないのだが、それでも江戸情緒をふんだんに散りばめた上品なストーリーは嬉しい。この主題歌もやはり女性の秘めた思いを紡いでいるようで落ち着く。 当然のようにユーチューブを開き、私のコレクションに追加した。

   最近はドラマを観ることが多くなったが、やはり良いドラマは見ごたえがあり、終わった後の余韻が心地よい。現代物よりも時代劇の方が安心感があるような気がするが、現代物は最後にどんでん返しがあるのが当たり前?と言う感じなので落ち着いてストーリーに没頭できないのかもしれない。

------------------------------

 ところで、私のお腹の痣切除の件、先日行ったPETがん検査の結果が知らされた。やはりというか、当然というか、私が思っていた通り皮膚癌(脂腺癌)は転移していないことが判った上に、他の癌も陽性反応が無く、正常そのものだと判明した。これとりあえずは安心。あとは老化をいかに阻止するか、だ。適度な運動と腹8分目・・・分かってはいるのだが!

 

コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする