ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

学習参観

2014-04-22 20:14:49 | 
 金曜の夕方、奏汰ママから土曜日に奏汰君の学習参観があると聞いた。2年生になって初の父兄参観でクラス役員を決める集まりでもあるという。そういえば「斉藤さん」でも父兄の役員決めで揉めていたことを思い出した。奏汰ママは6年間のうち2年間は何らかの役を負わなければならないと言っていたので、今年は何かを拝命するつもりのようだ。

 土曜日は、皿倉山ウオーキングの日だったのだが、ウオーキングを止めて私も奏汰君の参観に行くことにした。マイペースで行動しがちの奏汰君、初の男の先生の授業についてゆけるかどうか、この眼で見ておきたいと思ったのだ。

 2年2組のクラスは校舎の2階にあって、男女が仲良く机を並べていた。奏汰君は窓側2列目。端っこだ。真ん中で騒ぎ出すと困るから端っこ? 考えすぎだろうか? 教室は明るく飾られ、黒板の横には50インチくらいのパソコンのモニターがあった。テレビやパソコンが授業に使われているのがよく分かる。
 
 
 授業の最後に奏汰君が狙っていた3月生まれのグラフを書くことに。狙っていた通りになったようです。 

 参観授業は算数。表とグラフの勉強だった。プリントで問題を解かせ、その答合わせが終わると、クラス全員の誕生日を調べてグラフ化するというもの。教材はあらかじめ先生が準備していたようで、自分達で書いた似顔絵を自分の誕生月に貼ってゆく。37人クラスなのだが3月生まれが7人と圧倒的に多かった。

 さて、奏汰君の授業態度だが、腰が落ち着かないのか、足をずらしたり、腰を持ち上げたり。けれども特に他生徒に迷惑を掛ける行為はなかったので、良かった。やはり1年間で成長しているようだ。

 質問には殆どの子が手を上げるのだが、先生は元気な子に、かつ公平に指していた。最後に黒板にグラフを書く頃になって、奏汰君が手を挙げなくなった。不思議に思っていると、最後の3月、誕生者が一番多い月を狙っていたようで、先生が、「3月を書く人!」と云うと、元気良く大声で一番に「はいっ!」。先生も奏汰君の作戦を知っていたかのようで、見事に指名を得て、機嫌よくグラフを書いていた。私はそんなことかと驚くとともに、奏汰君の意外な一面を知り、内心舌を巻いたのだった。

 丁度グラフが書き終わった時に、終了のチャイム。45分の授業が無事に終わった。参観の父兄達も思わずほっと安堵の吐息。私も肩の力を抜くことができた。私が引き上げた後は親達と先生の懇談会。仲良くPTAをやって欲しいものだ。

 父兄参観、娘たちの時は・・・と考えるが思い出さない。妻に全て任せていたのだろう。今思うと悔やまれる。娘達の学校生活をもう少し心の中に取り込んでおくべきだった。
コメント (6)
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