花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

一月の忘れ物、花のアラカルト(その2)

2018-01-31 | 花の写真

 とうとう一月も晦日になりました。

 前日の残りの分です、一月の撮影で投稿洩れのボツになるところから拾い集めたものです。

 

☆ フユシラズ(寒咲きカレンジュラ)

 キク科キンセンカ(カレンデュラ)属、花期は長い 11月~5月、別名:ヒメキンセンカ

 小輪多花性で、冬空の下に黄色い花を次々と咲かせる。 

   

 

☆ カネノナルキ(金のなる木)

 ベンケイソウ科クラッスラ属、園芸名:カゲツ(花月)、多肉植物の仲間。

 葉が水を溜めることが出来て、ぷっくらした葉が硬貨に似ているのが名前の由来。

   

 

  ☆ スターチス

 イソマツ科イソマツ属、通常スターチスの花期は春から初夏なので、

 宿根スターチスに見えるが、これは園芸品種の切り花なので違う花なのか?

   

 

 ☆ プリムラジュリアン

 サクラソウ科サクラソウ(プリムラ)属、花期:11月~4月、

 プリムラの種類は多いが、小型でカラフルな品種群をプリムラジュリアンと言う。

  

 

☆ コエビソウ

 キツネノマゴ科キツネノマゴ属、メキシコ原産、別名:ベロペロ、花期:5月~10月

 一輪だけでしたがまだ咲いているのでビックリしました。

   

 

☆ ベエラチオールコニア

  シュウカイドウ科シュウカイドウ(ベコニア)属、花期:9月中旬~6月真夏以外は咲く。

  室内で咲いています。

   

 

☆ フリージア

 アヤメ科フリージア属、半耐寒性球根植物、別名:アサギスイセン(浅黄水仙)

 切り花で花瓶のものを撮ったものです。

   

 

☆ ベロニカグレース

 ゴマノハグサ科、花期:5月~6月、10月~12月、  

   

 ▲ハチに似た虫が蜜を吸うため取り付いていました。

 ハエやアブは成虫のままで越冬出来ないはずです。スズメバチやアシナガバチは女王蜂のみで、

 ミツバチは成虫で越冬しますが、巣の中心部に固まって互いに暖めあって過ごす。(蜂球)

 なんの虫か気になりますが、元気に越冬してくれればと思います。

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一月の落し物、花色アラカルト(その1)

2018-01-30 | 花の写真

 一月も早いもので既に月末となりました。

 寒くて散歩にも出掛けていませんので、一月に既に撮った写真で、投稿洩れで残っているものから

 新鮮味の無いものですが、いくつか拾い挙げてみました。

 

☆ キブサスイセン(黄房水仙)

 ヒガンバナ科スイセン属、別名:フサザキスイセン(房咲き水仙) 花期:12月~4月、

 ニホンスイセンによく似た黄色とオレンジのフサザキスイセン、お馴染みですが、

    

 

☆ キク

    冬咲きキク、種類も多くありますので詳細な名前は付けずただのキクとしておきます。

    

    

 

☆ レースラベンダー

  シソ科ラヴェンデュラ属、 今時期の花と違うと思いますが、

    

 

☆ バラ

  冬咲きバラは虫に食われない分綺麗に咲くと言われていますが、、

 *冬薔薇(ふゆそうび)とは、種類でなく四季咲きの残りが初冬に咲く薔薇を言うそうです。

  谷村新司の『群青』歌詞にもこの言葉(ふゆそうび)が出ていましたね。

    

 

  ☆ ストック

  アブラナ科アラセイトウ属、半耐寒性多年草、南欧州原産、別名:アラセイトウ(紫羅欄花)

  花に芳香があるので、切り花として栽培されている。房総半島での花摘み懐かしいな~。

    

 

☆ ミニシクラメン

サクラソウ科シクラメン属、花期:10月~3月、

 **ミニシクラメンとガーデンシクラメンの違いについて**

 普通のシクラメンよりどちらも小振りですが、ガーデンシクラメンは耐寒性が違う、

 シクラメンが耐寒性が5℃位に対して、ガーデンシクラメンは0℃~ー5℃です。

 ミニシクラメンは耐寒性の有無でなく、花のサイズが4cm以下を言う、

 冬は屋内に置いた方が良いですね。

    

   この続きは又、後日にします。

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キビシイ~餌場を求めて鳥達のバトル

2018-01-29 | 生き物

 先週の月曜日に降った雪は未だにあちこちに残っている。

 朝2階から見てもお隣の屋根にも、裏山も花壇も日陰の場所は未だ雪だ。

         

  

   餌場を求めて我が家の庭にもスズメ達が来てましたが、

   

  番いで山鳩が、次いで縄張りにしているヒヨドリがこれも番い。

  

   

 モウソウチクの高みから、ブルベリーの木陰から、地面から羽根を震わせて威嚇し、

 エサ台近くに来ると小鳥達を追っ払っています。

 逃げまくるスズメとアオジ何時も一緒の団体さんですが、さすがに逃げの一手。

  

    

  

 スズメとアオジは暫くは様子をみていますが、暫くは諦めて飛び立って行く。

 アオジとノジコの見分けは雄、雌、個体差を考える難しいですが、

 体下面に縦じまがあるので、アオジ、顔が黒く白のアイリング無しでオス(上写真)、

 目の上と下に眉斑が見られるのでメス(下写真)と思われます。

 

 このバトルが続くかと思えば、そこに野良ネコちゃんが狙いに登場。

  

 雪と岩の模様に似せている? 物陰からじっと見ている。(我が家の居候猫ではありません)

 いつまで続くこのバトル粘り勝ちか?共存共栄は無いのか? 暫くは続きそう。

 

 春になれば、

  

     **

      ** 

  スズメやガビチョウ等も遊んで帰ります。 春よ来い早く来い!

 **追加分、以前にカメラの動画撮影から切り抜いたのでピンと合っていませんがお許しを。

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後ろ向きでごめんなさい、 **NG野鳥写真

2018-01-27 | 生き物

 本日は訪問して頂き有難うございます。

 但し、何の役にも立たないものですので時間が勿体無いので、スルーしてください。

 進歩をみる為に記録と残したので、初めにお断りして、後日のご来場をお願い致します。

 

 散歩途中で野鳥をよく目にします。

 撮ろうとしても直ぐに恥ずかしいのかそっぽを向いてしまいます。

 多分私を嫌っているんだと思っています。

 もともとそんなコンパクトデジカメで撮れる訳がないと鳥も馬鹿にしてるのかも??

 シャッターチャンスが悪いのか? 近付けば逃げられ遠くからでは小さくて良く分からない。

 そんな苦労もいつの日かは報いられるものと、これからも追っかけて見ようと思っています。

 普通テレビ等のNG集は正規版が放送された後放映されますが、NG集が先出るのは、

 満足出来るものがなかったからです。

 

 NGの一部です。(今回は野鳥の名前は省略です)

    

       

   

       

   

      

   

      

    

                  

 これらは決して後ろ向きを撮ろうとした訳でなく、よく見えず目が悪かったか?

 シャッター押したら後ろを向いたものです。

 最後に、

   

   

 ワンチャンスで、20m先の鳥を撮るのは難しいです。

   

 このカワセミをいつの日か上手に撮って紹介出来る様に果てしない挑戦です。

 最後まで見ていただいて有難うございました。

 後日前向きの写真を公開したいですね。

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この時期に目立つ花はこれかな? ロウバイ

2018-01-26 | 花の写真

 今朝はとうとう水道も凍るほどの寒さ、水を溜め置きして良かった

 水道より給湯器のお湯が出ず大変でした、昔はこうだったんだね。

 冬の花の無い時期に目立つものはやはりロウバイですね!

 ウメやツバキ等ちらほらと足元ではスイセンを見掛けますが一番はロウバイです。

 (中国では「雪中の4花」として尊ばれているとか)

 

☆ ロウバイ(蝋梅)

 ロウバイ科ロウバイ属、落葉低木、中国原産、早生種は12月頃、晩生種は2月にかけて咲く。

 ロウ細工の様な黄色い香り高い花がやや下向きに咲く。

 学名の”Chimonannthus"(チモナンサス)はギリシャ語で冬の花の意味、英名”Winter sweet"

  

        

  

       

▲マンゲツロウバイ(満月蝋梅)       ▲ソシンロウバイ(素心蝋梅)

  園芸品種の代表的マンゲツロウバイとソシンロウバイですが、

 マンゲツロウバイは花の中心が紫褐色になっているもので、

 中心に紫褐色の斑がないものをソシンロウバイとしているようですが、

 透き通る様な黄色に対して、濃く。花の中心が輪切りのレンコン形を福寿蝋梅、

 中心の紫褐色が暗紅紫色で花弁が少し細いのをワロウバイ(和蝋梅)、ロウバイの基本種。

 などと言われてようです。

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春の気配を感じさせる花達、

2018-01-24 | 花の写真

 大寒も過ぎてここで積雪もあり寒さが一層厳しい日が続いていますが、

 よく見れば春の気配を感じさせる花に出会います。

 

 ☆ フクジュソウ(福寿草)

 キンポウゲ科フクジュソウ属、多年草、別名:ガンジツソウ(元日草)、花期:2月~3月中旬、

 福寿(幸福と長寿の意)で目出度い花とされている、花が終わると人参の様な葉が茂る。 

  

 ▲道端の枯れ葉の中から覗いていました。我が家ではまだ芽がでたところです。

 

 ☆ ニホンスイセン(日本水仙)

 ヒガンバナ科スイセン属、別名:スイセン、セッチュウカ、花期:1月~2月、

 フサザキスイセンの変種、越前海岸などの自生は有名ですね。

  

 

 ☆ ハクバイ(白梅)

 バラ科サクラ属、落葉高木、中国原産、花 期:2月~4月、

 花の色は、白、ピンクから赤などあり、数多くの種類がある。

  

 

 ☆ ツバキ(椿)

 ツバキ科ツバキ(カメリア)属、常緑中高木、別名:ヤブツバキ、花期:2月~4月

  

 

  ー雑記ー

 「冬来足りなば春遠からじ」 イギリスの詩人「西風に寄せる歌」の1節に。

 「朝の来ない夜はない」   小説家吉川栄治の言葉。

 どちらも不幸な状況でもじっと耐え忍んでいれば、いず幸せが来る、苦しいことが長く続かない、

 のたとえです。

 これには、いくら耐えていても楽にならないと言う人もいますが、やはり希望を持っていたいのです。

  又、私は知りませんでしたが、

  「春の来ない冬はない」という 遠藤実 作詞、作曲の歌もあるようです。

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雪の日は室内の花で、 セダム、リナリア等

2018-01-23 | 花の写真

 大雪の日の次の日は雪かきは当たり前ですよね、

 しかしこれが大変、筋肉痛や腰痛、背中を丸めて屈むと腰に覿面ですね!

 正しく背筋を伸ばして股関節を折、力が膝と股関節の力を使い、腰負担の軽減をはかる良いとか。

 又、パワーハンドルを付けて使うと良いとか。後から知りました。

 今日は少し雪かきしては休憩し、疲れるので休憩が多かったですね。

 と言う訳で、家の中の花達です。

 

 ☆ セダム

 ベンケイソウ科マンネングサ属、多肉植物、花期も種類で色々。

 セダムはマンネングサ属の総称で、葉の形、色など多くあり約420種程度ある。

   

   

 ▲セダム リトルミッシー

  

 ▲セダム 斑入りマルバナンネングサ

 

 これだけでは、色が無く寂しいので、

 ☆ リナリア(姫金魚草)

 オオバコ科ウンランソウ(リナリア)属、一年草と宿根草があるが、これは一年草、

   

  

 

 ☆ ホシザキゼラニウム(星咲きゼラニウム)

 フウロソウ科ペラルゴニウム属、

 ゼラニウムの花期は自然開花は、4月~7月中旬、9月中旬~11月ですが、

 環境により年中咲くようです。

 この花は、何時から咲いたか分からない位にタフに未だにまだ咲いており蕾も持っている。

    

 

  今日は疲れたから早く寝よう~と。

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これは何? ユキヤナギの枝に白いもの

2018-01-22 | 日記

 

  今日は今シーズン一番の寒気が関東を襲う、夜には大雪予想。

 午後から積雪になりますので、今日はユキヤナギについてです。

 ユキヤナギ(雪柳)は、綺麗な5弁の白い花を雪が積もったように咲かせ、

 3月から5月にかけてレンギョウ(連翹)の黄色い花と対で、

 この辺でもよく見掛ける人気の花です。

 今の時期でもちらほら咲いています、しかし白いものがたくさん何?

 

☆ ユキヤナギ(雪柳) バラ科シモツケ属、落葉低木、

    

  ▲現在の咲き具合この程度であちこちで見られます。

  

    

  ▲ヤキヤナギの枯れ枝な中に白い球みたいなものが結構付いています。

 遠目にはユキヤナギの花に見えませんか? 得意のXXモドキにはチョット無理かな、、

 

  どうもこの正体は、カイガラムシの仲間と思われます。

  調べてみるとどうやらカメノコロウカイガラムシのような気がします。

  触ったら蝋質なものはボロボロと崩れて何も出なかったようだったので、古い殻だったのかも。

 

  <1口メモ>

  カメノコロウカイガラムシ(カモノコロウムシ)  

  雌成虫は、直径3~5 ミリメートルの半球形をしたろう質の殻で覆われる。
  殻は白色ないし淡紅色で亀の甲状 なのでこの名がある、雌の虫体は暗紫赤色、
     楕円(だえん)形で、無翅である。
     気門部から幅広い白色の紐(ひも)状分泌物を出す。雄成虫は体長約1mmで、体は紫赤色。
     年1回発生し、越冬した受胎雌は5月下旬より産卵し、孵化(ふか)した幼虫は
  6月から夏にかけて成長、 9月下旬には成虫となる。  ( 日本大百科全書 より抜粋)

 

  その他にもこんなものが、

 ▲これらも近くにありましたが、綿毛がありますので何かアブラムシの仲間?

 自分のレベルではまだまだ奥が深く暫くは注意して見ていくようです。

 番外

   書き換え途中で慌てて買い物に出掛け午後には本格的な雪模様になりました。

   

  

   ▲上 午後1時頃撮影、下 午後4時頃 まだ降っていますのでまだ積もりそうです。

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これは何? クヌギの虫こぶ(虫えい)です。

2018-01-20 | 花の写真

 歩いて花を探していると色々なものに出会います。

 この時期にこんなものにも出会います。

   

   

 これはドングリの出来そこないでなく、クヌギエダイガフシという 虫こぶ(虫瘤)です。

   クヌギエダイガタマバチ(タマバチの一種)が寄生し出来たものです。

 秋に孵化し、もしかして今は空き家かも、クヌギには5種類の虫こぶがあるそうです。

 虫こぶとは、植物組織が異常な発達して起して出来る突起のこと、虫癭(ちゅうえい)とも言う。

 虫こぶは葉や草類の茎、樹木の細枝、花や果実などに見られ、昆虫の寄生により作られるものが多い。

 見て余り気持ちが良いものではないが、以外と多くの草木に見られるので覚えておくと良い。

 小さないものは以前にも見ましたが、こんなに多くを見たの初めてでした。

 良く野道など歩くとノブドウが色とりどりになっている時に、

 周りのブドウより粒が大きい、色が違うなどしてよく見ると穴があるものは、虫こぶです。

 以前の投稿でヨモギやヌルデ等で投稿してますので、一例として参考まで、

  ヨモギクキコブフシ (タマバエの寄生)は、こちら(16/10/1)

  ヨモギハベリマキフシ(アブラムシ寄生)は、こちら(16/11/21)

 生き物全てが何らかの形で命を次の世代に残しているんですね。

 

 <一口メモ>

  虫こぶの名前は、

  植物の名前 + 虫こぶの出来た場所 + 虫こぶの形 +フシ(虫こぶを表す)

  ノブドウの場合は、 ノブドウフクレフシ 、

  となっているようです。

     

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いち早く春を告げる花木マンサクに出会いました。

2018-01-19 | 花の写真

 春になると咲く花が待ち遠しいこともありますが、

 初めて開花を見たときは嬉しいものですね。

 既に今年咲くウメやロウバイは見ていますが、昨日マンサクも見ました。

 

 ☆ マンサク(満作、万作)

 マンサク科マンサク属、落葉低木、日本原産、花期:2月~3月、

 いち早く春を告げる花木で、花が良く咲けば豊作、花が少なければ不作などイネの作柄を

  占う植物として古くから人とつながりがあったとか、

  5月咲きのトキワマンサクは別属で常緑樹です。

  

  

 ▲まだ咲き始めの為に枝には蕾がいっぱい付いていました。

  (早い時期なので、シナマンサクかも)

  

  ☆ クレマチスアンスエンシス(冬咲きクレマチス)

 キンポウゲ科、中国南西部原産、別名:ウィンター・ベル、開花:12月~1月、

 自宅庭にも長い間蕾のままでやきもきしていましたがやっと2,3日前に咲き始めました。

  

  

 寒さは続いていますが、少しずつ春に近づいているとの実感です。

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