花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

虫さん観察、クモ目編、小さなクモが大きな獲物ゲットしました。

2020-12-12 | 生き物(虫)
今回のボツ写真からの投稿は、クモ(蜘蛛)さんにしました。
クモさんは、何処にも出掛けずにジッと待ってその目的を成し遂げています。
クモはいつもホームワークしていますね。

捕食者であるクモ は、何を食べているのでしょうか?
捕えた獲物に消化液を注入することで体外消化して食べ(飲み?)、
残った外側の殻は小さく丸めてポイするようです。
摂食の手順
獲物に牙をつきたて、毒液を注入。獲物の動きをとめる。
牙で穴をあけた部分、あるいは外骨格を引き裂いて露になった 内容物に、
下唇(顎葉ともいう)から消化液をかけ、溶かして、そこに 口をつけてごくごくと吸い上げます。
クモによっては牙で獲物をグチャグチャ潰しながら消化液をかけて、 
しゃぶるように食べるクモもいるようです。
オニグモやアシダカグモ、ハシリグモやタランチュラ(オオツチグモ)

▼小さなクモがチョウを抑え込む。
ジョロウグモ(20mm前後) ハエやハチの仲間を捕獲。

ジョロウグモベッコウハゴロモを抑え込む。
コハナグモ(5mm前後)? ハエの仲間を捉えた。
カノコガをゲットした小さなクモ 
マミジハエトリ(7mm前後)  共食い科?クモにみえますが、

シャコグモ(8mm前後)?スジシャコグモかも?何かの幼体を抱えている。

▼蜘蛛の巣
ジグザグ形の部分は,白帯(はくたい)といいます,昔は,隠れ帯といいました、
クモが見つからないように隠れるための構造と考えられていたからです。
役割については,諸説あり,クモの種類によっても異なっている可能性があります。
紫外線を反射するので,紫外線で餌の昆虫をおびき寄せるため,あるいは,
紫外線を見る事のできる鳥に網を壊されないように避けてもらうため,
網の張力を調整するため,太陽からの日射避けの日傘の役割
クモにより形が違うようです。

クモの写真はまだ別の機会に投稿してみたいと思います。(名前がよく分からない為)
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これがクモ? クモのイメージが変わります、クモ目、オナガグモ。

2020-08-06 | 生き物(虫)
今回は、小さくてクモとは直ぐに気がつかずない異色のクモを取り上げました。

何か蜘蛛の巣に小さな笹くずが引っかかっている?(2cm以下位)

チョット違うかな?
少し寄って見ると何やら足見たいなものが、(実は前脚2本が伸びている)
あれ糸を操っている。
足が8本、これはクモだぁ!  何というクモ? 

オナガグモ(尾長蜘蛛)
クモ目ヒメグモ科、  ♀20-30mm、 ♂12-25mm、 5-8月、
腹部が非常に細長い、奇妙な体型のクモ。緑色型と褐色型がいる。 
里山や山地の林縁などで見られる。 
樹木の枝葉の間に簡単な網を張り、それを伝って歩いてくる他のクモを捕らえて食べる。 
20mmに満たなかったのでオスと思われるが、何を食べるのだろうと思っていましたが、
身内を餌にしているのですね。
単純な糸ですが、幼体のクモやメスを探して繁殖期のクモがかなり捕まえるらしいです。
気が付き難いオナガクモでした。

その他として、小さなクモを選んでみました。

サツマノミダマシ(薩摩の実騙し)
コガネグモ科ヒメオニグモ属、♀ 10mm前後、 ♂ 8mm前後、6-8月、
サツマノミとは、蝋の木とも呼ばれる櫨 (ハゼノキ)の実のことで、
緑色の若い実によく似ているクモと言うことです。
腹部は背面から両側下面にかけて緑色で、前方から側面にかけて黄色の線がある。
もしかしたら、まだ幼体かもしれません。

アズチグモ(安土蜘蛛)
クモ亜目、カニグモ科、 ♀ 6-8mm、♂2-3mm、 6-9月、
後方が膨らんだ形の腹部を持った、第1脚・第2脚が長いクモ。メスは緑白色、
オスは小さくて赤褐色。脚や胸部・腹部に斑紋のある個体もいる。 
小さなクモ、人影を見て物陰に隠れますが、裏側に周りパチリとかわいらしい。
オスのようですね。

スジシャコグモ
エビグモ科  ♀10mm前後、 ♂ 7mm前後、 4-10月、
エビグモ科の仲間で、網を張らずに近づいてくる小昆虫を捕らえて食べます。
地色は黄褐色で腹部・頭胸部に茶褐色の帯がある。
シャコグモは腹部に小さな2対の黒点があり、近縁種のスジシャコグモでは腹部の尻側に1対のみある。
分布もシャコグモが本州以南に分布しているのに対し、スジシャコグモでは本州以北に生息している。
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蜘蛛の足は10本ある? 昆虫ではない虫のクモ目編です。

2020-07-26 | 生き物(虫)
相変わらず梅雨模様が続き家に篭もりきりです。
しかし、土日には競馬があるので結構時間を取られています。
今年の春先頃から回収率が低下しているので、何かテコ入れが必要になってきた。
久し振りに蜘蛛の投稿です。

昆虫は、頭部、胸部、腹部に分かれて、脚が3対6本で、
クモは、頭部胸部が融合し脚が8本と覚えていたはずでしたが、
あれ、このクモは足が10本あるように見えますが?(ツチグモの仲間)
これは、頭の先端の2本は、触肢と言って、昆虫で言う触覚にあたる部分で、
元々はこの触肢も足の一部で脚が変化してきたもので、肢と言う漢字を使っているようです。
頭胸部から8本の脚がはえて、その先端に触肢が2本生えているのです。

こんな記事もみつけました、
実はクモの仲間に10本脚がある「ヒヨケムシ」と言う、(クモガタ綱ヒヨケムシ目 )
マニアには「世界三大奇虫」と言われて日本にいないはずが、新潟県柏崎市で日本初で見つかった。
2017年12月21日毎日新聞掲載されたようです。
*国立科学博物館に鑑定を依頼し、ヒヨケムシと分かった。
 住宅の輸入材に付着して日本に来た可能性が高く、繁殖した様子はないという。
「三大奇虫」の残り二つは、ウデムシとサソリモドキで、見た目はヒヨケムシと同じように
クモとサソリの特徴を持つグロテスクな形状。

<クモ目>
コガネグモ  コガネグモ科  ♀20-25mm、♂5-6mm
 (♀です)

スジブトハシリグモ キシダグモ科 ♀18-20mm ♂17mm前後 

イオウイロハシリグモの脱皮直後?    ▼クサグモ  タネグモ科 15-17mm


ワキグロサツマノミダマシ  コガネグモ科 ♀9mm前後,♂7mm前後

ギンメッキゴミグモ コガネグモ科 ♀3.5-7mm ♂3-4mm  これはヒラタグモ??
 

ササグモ  ササグモ科 ♀8-11mm ♂7-9mm
写真の位置が顔アップがイマイチでしたが、目が対に4組、8個の目が付いていました。
クモの目の数は種類により違いますが、一般的なクモは8個(単眼)です。
0,2,4,6個と数はバラバラでも偶数になっています。
8個あっても大きさが違うので、単眼では形までいかないと思いますが、どう感じているのかな。

▼ヤミイロカニグモ?                             ▼コハナグモ  カニグモ科
 

▼クモは巣に獲物がかからなければ直ぐに移動しますので、あちこちで餌をゲットしています。
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草藪昆虫園より(6月)クモ目よりオニグモらしきものを初めて見ました。

2020-06-21 | 生き物(虫)
STAY HOMEで撮った昆虫が大分たまりましたが、今回は昆虫ではない蜘蛛から
幾つか取り上げました。
蜘蛛の巣にかかった虫を見つけた時に、助けた方が良いのか、クモの味方するのか、
迷ってしまいますね。
必死にもがいて逃げて行った時はホットするのも事実です。
それではクモは益虫ですか?、それとも害虫ですか?
ゴキブリやハエ等を害虫を食べてくれるのは益虫ですね、しかし
セアカゴケグモのように毒を持つクモは勿論害虫です。
一般的にはクモは余り人に好かれないようですので追い払うだけですかね。

チュウガタコガネグモ(中型黄金蜘蛛)
コガネグモ科     大きさ ♀17mm前後、♂5mm前後、 時期 5-9月
腹部の黄色線が中央部で斑紋状になったコガネグモの仲間。
腹部の模様は見ようによっては人面のようにも見える。
林の周辺や草原などに、X字形の白い隠れ帯をつけた円網を張り、その中央部に脚を2本ずつそろえてとまる。
 

オニグモ(鬼蜘蛛)
コガネグモ科、   ♀20-30mm、 ♂15-20mm、  6-10月、
灰黒色の大きなクモ。腹部両肩がやや尖っている。腹部背面には葉状紋がある。脚が毛深い。

ササグモ(笹蜘蛛)
ササグモ科、 ♀ 8-11mm、 ♂ 7-9mm、 5-8月、 
黄緑色~黄褐色で、腹部に赤色と白色の美しい模様があるクモ。脚にはえている黒い毛が目立つ。
草の間を素早く徘徊し、巧みにジャンプして獲物を捕らえる。


ウヅキコモリグモ
コモリグモ科    ♀5.5-10mm、♂5-9mm   1年中、
子グモを背中に背負う習性があるコモリグモの一種。

▼ヤミイロカニグモ?   カニグモ科 10mm程度

▼イオウイロハシリグモ?

オオシロカネグモ(大銀蜘蛛)
アシナガグモ科  ♀13-15mm、 ♂8-12mm、  7-9月、
細長い卵形の白っぽい腹部をもったクモ。腹部には、黒い縦筋が入っており、
この筋はを刺激を与えると太く変化する。脚は長くて緑色。
撮ろうとしたら葉の後ろに隠れてしまいました。幾らか縦筋が太くなっていますか?

コシロカネグモ(小銀蜘蛛)
アシナガグモ科、 ♀9-11mm、♂6-8mm 、脚の付け根が赤い。


コアシダカグモ(小脚高蜘蛛)?
アシダカグモ科    ♀20-25mm、♂15-20mm、 1年中、
褐色で、全身にまだら模様がある徘徊性のクモ。脚には、小さな白点がある。

ヤミイロカニグモ(闇色蟹蜘蛛)
カニグモ科   ♀6-8mm、 ♂5-6mm、  4-9月、
このクモは網を張らず、下草の葉の上で獲物を待つタイプです。
♂はもっと黒いですから写真は♀です。

アシブトハエトリ

マミジロハエトリ
ハエトリグモ科、  ♀7-8mm、 ♂6-7mm、 5-8月、
メスの頭胸部は黒色で後縁や側縁が灰白色。腹部は灰褐色で不明瞭な条紋がある。
オスは、頭胸部が光沢のある黒色で、前面によく目立つ白色の横帯がある。腹部は茶褐色。
 ♀です
例によって虫の名前には余り確信がありませんので間違いを指摘して頂けたら幸いです。
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草藪昆虫園より(5月) クモ目から小さなクモ達です。

2020-05-25 | 生き物(虫)
今回は、虫の中からクモ(クモ目)を取り上げました。
実は、最近の私のブログではクモを見てくれている人が以外に多いです。
なかなかきれいな写真には撮れていませんが、少しでも見ていただければ嬉しいです。

マミジロハエトリ
ハエトリグモ科  大きさ ♀7-8mm、 ♂6-7mm、時期 5-8月
オスは、頭胸部が光沢のある黒色で、前面によく目立つ白色の横帯がある。腹部は茶褐色。

メスの頭胸部は黒色で後縁や側縁が灰白色。腹部は灰褐色で不明瞭な条紋がある。

ハナアブを捕食している。

ヤミイロカニグモ
カニグモ科  大きさ ♀5-10mm、♂4-7mm
体全体は黄褐色から暗褐色をしている。背甲は両側に沿って暗色の斑紋がある。
腹部は後方が幅広く台形に近い形、背面には白い横筋模様がある。
また背甲や歩脚に多数の棘がある。雄は雌より華奢で、体色が色濃い。
下の写真でクモに赤い粒玉がついていますが、寄生虫か何か分かりません
知っているお方はご教示願います。


ギンメッキゴミグモ
コガネグモ科  大きさ  ♀3.5-7mm、♂3-4mm、時期 5-9月
腹部はやや細長く、銀白色。周縁に黒班がある。色彩変異があり、全体が黒色の個体もいる。
模様は多型的であり、さらに季節ごとに黒っぽい個体の増減が見られたり、
各体色間で造網場所の選択も起こったりするようです 
ゴミグモは、自分の姿を隠すように、網にゴミをつるすことからその名がある。 
*ゴミグモは、巣にゴミを付着させてその中に紛れて隠れている。5/29追加。


ササグモ
ササグモ科  大きさ ♀8-11mm、♂7-9mm、時期 5-8月、
黄緑色~黄褐色で、腹部に赤色と白色の美しい模様があるクモ。脚にはえている黒い毛が目立つ。
まだ若そうですが、


コアシダカグモ
アシダカグモ科,、  大きさ ♀20-25mm、♂15-20mm、時期 1年中
褐色で、全身にまだら模様がある徘徊性のクモ。脚には、小さな白点がある。



メガネドヨウグモ
アシナガグモ科  大きさ ♀11mm ♂7mm、 時期 4-8月
 
スジブトハシリグモ
キシダグモ科  おおきさ ♀18-20mm、♂17mm前後、時期 6-9月
体側に白い帯がある褐色のクモ。イオウイロハシリグモにも同じパターンの模様をもつものがいるが、
本種は、白帯が腹部後方で波打つこと、腹部に小さな白点列を持つことで見分けられる。

クモ(蜘蛛、spider)およびクモ類は、節足動物門鋏角亜門クモガタ綱クモ目に属する動物の総称である。
網を張り、虫を捕食することで一般によく知られている。 
特徴として、色々あるが、抜粋すると
*体は頭部と胸部がくっついた頭胸部と腹部に分かれ、細い腹柄でつながっている 。
*歩脚は4対ある(昆虫は3対)。  
*翅がない(昆虫はほとんどの種に2枚か4枚のはねがある) 
*目は普通8個(ときに6、4、2、0個)の単眼で、複眼はない 。
*すべて卵生で変態しない。数回脱皮して成体となる 
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木に付いてるこれは何? スズメバチの巣、ガの繭、カマキリの卵鞘、他

2020-02-09 | 生き物(虫)
2/6に、冬しか撮れないものとして、枯れ葉が落ちた後に木に付いているものアップしました。
そして最後にヤドリギを紹介しましたが、色々と見ていると、
木と関係ありそうだが何だかよく分からないものも見掛けました。
まだ完全にまとめきれていないのですが、アップして、間違い等を
皆様にご教示していただければ幸いです。

ヤドリギは植物が木に寄生したものでした。
ヤドリギ(宿り木)が寄生する木は、ケヤキやブナ、ミズナラ等の落葉樹です。

歩いていて遠くの木に何かが付いている。かなり高い(10m位?)場所で白く見えた。
アップしてみると、どうやらスズメバチの巣のように見えます。(長さ50cm以上はありそう)
スズメバチの巣は、巣の全体が見える場合は、コガタスズメバチ、キイロスズメバチで、
これは、全体が見えていますのでコガタスズメバチの巣と思われます。

コガタスズメバチは、樹木や枝、軒下等にぶら下がりの場合は可能性が一番高い。
キイロスズメバチは、主に軒下に巨大な巣を作る種類です。
仲間の少ない初期は、屋根裏や壁の中、木の幹内部などの暗い場所に好んで作るようです。

巣が見えない場所にある場合は、
木の根元の場合は、オオスズメバチ、
建物の通気口など、外部に空いた穴から出入りしているのは、モンスズメバチ、キイロスズメバチ、ヒメスズメバチです。

▼クワコ(カイコガ科)の繭 クワコは蚕の原種とされる、たぶんヤマグワの木にあった?

▼ウスタビガ(チョウ目ヤママユガ科)の繭        
 

ミノムシ:蓑虫(チョウ目ミノガ科)
ミノムシの代表的なものにオオミノガ、チャミノガもある。
オオミノガの幼虫(真下に下がる)  チャミノガの幼虫(角度が付き小枝が付く)


▼??野鳥の巣に見えるが高い所で確認のしようがない。(入口が確認出来ず)

カマキリ(カマキリ目)の卵鞘
カマキリの仲間の多くは、卵を包んだ卵鞘というもので越冬します。
葉が落ちた木々にスポンジ状のものをよく目にしますね。
木の高い所(2m位)に付いているものを、アップで見るとやはりカマキリの卵鞘?
昔から、卵鞘の位置が高いと、その年は雪が多いという言い伝えがあるよ。
雪に埋もれない高さに卵を産むということだね。 
と言われていますが、これは信憑性があるとはいえ、山間地のことで、
平坦地における積雪深を予測するためには,地形と林相の影響を考慮して卵の高さを補正する必要があるようです。
また雪に埋もれてもスポンジの厚い中にいるので虫が死ぬことはないとの見解であてにならないとも言われている。
私の周りで見る限りではあまり参考になってないかな?
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冬にあれらの虫はどうなる?ヒメジュウジナガカメムシ、ツマグロキンバエ、コウガイビル、他

2019-11-18 | 生き物(虫)
気温も下がり始めて虫達もいよいよ最後の活動時期となっています。
最近に出合った虫などを集めて調べてみました。
分類にこだわらずなるべく広く選びました。
虫とは言えないものも含みますので苦手な人はパスして下さい。

虫達は冬になると生命を終えるものや、土の中に潜って越冬するなどします。

ヒメジュウジナガカメムシ  
マダラナガカメムシ科 大きさ 8mm前後 時期 4-10月
鮮やかな朱色と黒色に塗り分けられた印象的なデザインのカメムシ。
本種の生態はまだ不明な点が多いらしい。
*1カメムシの寿命については後述

ツマグロキンバエ
クロバエ科ツマグロキンバエ亜科、大きさ 5-7mm 時期 6-10月
深緑色で、背中に丸みがあり、翅の先端が黒くなったハエ。複眼は青緑色に輝き
筋模様がある。口器は長く突き出る。
卵→幼虫→蛹→成虫の完全変態です。幼虫は動物の死骸を食べますが、
成虫は花粉や花の蜜を食べます。 成虫で越冬。
*2ハエの寿命は後述

クチナガガガンボ属の一種  ヒメガガンボ科 10mm、5-10月
ガガンボ科は大変種類が多いグループで良く似てるのが多く、同定はすごく難しいと言われています。 
ガガンボの寿命は約10日です。

クロコノマチョウ  
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 大きさ(前翅長)32-45mm 時期 3-11月、
はねの端が角張り、突起状になっている、こげ茶色の大きなチョウ。
はねの裏面は枯葉に似ていて、とまると見つけにくい。 
*3チョウの寿命は後述
 

ヒメアカタテハ   
タテハチョウ科 (前翅長)25-33mm 4-11月、 成虫の寿命は3週間 卵からでは約1年。
幼虫または成虫で越冬するが、寒さに弱いので温暖な地域でしか冬越しできない。
前翅長は3cm前後。前翅の先端は黒地に白の斑点、前翅の中央部には橙色地に黒の斑点がある。
このチョウは翅がボロボロになっていました。

アカタテハ  
タテハチョウ科 (前翅長)30-35mm 3-11月、 成虫で越冬
前翅は朱色と黒色、後翅は茶色のタテハチョウ。ヒメアカタテハに似るが、本種の方が大きく、
後翅が茶色いことで見分けられる。
 

ツマグロヒョウモン   
タテハチョウ科ドクチョウ亜科 、(前翅長)27-38mm 4-11月
後翅のへりが黒くなっていることで他のヒョウモン類と見分けられる。(オス)

ナカジロネグロエダシャク
シャクガ科エダシャク亜科、(開張)35-41mm  10-11月
ネグロエダシャクに似るが、前翅中横線の曲がり方が異なることで見分けた。
片方の翅がちぎれており完全な形ではありませんでした。
*蛾の寿命は数週間から長くて1ヵ月程です。 
*卵から死ぬまでの経過を見ても成虫よりも幼虫時代が一番長いです。

ババヤスデ
ババヤスデ科に属するヤスデの総称。20~30mm.  4~10月  
胴節数20個で背板は凸形に隆起する。体色は黄褐色、青灰色、紅褐色のものなどがある
ヤスデの寿命は約4~5年、ヤスデ類のなかではもっとも寿命が長く、8、9年に及ぶものがある。


ウシガエル    ウシガエルが日向ぼっこをしていました。
アカガエル科アメリカアカガエル属 、北米原産、(成体)110-185mm 時期 4-10月
暗褐色~茶褐色の斑紋がある大型のカエル。鼓膜が大きい。
ブゥオーーン、ブゥオーーン と、牛のような声で鳴く。
平均寿命は、7~9年程で、最高16年という記録があるそうです。
冬には水底の泥土に半ば潜り込み、冬眠する。

カブトムシ 3齢(終齢)幼虫  コガネムシ科
物(プランター?)をどかした下から出てきました.
最終的にはもう少し大きくなり、6月頃土に深く潜って前蛹(ぜんよう)となり7~10日で蛹になる。
カブトムシの平均寿命は、成虫になってからは1~3か月位生きる。

コウガイビル   日本に数種類以上が存在
ウズムシ目コウガイビル亜目コウガイビル科コウガイビル属に属する動物の総称 。
一言で言ってしまえば「動く佃煮コンブ(クロイロコウガイビル)」と言った人いるが、、
佃煮昆布が食べにくくなる。「平べったくて長いナメクジ」のような外見の生物。
外見的に扇形の頭を持つ 。
寿命は、体の一部がちぎれてもそこから再生する自切行為にも似ている能力を持っていて、
再生能力はとても高いが永久に生きるわけではないでしょうから不明です。
  
 
ヒルの仲間 (ビロードイシビル?)
ヒルの種類は、日本で約60種確認している。体調:5~12cm 5~10月に活動、平均寿命2~3年。
田んぼや落ち葉などの下の土の中に潜んで越冬。 
もしこれがイシビル科であれば人間から吸血することはない。

 Note:
 *1 カメムシの寿命は、
カメムシは、繁殖時期は6月頃、幼虫は芋虫や蛹などにならず、小さな虫同士集団で行動し、
成虫になると単独行動になり、冬は冬眠せずに温かい場所に移動し、人家等に入っているくるのもいる。
成虫の平均寿命は、約1年で、卵から成虫まで入れて長くて1年半です。
越冬した成虫は、暖かくなると繁殖のために活動をし始め、子孫を残し終えると寿命を迎えます。
 *2ハエの寿命は、
ハエの寿命は、卵が産みつけられてから成虫として活動し、死ぬまでにだいたい1か月半くらいです。
 * 3チョウの寿命
チョウの成虫の平均寿命は、オスで7日間、メスで9日間という結果が出ています。(byマーキング調査 )
但し、種類によって寿命は違います。 特に成虫で越冬する種類や熱帯に生息する蝶は、
他の種と比べると寿命が長いものです。 
タテハチョウの中には成虫で越冬するものが多々ありますが、夏から秋にかけて世代を2・3回
繰り返すので、夏に成虫になったものと、秋に成虫になったものでは寿命が変わってきます。 
モンシロチョウのように1年に何度も世代を繰り返すものは、夏だと一ヶ月ほどで、
秋に生まれたものは越冬するので5ヶ月ほど生きることになります。
成虫で越冬する蝶の仲間は7ヶ月から一年間生き延びるといわれています。  
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コンデジで挑戦(?)オナガグモ、サツマノミダマシ、ナガコガネグモ、アシダカグモ、他

2019-09-04 | 生き物(虫)
今回はクモ目に注目しました。
クモは昆虫ではありません、なぜなら昆虫の定義に当てはまらないからです。
昆虫は、頭部、胸部、腹部にまとまり、胸部に脚が3対6本あるのが一般的です。
クモは、頭部と胸部が融合し、脚が8本で昆虫ではない。 
既に、17/09/18クモは昆虫ではない!を投稿済ですので、詳細は省略する。

まずこのクモに出合うのを今迄待っていました。
これを見てクモと言える人は、このブログを見ている人の中には多くいないでしょう。
このオナガグモを、撮るのは小さく細いのでコンデジでは難しいです。
ズームで拡大すると手振れでピンボケになってしまいます。

<クモ目>
オナガグモ  ヒメグモ科 ♀ 20-30mm ♂ 12-25mm  5-8月、
腹部が非常に細長い、奇妙な体型のクモ。緑色型と褐色型がいる。
写真のものは2cm未満なのでメス?
直線のクモ糸での曲芸師のようです。クモを食うクモとして知られている。

マミジロハエトリグモ  ハエトリグモ科  ♀ 7-8mm ♂ 6-7mm 
メスの頭胸部は黒色で後縁や側縁が灰白色。腹部は灰褐色で不明瞭な条紋がある。オスは、
頭胸部が光沢のある黒色で、前面によく目立つ白色の横帯がある。腹部は茶褐色。(写真はオスです) 
←*メス(9/5追加)

クサグモの幼体   タナグモ科  成虫15-17mm
孵化したては頭胸は赤、腹が黒いツートンからー、成長に連れて色彩は変わってくる。
10mm程度、1ヶ月以上経過した幼体と思われる。

サツマノミダマシ  コガネグモ科 ♀ 10mm前後 ♂ 8mm前後
中型のオニグモ類で、鮮やかな黄緑色で目立つ。 
ワキグロサツマノミダマシとはそっくりで上から見ただけでは判別出来ず。
ワキグロサツマノミダマシ  コガネグモ科 ♀ 9mm前後 ♂ 7mm前後
美しい緑色の丸い腹部を持ったクモ。腹部側面は黒褐色。

▼ジョロウグモ  ジョロウグモ科  ♀ 20-30mm ♂ 6-10mm
腹部に黄色と暗青色の縞模様のある大きなクモ。
人家周辺から山間部まで、いたるところで普通に見られる。目の細かい複雑な円網を張る。

▼ナガコガネグモ   コガネグモ科  ♀ 20-25mm ♂ 8-12mm
腹部に黄色と黒のこまかい縞模様がある大きなクモ。

▼ササグモ    ササグモ科   大きさ ♀ 8-11mm ♂ 7-9mm
黄緑色~黄褐色で、腹部に赤色と白色の美しい模様があるクモ。
脚にはえている黒い毛が目立つ。
 

▼イオウイロハシリグモ  キシダグモ科  ♀ 20-28mm ♂ 15mm前後
脚の長い大きなクモ。個体によって色彩変異が大きく、黄色や褐色の単色のもの、
褐色で体側に白い帯があるもの、黒褐色のまだら模様があるものなど様々。

▼シラヒゲハエトリ   ハエトリグモ科  ♀ 8-10mm ♂ 7-9mm
灰色の毛におおわれ、体側が黒色のハエトリグモ。触肢に長い毛がはえていてヒゲのように見える。

▼ミスジハエトリ ハエトリグモ科  ♀ 7〜8mm、♂ 6〜7mm 
白地に茶色の筋模様が特徴のハエトリグモ。 雌雄で斑紋が異なる。 
♂では濃い茶色のはっきりとした模様があるが♀では淡く不明瞭なり 。(↓ ♂)


▼コアシダカグモ  アシダカグモ科  ♀ 20-25mm ♂ 15-20mm
褐色で、全身にまだら模様がある徘徊性のクモ。脚には、小さな白点がある。

▼アシダカグモ  アシダカグモ科  ♀ 25-30mm ♂ 15-20mm
人家内に住む、褐色の大きなクモ。夜行性で、夕刻から家屋内を徘徊し、ゴキブリなどを捕らえて食べる。

虫さんのパラリンピック選手のように3本脚で頑張っているクモもいます。
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