秋咲く花にキクがありますが、野草にもキク科の花が多く咲いています。
中には紛らわしいものがあって、正しく判断するのは葉の様子や花のガクなどのことを、
しっかりと分かっていないと出来ないので、ここではややいい加減ですので
お気付きの点はご教示をお願い致します。
▼ユウガギク(柚香菊 )
キク科シオン(ヨメナ)属、多年草、花期:7月~10月、
和名は柚子の香りがするとつけられているが、ほとんど匂わない。
葉は薄く、長さ3~8㎝の披針形~卵状長楕円形、縁はしばしば羽状に中裂し、葉形は変化が多い。
花は直径約2.5㎝、淡紫色~白色。青味の強さ、花弁の幅や数も変化が多い。
カントウヨメナ等とよく似ていますが、茎上部で 細長い枝を四方に広げる。
キク科シオン(ヨメナ)属、多年草、花期:7月~10月、
和名は柚子の香りがするとつけられているが、ほとんど匂わない。
葉は薄く、長さ3~8㎝の披針形~卵状長楕円形、縁はしばしば羽状に中裂し、葉形は変化が多い。
花は直径約2.5㎝、淡紫色~白色。青味の強さ、花弁の幅や数も変化が多い。
カントウヨメナ等とよく似ていますが、茎上部で 細長い枝を四方に広げる。
▼シラヤマギク(白山菊)
シオン属、多年草、花期:8月~10月、
草丈1~1.5m、茎や葉にざらざらして毛が生えている。下部の葉には狭い翼のある長柄がある。
花径は2cmほどで白い舌状花の数は少ない。
シオン属、多年草、花期:8月~10月、
草丈1~1.5m、茎や葉にざらざらして毛が生えている。下部の葉には狭い翼のある長柄がある。
花径は2cmほどで白い舌状花の数は少ない。
▼カントウヨメナ(関東嫁菜)
シオン属、多年草、花期:7月~10月、西日本に分布するのはヨメナとしてる。
葉は披針形で縁に荒い鋸歯があり先端に3cmほどの淡紫色の花を1個つける。
シオン属、多年草、花期:7月~10月、西日本に分布するのはヨメナとしてる。
葉は披針形で縁に荒い鋸歯があり先端に3cmほどの淡紫色の花を1個つける。
白い花は、シロヨメナ(ヤマシロギク)かも
▼シオン(紫苑)
シオン属、多年草、花期:8月~10月、庭にも植えられている。
上部で枝を分けて、3cm程の花を散房状に多数つける。
花は周囲に薄紫の舌状花が一重に並び、中央は黄色の筒状花の花を咲かせる。
シオン属、多年草、花期:8月~10月、庭にも植えられている。
上部で枝を分けて、3cm程の花を散房状に多数つける。
花は周囲に薄紫の舌状花が一重に並び、中央は黄色の筒状花の花を咲かせる。
タンポポの仲間もキク科ですね、たんぽぽに似て紛らわしいものに、
ブタナ、ノゲシ、ジシバリ、タビラコ等春さくのもあり分かり難いですね。
▼ブタナ(豚菜) 別名:タンポポモドキ
キク科ブタナ属、多年草、ヨーロッパ原産、花期:6月~10月、要注意外来生物 、
外観はタンポポに似るが、30〜60cm程度の花茎が途中で数本に枝分かれし、
それぞれの頭に直径3cmほどの黄色い花をつけるのが特徴。
キク科ブタナ属、多年草、ヨーロッパ原産、花期:6月~10月、要注意外来生物 、
外観はタンポポに似るが、30〜60cm程度の花茎が途中で数本に枝分かれし、
それぞれの頭に直径3cmほどの黄色い花をつけるのが特徴。
▼セイヨウタンポポ(西洋蒲公英 )
キク科タンポポ属、多年草、花期:3月~10月、
今頃さいているタンポポ全て、総苞の外片は反り返るセイヨウタンポポですね。
もっとキク科に紛らわしいものがあります。
いまだに、ヨモギの仲間は理解出来ていませんが、
とりあえずいつも気にしていたヒメムカシヨモギだけでも載せておきます。
▼ヨモギ
キク科ヨモギ属、多年草、花期:9月~10月、
地下茎をのばして増えるので群生しやすい、
若葉を草餅の材料にするのでモチグサの呼び名もある。
葉の裏面の綿毛からお灸のもぐさをつくる。
▼ヒメムカシヨモギ 別名:ゴイシングサ、テツドウグサ
キク科ムカシヨモギ属、1~越年草、北米原産、花期:7月~10月、
高さ1-1.8mとなり、頭花は小さく、3mm程で白い花弁が目立つ。
別名は、日本には明治の初めに渡来し、道路や鉄道に沿って広がったことから。
オオアレチノギク等とよく似ていて細かい説明するには資料不足です。
これを調べていると時間がいくらあっても足りませんので、今日の所はこの辺に
しておきます。ヨモギについては又別の機会にやり直しします。
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