直方の遠賀川河川敷で開催されたチューリップ祭り(JRウオーキングで)
早いもので今週末からゴールデンウイークが始まる。長いところでは9日間も休みだというが、我が社は途中1日だけ出社となっている。メーカーなので熱源などの設備稼働は非効率ではあるが、「家族と共に楽しい休日を」、と基本的に暦に忠実にが現トップ層の考えなのだ。<o:p></o:p>
私の今期の契約もやっとまとまった。週に何日出社するのか揉めていたのだが、結論は昨年度と同じ、週に2日間となった。契約を変更するには経営層全員の承認を得なければならないので、それが問題だった。会社の方針で太陽光発電業務の積極的推進を図るということで、私もメンバーの一人として支援するのだが、社員として雇うのではなく飽くまでも技術指導という形にしたいということなのだった。(私一人だけ大目に見ることはできないと)
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私としては学校も含めて週に5日間の仕事は身体的に大変だと思っていたので、安心したというのが正直なところ。9月までは平日に山に行けるし。
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昆虫採集と云えば、昨年見かけなかったツマキチョウを何とか捕りたいと小倉南区の里山に出かけた。昔はどこにでも居たのだが、開発されて生息地域が限られてきたと考えたのだ。小倉南区には合馬という日本一のタケノコの産地がある。またここを高速道が通っていて、その周辺は昔ながらの林や畑が残っている。そう思って先週、今年最初の蝶採集に出かけた。ちょうどレンゲ草や菜の花が満開で、気温も20度を超えた暖かい日だった。
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<o:p> 会社の花壇に牡丹が咲きました </o:p>
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目論見通り高速道脇の林や畑などが点在している場所に車を止め、ツマキチョウが居ないか、調べた。ツマキチョウは見かけはモンシロチョウと変わらないが、胴体が細いので飛翔力が弱い。要するに力強い飛び方ではなく、ひらひらと高低差が無い、流れるような飛び方をするので、一目でわかる。しばらく眺めていると、数頭のモンシロチョウに混ざって、ツマキチョウを発見した。出始めの今時分はオスの方が多いが、捕獲してみるとやはり前羽の羽先が黄色のオスだった。3年がかりでやっと捕まえた!<o:p></o:p>
ツマキチョウ。羽先が黄色なのがオス。2列とも下、羽先が白いのがメス。
それからしばらくすると同じところをまたツマキチョウが飛んできた。これもGET。どうも蝶道のようだ。それが分かると、動き回らずに、その場所でツマキチョウを待つだけ。結局、その日は2時間ぐらいでツマキチョウを8頭、捕獲した。(内、メス1頭)<o:p></o:p>
数的には8頭で充分なのだが、メスが1頭では寂しいので翌日も出かけ、メスをまた1頭捕獲した。<o:p></o:p>
これで懸案のツマキチョウも揃ったので、普通に採集できる蝶はほとんどが収集したと思える。標本箱も15箱になったし、今年はせっかちに蝶採集に繰り出すこともない。ゼフィルスなどの貴重種を求めるだけになろう。
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