東北・北海道の皆様は大雪で苦労しているようだが、九州はもう春本番のように暖かな毎日。今日明日の気温が何と4月中旬の21度の予報。桜の蕾も一気に膨らみを増している。朝、奏君とたっ君を保育園に送り届けるのも、車はやめて歩いて登園にした。徒歩のときは競走するのが常だが、最近は二人とも駆けっこが早くなった。50mくらいの距離を2回ほど4人で競走するのだが、奏君が早くなって、私はもう勝てなくなってきた。負けず嫌いのたっ君までもが懸命に走るが、まだまだたっ君には負けない。たっ君はビリになると泣き出すのだが、これも楽しい朝の表情だ。
ふと気付くと通園路の街路樹はこぶしの白い花が咲き始めており、朝の清らかな光にこぶしの花が白く光っているのがすがすがしい。奏君はまもなくこの道ともお別れ、小学校に通うことになる。早いものだ。
さて、最近の円安、産業界は大喜びだが我が家にとっては痛し痒しだ。ガソリン代・灯油代がこの3ヶ月で異常なほど値上がりしている。特に北海道の人にとっては大痛手に違い無い。私はセルフスタンドで灯油18Lを1620円で入れているからリッター90円の勘定だ。ガソリンはリッター150円程度だ。 この時期は遠乗りもしないから、ガソリンは10Lずつ入れることにしている。満タンにすれば重くなるから燃費も悪くなるので、とせこい考えもある。当然、セルフ式の安いスタンドで入れている。
先日、灯油とガソリンを補充しようと思って、スタンドに行った。プリペイドカードの残額は3000円を切っていた。灯油とガソリンで3200円あればいいのだが、不足している。このためいつものように5千円をチャージした。そしてガソリンを10L入れ、灯油を1缶(18L)入れたのだった。
灯油代は領収証でその都度、妻から支給される。家に帰って物置きに灯油を仕舞い、領収証が胸ポケットに入っているはずと探すのだが、影もかけらも無い。落としたのかなと思ったのだが良く考えるとプリペイドカードまでも無い。灯油缶を車に載せるのに懸命で、プリペイドカードと領収証を取るのをすっかり忘れていたのだった。
慌てて、ガソリンスタンドに再度戻ったのだが、当然の如くカードはなく、大勢の客が灯油を入れていた。(このスタンドは灯油専用給油場が6箇所もあり、安くて人気があった) カード残金は5000円弱のはずだ。諦めざるを得ないが、悔しい。せめて私よりお金に不自由な人の手に入っていることを願うしかない。物忘れは妻の専売特許と思っていたが、どうも私にも伝染したようだ