花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

只今子育て中、子育ても大変です。スズメ、タヌキの親子。

2023-07-31 | 生き物
7月最後の日は、ブログを始めて5年間最後は綺麗に締めたかったですが、
適当なものも浮かばず、いつもと違った形と思ったのですが、
とにかくこれまでこれたのも、皆様の応援があったからと心より感謝申しあげます。

猛暑日が続く中、少しでも涼しく感じるのは朝の水玉模様です。
梅雨らしい日もすくなかったので、多く見られたわけではないですが、

我が家に来る生き物からです。
多くのスズメ達が来てくれますが、
今の一時期のみ小雀もきて親雀から餌を口移しでもらっているのを見るのは微笑ましいです。

スズメの他にキジバトとガビチョウが来て、ブルーベリーの実をついばみ、
又、水浴びをしています。水浴び中はカメラ位置が悪く撮りそこねています。

他に
タヌキが毎日来ています、来てるタヌキに疥癬気味のタヌキがいますので、
今年もクスリを数回に分けて餌に入れて与えていました。
しかし、この狸が餌を咥えてどこかに戻っていくのが確認出来ていました。
なんとそれが本日、子ダヌキがいそうに思っていましたが、
それがビックリ5匹に餌を与えて後ろで親狸が見守っています。
しかし、 よく見ると下の写真は全て(6匹)子ダヌキのようです。

実は、家の周りにはイノシシの群れ、アライグマ等が来ています。
アライグマにブルーベリーの木も引きちぎられています。

大きな石もボコボコにイノシシに掘り返された後です。

イノシシは見事に球根のみ残してあります、ヤマユリの球根は食べても
これはヒガンバナの球根と思われるが水仙の球根も食べないそうです。
生ごみコンポストもひっくり返されるので半分を土地に埋め込んでいます。
写真は撮れていないが、真夜中のことです、子供を連れたイノシシの群れは確認してる。
いずれの生き物も子育ての真っ最中のようです。

たまたま、彩雲モドキの雲を見ましたので、彩雲はとても縁起がいいと言われ、
彩雲を見た人はこれ以上にない幸運に恵まれると言われています。
 
彩雲はとても縁起がいいと言われ、彩雲を見た人はこれ以上にない幸運に恵まれると言われています。
ウロコ雲を撮っていたが、少しでもあやかりたいきれいではないですが載せました。
<メモ>
日本各地の民話などに登場する化け狸の中でも有名な3匹の狸。
  • 佐渡団三郎狸(新潟県佐渡島)
  • 淡路芝右衛門狸(兵庫県淡路島)
  • 屋島太三郎(やしまのたさぶろう)狸(香川県屋島)
などは、寺社にまつられ信仰の対象ともなっています。
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虫観察 クモ目 オナガグモと小さなクモの仲間。

2023-06-22 | 生き物
何を投稿しようか迷いますが、今日このクモを見たので急遽クモにしました。
正確には、蜘蛛は昆虫ではありません、私は虫の括りで投稿します。
(昆虫との主な区別点は、脚の数が8本であること、
体は前体と後体の2部のみによって構成されること、触角を欠くことなどがある)

何故かこのクモは、クモらしくなく見つけると嬉しくなります。
オナガグモ(尾長蜘蛛) 
ヒメグモ科 ♀ 20-30mm ♂ 12-25mm  5-8月、
腹部が非常に細長い、奇妙な体型のクモ。緑色型と褐色型がいる。
写真のものは2cm長いので褐色型のメスか?
直線のクモ糸での曲芸師のようです。クモを食うクモとして知られている。
ベランダのハンガーにいました、いつもは草場で見るのですが、

クモは糸を出し、鋏角に毒腺を持ち、それを用いて小型動物を捕食する、
実際にはほぼ半数の種が網を張らずに獲物を捕まえる。
人間に害をなすほどの毒を持つものはごく少数に限られる。  

実は、今年はクモを見る機会が減っているように感じています、
それは、家の前の雑木林が伐採されて、蜘蛛の巣も殆ど見なくなりました。
東面ですので、陽が当たり明るくなったのは良かったです、
ミズキも切り倒されましたので、キアシドクガの幼虫の大量発生もなくなりました。

ササグモ(笹蜘蛛)
ササグモ科 大きさ ♀ 8-11mm、♂ 7-9mm、時 期 5-8月
黄緑色~黄褐色で、腹部に赤色と白色の美しい模様があるクモ。脚にはえている黒い毛が目立つ。
家周りでは一番多くいるように思います。

スジブトハシリグモ キシダグモ科  ▼メキリグモ ワシグモ科 ♀:6~14mm 

マミジロハエトリ♂ ハエトリグモ科  ▼ヤマシロオニグモ コガネグモ科

ヒラタグモ ヒラタグモ科 8-10mm    ▼ウヅキコモログモ♀ コモリグモ科

▼アシナガグモ属の仲間        ▼カニグモ属の仲間?


梅雨時の朝陽を浴びたクモの巣は美しく輝きますが、
まだ立派な蜘蛛の巣での写真はおわずけです。
小さな虫をコンデジで撮るのは無理があります、画像が見難いのは容赦願います。
今日の所はこの辺で終わりにしておきます。
例により、名前にもし間違いがありましたらご教示して頂けたら幸いです。
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我が家に来るのは、代々狸の子狸が顔を見せた。その他野鳥など。

2023-01-14 | 生き物
2018年頃から狸の投稿を何度かしていますが、
最近は、夕方暗くなってからしか来ませんでしたので、撮ることもなかったですが、
久し振りに明るいうちに顔を見せた狸がきました。
よく見ると今迄来ていた狸より少し小振りですので子狸と思われます。

親狸も昨年4月の時は疥癬症がみられましたので、いつもの通りネットにて薬を購入し、
外国からなので、コロナのせいか、入手に時間がかかりましたが、なんとか
9月に見た時は、完治していました。
暫くの期間はせっせと餌を咥えて行ったり来たりしてましたので子育てだったようです、
秋から冬には来るのが遅くなり暗いので写真を撮ることがなかったのですが、
最近餌場でもギャーギャーと騒ぐことがありましたが、親が子供を𠮟りつけているようでした、
昨年も同じようなことがあり、子供は親離れをさせられたようでした。
しかし、親の番は遅く来るのですが、子狸が親より早く来て食べたかったのかも
しれません。


その他に毎日餌を求めて待っているスズメ等の野鳥が来てくれている。
餌を待つスズメ軍団
人が居無くなれば多くのスズメが集まってめいめいが好きな場所で食事中です。

キジバトも自分のテリトリーだと思っています。他のキジバトが来ると追っ払っています。
キジバトモズに、お前も食事待っているのか?と言ったかは定かではないですが、


おっと忘れていましたもう一匹の野良猫クロスケが来たよとばかりこちらにアピールしています。
食事をして食後の締めはちゅるちゅるで、その後は何処かに帰っていきます。

年取ったのでペットとしての犬は飼えていませんが、こららの風来坊などの食事が毎日の日課になっています。
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水辺の生き物、池からヤゴ、川にはモズクガニが久し振りに見たような。

2022-09-19 | 生き物
先日久し振りの息子が、池の掃除をしていたらヤゴが数匹見つかりました。
ヤゴとはトンボの幼虫です。
ビオトープと言うには、切ない位の我が家の小さな空間ですが、知らないうちにトンボが
卵を生みつけていたんですね。

ヤゴ(水蠆) 
トンボ類の幼虫。水中にすみ、羽化までふつう1〜3年かかる。
体は円筒形でやや平たく、下唇の先端にあるはさみを突き出して小動物を捕らえる。
幼い頃は自分の体と同程度の大きさの微生物などを食べますが、
羽化間近になるとメダカやオタマジャクシなど大型の生物を捕食します。  

メダカが少なくなったのはアライグマでなくヤゴに食べられた可能性が高いですね。
シオカラトンボが良く飛んで来たのはみていますが、どの種類のヤゴなのかは分かりません。

水辺の話になりましたので、併せて近所の川で見付けたものを載せておきます。
大雨が降り水嵩が増した川でカニを見ました。
川の中程にいたので、写真上は小さく見えますが、この川では初めて見る大きさです。

モクズガニ(藻屑蟹) 
エビ目イワガニ科モクズガニ属 大きさ 甲幅 7-8cm
川に産するカニの中では大型種である。鋏脚に濃い毛が生えるのが大きな特徴。
"Mitten crab(手袋ガニ)"という英名もこの毛に由来している。
どうも上流から流れて来たようです。サワガニと違い迫力満点です。

近くの谷地川にて工事が始まり川水が汚れていることがあり清流とはいきませんが、
ミドリガメや鯉など誰かが放したものだろうが、
みんなみんなそれぞれに生きている。

少しまとまりがありませんでしたが、今日はこの位にしておきます。
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白いクモもいる、クモ目編 アズチグモ、サツマノミダマシ、ナガコガネグモ、他

2022-08-23 | 生き物
昆虫を探していると、小さな白いクモをよく見ます。
クモは脚が8本ですので、分類上は昆虫ではありませんが、虫として投稿します。

<クモ目>
アズチグモ♀(安土蜘蛛)
カニグモ科  大きさ ♀ 6-8mm ♂ 2-3mm  時期:6-9月
後方が膨らんだ形の腹部を持った、第1脚・第2脚が長いクモ。メスは緑白色)、
オスは小さくて赤褐色。脚や胸部・腹部に斑紋のある個体もいる。

全て♀のようですが、全部違う場所の撮影なので至所で目にしたが、♂には小さくて気が付かなかった。

こちらはピンボケですが、黄色い小さなクモです、少なくとも一部の種は、
花の色と一致するように数日間にわたって色を変えることができます。
色の変化は、通常、白、ピンク、黄色の範囲です。  のようですが、、


サツマノミダマシ(薩摩の実騙し )
コガネグモ科  ♀ 8-11mm ♂ 7.5-9mm  7-8月
緑色の綺麗なクモ。
夜行性で夜間に網を張り、虫を捕食するが、日中は網を畳んで葉上で休んでいる。
和名はサツマの実(ハゼの実)に似ていることから名付けられたもの。
ワキグロサツマノミダマシと酷似しているが、本種は腹部前方から側面に沿って黄色の線がある。

ナガコガネグモ(長黄金蜘蛛)
コガネグモ科  ♀ 20-25mm ♂ 8-12mm  8-11月
腹部に黄色と黒のこまかい縞模様がある大きなクモ。
円網を張る。網には、ジグザグの直線状や円盤状など、さまざまな形のかくれ帯をつけ、その中央にとまる。  
ナガコガネグモの幼体


ジョロウグモの幼体(女郎蜘蛛 )
ジョロウグモ科  ♀ 0-30mm ♂ 6-10mm 9-11月
腹部に黄色と暗青色の縞模様のある大きなクモで、人家周辺や山地の至る所で見られる。
複雑な円網を張る、メスは大きくオスはその半分以下で同じクモとは思えない。
                                                                 
ウヅキコモリグモ(卯月子守蜘蛛)
コモリグモ科 ♀ 5.5-10mm ♂ 5-9mm  1年中
コモリグモは、活発な徘徊性のクモであり、やや小型の種が多い。
体色は灰色か褐色を中心とした、地味なものが多い。
♀は丸く白い卵のうを尻に付けて保護することからコモリグモの名前がある。  
卯月の和名があるが、産卵期は4~6月と9~10月がピークとされる。

シラヒゲハエトリ(白髭蠅捕蜘蛛)
ハエトリグモ科 ♀ 8-10mm ♂ 7-9mm  7-9月
灰色の毛におおわれ、体側が黒色のハエトリグモ。触肢に長い毛がはえていてヒゲのように見える。

ササグモ(笹蜘蛛)
ササグモ科  ♀ 8-11mm ♂ 7-9mm  5-8月
黄緑色~黄褐色で、腹部に赤色と白色の美しい模様があるクモ。脚にはえている黒い毛が目立つ。  

イオウハシリグモ(硫黄色走蜘蛛 )
キシダグモ科  ♀ 20-28mm ♂ 15mm前後 7-10月
脚の長い大きなクモ。個体によって色彩変異が大きく、黄色や褐色の単色のもの、
褐色で体側に白い帯があるもの、黒褐色のまだら模様があるものなど、さまざま。

      
▼ヤサガアタアシナガグモ? 
アシナガグモ科  前脚2本のみが異常に長い、アシナガグモより細く見えると思うが、     

デーニッツハエトリの幼虫
ハエトリグモ科  ♀ 8-9mm ♂ 6-7mm  3-11月
黄灰褐色で腹部に赤褐色の太い条を持つハエトリグモ。幼体のうちは頭胸部に背面中央に黒い斑紋がある。
▼ハエトリグモの幼虫

小さい虫で鮮明な画像でなくて申し訳ありません。詳細名は未定です。

クモは害虫か?益虫?
見た目が気持ち悪いとのことで、害虫と思われていることが多いですが、
多くの種類は害はないのです。わざわざ殺虫剤を使って駆除することがありますが、毒蜘蛛でない限りは触っても問題ありません。
但し、よく聞くセアカドクグモ等のような毒蜘蛛もいますので注意は必用ですが、
小さなクモの多くは家の中にいます。家にいるということは餌となる虫もいるということです。
昆虫と比べれば、糞の量はとっても少ないです。
糞が飛沫する可能性が少ないことから、そのリスクは小さいと言えそうです。
虫を主に食べる生き物であり、家の中に住み着いているということは、餌になる虫がいるようです。
クモは害はないどころか、益虫としての側面が強い生き物です。 
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虫の観察 クモ目編 蜘蛛の子を散らすの言葉を実感した。

2022-07-03 | 生き物
「みんなの花図鑑」からブログに移行して今月末でまる5年が経過することになります。
花の写真だけよりは文章を含む内容で何でも載せるようになり、良かったと思っています、
ブログがライフワークの一つであるあることに間違いはないですが、
これで良いのかどうか? 逡巡している自分がいることもあります。
何の為にしてるの、ブログのことも未だに良く分かっていないです、
限られた枠内からどうしていったらよいのか見直してみたいです。

ブログの枠組みも良く分かっていないですが、アクセス解析の中で、
アクセスされたページの上位に「クモは昆虫ではない!クモハク?クモは虫?」がでてきます、
2017/9/18の投稿です。殆どが花の投稿ですが、見てくれているのはあまり投稿数の少ないクモです。
見てもらう為にはタイトルが非常に重要なことが分かります。
もっともタイトルを見たが中身に満足したかどうかはわかりませんが。

前置きが長くなりましたが、今回はクモ(蜘蛛)でいきます。
蜘蛛と言って最初に思い出すのは、芥川龍之介が書いた「蜘蛛の糸」です。*1

又、蜘蛛の子を散らすと言う言葉があります。
意味は、大勢のものがバラバラに逃げ惑う様子 です。

正に、これが蜘蛛の子が固まっている所です、
 
チョット傍に行き刺激を与えるとワーッとちりじりに大きく広がっていきます。

そして、安全と分かるとまた固まって集団くっいています。
面白いです、と言っても分かり難いですね、動画にしておくべきでした。

<クモ目>
イオウイロハシリグモ
キシダグ科  ♀ 20-28mm  ♂ 15mm前後  7-10月
脚の長い大きなクモ。個体によって色彩変異が大きく、黄色や褐色の単色のもの、
褐色で体側に白い帯があるもの、黒褐色のまだら模様があるものなど、さまざま。
雑木林周辺の草や低木の葉上でよく見られる 。 

ハリゲコモリグモ
コモリグモ科 ♀ 6mm前後 ♂ 5mm前後 4-9月
ハリゲコモリグモの仲間は似た種も多く同定は難しい 。
ウヅキコモリグモかもしれない。

コモリグモの仲間(オオアシコモリグモ?ハリゲコモリグモ?)
コモリグモ科オオアシコモリグモ属 7mm前後  4月~9月
春先から夏にかけて、腹部の下に白い袋が付いていないか観察する 
メスのコモリグモは、卵を腹部の下にくっつけています。
孵化した子グモは背中に乗せています。

ササグモ(笹蜘蛛)
ササグモ科  ♀ 8-11mm  ♂7-9mm  5-8月
黄緑色~黄褐色で、腹部に赤色と白色の美しい模様があるクモ。脚にはえている黒い毛が目立つ。


カニグモ属の一種
カニグモ科

ヤミイロカニグモ
カニグモ科  ♀ 7-8mm ♂ 5-6mm  4-11月
腹部に2本の縞模様がある。♂は黒褐色、♀は赤褐色をしている。
アズマカニグモもほぼ同じ模様をしているようで、外見での同定は困難です。
外雌器や触肢の形状で同定できるようです。  
 

デーニッツハエトリ
ハエトリグモ科  ♀ 8-9mm ♂ 6-7mm  3‐11月
黄灰褐色で腹部に赤褐色の太い条を持つハエトリグモ。幼体のうちは頭胸部に背面中央に黒い斑紋がある。

ギンメッキゴミグモ
コガネグモ科 ♀ 4-7mm  ♂ 3-4mm  5-9月
  腹部はやや細長く、銀白色。周縁に黒班がある。色彩変異があり、全体が黒色の個体もいる。 

マミジロハエトリ
ハエトリグモ科  ♀ 7-8mm ♂ 6-7mm  5‐8月
左;メスの頭胸部は黒色で後縁や側縁が灰白色。腹部は灰褐色で不明瞭な条紋がある。
右: 頭胸部が光沢のある黒色で、前面によく目立つ白色の横帯がある。腹部は茶褐色。 


セガタアリグモ
ハエトリグモ科アリグモ属 5mm前後 
メスの方がオスより大きくなります。頭部は黒、胸部は橙褐色、腹部は淡褐色で黒い帯があります。 
アリに非常に似ています。♂の蝕しが発達して凄い顎に見え、頭から飛び出ているように見えるようです。

▼??
保護色でどこにいるか分からない位ですが、脚が8本あるのでクモの仲間と思います。

あまり見栄えの良いクモではありませんでしたね。

クモは、全て動物(主に昆虫などの虫)を食べます。
 食べると言っても頭からかじるのではなく、体液を吸います。 
蝿や蚊、屋内ではゴキブリなどを捕食してくれるので、生態系のバランスをとるのに重要な役目を果たしてます。 

*1  「蜘蛛の糸」の大略
お釈迦さまが蓮の池花を散歩していたら葉のわきから下の地獄が見えて、悪いことをした罪人が多くいた、その中の一人の男が色々な悪事を働いていたが、一つだけ歩いていてクモを見つけて踏みつける所を、小さな命だからと助けたことがあった。
そこで、ハスの葉にいたクモから糸を垂らして助けることにした。
男は糸に気がついて地獄から抜けられるとよじ登り初めたが、
極楽までは遠くて途中で休むことにした、そこで下を見たら大勢のものが続いてきていた。
こんな糸に大勢では切れてしまうと思い振り払おうとして結局全員が糸が切れて元の地獄に落ちると言う話です。

私も地獄に行くほどの悪いことはしてませんが、クモや小さな虫などを救っていたら
助かることがあるかもしれませんね。
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これはなんだ?? 一瞬白い狸?かと思いましたが、、

2022-02-02 | 生き物
もう今年も2月に入っているんですね、今日は高齢者運転講習を受けて来ました。
後は警察署に行き免許証更新だけですので、先ずはほっとしています。
「高齢運転者対策の充実・強化」の内容で道路交通法の一部を改正する法律が可決・成立したことで、
高齢者講習が今年の6月までに施行されるようです。
運転が大変になれば、3年後の次は更新するか考えてしまいますね。

話はガラリと変わりますが、我が家に今年も疥癬タヌキが来て、その後薬を購入して、
その結果改善されて、この冬を乗り切ることが出来ていますが、
その餌場に、今迄に見たことがない動物が現れるました。
毎日番の狸ちゃんが夜来ています。
ギャーとの鳴き声がしたと思っていたら
その後、餌場にウリ坊に似た小ぶりものが餌を食べていました。
ウリ坊と言えばイノシシの子のことですのでまさかと心配しました。
撮り直して顔を見たら狸顔で子狸と思われました。
どうも親狸が近くで見守り、子狸に食べさせているようですが、
親離れをせかしているようにも見えるが本当の事は分かりません。
食べ方も少し違います。姿勢やきれいな食べ方でないようです。

ある日、狸が食べ終えた後に、何か白い頭の見たことが無い動物がいました。
普段撮っていないので、慌ててカメラで条件が悪く上手く撮れませんでしたが、
撮れたのがこの写真1枚です。直ぐに逃げて行きました。

この時以後、見かけませんので、キレイに撮れたたら投稿するつもりでしたが、
最初に顔だけ見た時は、白い狸、アルビノの狸かと思ってしまいましたが、
写りの悪い写真ですが、これはどうやらイタチかテンだろうと思いました。
見た目では、イタチは、顔と鼻周りが黒っぽい。  
テンは、夏毛は、顔が黒っぽい、
 冬毛(スステン):夏毛と同じように黒っぽい色でオレンジの喉元
 冬毛(キテン):顔が白で体の毛は黄色
とありましたので、尻尾の長さも20cm程ですのでホンドテンのキテンと判断した。
*アナグマの可能性もありますがこの写真だけでは判断出来ていません。

ホンドテン
ネコ目イタチ科イタチ亜科テン属 体長は約40 - 55cm。尾長は約15 - 20cm 
躯体の毛色により、黄色い個体はキテン(黄貂)、褐色の個体はスステンと呼ばれる。
冬眠はしないで1年中活動し、その活動時間帯は特に定まっておらず、昼夜活動する。

因みに疥癬タヌキについては 、21/9/15こんな生き物と共存 に経過含め投稿済です。
疥癬タヌキ
回復したタヌキ
新たに出合えたら何とか撮ってみたいです。
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大きなクモから小さなクモまで、ジョロウグモ、コハナグモ、クモの巣のお話。

2021-10-07 | 生き物
私のブログで一番アクセスが多いのが、”クモは昆虫ではない!クモはムシ?クモ”です。
クモに興味がある人もいるんですね。
今どこでも見られるクモはジョロウグモです。高い所にもクモの巣を張って
餌を待ち構えています。
 
<クモ目>
ジョロウグモ(女郎蜘蛛)
ジョロウグモ科 大きさ ♀ 20-30mm ♂ 6-10mm、時期 9-11月、
腹部に黄色と暗青色の縞模様のある大きなクモ。 
近場で、大きくて蜘蛛の巣が張られていれば多くはこのクモ(メス)です。
オスがメスの網にこっそり入り込んで、交接の機会をうかがっています。
1つの網に複数のオスがいる事も珍しくありせんが、面白いのは、
オスとメスの体サイズの差が大きい事です。右:オス メスの約1/3の大きさです。
上記の暗青色が無いので、ジョロウグモの幼体(亜成体メス)かもしれません。


ナガコガネグモ(長黄金蜘蛛)
コガネグモ科 大きさ ♀ 20-25mm ♂ 8-12mm、時期 8-11月、
腹部に黄色と黒のこまかい縞模様がある大きなクモ。
草原や林の周辺、水田などに、円網を張る。
 

コガタコガネグモ(小型黄金蜘蛛)
コガネグモ科 大きさ ♀ 6-12mm ♂ 4.5mm前後、時期 7-10月、
腹部に赤い紋があるコガネグモの仲間。黒色部には青い小斑点をもつ。
林の周辺や山道などに、X字形の白い隠れ帯をつけた円網を張り、その中央部に脚を
2本ずつそろえてとまる。危険を察するとすぐ網から跳び下りる。

▼コガタコガネグモが獲物をゲットしている。

イオウイロハシリグモ
キシダグ科 大きさ ♀ 20-28mm ♂ 15mm前後、時期 7-10月、
脚の長い大きなクモ。個体によって色彩変異が大きく、黄色や褐色の単色のもの、
褐色で体側に白い帯があるもの、黒褐色のまだら模様があるもの(下の写真)など、さまざま。

▼クサグモ?   写真の撮り方が悪く特定出来ない。


コハナグモ(小花蜘蛛)
カニグモ科 大きさ ♀ 4-6mm ♂ 3-4mm、時期 6-9月、
腹部は丸くて黄白色、頭胸部と脚が緑色のクモ。第1脚・第2脚が長い。
葉や花の上で脚を大きく広げて獲物を待ち伏せる。

ワキグロサツマノミダマシ
コガネグモ科 大きさ ♀ 9mm前後 ♂ 7mm前後、時期 7-9月、
美しい緑色の丸い腹部を持ったクモ。腹部側面は黒褐色。 
日中は葉裏に潜んでいて、夕刻になると円網を張る。

家の周りにはクモの巣だらけの場所があります。

クモが巣を張るにはまず、自分のいる所から巣の向こう側まで糸を張らなくてはならない。
遠く離れている所に巣が張られています、翅が無いのにどう張ったのかと思いませんか?
クモは自分のお尻から糸を垂らし、それを風に乗せて飛ばす,向こう側にある木枝などに、
くっつくと、糸の上を往復して糸を強くし、そして、お尻から糸を出して、体の重さを利用して下に降りていくんだ。
Y字形に下がっていき、着地できる場所を見つけて、大きな枠を作り、
中心から四方八方に糸を張り、その枠を足場にらせん状に糸を張ります。
クモの糸を回収し丸めて食べ、食べた糸は次の巣つくりの材料になるようです。
巣は何回も餌が有れば新しく架け替えているようです。


ダンドロボロギクの飛ばされた綿毛も蜘蛛の巣に引っ掛かっています。
蜘蛛の巣は餌が取れない所は移動するので、蜘蛛の巣が多いと言うことは、
餌になる虫が多いと言うことですね。
家の周りは蜘蛛の巣だらけです。良いんだか、悪いんだか写真撮る分には困らないか(?)

蜘蛛の巣を張らないクモもいるんですよ。
クモには、造網型(ジョロウグモ等)と徘徊型(ハエトリグモ、アシダカグモなど)
ハエトリグモはその名の通り小さなハエなどを食べます。
大形のアシダカグモは、ゴキブリ等を食べます、家の中で見かけたらきっと
ゴキブリを食べていますよ。

デーニッツハエトリ
ハエトリグモ科  大きさ ♀ 8-9mm ♂ 6-7mm、時期 3-11月
黄灰褐色で腹部に赤褐色の太い条を持つハエトリグモ。
低木の葉や下草の上を徘徊する。

シラヒゲハエトリ
ハエトリグモ科  大きさ ♀ 8-10mm ♂ 7-9mm、時期 7-9月、
灰色の毛におおわれ、体側が黒色のハエトリグモ。触肢に長い毛がはえていてヒゲのように見える。 
人家で普通に見られ、雨戸・塀・壁などを歩き回って獲物を探す。

アシダカグモ(小脚高蜘蛛)
アシダカグモ科 大きさ ♀ 20-25mm ♂ 15-20mm、時期 1年中、
褐色で、全身にまだら模様がある徘徊性のクモ。脚には、小さな白点がある。
崖地や樹林内、洞窟などで見られ、夜間に活動する。
私は、もしかしたらクモが好きかもしれません、但し、クモには人間に影響を与える程の
強い毒を持つのは僅かと言われています。
セアカゴケグモ、クロゴケグモ、ハイイロゴケグモ(以上3種外来種)
アカボシゴケグモ、カバキコマチグモ(以上2種在来種)
等数種類があるようですので、よく覚えておいた方が良いですね。
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色々なカタツムリ、でんでんむしの目は触角(つの)の先にあります。

2021-09-26 | 生き物
梅雨時でもないのにカタツムリに出合います。
童謡「かたつむり」で皆に歌われて親しんでいたと思いますが、
撮ったものを並べても、カタツムリの種類の名前は分かりませんので、

ここで素人レベルですが、カタツムリについて簡単にまとめてみました。

カタツムリ(蝸牛)は、陸に棲む巻貝の通称。
特にその中でも有肺類のうちの殻が細長くないものを言う場合が多い。(wikiより)
陸貝のうち、殻のないものを大雑把に「ナメクジ」、
殻を持つものを「カタツムリ」「デンデンムシ」などと呼ぶ。(マイマイとも) 
しかし、殻に蓋があるヤマタニシや細長い殻のキセルガイなどはカタツムリと言わない。
日本では一般的にカタツムリと呼ばれるものとしては
オナジマイマイ科やニッポンマイマイ科の種類が代表的なものである。 
しかし、日本には、約700から800種類がいるようですが、移動範囲が狭いので、
地域により、異なる種類が生息しているようなの、今回種名は調べるのをやめています。

一番良く見るカタツムリですね。
ミスジマイマイ(オナジマイマイ科)かと、(右巻き)
移動する時には体が長く伸びて落ちないように移動します。
触角の先に目があります。
頭には大きな角のような触覚と小さな触覚がありますが大きな触覚の先に目がある。
目と言っても明るさを感じる程度で、何かにぶつかると触覚をひっこめる程度です。

ニホンマイマイ科のカタツムリかな。
 

小さな殻の中にこんなに長くなるのが居るんですね。
 
小さな種類か?まだ幼虫でこれからは大きくなるのか見分けがつきません。


大部分の種は右巻きであるが、ヒダリマキマイマイなど少数の左巻き種がいます。
こちらでは、少数でもいる所では、多く見掛けますね、
表から左巻きですが、裏も模様が右巻きに見えるのでは?
返してが見ても模様がなく裏と分かり易いです。
1cm以下の小さなカタツムリいっぱいいたが、

食餌は、葉や苔を食べるようですが、
殻を作る為にカルシウムが必要でコンクリートなどから染みでる炭酸カルシウムを食べるようです。
葉の無いところでも良く見掛けますね、これは、電柱です。


キセルガイ?

以下は、カタツムリについての参考程度のメモです。

オスとメスの区別のない雌雄同体です。ですので、一匹でオスとメスの両方の役割を果たします。
ただ、自家受精(同一の個体で受精すること)はできないため、他の個体と交尾する必要があります。
 

カタツムリの天敵は、ホタル類の幼虫やオサムシ類のマイマイカブリがよく知られているが、
ザトウムシ等もカタツムリを食べるようです。

カタツムリにはさまざまな寄生虫が宿るので気をつけましょう。

カタツムリは変温動物で、冬は冬眠します。15℃以上で活動で5℃以下で、
落ち葉や石の下に潜り込んで殻の入り口に膜を張って冬眠します。

カタツムリの寿命は、
寿命は1年〜15年です。小型で殻が薄い種類は1年ほどで死んでしまいますが、
5センチ以上の大きいものになると8年〜15年生きるものもいます。
平均寿命は、3年~5年程度のようです。
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こんなの生き物とも共存しています。ヤモリ、ニホントカゲ、カナヘビ、タヌキ

2021-09-15 | 生き物
先月ファミリーとしての池のメダカを報告しましたが、
今回は、準ファミリーとして、世間では喜ばれないものの紹介です。

家の中、雨戸の戸袋等にいる
ヤモリ(ニホンヤモリ)
有鱗目ヤモリ科ヤモリ属 、全長100-140mm、(頭胴長)50-72mm、4-11月、
体色は灰色や褐色で、不鮮明な暗色の斑紋が入る。
体色は個体差が激しく、灰色をベースに黒や白色など様々な色が見られます。
人家の内外でよく見られ、壁や天井を歩き回る。
夜行性で、灯火の周辺などに現れ、光に集まってきた昆虫を食べる。
肢の裏には幅広い鱗(指下板)が並んでおり、壁面も器用に登ることができる。
先日何か他の外敵にやられたのか傷ついて絶命していましたので葬ってやりました。

ヤモリは「家守」「屋守」だからです。 
ヤモリは主に家の隅などあまり人目に付かない所にいて、そういった隅の方まで
守ってくれるという意味で「家守」と言われます。 
従って余り見かけてもそのままにしています。

ニホントカゲ
有鱗目トカゲ科トカゲ属 、(全長)200-250mm (頭胴長)60-96mm、4-11月、
黄褐色で、全身がなめらかな鱗で覆われたトカゲ。
山道や林縁、人家の庭などで見られ、石の上などで日光浴しているのをよく見かける。
尚、幼体(5本の縦筋模様に尾はブルー)の色模様が薄れ、成体に近付いて来た個体。
東日本で見られるニホントカゲをアズマトカゲと区別するとの説もある。
ミミズ、クモ、ハエ、 コウロギ 、芋虫などの小昆虫類を主食に生活しています。
庭の至る所でウロチョロして物陰から出て来ますが、
尻尾がないものがいたので、今回投稿することになった。
ニホントカゲはトカゲ特有の「自切」を行います。
これは、天敵につかまった際に、自ら尻尾を切り離し逃げる行動です。
どんな天敵にあったのでしょうか? 私ではありませんよ。
切り落とした尻尾は、時間経過と共に再生されます。

流石にカナヘビは家にはいません、似たものとして近所のものから取り上げました。

カナヘビ(ニホンカナヘビ)
有燐目トカゲ科トカゲ属、全長160-2700mm、頭胴長50-70mm、4-11月、
褐色で、乾いた感じの粗い鱗で覆われたトカゲ。スマートで尾が長い。
草やぶや、林縁などに広く生息する。昆虫やクモを食べる。

最後に、我が家に代々来てる狸です。2代目か3代目は良く分かりません。
疥癬症から回復しつつあります。

タヌキ(狸)  
イヌ科タヌキ属、
頭胴長50~68センチ。体はずんぐりしていて、尾が太く、脚が短く、耳は丸くて小さい。
毛は厚く、密生した下毛と荒く長い差し毛とがある。   
昆虫、鼠、カエル、ミミズ、魚、鳥、果実の食性、一夫一婦でどちらか死ぬまで行動を共にする。
活動時間帯は主に夜間です。
 
タヌキは日本の野生動物の中でもっとも人間との付き合いが古いものの一つで古くから親しまれている。
 
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6月初めの頃は疥癬症に罹った状態で我が家に現れました。(右:足も1本痛めている)
 
野生の疥癬タヌキはそのままだとほぼ生きられないようです。
以前も助けましたが、今回も薬を取り寄せて飲ませてみました。
現在は大分毛も生えて来たのでこれなら冬は乗り越えられると思います。

流石に最初に見た時はやせ細り毛が抜けて皮膚はむき出して哀れでした。多分番と思います。
原則、野生動物は飼うことが出来ません、各自治体に処理を連絡しても対応はまちまちのようです。
以下のその経過の概略を記しておきます。
医者でないのでやったことのみです。
助けたいなら動物病院が一番良いのですが、捕獲が難しく現実的には無理です。
ネットで調べると、ヒゼンダニによる感染症で、病院でも一般名イベルメクチンが
疥癬薬として用いられます。
(体重1kg当たりにイベルメクチン約200㎍ 1回投与されるようです)
又、イベルメクチンは腸管線虫症にも使用されるようで(犬等のファラリア予防薬に使用)
ネットにてファラリア予防薬カルドメック(のジェネリックを購入した)。
(イベルメクチン69㎍、ピランテル57mg)1箱6錠小型犬(11㎏以下)用。
タヌキの体重はわからないが見た感じは2㎏はなさそうなので、
餌に混ぜるチュアブル錠タイプを購入し,分けて様子を見ながら2匹に確実に食べられるように与えた。

その結果が3カ月位経過したのが上の写真です。
動きも1匹は少し足を引き摺っているが軽快に動いていますので、もう大丈夫かと思っています。
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