花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

2021ファイナル投稿です、いろいろとありがとうございました。

2021-12-30 | 植物
いよいよ年も終わりに押し迫って来ました。
今年の1枚等、自分として満足のいく写真等を載せて締め括りかったのですが、
無理と分かり、各分類から最近撮った写真で今年を締めたいと思います。

<花の部>
ササの花は、60年〜120年に一度咲くといわれる、非常に珍しい花と言われていますが、
これはササの枯れ花でしょうか?

ササ(笹、篠 ) 
イネ科タケ亜科に属する植物のうち、その茎にあたる稈を包んでいる葉鞘が枯れる時まで残るものの総称 。    
場所は違いますが、少し以前にも花を見たことがありました。
笹は、花をつけると枯れてしまいます。また、笹は地下茎で互いにつながっているため、
一つ開花すると一斉に他の笹も花をつけ、そして同じ時期に枯れてしまうのです。
と言うことはもうしばらくするとこの付近は枯れるはずですね、覚えておきます。 

又、笹の花が咲くと不吉なことが起こる前兆であるともいわれていますが、 
昔は、一斉に枯れて悪い病気(伝染病等)がはやるんじゃないかと考えられたり
そんなことはありませんが、
葉が枯れて地盤が緩み崖崩れが起きやすいことがあったのかもしれません。

笹原によっては、毎年のように笹の花が発見されています。
地下茎でつながっている笹同士でなければ、枯れる時期はバラバラです。
毎年のようにどこかしらで花が咲き、笹が更新されていきます。
自然の流れですので、笹の花が咲いたからといって必ずしも不吉だとは限らないのですね。

竹と笹の違いについては、先日の21/12/17”身近にある竹と笹”を参照して下さい。

<草花の実の部>
オモト(万年青 )
ユリ(キジカクシ)科オモト属、多年草、花期:5月~6月、観葉植物。
オモトの見どころは、葉の芸(葉の変化)、斑(模様)、そして大きさです。 
年間を通じて観賞する観葉植物ですが、冬には赤や朱色の実も楽しめます。


<木の実の部>
フヨウ(芙蓉)
アオイ科フヨウ属、落葉低木、中国原産、花期:8月~10月、
美しいピンクの大輪の花を咲かせるフヨウは、夏を代表する花木として親しまれています。

コノテガシワ(側柏 )
ヒノキ科コノテガシワ属、常緑針葉高木、雌雄同株で3~4月になると雌雄それぞれの花が咲く。 
でき始めの実は青みを帯びるが・やがて褐色になって開裂する。

▼ケヤキ(欅)   ニレ科ケヤキ属、落葉高木、
雄大な樹形も冬は葉が枯れ丸坊主です。身近に見る中で一番の大木かも。

 
<昆虫の部>
トドノネオオワタムシ(椴之根大綿虫 )
カメムシ目アブラムシ科、体長は最大で4mm程度,
北海道、東北地方を中心に、10月~12月頃空中を漂う姿が見られ、
まるで雪が舞っている様に見えることから、雪虫(ゆきむし)の愛称で知られる。


今年の投稿の取りは、鳥です。

<野鳥の部>
モズ(百舌・百舌鳥 )♀
スズメ目モズ科 全長20cm、
日本では、留鳥としているが、北方では、秋季に南方や低い山に移動する(冬鳥)。
                   右は、♂ 21/4/6に撮影

カワセミ(翡翠 )   ブッポウソウ目カワセミ科
最後はやっぱりカワセミをと思いましたがこれが精一杯でした。

今年を振り返りブログももう少し趣を変えるつもりでしたが、実現出来ませんでした。
今年はテレビなどでも普通に使われている”バズる”と言う言葉、以前から使われていましたが、
昔には無かった言葉で、インターネット上で投稿が話題になり、多くの人の注目を得ることを指します。 
そこまで行かなくても少しでもお役に立てればなぁなんて考えてしまいます。
とにかく元気でこの1年を乗り越えてきたことに良しとしましょう。

皆さんにいろいろと教えていいただき感謝しています。
どうぞ良いお年をお迎えください。
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冬の花木少ないですが、ロウバイ、ソシンロウバイ、ツバキ、他

2021-12-26 | 花木の写真
寒い日が続いています。
散歩にでかけても、あちらこちらでロウバイが見られるようになりました。

冬の木漏れ日にロウバイが彩を見せています。
ロウバイ(蝋梅)
ロウバイ科ロウバイ属、落葉低木、中国原産、早生種は12月頃、晩生種は2月にかけて咲く。
ロウ細工の様な黄色い香り高い花がやや下向きに咲く。
花があれば虫も来てくれます。

ソシンロウバイ(素心蝋梅)
ロウバイ科ロウバイ属、落葉低木、中国原産、花期:1月~2月、
蝋梅(ロウバイ)は内側の花被片が濃い紫色になるのだが、素心蝋梅は花被片全体が黄色くなる。

ツバキ(椿)
ツバキ科ツバキ属、常緑高木、花期:11月~12月、2月~4月、
光沢のある濃い緑の葉をもち 、ヤブツバキ系や、ユキツバキ系、ワビスケ系、洋種ツバキ系 種類も多い。
これは早咲きの半八重咲きツバキです。


ビワ(枇杷)
バラ科ビワ属、常緑高木、花期:11月~2月、5月~6月頃に果実。
花は直径約1cm、花弁は白色で5個ある。花弁の内側の下部、萼、
花序には褐色の綿毛が密生する。

以下今頃咲く花ではないですが、春を待ちわび、間違えて咲いてしまったようです。

カロライナジャスミン    別名:ゲルセミウム、イエロージャスミン、
ゲルセミウム科ゲルセミウム属、常緑つる性小低木、花期:4月~5月、
「ジャスミン」という名前がついているが、モクセイ科ソケイ属のジャスミンとは全く違う種である。 
小型でラッパ状の黄色い花を多数咲かせる。一重咲き品種と八重咲きの品種がある。
         
   
レンギョウ(連翹) 
モクセイ科レンギョウ属、落葉低木、中国原産、花期:3月~4月、
広義にはレンギョウ属の総称。狭義にはレンギョウ属の一種。


シャクナゲ(石楠花)  別名:セイヨウシャクナゲ
ツツジ科ツツジ属、常緑低木、花期:4月~5月、

ツツジ(躑躅)  ツツジ科ツツジ属の総称。落葉低木、花期:4月~5月、
一般的にはサツキを除く、半常緑性のヤマツツジの仲間の総称として使われる。
寒さに弱い私です、春に早くなって欲しいです、そしてコロナ騒ぎも落ち着いて欲しい。
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今年を振り返る、フィッシング詐欺には気を付けましょう。

2021-12-23 | 雑記
冬至も過ぎて朝夕は暖房が放せない寒い日が続いています。
そしていつの間にか今年も残りも10日を下回りカウントダウンに入りました。
今年も振り返り皆さんはどの様な年だったのでしょうか。
私は、”年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず”と思っていますので、
歳を取ると尚更にどんどん変わって来るように思います。

体力的なことは勿論、思考の程度も変わっていると感じています。
不条理に思えて怒りっぽくなったようで、感動するようなことも少なくなり、
テレビでやるお笑い芸人のギャグ?など何がと笑えない自分がいます。

家としては昨年に外装工事を終わらせましたので、今年は大きな予定もなく
持病の悪化もなく寛解状態が続いていますので良かった年と言えます。
ここで恥を晒すようですが、
失敗した事は、大分前の話ですがフィッシング詐欺に引っかかってしまったことです。
実は、クレジットカード会社からの電話で始めて知りました。
買った覚えが無いと言う事で、直ぐにカードを再発行してもらい、
金銭的な実被害には至りませんでした。

高齢者運転免許証更新講習でも、最初に言われるのは詐欺に
気を付けましょうでした、警察にこれだけは言っておいて下さいとのこと。

詐欺にも色々あります、代表的なオレオレ詐欺等は何度か電話がありました、
またパソコンでも、このパソコンはウィルスに罹っています、直ぐに対応
して下さい、とか
McAFeeソフトをすぐにいれて下さい、等ありましたが、
調べて詐欺と思い難を逃れていました。

フィッシング詐欺とは、送信者を詐称した電子メールを送りつけたり、
偽の電子メールから偽のホームページに接続さりするなどの方法で、クレジットカード番号、
アカウント情報(ユーザID、パスワードなど)といった重要な個人情報を盗み出す行為のことを言います
 
・Amazonで品物購入直後に、(私はAmazonからのMailと思っていたので)
 XXX(Mailの先頭部分)様
”再度あなたの会員情報を更新する際、エラーが発生しました。、、、
できるだけ早く私たちのサイトにアクセスしてアカウント情報を確認してください”
この時にMailを開いてしまいカード情報を取られてしまったようです。

現在でもこの手のMailが非常に多く来ます。
・メルカリからは、(もともとアカウントは持っていないのに)
”mercariサービスは無効になりました” ”引き続きサービスをご利用いただきたい場合は、、”

・smbcから、  (ネットバンキングで振込をおこなった直後)
”このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、
誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。、、、 ”  

等多く届いています。
賢明なる皆さまは、ひっかかることはないでしょうが、先ずはお気を付けて下さい。

共通しているのは、
*宛名に、”三井住友カードをご利用のお客さま”のように個人名になっていない。
*この場合は、会社名をクリックしたら”Not  Faund"が出て来ました。
*smbc<no reply@smbc,jo,coのように正式名称の後に余分文字が入っている。
(これは三井住友銀行と私は三井住友信託銀行なので違っていたが)
これらの様に不特定多数に送っているのだと思います。

私の様なアナログ人間の年寄は、最新のデジタル機器は使いこなせていませんので、
あの手この手が出て来ると不信感がつのり、便利なのか、注意が必要なのか、
住みにくい世の中になったと感じてしまいます。

テレビのニュースでも、賽銭泥棒や、無人販売からの盗みなど、小さなことに至るまで
一部の人ではあるが、道徳観念が無くなってきているように感じています。

昔、現役の頃に、会社に来た外人が空港にカメラを忘れて帰ってしまったようで、
同僚が空港に問い合わせたらありアメリカに送り返しました。
日本人の正直さに感謝された事を思い出し、日本人の良さが続いていくことを願っています。

個人的な見直しなどありますが、私事ですので、割愛します。

▼一重咲きストック  花言葉:逆境を克服する力
 
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野草花の種を飛ばす為の綿毛です。セイタカアワダチソウ、オニノゲシ、他

2021-12-22 | 野草(綿毛)
この時期には花が少ないのでどうしても花後の綿毛に目が行きますが、
みんな似たようなものなので迷ってしまうものもあります。
綿毛と言えばタンポポは多くの人に知られていますが、タンポポと同じキク科の
花で多く見られます。
綿毛は実になる子房がありこれが熟して種が出来その上に冠毛が生えて綿毛となり、
弾けて飛び出し、風に乗って種を遠くにばらまかれているようです。

セイタカアワダチソウ  キク科アキノキリンソウ属、
花が泡立ってと言うより白い毛が固まって泡立っているように見えるからで、
それが名の由来。
上記は、誤りでアワダチソウという名前はアキノキリンソウの別称であり、
その大型版であるから背高なアワダチソウと名付けられたもの。との説もありました。
アキノキリンソウが、酒造りの際に生じる泡に見立てた「アワダチソウ(泡立草)」という別名 で、
セイタカアワダチソウの別称をセイタカアキノキリンソウと言う。
いずれにしろ綿毛がふわふわとしたようすを泡に見立てた ことには違いないようです。

ノボロギク(野襤褸菊 )   キク科ノボロギク属、
花後につける綿毛がボサボサにつくため、その様子をボロ布という意味をもつ「襤褸(ボロ)」に例えた名前。
ボロとは少し可哀想な名前になりましたね。

ノアザミ(野薊 )  キク科アザミ属、
まだ他にも撮ったのがありましたが、似た花が多くて名前が分からない為割愛しました。

オニノゲシ(鬼野芥子 ) キク科ノゲシ属、
12月9日撮影時まだ綿毛には早かったが、12/20ではこんもりとしてました。


セイヨウタンポポ(西洋蒲公英) キク科タンポポ属
綿毛と言えば一番タンポポを思い出しますが、セイヨウタンポポは1年中見ることできる。
花後1ヵ月位で綿毛になりますので花と綿毛どちらも年中見てる気がします。


ヤクシソウ(薬師草)  キク科オニタビラコ属、
もう少し前だと綿毛が開き切らずに株一杯に白い花が咲いてる様に見えます。

オオアレチノギク(大荒地野菊 )    キク科イズハハコ属、荒れ地に生える。
開花時期のガクはあまり開かず花が枯れてからガクが開き冠毛も広がって丸い綿毛状になります。
綿毛はすっかり乾燥すると風に乗って飛び、種を運ぶ役目をはたします。
 
似た仲間にアレチノギク、ヒメムカシヨモギがあります。
ひょっとしたらこちらかもしれませんが花や葉の付き方からないと断定出来ない。

センニンソウ(仙人草)  キンポウゲ科センニンソウ属、
実にふわふわした白いひげのようなものがついているのを、
仙人のひげに見立てたからの名のようです。


コウヤボウキ(高野箒)
キク科コウヤボウキ属、落葉小低木、花期:9月~10月、
和歌山の高野山で本種の幹や枝を束にして箒を作ったことに由来で綿毛は関係ないですね。

トネアザミ(タイアザミ)  キク科アザミ属、
ノハラアザミに似ているが、総苞片がやや下向きに湾曲していればまずトネアザミです。

チガヤ(千萱)  イネ科チガヤ属、日当たりのよい草地に群生する。
花穂は花が終わるとやがて種子に付いた毛が生長し、綿毛となる。
イネ科にも綿毛を付けるのが幾つかあります。
  

ガマ(蒲)  ガマ科ガマ属、 水辺の植物。
茶褐色の雌花穂が、(上部中央に突き出た細い棒部分が雄花穂)
秋の終わりが近づく頃になると、風に吹かれたガマの穂が自然とはじけ、ふわふわの綿毛が飛散していく。 
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庭の花(12月-2)日本水仙、カレンジュラ、ビーダンス、ゼラニウム、他

2021-12-20 | 自宅の花
流石にここに来て日中の気温も冷え込んできていますので、
庭の花も今年はこれでお終いです。

ニホンズイセン(日本水仙)
ヒガンバナ科スイセン(ナルキッスス)属、多年草、地中海沿岸原産、花期:12月~2月、
日本で親しまれてきた房咲きスイセン。
冬の花壇に凛と咲き、1本の茎にいくつもの花をつけます。
ニホンズイセンかニホンスイセンにするのかまよいましたが、どちらも使われていて
判断し難いです。ズイセンの方が多くスイセンは房咲きスイセン等でどんな理由?

カレンジュラ まどか’アーモンドミルク’
キク科カレンジュラ属、耐寒性多年草、南欧原産、花期:9月~6月、
冬の花壇に咲くあでやかな花です。パンジーと同じくらいの耐寒性があります。
花を次々に咲かせ、春まで彩り楽しませてくれます。

ビーダンス
キク科ビデンス属、多年草、花期:3月~6月/9月~11月、
日当たりのいい場所を好みます。ハチミツのような香りをさせる花を咲かせます。 
寒さにも耐性のある植物なので、冬も気温をみつつ、屋外において日光浴をさせます。  
カレンジュラもビーダンスも小鉢ですので、とても庭を賑わすところまでいきませんが貴重な花です。

タマサンゴ(玉珊瑚)    別名:フユサンゴ、リュウノタマ
ナス科ナス属、常緑低木、南米原産、花期:5月~9月、
花よりも果実を鑑賞するために栽培される。結実は8-12月頃 。
他のタマサンゴは赤くなり終わりましたがこの一株はまだまだ頑張っています。

ゼラニウムは、花が無い時の花頼みです。
ゼラニウム
兎に角花期が長くいくつかの種はいつでも花を見せてくれます。

蕾状態で春を待つ花です。
▼ミニバラ
▼クレマチス

▼大輪ミツマタ

番外編
花はなくなりましたが、家の前や周りに来て荒らしていくものがいます。
吉祥草やフジバカマが植えてあった道路脇大きな石も道路に投げ出されています。
もちろん至所にイノシシがミミズを掘り起こして散らかして行きます。
以前から山百合の根などが掘り起こされる被害はありましたが、
ここに来て餌場が少なくなったにおか、個体が増えすぎたのか目にあまります。
近所の農家ではほとんどの所に電気柵が設置されています。
最近はソーラーパネルの電池も見られるようになりました。
春先は孟宗竹の竹林が増えてタケノコの取り放題でしょうが今は餌がすくないのでしょうね。
近所の人は諦め顔で我慢しています。
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この時期になって宿り木が目に付きました。

2021-12-18 | 植物
この時期大きな樹が葉を落として

宿り木とは、他の植物の幹に根を張る寄生木で,日本で,セイヨウヤドリギとして親しまれている 。

ヤドリギ(宿り木 ・ 宿木 ・ 寄生木)
ビャクダン目ビャクダン科ヤドリギ属、常緑多年生植物、
日本のヤドリギはセイヨウヤドリギの亜種とされ,基亜種の果実が白く熟すのに対し、淡黄色になる。
宿主樹木はエノキ・クリ・アカシデ・ヤナギ類・ブナ・ミズナラ・クワ・サクラなど で、
写真は多分エノキとケヤキに寄生しているものと思われます。
枝は緑色の円柱で、二あるいは三股状に分かれます。葉は対生で、葉質は厚くて細長く、
先は丸く、長さ3~6 cm、幅0.5~1 cm程です。
雌雄異株で、2~3月に黄色の花は咲きますが、小さくてあまり目立ちません。
 受粉は虫が行ってくれるんだそうです。 
11月~2月ごろに実をつけます、果実は直径6 mm程の球形で、早春に薄黄色に熟し、半透明になります。
これとは別に橙赤色の実を結ぶものはアカミノヤドリギといいます。
ヤドリギやアカミノヤドリギの枝や葉を乾燥させたものを生薬ソウキセイ(桑寄生)といい、
血圧を下げ、利尿、頭痛の緩和、リウマチ 等に薬草として利用されているようです。
 
枝分かれ部分についているのが花芽と思いますので、春先に撮れると良いですが、

歌手五木ひろしの「宿り木の花」と言う演歌の曲があるようでした。
目立たない花だと言うのに、どの様な歌詞が付いているか気になり、
調べてみたら、3番に、”♪出来る事なら人並み咲きたいだろう宿り木の花よ♪、、♪”
とありました。歌い方と相まってしんみりとするのでしょうね。

明るい色彩の無い投稿になってしまいましたがこれでお終いです。
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身近にある竹と笹から、モウソウタケ、マダケ、メダケ、クマザサ、他

2021-12-17 | 花の写真
花の少ない時期、以前にも同じような竹と笹を投稿していますが、
改めてまとめておこうと思い経ちましたが、


先ずは、タケ(竹)とササ(笹)の違いから、
竹とは、イネ科タケ亜科の常緑木質植物のうち大形のものの総称。 
一般に小形のものはササと呼んでいる、
タケは気候が温暖で湿潤な地域に分布し、アジアの温帯・熱帯地域に多い。ササは寒冷地にも自生する。
その違いは、
葉鞘といって竹皮と呼ばれているものが最後まであるかどうかです。
竹は、この葉鞘(竹皮)が成長するにつれてなくなっていきます。
笹は、いつまでも残ります。あと竹に比べて丈の低いものが多い傾向にあります。
しかし、オカメザサのように膝丈ほどのタケや、メダケのような背の高いササもある。
笹は節目から3本以上の枝を生やすが、竹は2本までしか生やさない。
 
モウソウチク(孟宗竹) 
イネ科 稈の直径18cm位、高さ22m位
中国原産の古くから日本に入り、各地で栽培されて、竹類の中で最大級のものです。
節には環が一つ、節間は比較的に短く、材質部は厚く、弾力性は無い、建築、農漁業用
資材として利用される。タケノコは春一番に獲れるものは春の味覚の王者と言われる。
家の周辺の至る所に竹林がどんどん増えています。
場所により手入れもされていない所もあり相当に密な場所見られます。
春先のタケノコはイノシシの大好物のようです。

マダケ(苦竹、真竹)
節に環が2つあり、節間が長く、材質は薄く、弾力性があり、建築、竹細工に用いられる。

メダケ(女竹)
中型種で、材は柔らかく粘り強いので、竹細工、農業の資材に使用される。
又、節間が長く大きさが一定や曲がりに対する強度が高く矢に使われるものを、
ヤダケ(矢竹)と言う。
田舎では,みんな併せて篠竹(シノダケ)と呼んでいました。
葉鞘がついていますので、笹の範疇ですね。

ナリヒラタケ(業平竹)
日に照らされると紅紫色に見える棹の美しさから、もっとも多く庭園に使われる竹の一つ。

クマザサ(隈笹)
日本庭園に多用される笹、葉の縁取りが美しくて人気がある。
あちこちで見かけますが、縁取りがないのはチマキザサかもしれません。

オカメザサ(阿亀笹)
和風庭園の下草として広く使われる。背が低いので「笹」に見えるが、「竹」に分類される。
(大きくなると直ぐに茎の周りの皮(鞘)が落ちてしまう)
オカメザサと少し違うような気もします。

ホテイチク(布袋竹)
マダケに似るが棹の元のほうが、画像のように膨らみ、節間も不揃いになっている。
 

▼?? ササの仲間と思いますが詳細名は不明。


又、竹と笹、バンブーの違いに、(バンブーとは熱帯性の竹類で、ホウライチク等)
葉脈が「格子状」になるのが「竹」や「笹」で、「バンブー」は「平行」である。
この文面が良くわかりませんでした。格子状に見えないからです。
 
どう見ても同じように見えましたが、
ズームしてみたらこれが格子状? この項はもう少し調べる必要がありそうです。
 

竹は1年中葉を付けている様に見えるが、大型の竹類は、4月から5月頃に紅葉し、
新緑に変わる。
しかし雌竹などは今頃でも黄色く枯れているのをよく見ます。
 

竹にもおおくの種類がありますが、とても細かく詳細名はわかりません。
クロチク(黒竹)も撮ったはずですが、見当たりませんので後日追加予定。

12/18追加(黒竹)
クロチク(黒竹)  イネ科マダケ属の常緑タケ類 。
桿の直径は2~3センチほどで、高さは3~5メートルほどになる。
桿ははじめ緑色で、夏を過ぎるとだんだん黒くなり、2年ほどで真っ黒になる。
 
 
竹の花はないですが、笹の花も撮った記憶がありますが、これも探しだせません。
竹はイネ科ですので、確かに花を見てこれはイネ科だと感じたこともありました。
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都内の大学病院に通院して、ストレスは一番健康に悪い。

2021-12-15 | 日記
昨日の八王子の気温は、最低気温-1℃、最高気温は6℃と寒い日でした。
都心の大学病院に通院の日でした、片道2時間以上掛けて、外気と病院や電車等の気温差もあり、
気分が悪くなり、帰宅後入浴して床について、直ぐに寝てしまいました。

そこでその時のことを記してみます。
普段は公共の交通手段を使用する機会が少ないですが、
家を出てバスが5分遅れてきたので、八王子駅で予定していた通勤特快に2分間に合わず、遅くなり
又、病院では受診予約時間から2時間待たされ(受診前の血液検査がありますので計3時間待たされ)
もちろん途中で予定を内科受付で聞きしましたが、そのうちにとの返事だけでした。
思わず再度聞きに行き、先生と話されていたようで診察室前に来て待ってと言われました。
私は、ことのほか待つこことが嫌いなので、イライラが募りました。
診察が終わった後は、場所を変えて点滴を1時間半以上掛かりました。
当然のことに会計や薬局でも並んだりして待つことになります。
病院にかかることは待つことばかりでした。

歳取ると涙もろくなる、1年が早く感じるとか、怒りっぽくなる、イライラがつのる等
言われていますが本当なのでしょうか? 
私はイライラが多くなってきているように感じました。
怒りっぽくなる理由は、
*脳機能の低下
*ストレスや不安や焦りのはけ口
*気力と体力の低下
*認知機能の初期症状
等の原因が考えられています。
脳機能の低下は自分では良くわかりませんが、
低下は耳が遠くなる、記憶力が落ちるのもつながるようです。関係がありそう。
脳のエージングケアは、食事はブレインフードと呼ばれる青魚やナッツ類や
アボガド等のオメガ3系が含まれる食品、又、散歩等して5感を働かせる。
過去にとらわれずに、未来志向でポジティブに生きていく。
新しい何かを始めたり、新しい友達を作ったりした方が良いなど。
高齢者認知症検査で取り敢えず良かったので、認知機能の初期症状は良いと
思いますが、
どれも実行となるとどうなりますか、
テレビなど直ぐに切れて事件ような人にはなりたくないですね。

病院の中庭はクリスマスツリーが飾ってありました。
雨のために人は見られませんでした。

入院していた時にはこのシーズンには、ロビーでクリスマスコンサートが入院患者の
為に行われていました。

病院構内のプラタナスもすっかり葉を落としていました。
 

コロナ騒ぎが無いときには、学食に行ったり大学構内の植物の写真を撮ることもありました。

キブサスイセン(黄房水仙)が終わりかけでした。

ホソバヒイラギナンテン(細葉柊南天)  これも花が終わり実が色付きはじめた
 

退院後10数年経ちますが、ストレスが無いと症状は良いのです。
その日は全て終えて花の写真でも撮れていればストレスは溜まらないのですが、
天候が悪いので早々に帰路に着きました。
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寒くなって昆虫観察も暫くは出来ません、今年最後の虫投稿です。

2021-12-09 | 昆虫
昨日久し振りに日が差した天候でしたので、近くを散歩して来ました。
流石に、昆虫は見なくなりました。

すぐ前の石塀に赤トンボが止まっていました。
11月以後に撮った昆虫を集めてみました。これが今年の最後かもしれません。

バックが悪くてよくわかりませんが、
最初はアキアカネかと思いましたが、ハッキリと断定できませんが、
顔に眉があるようで、頭、胸部もアキアカネはあまり赤くないようなので、

<トンボ目>
▼マユタテアカネ と思います。 アカトンボ亜科、31-43mm、6月~12月、
撮った後、直ぐに飛び立ってい来ました。

<カメムシ目>
クサギカメムシ  カメムシ亜科、16mm前後、4月~11月、

アミガサハゴロモ
ハゴロモ科 10-13mm、7‐9月、
暗褐色~黒褐色で、前翅の前縁中央部にはっきりした白紋を持つハゴロモの仲間。
アオバ、スケバ、ベッコウハゴロモや幼虫等投稿した記憶がありますが、アミガサはどうだったかな。 


<バッタ目>
カマドウマ(竃馬)  バッタ目カマドウマ科  1.5~2cm、 8‐11月、
暗くて湿った場所を好み、長い触覚で周囲を探索できるため光のない場所でも活動が可能です。
 また太い胴と強靭な足腰によって高い運動性を誇り、羽はありませんがその跳躍力はバッタをも上回ります。
尾に産卵管が突き出ていますので♀です。 
カマドウマ科の昆虫は似たものが多く、同定が難しいのでまとめてカマドウマと言うことがある。
俗称に、可哀想にも便所コオロギ、オカマコオロギ等と呼ばれることもある。
夜行性ですので、夜や薄暗い場所で見かける事が多く、
その容姿がややグロテスクと言われて嫌われている虫でもあります、
一般的な害虫の定義からすると害虫には当てはまらないと思います。
 

コバネイナゴ  
バッタ科イナゴ亜科 ♂16-33mm ♀18-40mm 、8-11月 
人家内に住む、褐色の大きなクモ。(下面からの撮影なので、褐色は見えない)
夜行性で、夕刻から家屋内を徘徊し、ゴキブリなどを捕らえて食べる。

<チョウ目>
ツマグロヒョウモン♂                             ♀
身近には一番よく見るとチョウと思います、何度も投稿済です。

<ハエ目>より
▼スキバツリアブ??                               ▼ツマグロキンバエ クロバエ科
 

クチナガガガンボ
ヒメガガンボ科 10mm前後、5‐10月、
蚊(カ)に似ていますが、大型で足が長い虫です。花の蜜を吸いに集まります。

<クモ目>
▼ワカバグモ? カニグモ科 ♀ 10mm前後、4- 11月、
 美しい黄緑色で、腹部はスマート。脚がピンク色を帯びる個体もいる。
成熟すると頭部前方と第1・2脚の腿節の基部付近が黒褐色~赤褐色になる。  

アシダカグモ(脚高蜘蛛) 
アシダカグモ科 ♀ 25-30mm ♂ 15-20mm 、 1年中、
人家内に住む、褐色の大きなクモ。夜行性で、夕刻から家屋内を徘徊し、ゴキブリなどを捕らえて食べる。

<ハリカネムシ目>
ハリガネムシ(針金虫)
ハリガネムシは名前のとおり、針金のような細長い虫で、体長は数センチから長いもので1mにもなる類線形動物です。
ミミズのように伸縮性がなく、のたうち回るような動きをします。  
乾燥すると針金のように硬くなります。
カマキリの投稿の時に寄生するハリガネムシと書きましたが、初めて2匹が動いているのを撮った。
動画も少し撮りましたがのたうち回るのは気持ち悪いので割愛します。

今年会えず撮れなくて残念だったのは、
ノコギリクワガタ   頭部分のみ残っていました。


昆虫の中でも綺麗なと思わせる部類のタマムシ(ヤマトタマムシ)ですが、
残念ながら生きているのに今年は出合いませんでした。

今年も色々な虫と出会いました。
全く虫のいない草原や場所に佇んでいると何だか切ない気分になって来ました。

<昆虫の冬越しについての1口メモ>
1)卵で冬越し:カマキリ、コオロギ、バッタ 等。
2)幼虫で冬越し:土の中でカブトムシ、セミの仲間。
       枯れ木の中でクワガタ、カミキリムシ 等。
       水の中で、ホタル、トンボ 等。
3)蛹で冬越し:代表的には、チョウの仲間の多くは。
4)成虫で冬越し:テントウムシ、カメムシ、ハチ、アリ、ダンゴムシ 等。
 石の下や落ち葉の中などで身をひそめて、寄せ合いするなどして寒さを耐えています。
これからでも暖かい場所ではテントウムシ等は見られますね。
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冬の庭の花木、エリカ、イチゴノキ、ハナユズ、キンズ、マンリョウ、センリョウ、他

2021-12-07 | 自宅の花木
昨日の庭の草花と一緒に投稿しようと思っていましたが、多くなりそうなので、
本日回しとしました。

エリカベステキィタ’レッドスプライト’
ツツジ科エリカ属、常緑低木、南アフリカ原産、花期:4月~10月、
エリカ属全体では南アフリカを中心に数百種類あるようですが、流通しているのは50種類位。
エリカ’ホワイトデライト’  ツツジ科エリカ属、南アフリカ原産、
花 期: 春(3~5月) 、秋(9~11月) 、冬(12~2月)
冬咲きは花も疎らで寂しいです。 

イチゴノキ(苺の木)    別名:ストロベリーツリー
ツツジ科イチゴノキ属、常緑低木、地中海沿岸原産、花期:11月~12月、
果実がなる時期:10月~11月、
バラ科の苺とは別の植物です。イチゴノキの果実が苺に似ていることから名付けられた。
いつもは果実と花が同時に見られることもありましたが、今年は果実が無い。
 

木の花も季節外れの返り咲きか?
ハクチョウゲ(白丁花)’ピンクミスティッ’
アカネ科ハクチョウゲ属、 常緑低木、花期:5月~6月、
名は、丁字咲きの白花という意味 。
 

アジサイ(紫陽花)’シチダンカ’
アジサイ科アジサイ属、落葉低木、ヤマアジサイ系 花期:6月、
ここ2.3日に来て冷え込みましたましたので、花は終わりになりました。
 

ビバーナムティヌス スイカズラ科ガマズミ属、常緑性低木、花期:早春~初夏、
今頃咲いたのを見たことがなかったと思います。

ミニバラ
バラ科バラ属、落葉低木、花期:6月~11月、
処分のために鉢を片付けた場所でひっそりと咲いていました。花に悪い事をしました。

琉球アセビ
ツツジ科アセビ属、常緑低木、花期:2月~4月、
未だ花も咲いていませんが、春には咲いてくれるの期待しています。


ハナユズ(花柚子)   別名:ハナユ、一才ユズ
ミカン科ミカン属、常緑低木、花期:5月~6月、
ホンユズよりは、果実が小形で早熟性で別種です。
庭に植えると「代々(橙)家が栄える」と言われる、縁起の良い柑橘果樹。
 

キンズ(金豆)   別名:マメキンカン
ミカン科キンカン属、常緑低木、中国原産、花期:6月~8月、
キンカン(金柑) の矮小品種です。

マンリョウ(万両)
サクラソウ科ヤブコウジ属、常緑小低木 、花期:7月 観賞期:11月~1月、
果実と常緑の濃緑色の葉を観賞する縁起植物として親しまれています。

センリョウ(千両)
センリョウ科センリョウ属、常緑低木、観賞期:11月~1月、
花の少ない冬に、美しい果実をつけるセンリョウは、正月の縁起物として人気の高い植物です。
 
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