ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

明礬温泉

2017-12-15 11:52:14 | 紀行
 今年は寒い。本当に寒い。毎週のように寒波が来ている。ラニーニャ現象が原因のようだが、今冬いっぱい続くのだろうか。このままでは毎晩の湯たんぽが欠かせないし、年末の大掃除・餅つきが怖い。それに枇杷。今、花が咲いているが気温が氷点下に下がると一昨年のように花芽が枯れてしまう。何とか氷点下に下がらないことを祈る。

 先週、別府八湯の一つ、明礬温泉に出かけた。春は鉄輪温泉だったが、今度は鉄輪の山の手にある明礬温泉。この二つの温泉はお隣さんくらいに近いのだが泉質は全然違っていて、明礬は硫黄泉であり、硫黄成分を結晶させた湯の花が有名だ。ここ明礬は5年くらい前に娘の案内で泥湯にも行ったことがあって、硫黄泉、乳白色に変化する湯、美肌を作る泥湯と不思議な温泉なのだ。

 日曜日の昼前、冷たい雨が降っている小倉をマイカーで出発した。先日更新したばかりのカーナビが初めて役に立つ機会だ。目的地に明礬温泉岡本屋を入れると、カーナビは当然ながらルートを東九州道を選択し、到着時間も2時間くらいだと示した。

 高速道明礬橋の下の明礬温泉から別府湾を観る。正面が高崎山 
 
 明礬地獄
 
 湯の花を造る湯の花小屋。観光客で溢れていた
 

 雨が降り続く中、マイカーは順調に走って2時過ぎには明礬温泉に到着したのだが、チェックインは3時。1時間弱も時間があったので明礬の湯の花製造小屋を見物した。硫黄成分を析出して造る湯の花は江戸時代から設けられていたようで、今では見学スポットになっていて、中国や韓国からの観光客も多くて大型バスが何台も入っていた。

 露天風呂を独り占め
 
 温泉卵は観光客にも大人気
 
 明礬温泉名物地獄蒸しプリン
 

 3時になるとすぐさま岡本屋にチェックインし、早速露天風呂に入った。この頃になると雨も止み、青空も覗いてきて露天風呂が気持ちよかった。温泉の成分が酸化して青白く乳白色になるのがこの温泉の特徴なのだが、早い時間帯の入浴と言うことで、私一人で広い浴槽を独り占め、温泉を満喫したのだった。その晩は例によって美味しい料理とお酒で酔っ払って大河を目をこすりながら見た後に早々と寝てしまった。

 翌日は朝湯に入りゆっくりした後、旅館を出て別府市街でお土産などを買い無事に小倉に戻った。年に2回の温泉行、今年は噴火のために霧島に行けなかったのが残念だが、まだ機会はあるだろう。霧島ホテルの超大浴場は何度入っても気持ちよい。
コメント (2)
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