花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

五月末は家周りのあちこちでアスチルベ満載です。キョウガノコとシモツケ等。

2022-05-31 | 自宅の花
五月も最終日となり、どうしてもこの花は五月中にアップしておきたかったです。
我が家の庭のシンボルフラワーはミヤコワスレとしてますが、
その後は、オルレアがそしてアスチルベがと庭を賑わしてくれています、
これらが終わると春のイベントが終わったように寂しくなります。

アスチルベ    別名:アワモリソウ、チダケサシ
ユキノシタ科チダケサシ(アスチルベ)属、多年草、東アジア原産、花期:5月~7月、
しゅっと伸びた穂の先にピンクや赤の花を咲かせる、独特の姿をした植物です。
 

白花も、
オルレアとアスチルベの競演。


その間に埋もれているのが、ムラサキツユクサや、スイセンノウ、ホタルブクロ、ホオズキ等

キョウガノコ(京鹿子)
バラ科シモツケソウ属、多年草、花期:6月~7月
シモツケソウの古くからの栽培種。
シモツケソウにそっくりですが、違いは茎に棘がないことです。

シモツケソウは我が家にはありません、花が咲く時期もやや遅いようですので、
ここでは残念ながら紹介できませんでした。

シモツケもよく似ていますが、こちらは、草ではなくて木です、葉はっきりと違います。
シモツケ(下野)
バラ科シモツケ属、落葉低木、日本、東アジア原産、花期:5月~6月、
キョウガノコ、シモツケソウ、シモツケと花は似ていますが、こちら木です。
我が家の花はまだ蕾が多いです。

本日は、東大病院に通院治療の日でしたので、これ位でやめておきます。
単発的な花も少しありますが、次の機会に回します。
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昆虫観察(5月)チョウ目から 蝶はクロアゲハ、キタテハ、蛾はセスジナミシャク等

2022-05-29 | 昆虫
夏日が続いています、回りには蝶やトンボが舞うようになりました。
今回は昆虫を撮った中からチョウ目です。
身近な所で見掛けるチョウとガの幾つかを選んでみました。
*のマークがチョウの名の後にあるのは、先日の多摩動物公園の昆虫館からのものです。

<チョウ目>
蝶の仲間から
クロアゲハ
アゲハチョウ科  大きさ (前翅長)45-70mm   時期:4‐9月
黒っぽい大きなアゲハチョウ。

ナガサキアゲハ *         ▼シロオビアゲハ *


コミスジ
タテハチョウ科イチモンジチョウ亜科 大きさ(前翅長)45-70mm   時期:4‐10月
濃茶色地に三本の白い帯を持つやや小さめのタテハチョウ。はねを開いてとまることが多い。

キタテハ
タテハチョウ科タテハチョウ亜科 大きさ(前翅長)22-34mm   時期:3‐11月
黄色地に黒い紋があるタテハチョウ。初夏から真夏にかけて現れる夏型(地色が黄色っぽい)と、
秋に現れてそのまま越冬する秋型(地色がオレンジっぽい)がある。

ツマグロヒョウモン♂
タテハチョウ科ドクチョウ亜科 大きさ(前翅長)27-38mm   時期:4‐11月
都市周辺ではヒョウモンチョウの中で最も見る機会が多い。 
これはオス。後翅のへりが黒くなっていることで他のヒョウモン類と見分けられる。
                                                                  右:以前に撮ったツマグロヒョウモン♀

ヒオドシチョウ  *
タテハチョウ科タテハチョウ亜科 大きさ(前翅長)32-42mm   時期:3‐6月,9-11月
鮮やかなオレンジ色に黒い紋があるタテハチョウ。
雑木林を素早く飛び、樹液によく集まる。成虫で越冬するので、早春から飛びはじめる。 
翅の裏面はいたって地味。樹木の幹や枯葉のつもった地面にとまると見つけにくい。
                   
モンシロチョウ
シロチョウ科モンシロチョウ亜科 大きさ(前翅長)20-30mm   時期:3‐11月,
野原や畑でふつうに見られ、フワフワと飛ぶ白いチョウ。


ベニシジミ
チョウ目シジミチョウ科 大きさ (前翅長)13-19mm 時 期 3-11月
前翅は表裏とも赤地に黒褐色点があり、後翅は表面が黒褐色で、裏面は灰色のシジミチョウ。
春に現れる個体は赤っぽく、夏の個体は黒っぽい。秋には両方のタイプが見られる。
これもベニシジミでしょうか?随分と翅が痛んでいます。
こちらは間違いなくベニシジミと思います。

ツバメシジミ♀
シジミチョウ科シジミチョウ亜科 大きさ(前翅長)9-19mm 時 期 3-10月、
後翅裏面には、オレンジ色の紋を持つ。翅の表はオスが青紫色、メスが黒色。
後翅にある尾状突起にちなんで「ツバメ」の名がついた。
 後翅にある尾状突起部分を拡大して確認。

ヒメウラナミジャノメ
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 大きさ(前翅長)18-24mm 時 期 4-9月、
草の上をフワフワと飛ぶ、目玉模様のある薄茶色のチョウ。はねの裏面には細かい波形のもようがある。
後翅裏面の目玉模様は、左右各5つずつ。モンシロチョウより少し小さい。
裏面模様を撮りそこなってしまいました。 機会あれば追加しておきます。


蛾の仲間から

??調査中 ホシオビホソノメイガ  (*6/28修正)
ツトガ科ノメイガ亜科 (開張)25-37mm  5-9月
淡褐色で、褐色の細い筋模様が入った翅を持つ。 
ノメイガの仲間は、葉の裏に止まる習性があるため、撮影は難しい。 

▼?? 模様がハッキリとしないので確定出来ていません。
ヤガ科シタバガ亜科の仲間と思いますが、、


ユウマダラエダシャク(夕斑枝尺)シャクガ科 40-50mm 5‐6月、8‐10月、
白色地に、灰褐色~褐色の斑紋があるシャクガ。鳥の糞に擬態していると言われる。

セスジナミシャク シャクガ科 20-28mm 4‐7月、9-10月
黒褐色地に、白色線が網目状に走る翅を持つシャクガ。前翅には茶色い不定形の紋がある。
前翅には茶色い不定形の紋をハッキリさせたかったですがボケボケになりました。

タイワンキシタアツバ
ヤガ科アツバ亜科 28-35mm 5‐9月、灰褐色で、前翅に三角形の黒褐色紋があるアツバガの仲間。
下唇髭が長く、頭が尖ったように見える。後翅と腹部背面は黄色。 

フトベニスジヒメシャク シャクガ科  23-30mm 5‐9月、
ベージュ地に、赤褐色の1本線(中横線)がよく目立つシャクガ。前翅・後翅とも先端が尖っている。

シラナミアツバ
ヤガ科クルマアツバ亜科 17-24mm 4‐10月、
淡褐色で、翅の中央部に不明瞭な褐色帯があり、その外側に2本、内側に1本の褐色線を持つアツバガの仲間。

クシナシホシオビコケガ(旧名ホシオビコケガ)*クシヒゲホシオビコケガ
ヒトリガ科コケガ亜科 25mm前後 5-10月
旧名のホシオビコケガが本種とクシヒゲホシオビコケガに分かれた
違いは、多分触覚の違いみたいです。
23/6/20訂正 違いにクシナシホシオビコケガは、胸部は首の辺りに黒点が2個と中央に1黒点。
前翅は矢印の所に小さな黒点が並び、全体的に点々感がある。 
クシヒゲホシオビコケガの黒点が2つですので名前を修正しました。

写真を大きくしてアップした方が分かり易かったかと思いますが、数が多いのでやめました。
相変わらず虫の名前に苦慮しています。間違っていたら申し訳ありません。
一旦ここでアップして後で見直しをします。
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動物に久し振りに癒されました。多摩動物公園にて

2022-05-27 | 動物
屋外散歩で人と距離が取れる場合はマスク不要と言われるようになりましたので、
外出を考えた時に、予約不要となっている多摩動物公園に昨日出掛けてみました。
初めての場所でないので、それでも制限が全く無くなった訳ではないので、
適当に見て回ることにしました。

何処に行っても草花の方に目がいきますが、それでも動物の仕草など楽しんできました。
親子の愛情、兄弟?仲間との付き合い方など興味深いでした。

▼キリンを撮っていたら真ん中に首から上だけのキリンの子供がいた。
手前の子供キリンが歩き出すのを待って撮ったら、
おやっ 縞模様の少し違う子供キリンもいた、分かりましたか?

▼サルのノミとりですが、そもそもサルにはノミはいないらしいので 
これは彼らの日常的なあいさつ行動なのだそうです。
「こんにちは」、「お元気ですか」、「仲よくしましょう」これらの意を含めて
お互いに毛づくろい…つまりグルーミングをしあっているのだそうです。


▼どちらのコアラも子供を抱えてやはり寝ていました。
オヤジさん(?)もやはり幸せそうに寝ています。

オランウータンの教育?
お前なぁ 怖いものに合ったらな、このぼろきれを使うんだぞ、 ウン分かった。
 

こういう風に隠れればなんとかなるからな、分かったか?   そうかなぁ、
と言ったかどうかは分かりませんが、、

▼丸太を枕に一休みしているトラです。
何とも幸せそうな顔でどんな夢を見ているのでしょうか?

シロテテナガザルの相談事
最近困ったことになってね、      なんだ言ってみろよ、
 
誰にも言うなよ、お前だけにだからな。   うんうん、、任せとけ。


▼コウノトリは「幸の鳥」とされ、幸福の象徴とされています。 
コウノトリの伝説は子宝に恵まれなかった夫婦が屋根上に巣を作ったコウノトリを世話し、
雛が巣立った後に子宝に恵まれたというドイツの言い伝えが元となったようです。
コウノトリのヒナが2羽が親鳥に見守られていました。
 
半月くらいすると、黒い風切羽 が生えはじめます。
体の色は、成長とともにかわります。成長ははやく、
ふ化か ら2ヶ月半くらいで親と同じくらいの大きさになり、巣立ちを むかえます。  

多摩動物には約300種類の動物がいるそうです。
ユキヒョウやレッサーパンダの前には、いつも長い望遠レンズ付けたカメラマンが数人います。
コンデジで細々と幾枚かは撮っていますが、なかなかアップに耐えられないのでこれ位にしておきます。
個人的には、今回今迄回ったことが無かった、トキ類、タンチョウなどの鳥の
ゲージを見て
佐渡のトキを想像していましたが、小さな色々のトキをしることが出来て良かったです。
ゲージに入った鳥などを撮るのは得意でないので載せられませんでした。
昆虫館等も以前投稿してますので、今回は割愛します。
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庭の花木(5月)カルミアは蕾の方が好き、オレンジからクリーム色に変わるバラ等。

2022-05-26 | 花木の写真

カルミア     別名:アメリカシャクナゲ 、ハナガサシャクナゲ
ツツジ科カルミア属、常緑低木、北米東部原産、花期:5月~6月、
コンペイトウのような形の蕾を持ち、花が開くと皿のような形になる。
雄しべの先は花弁の窪みの中に収まっており、昆虫等の刺激により飛び出し花粉を散らす。
蕾状態の時が好き、花の雄蕊の先が花弁挟まれて面白い形態です。

バラ(薔薇)
バラはバラ科バラ属の総称を言う。或いはそのうちの園芸品種を総称することもある
多くの品種が生み出されて良く分かりませんので割愛、その大半が西洋バラです。

ツルバラ
アーチに伸ばしています、下の方は野鳥の餌台があり枝を刈り取っている為に、
今の所は、二階のベランダからしか花が良く見えません。
このバラは咲き始めオレンジ色でだんだんとクリーム色に変化していきます。


ミニバラ



ハクチョウゲ(白丁花)
アカネ科ハクチョウゲ属、常緑低木、中国、台湾原産、花期:5月~6月、
地味な花だが、生け垣、庭木としてよく植えられている。
桃色は(ピンクミスティック)と言われる。
八重咲きハクチョウゲ


エゴノキ    別名:チシャノキ、ロクロギ等
エゴノキ科エゴノキ属、落葉小高木、花期:5月~6月、
和名は、果実を口に入れると喉や舌を刺激してえぐい(えごい)ことに由来する 。
鉢植えに木に赤みがかった花が数個付いていました。アカバナエゴノキぽいです。
沢山花を付けているのは隣の直ぐ近くにある木からのものです。

サツキ(皐月)
ツツジ科ツツジ属、花期:5月~花期:5月~6月、
他のツツジに比べ1ヶ月程度遅い 、旧暦の5月 (皐月) の頃に一斉に咲き揃うからその名が付いた 。
常緑性ツツジの一種で、観賞用に多数の園芸品種がつくり出されています。

ハナユズ(花柚子)   別名:イッサイユズ(1才柚子) ハナユ
ミカン科ミカン属 常緑低木 花期:5月~6月、
ユズは成長が遅く、種子を蒔いてから収穫までに5~15年かかるが、
ハナユは木が若いうちから開花、結実し、より早期に多量の果実を収穫できることから、
ユズの代用として庭木に多用される。
ユズと同じような直径3センチほどの花が葉の付け根や枝先に一輪ずつ咲く。
白い花弁が5枚あり、20本ほどの雄しべ(花糸)は中程まで合体して筒状になる。
ユズ(ホンユズ)より小形で早熟性なのでユズとは別種、香りは劣るが沢山の実を付ける。

カキノキ(柿木)
カキノキ科カキノキ属 落葉高木 花期:5月~6月、果実:10月~11月
学術上の植物名はカキノキ、果実はカキ、あるいは一般的に両方を含めてカキ(柿)と呼んでいる。
雌雄同株のようですが、我が家の柿の木は枝を切り過ぎて花がほとんどついて
いないので雌花、雄花の区別がよくわかりません。
これは雌花と思われますが?


サルナシ(猿梨)  別名:コクワ、シラクチカズラ、シラクチヅル、ミニキウイ
マタタビ科マタタビ属、落葉つる植物、中国原産、花期:5月~7月、
雌雄異株又は雌雄雑居性。 この木には実が付きますので両性花、雄しべが退化した雌花があり、
サルナシという名前は、果実を猿が好んで食べることから付けられたとされています。
花が沢山咲いたら撮ろうとしていまして、気が付いたら既に実になっています。


モミジイチゴ(紅葉苺)   別名:キイチゴ
バラ科キイチゴ属、落葉低木、花期:4月~5月
花は下を向いて開き、しばしばとげがある。
5弁花で径3cm程の白色。 果実は球形で橙黄色に熟し味が良い。
ブルーベリー等これから果実が熟して食べられるようになるのが楽しみですがどうかな。
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花木(5月)白っぽい花が多いです、ミズキ、ガマズミ、シャリンバイ、他。

2022-05-25 | 花木の写真
連日25℃になる夏の陽気です。
流石に散歩も半袖シャツになりました、そしてマスクすることもやめました。
今迄もほとんど人に出会うことがなかったですが、以前に倒れたので熱中症が心配になります。

ミズキ(水木)   別名:ミズノキ、クルマミズ等
ミズキ科ミズキ属 落葉高木  花期:5月~6月、
根から水を吸い上げる力が強く、春先に枝を切ると水が滴り落ちることからミズキ(水木)と呼ばれる。 
人気のあるハナミズキの仲間ですが、花は控え目ですが、全体を見ると白くなるほど花が咲きます。


ガマズミ(莢蒾)   別名:アラゲガマズミ、ヨソゾメ、ヨツズミ
レンプクソ科ガマズミ属、落葉低木、花期:5月~6月、果実:9月~11月赤く熟す
枝先に直径6~10cmの散房花序で白色小さな花を多数付ける。
花冠径5~8mm、5深裂して平開する。

シャリンバイ(車輪梅)
バラ科シャリンバイ属、常緑低木、日本。東アジア原産、 花期:5月~6月、
道路の緑地帯や公園によく植えられている。

センダン(栴檀)  別名:オウチ、アウチ
センダン科センダン属、落葉高木、花期:5月~6月、
”栴檀は双葉より芳しい”の栴檀はこの木ではなく、良い香りの白檀のことだそうです。
花はその年に伸びた枝葉の基部にまとまって咲くが、たいていは高い場所に咲くため観察しにくい。
9~12月ごろに熟すクリーム色の大きな果実は、枝先で鈴なりになり、遠目からもよく目立つ。
その姿は数珠がたくさんあるように見えるため、「千珠」と呼ばれ、
それが変化してセンダンとなったとする説もある。  

スイカズラ(吸葛)   別名:キンギンカ(金銀花)、ニンドウ(忍冬)
スイカズラ科スイカズラ属、半常緑もしくは常緑つる性 花期:5月~6月、
甘い香りのする白い花を咲かせる
日本原種の植物です。花や実は生薬に利用される、果実は液果です。
 

ハコネウツギ(箱根空木)
スイカズラ科タニウツギ属、落葉低木、花期:5月~6月、別名:ゲンペイウツギ、
花は開花中に色素が変化し、白色から順次、薄ピンク、紅色と三段階に移り変わる。
似た花にニシキウツギがあるが、花筒が細く、葉も薄い近縁種。

ウツギ(空木 、卯木 )   別名:ウノハナ(卯の花)
アジサイ(ユキノシタ)科があってウツギ属 落葉低木 花期:5月~7月、
山野に普通に生える。
葉は短柄あって対生し、卵状楕円形。
白色の5弁花で細長いが、八重咲きもあり、雄しべは長短5本づつある。
あまり多くならない程度にしておきます。
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庭の花(5月-4)オルレアの咲く時期です、カスミソウ、ムラサキツユクサ、他。

2022-05-22 | 自宅の花
どこにでも蔓延るオルレアが、これからの時期は庭に白いレース模様でいっぱいになります。

カスミソウ(霞草) ジプシーシリーズ
ナデシコ科ギプソフィラ属 1年草 ヨーロッパ原産 花期:6月~7月、
カスミソウと言えば1年草と宿根草タイプの草丈があり、茎が直立して良く分岐し、
各枝先にかすみをかけたように無数の小花を付けるものですが、
これは草丈が低く、株元から分岐を多くて、こんもりとした半球状の草姿となる品種。
花は小さく、一重~八重咲きで、開花盛期には株全体が花で覆われます。花径約1cm。
今年初めて購入した品種です。花壇やコンテナ用に良いようです。


シラン(紫蘭)   別名:ベニラン
ラン科シラン属、宿根草、花期:4月~5月、
日本の気候に適応して、花壇、庭の園路沿いに植えられるなどされている。
                                                                  右:シロバナシラン(白花紫蘭)

ダイアンサス(ナデシコ)
ナデシコ科ナデシコ属 多年草 花期:4月~11月、
ダイアンサスは性質が強くどんな場所にでも作ることが出来、花形や花色にも
変化が多いために、多くの品種が作り出されている。


ムラサキツユクサ(紫露草)
ツユクサ科ムラサキツユクサ(トラデスカンチア)属、多年草、北米原産、花期:5月~7月
梅雨のうっとうしさを吹き飛ばすように大きな3枚の花弁を優雅に広げ、
朝露にぬれた姿にはしっとりとした美しさが感じられます。
ムラサキツユクサの白花種。
白花種に似たトキワツユクサもありますが、まだ花が咲いていません。

レウィシア   別名:イワハナビ
スベルヒユ科レウィシア属、常緑多年草、北米原産、花期:4月~7月、
1月に投稿済ですが、 一度花が全て無くなり又芽が出てきて咲いたものです。

オルレア・ホワイトレース(オルラヤ ホワイトレース)
セリ科オルレア属、多年草(1年草扱い)、ヨーロッパ原産、花期:5月~6月、
ガランディフローラの園芸品種がオルレアホワイトレースです。別名:オルレア・グランディフローラ、
中央の微細な花の周りを大きな花弁を持った花がリング状に取り囲んでいる。
純白レースのような花姿が美しい植物です。こぼれ種でよく増えるのであちこちに咲いています。

未だ満開状態ではありませんが、ミヤコワスレに変わりもっともっと白くなると思います。

キンギョソウ(金魚草) 別名:スナップドラゴン
オオバコ(ゴマノハグサ)科キンギョソウ属、1年草/多年草、地中海沿岸地方原産 花期:4月~6月、
和名も別名も花の形から付けられたものです。
温室栽培用の品種と露地栽培用の高性種がある。
写真は、矮性四季咲きフローラルシャワーと思われます。(花壇やコンテナ栽培向き)
赤色のは、銅葉キンギョソウの”ナイト&デイ”です。

ユキノシタ(雪の下)
ユキノシタ科ユキノシタ属、多年草、花期::5月~6月、
白色の花をつけ、5枚の花弁のうち上に3枚ある小さな花弁には、赤紫色の斑点がはいるのが特徴です。
葉は直径3cm~8cmほどで丸く、葉裏は褐茶色で葉脈上に白い斑が入るのが特徴的です。
 

ラミウム   別名:オドリコソウ(踊子草)
シソ科オドリコソウ(ラミウム)属、多年草、花期:5月~6月、
日本に自生するホトケノザやオドリコソウの仲間です .
花が紫色のラミウム・マクラツム種の園芸品種で 、黄色の花はラミウム・ガレオブドロン 種です。


チシマタンポポも1輪のみ咲き始めました、次はアスチルベが庭を賑わしそうです。
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イネ科植物の花粉症はこれからです。イネ科植物の花。

2022-05-21 | 野草(花)
花粉症と言えば、
春先には、スギ、ヒノキ、ハンノキ等の木々による花粉の飛散によるもので、
風に乗り、数十㎞以上も飛ぶ為に影響を被っている人も多くいます。
秋には、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラ等の花粉の飛散で9月頃ピークを迎えます。
ところがイネ科植物の花粉症もあるようです。
イネ科と言っても稲作の稲でどではなくて、主にカモガヤネズミホソムギなどの海外から
牧草として輸入されて、その交配種が多いようです。
イネ科植物の花粉の時期は、4月下旬から11月初旬とかなり長いですが、
飛散時期のは、ピークは、5月~8月、スギ、ヒノキの時期が大体5月までですので、
6月以降は、イネ科の花粉かもしれませんね。
但し、イネ科植物は、60㎝~120㎝位ですので、飛散範囲も数十メートル程度で狭いので、
近付かなければ影響はないと言われています。

実は、私はイネ科植物の雑草と思われるのは、身の回りに多く名前が良く特定出来ていません。

カモガヤ(鴨茅)   英名:オーチャードグラス
イネ科カモガヤ属、多年草、ユーラシア原産、花期:5月~7月、
高さ50~150cmになり、短い根茎をもち、株立ちとなります。
茎の上部に長さ8~30cmの円錐花序を出し、枝の片側に小穂を多数密につけます。
小穂は長さ0.5~1cmほどの楕円形で、数個の小花からなります。
花粉が飛ぶため、スギのシーズン後に起こる花粉症の原因としても知られる。



イヌムギ(犬麦)
イネ科スズメノチャヒキ属、多年草、南米原産、花期:5月~8月、
乾燥した草地、道端や荒れ地などに生える帰化植物。茎は3-4本束成し、高さは40-100cm。
茎先に10-25cmの円錐花序をだす。小穂は緑色で光沢があり、長さ2-3cmの偏平な披針形。
和名のイヌムギは麦に似ているが穀物としては役に立たないのでこの名がついた

カモジグサ(髢草 )
イネ科エゾムギ属、花期:5月~7月、
道端でごく普通に見られる。大きめの小穂をつけた細い穂がたれ、また小穂に長い芒が出るのが目立つ。
高さ40~100cm、 穂状花序で、曲がって垂れ下がる。
花穂は、10~20個の小穂が2列につき紫色を帯びる。(緑色のものもある。)
小穂は、イヌムギの小穂に長い芒がついているような感じで、中軸からばらける。
和名のかもじ草は、女の子が若い葉を集めて揉み、女の雛人形を作ったことによるとしている。
また、子供がこの株を取り、かもじ(付け毛)を作って遊んだことからともいわれている。


セイバンモロコシ(西播蜀黍) 
イネ科モロコシ属、多年草、地中海沿岸原産、花期:7月~9月、帰化植物。
ススキに似ていて茎は太く、束生して大きな株となり、高さ1~2mにもなる。


オオスズメノカタビラ(大雀の帷子 )
イネ科イチゴツナギ(ナガハグサ) 属 多年草 花期:5月~7月、
花序は長さ20~30センチの円錐形で、 先が一方に傾き、柄に長短のある2~5個の枝を半輪生状に出し、
 横広がりになり、花序枝の先が垂れ下がり気味となる。
花序枝が4本以上出る。 小穂は長さ約3ミリで淡緑色であり、護穎には中脈が見える。 芒はない。
よく似たイチゴツナギとは花序の枝が横に散開しないので違うことは分かったが
ナガハグサとの違いはよく分かず、単なる別名かどうかも分からない。



カズノコグサ(数の子草)
イネ科ミノゴメ属、1~越年草、花期:6月~7月、
和名は小穂がカズノコに似ている事による。
まだ花の時期には早すぎているので、花は撮り損ねている。

ネズミムギ(鼠麦)
イネ科ドクムギ属 1年草 花期:5月~7月、
ネズミムギは麦畑に混入して生えますが、食用には不向きな植物です。
ネズミがつく植物は役に立たない種類が多く、ネズミムギも食べられないことが名前の由来です
枝を出さずに小穂を直接つけます。
小穂の数は15~25個で左右交互に互生し、穂は長いです。
小穂の形状は扁平で芒(のぎ:殻などに生える針状の毛)があり、
開花期には10~20個の小さな花を咲かせ花粉をとばします。 。

下の写真はイネ科の花のつもりだったが何の草を撮った時なのか分からないので、
イネ科の花はこんな感じだと感じてもらえれば助かります。
花枝を触ると粉だ飛ぶのもありました。

チガヤ(千萱、茅、白茅 )
イネ科チガヤ属 多年草  花期:4月~6月、
晩春、葉に先立って花穂をつけ、のちに茎が長く伸びて、白い毛が密生した花穂が
一面風にそよぐ光景は美しい。






最初に、イネ科の花粉症は、カモガヤ、ネズミホソムギと書いたのに、ネズミホソムギを
紹介出来ていず、申し訳ありません。
ネズミムギ、ホソムギともにヨーロッパ原産の多年草で牧草として世界じゅうで栽培されています。
この2種類は交雑しやすく、その結果誕生したのがネズミホソムギです。
と言うことでどれがネズミホソムギなのかの選別に至りませんでした。
ネズミムギとホソムギの違いは、
 ネズミムギ:小穂は10~20個の小花 芒有り、 大きな株で何本もの花茎が立つ。
ホソムギ:小穂は6~10個の小花 芒無し。
まだまだ調べ足りませんが時間の関係で一旦は終わりにします。
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庭の花(5月-3)クレマチス、ワスレナグサ、タツナミソウ、他。

2022-05-19 | 自宅の花
庭の花も適宜にアップしていかないと直ぐに花が散ってしまうものもあります。
クレマチスも花びらを落とし始めています。

クレマチス(春咲き)
キンポウゲ科センニンソウ( クレマチス)属 つる性多年草  花期:3月~5月、
その多くは、長期間にわたって次々と花を咲かせる四季咲きタイプですが、
一定の期間に、小輪の個性的な花を咲かせる一季咲きといわれるタイプもあります。
殆どが旧枝咲きのカザグルマ系で、新枝咲きは刈り込み過ぎて白い色のみです。

ワスレナグサ(勿忘草 )
ムラサキ科ワスレナグサ属 1年草 ヨーロッパ原産 花期:4月~5月、
暑さに弱く、花を咲かせた後に枯れてしまうことが多い植物です。本来は多年草ですが、
夏の暑さで花後に枯れるため、日本では一年草として扱われています。 
和名は、英名を直訳したものですが、ドイツの伝説でドナウ川に岸に咲くこの花を、
恋人ベルタに送ろうとして、川に落ちて死んだ騎士ルドルフの物語により名付けられたとしている。

アクレイジア(オダマキ)ライム・ソルベ
キンポウゲ科オダマキ属 多年草 花期:4月~5月、
ライトグリーンからホワイトの八重ポンポン咲きのアキレギアです。 
花は下向きですので写真映りは良くないです。


デルフィニウム    和名:オオヒエンソウ(大飛燕草) 
キンポウゲ科ヒエンソウ(デルフィニウム)属 多年草  花期:5月~6月、
本来は宿根草であるものの、日本では高温多湿の夏を乗り切ることができずに
枯れてしまうことが多く、園芸的には一年草として扱われています。
デルフィニウムに種類は多いが、清楚な一重咲きのベラドンナ系かも。 

タツナミソウ  (立浪草)
シソ科タツナミソウ属、多年草、花期:4月~6月、
いろいろな種類があるようですが、庭のあちこちの草に紛れて咲いているので普通に見られる種と思う。
和名は、打ち寄せる波頭に見立てた名です。

カラー   別名:オランダカイウ
サトイモ科サンテデスキア(オランダカイウ)属 南アフリカ原産 花期:4月~7月、
ワイシャツのえりに似ていることからカラーリリーと言われ、更に日本でリリーを省略したようです。
和名の阿蘭陀海芋は、オランダ船によって運ばれてきた、サトイモに似た根をもつ花という意味。
江戸末期の1843年に、日本に渡来したとされています。
花びらのように見えるメガホン状のものは、苞の変形で、中央にある棒状のものが花です。


ダッチアイリス      別名:オランダアヤメ
アヤメ科アヤメ属、多年草、花期:4月~5月、
オランダで改良された球根タイプのアイリス
花の色は多岐にわたり、紫、青、黄色、赤銅色、白など。
湿った場所を好むハナショウブやカキツバタと違い、やや乾燥した場所を好みます。

うっかりとして投稿しそこなったものもありますが、今さらの感がありやめました。
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野草花(5月)ジュウニヒトエ、ヒルガオ、ヒルザキツキミソウ、タチシオデ、他。

2022-05-18 | 野草(花)
木々の花等とは違い、地面や草の陰でひっそりと咲いているのを見ることがあります。
初めて見るものは殆どありませんが、私は咲いてくれてありがとうの気持ちです。

ジューニヒトエ(十二単)
シソ科キランソウ属、多年草、花期:4月~5月、
穂状花序で、小さな青紫色ないし白い唇形の花を輪生させる。 花は幾重にも重なって咲く。
花が幾重にも重なって咲く様子を、女官の装束に見立てた名。
アジュガ(西洋ジュウニヒトエ)から見ると地味な花です。

ヒルガオ(昼顔)
ヒルガオ科ヒルガオ属、つる性多年草、花期:6月~8月、
夏にアサガオに似た桃色の花を咲かせ、昼になっても花がしぼまないことからこの名がある。
奈良時代に朝廷が派遣した遣唐使が、中国(唐)よりアサガオ(朝顔)が持ち帰られたときに、
アサガオに対する呼び名としてヒルガオと呼ばれるようになったといわれている。
薄いピンク色で直径5 - 6cm の花を咲かせる。花の形は漏斗形。
葉は長楕円状披針形で,基部の両側が耳となって下向きに突き出す。
似た花にコヒルガオがあるが、葉の違いが分かりやすく、コヒルガオの
葉はほこ形で、基部の左右の耳はほぼ直角に張り出し,2裂するものが多い。

ヒルザキツキミソウ(昼咲き月見草)
アカバナ科マツヨイグサ 属、多年草、花期:5月~7月、
マツヨイグサの仲間は夜咲き、涼味を誘うものが多いのですが、この種は昼に咲き、
株全体を覆うほど多数の花が咲きます。

ツルマンネングサ(蔓万年草)
ベンケイソウ科マンネングサ属、多年草、中国原産、花期:5月~6月、
コモチマンネングサに似ていますが、
花を付けない茎は地を這い、茎の色は紅色を帯び、葉は3枚づつ輪生し
葯は橙赤色であることを現場で再確認しました。


ユキノシタ(雪ノ下)
ユキノシタ科ユキノシタ属、多年草、花期:5月~6月、
白色の花をつけ、5枚の花弁のうち上に3枚ある小さな花弁には、赤紫色の斑点がはいるのが特徴です。
名前の由来は諸説あります。1つ目が「雪が積もってもその下に緑の葉が見える」という説、
2つ目が「雪のように白い花の下に緑の葉を広げる」という説です。

タチシオデ (立牛尾菜 )
サルトルイバラ科シオデ属 多年草 花期:5月~6月、
茎は草質で、刺がなく、初め直立するが、成長すれば同属のシオデのようにつる状になって
他の植物に寄りかかり、からみつき、高さは1-2mになる。
葉腋から長い柄のある半球形になる散形花序をだし、黄緑色の花をつける。

シオデとタチシオデの見分け方は、
葉の裏側に光沢があるのはシオデ、光沢が無いのはタチシオデで、
花弁の場合反り返っているのはシオデ、反り返って無いのはタチシオデです。
花の咲く時期もシオデは、7~8月と遅い。過去のシオデを参照。

ハンショウヅル(半鐘蔓 )
キンポウゲ科センニンソウ属、落葉つる性低木、花期:5月~6月、
花は今年伸びた枝の葉腋に単生し、下向きに咲きます。
花は径2~3cmで鐘形となり、赤紫色で、花弁状の萼片が4個めだちます。
萼片は長さ2.5~3.5cm、幅0.6~1cmの楕円形で、先はとがって反り返り、縁に伏した毛がはえます。
花の形が半鐘に似てつる植物から付いた名前です。

ニガナ(苦菜)
キク科ニガナ属 多年草 花期:5月~7月、
茎は上部が枝分れし白汁を有し、苦味が多く、和名の由来にもなっている。
黄色の5弁花に見える舌状花を5〜7個もつ頭花を散状に開く。
雄蕊は筒状に合着し、先が二つに分かれた雌蕊を抱く。
茎葉はやや短く、基部は耳状になって茎を抱く。
ハナニガナ、シロバナニガナ、タカネニガナの母種。
野草花も歩いていると次から次へとありますが、全ての名前が分かるわけではないです。
特にイネ科植物は難しいですね。
いずれ纏めてアップしてみたいです。
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地味な野草花(5月)スイバ、カキネガラシ、マメグンバイナズナ、他。

2022-05-16 | 野草(花)

スイバ(蓚、酸い葉 )   別名:スカンポ(酸模) 
タデ科ギシギシ属 多年草 花期:5月~8月、雌雄異株、野原や畦道などに多い。
草丈は60センチメートル前後で、高いもので1メートルになる。 
茎のなかほどにつく葉は柄がなく茎を抱く、茎先端に小さな花を輪生した花穂を付ける。
花そのものは小さくて拡大して撮らないといけませんでした。 
和名の由来は、茎や葉を口に入れて噛むと酸っぱいことから、
子供の頃はスカンポといっていた、歌にもありましたね 土手のスカンポ ♪♪
7月以降に花が咲くイタドリをスカンポと言うこともあるようで混乱しています。
ギシギシ属は似た感じで迷いますが、葉の縁が波打ったのが付いて緑色の花穂ならギシギシでしょうか。

ハナウド(花独活)
セリ科ハナウド属、多年草、花期:5月~6月、
川沿いややや湿った所に生える。
大形の複数形花序(径20cm)を作り、白色の5弁花を多数開く、
外側の花弁は大きく、2深裂する。
シシウドの花と似ていますが、花が咲くのがシシウドは夏以後です。
ハナウドは既に実になっているものもあります。

カキネガラシ(垣根芥子)
アブラナ科キバナハタザオ属、1~越年草、ヨーロッパ原産、花期:4月~6月、
多数の枝を横に伸ばして、垣根のように密生する。花径は4~5mm、
名前の由来は英名を直訳した垣根のような芥子菜から来たようです。
写真の撮り難い草花ですね、小さな花だけだと 何か分からずです。

ヘラオオバコ (箆大葉子 )
オオバコ科オオバコ属、多年草、花期:6月~7月、
葉は10~30cmで細長くへら形で、先端に長さ2~8cmの円柱形の花穂を付ける。
はなの外に長く飛びだした雄しべが、下から順に咲き上がる。
葉は名前にもあるように、ヘラのようになっているのが特徴です。  
白く飛び出している部分はおしべであり、下から上へと花を咲かせます。


マメグンバイナズナ(豆軍配薺 )
アブラナ科マメグンバイナズナ属 越年草 花期:5月~6月、
空き地や道端などに生える雑草。
枝先に総状花序を出し、緑白色の小さな花を多数開く、
グンバイナズナに似るが、果実が軍配型ではなく丸っこいことなどが異なる。


地味な野草花はまだまだあります、又、カキネガラシを載せたからイヌガシラや
ヘラオオバコにオオバコなどとどんどん欲求が出てきましたが、
次の機会もありますので今回はここでお終いにします。
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