花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

昆虫の越冬について、成虫越冬ツヤアオカメムシ、シマハナアブ、オオハナアブ他

2019-01-30 | 昆虫

 先日虫こぶについて投稿しましたので、その流れで昆虫の越冬について調べてみました。

 昆虫は変温動物(外部温度により体温が変わる)、従って活動時期が限られて、

 昆虫の活動温度は、10℃~30℃です。(因みに恒温動物は、哺乳類と鳥類だけです)

 従って最高気温さえ10℃を超えない日がありますので、

 虫さんはどこに行ったのでしょうか? 使命を果たして生涯を終えたのもいるでしょう。

 昆虫の変態とは、正常な生育過程において形態を変えること。

 卵→(孵化)→幼虫→(蛹化)→蛹→(羽化)→成虫

 (完全変態と不完全変態がありこのようにならないものも、オス、メスで違う等ある)

 昆虫の越冬は、越冬形態がそれぞれ違う。

 卵の姿で越冬するもの、幼虫の姿で、蛹の姿で、成虫の姿で越冬するもの、など

 成虫の姿で出てくれば分かりやすいが、その前の段階では素人では識別が難しい。

 

 *成虫の姿で越冬するもの・・・シジミチョウ、カメムシ、テントウムシなど。

 ▼ツヤアオカメムシ   カメムシ目カメムシ科カメムシ亜科

 カメムシは冬は暖かい所を求めて人家に潜り込んでいるかもしれません。

   グレビア の鉢の中にいました。19/1/14撮影。

 

  ▼シマハナアブ   ハエ目ハナアブ科ハナアブ亜科

 

 ▼オオハナアブ   ハエ目ハナアブ科ハナアブ亜科

 

        ▼ホソヒラタアブ     ハエ目ハナアブ科ヒラタアブ亜科

      

 ▼未定

 

   ▼ホソヒラタアブ    ハエ目ハナアブ科ヒラタアブ亜科

 

 基本的には、ハエやアブは成虫では越冬出来ませんが、暖房などの条件が整えば勿論越冬は可能で、

 日が当たり暖かくなれば出てくることは考えられる。 

 

 昆虫ではありませんが、

 ▼キセルガイ(煙管貝)  桜の木の幹の皮が剥がれた所を覗いたらキセルガイいっぱい越冬している?

 キセルガイとは、腹足網有肺目キセルガイ科に分類される巻き貝の総称で、カタツムリやナメクジの仲間。

 
       

  尚大部分は巻き方が左巻きですが、逆の右巻きをキセルガイモドキと言うらしい。

  因みに、ナメクジは冬眠します。卵ではなく、ナメクジの姿で越冬します。
  主に石の下や落ち葉の下で冬越しをします。

 

 カイガラムシ カメムシ目ヨコバイ亜目カイガラムシ科に分類される昆虫の総省。

 ▼ツノロウムシ  成虫で越冬し、5月下旬頃産卵し6月に孵化して幼虫が現れる。

 

 

 *幼虫の姿で越冬するもの・・・・オオムラサキ、アサギマダラ、カブトムシなど枯れ葉に付く。

 ▼ミノムシ(蓑虫) 

 ミノムシは日本に40種類ほどいるミノガと呼ばれるガの一種、オオミノガの幼虫に付けられた名前なのです。

 
        

  因みに先日の虫こぶは、中にそれぞれの幼虫が寄生して冬を過ごすようです。

   

  

 *蛹の姿で越冬するもの・・・・・カラスアゲハ、モンシロチョウ、など木の枝、葉に付く。

 

 

 ▼これは何? 何かの蛹と思われるが、未定 引き続き調査中

 シロヤマブキの木の枝分かれに付いていたもので、何かと思い触ったぽとりと枯れ草の中に落下し不明。

 

 

 *卵の姿で越冬するもの・・・・カマキリ  

 カマキリは、昆虫綱カマキリ目に分類される昆虫の総称。

 ▼カマキリは越冬出来ません自然界では12月上旬までで、室内で暖かくしても1,2月には死んでしまうようです。

  

  カマキリの卵は、正確にはいくつもの卵が入った泡に包まれた塊で、初は泡状ですが、徐々に硬くなっていく、

  通気性と断熱効果があるスポンジ状で、軽い衝撃にも強い、この塊(卵鞘:らんしょう)と言い、

  数回に分けて産む。

  ニシキギの木、ユキヤナギの木にたくさんたくさん付いている。

 

  調べ始めると次から次へと分からないことだらけで疑問になり短い時間では、まとまりがつきません。

  昆虫の寿命やら昆虫の住処など出てきますので、これらは次の機会に持ち越しです。

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斑入りの草木の葉、ベッコウマサキ、アメリカツルマサキ、アオキ、他

2019-01-28 | 植物

  花が無い時期に、葉っぱでしのぐのは今頃しかないかな?

  そこで我が家の斑入りのものを集めてみました。暖かい時期にはまだあると思いますが、

 

  ☆ ベッコウマサキ      ニシキギ科ニシキギ属、

  キンマサキは葉の中央が黄色いもの、葉の縁に黄色いのはベッコウマサキ、葉の縁が白いのはギンマサキ。

  

  

 ☆ アメリカツルマサキ   ニシキギ科ニシキギ属、  アメリカと名が付くが日本原産の園芸品種。”エメラルドガウティー”

  

 

  ☆ アオキ(青木)   ガリア(アオキ)科アオキ属、

  

 

  ☆ ヒメツルニチニチソウ   キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属、

  

 

  ☆ アイビー(学名:ヘデラ、和名:キヅタ 木蔦)

   葉の形や色など園芸品種が多い。多分 ヘデラ・ヘリックス(イングリッシュ・アイビー)のいずれか?

     

 

  ☆ ヒイラギ(柊)  モクセイ科モクセイ属、

  
      

 

   ☆ ツワブキ    キク科ツワブキ属、  白斑品種と星斑品種。

   
      

 

    ☆ ヤブラン(藪蘭)   キジカクシ科ヤブラン属、

    
           

 

  ☆ ストロマンテ・トリカラー    クズウコン科ウラベニショウ(すとろまんて)属、

    

 

   ☆ ネオレゲリア’ファイアボール’ ”バリエガータ”  パイナップル科ネオレゲリア属、

     

         

   ☆ ラミウム  シソ科オドリコソウ(ラミウム)属、花壇のあちこちではびこっている。   

      

 

  派手さのない草木ですが、我が家の主役にならなくとも大事なバイプレヤー的な存在のもの達です。

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虫こぶ(虫えい)について、イスノキ、クヌギ、ヨモギの虫こぶ、

2019-01-26 | 植物

 花がないので一休みして、皆さんはどこかで見てるはずのものを久し振りに、

 虫瘤(虫こぶ)又は虫癭(虫えい)とも呼ばれるものを取り上げてみる。

 虫こぶとは、ダニ、アブラムシ、タマバエの幼虫など、さまざまな虫が、植物に寄生することでできる部分を言う。

 多くはこぶ状になるため、虫こぶと呼ばれている。虫こぶは、寄生した虫が出す刺激に反応し、植物の一部が

 異常成長してできるものである。(By 樹木図鑑)

 

 ☆ イスノキの虫こぶ   イスノキ マンサク科イスノキ属、 常緑高木、庭園樹、公園樹、生け垣、

 道端の生け垣にイチジクの実ような形で木質化しているものを見付けました。

    

  穴が開いているので、直ぐに虫こぶだと思いました。そこで調べた結果、

  イスノキと言えば必ずと言う程に虫こぶが出来るようで、イスノキは虫こぶの宝庫だった?

  情報が色々ありすぎてどれが本当の情報か分かりずらいですが、最も近そうななものを

  取り上げました。

  虫こぶがよくできる植物としてもっとも代表的なのがイスノキで多種の虫こぶができます。
 「イスノキエダナガタマフシ」はイスノフシアブラムシ。
 「イスノキエダチャイロオオタマフシ」はモンゼンイスアブラムシ。
 「イスノキエダオオナガタマフシ」はイスノキオオムネアブラムシ。
 「イスノキハタマフシ」はヤノイスアブラムシなどなどです。

  虫こぶの名の付け方は下記の一口メモ参照。

  

  イスノキエダナガタマフシ     イスノフシアブラムシが寄生して出来たもの。

  形はイチジクに似て先端に棘状の突起がある。

  割って見たら(手でつぶしただけですが)中から白い粉のようなものが出てきた。

  これはアブラムシが排出した綿にような物質で、このアブラムシは2年以上殻の中で

  丸い穴は脱出した跡です。

  
  イスノキエダナガタマフシは最初は緑色が1年以上経ち茶色になったのかも知れない。
  イスノキチャイロオオタマフシかもしれませんが、長さが小さかったので上記にした。

  大きな虫こぶの中は空洞で穴に口を当てて吹くと笛のように音が鳴ることから、「ヒョン、ひょんの実」
  とも言われ、このことからイスノキ自体を別名「ヒョンノキ」とも呼びます。

 

  イスノキハタマムシ   葉の上の黒い部分、ヤノイスアブラムシが寄生して作ったもの。
  

  葉の上のに白きい粉のようなものは、上の方に付いている虫こぶの粉か?

  これを見ていたら、自分の手首にあるイボが虫こぶに見えてきた。

 

 ☆ クヌギの虫こぶ  クヌギエダイガフシ   以前に投稿 18/1/20 してました。

 クヌギエダイガタマバチは10月に羽化して産卵は秋から春にかけて行われるようです。

 越冬はクヌギエダイガフシの中で羽化して成虫越冬します。

  

 

  ☆ ヨモギの虫こぶ

  ヨモギハベリマキフシ     ヨモギクダナシアブラムシが寄生した虫こぶです。 

  
  出来始めの頃はこんな感じです。

 

  他にヌルデノブドウなどの虫こぶも以前に投稿済ヌルデは 16/9/11 参照。

  

  <一口メモ>

  虫こぶの名前は、

  植物の名前 + 虫こぶの出来た場所 + 虫こぶの形 +フシ(虫こぶを表す)

  ノブドウの場合は、 ノブドウ  フクレ フシ 、

  となっているようです。

       

 

   植物と昆虫の共生をこんな所にもみてとれるようです。

  どんな花木にも虫こぶはできる可能性があるので、この機会に小鋏を携帯し探してみるのも面白い(?)かも。

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野鳥の第二弾、ダイサギ、アオサギ、

2019-01-24 | 

  冬の川沿い散歩は、サギ類しかいない??  (撮れないだけですが)

 無理を承知で撮ってみました。天空のサギとはいきませんでした。

 遺憾ながら遠くのものを撮っているので、ボケていますが、お許しを。

 

 ☆ ダイサギ(大鷺)   コウノトリ目サギ科

 大きい体、長い首、黒色の足、夏は黒色、冬は黄色のくちばし。

 ダイサギとチュウサギは体の大きさが違うが遠くからでは判別不能です。

 ダイサギは目の下が夏は緑色、口角が眼の後端を大きく超える、頭部がなだらかになっている。

 チュウサギは、くちばしは黄色だがやや短い、口角は眼の後端と同じ位で、水田や湿地にすみ、河川や干潟に

 出ることは少ない。

 
 

 屋根の上や木の枝に止まっているのを見てもつまらない。

 少しあちこちを歩いて写す花もないことなので、時間をかけてみました。

 右端に小さくアオサギもいた。

         

          
         
    
   

  

   
                 
          

  ビルの合間を飛ぶではなく、たまたまバックに遠くのサザンスカイタワー八王子が写っただけ。

 

    ☆ アオサギ(青鷺)  コウノトリ目サギ科

 日本のサギ類で最も大きい。白い頭部に額から後頭につながる黒色帯、長い首の前側にある縦縞、青灰色の背。

 ここにもアオサギと一緒に

      

 

   

 野鳥の小鳥より被写体が大きいので助かりますが、この程度が限界ですかね。

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花の実の後は?  フジバカマ、イチビ、オオギボウシ、コウヤボウキ、他

2019-01-23 | 花の写真

   花も枯れて実及び実のその後でもいい味を出してるものもあり、それなりのものもあるが、

  人生もやはり同じようで、枯れてもいい味が出るようになりたいものですが、もう遅くて無理かな。

 

  ☆ フジバカマ(藤袴) キク科ヒヨドリバナ属、綿毛も殆んど飛んで残った萼が花のようです。

   
    花は、こちら です。

 

   ☆ イチビ   アオイ科イチビ属、 独特の形をしている実が面白い。

   棘のある扁平な柄から既に種は、落ちているようようです。

     花は、こちら です。
      

 

  ☆ オオギボウシ(大葉擬宝珠)   ユリ科ギボウシ属、

  花の後に出来るさく果(熟すると下部が裂けて種子が散布される果実)、花から想像出来ませんが、

   花は、こちら です。
                     

 

 ☆ コウヤボウキ(高野箒)     キク科コウヤボウキ属、

 果実は白く長い綿毛におおわれている、頂上に筒状花の後が残っているのも見られる。

 又果実の落ちた総萼のみのものも見られる。 

   花は、こちら です。
  

 

  ☆ フヨウ(芙蓉)  アオイ科フヨウ属、

  果実は蒴果で、直径約2.5cmの球形で、熟すと5裂し黒い種子がこぼれ出る。

   花は、こちら です。

  

  ☆ クズ(葛)   マメ科クズ属、つる性多年草、

  クズは繁殖力が強くあちらこちらの木に絡みついていますが、クズの実は木に絡まり毛むじゃらですが、

  これに陽が当たると黄金色に輝いて見えます、遠目では何かロウバイの花が咲いているのかと勘違いする。

   
   
   花は、こちら です。 

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疥癬タヌキを見た。共存とはいろいろ考えさせられます。

2019-01-22 | 生き物

     川沿いを歩いていると水が干上がった中州に何かがいた。

  遠くからだったので、また猫がいると思いましたが、なんか違う歩き方

  

  追いかけて近付いて見てそれは直ぐに狸と分かりました。

  

  こちらに気が付いて見た顔を見た時に、ああっと、、

  

  疥癬タヌキでした、今頃は冬毛を付けてふさふさしてなければなりませんが、

     疥癬タヌキとは、疥癬症にかかったタヌキですが、獣医師ではないので経験からの素人判断ですが、

  このタヌキはもっともっと毛が抜けてひどくなり、もし仲間がいれば仲間も感染します。

  多分この冬も乗り切れるどうか心配です。疥癬はそのまま放置すれば二次感染で死に至る。

  (脱毛すると体温調節が出来ずに死に至る)

  助けたい時はどうすれば良いのでしょうか?

  * 以下日本獣医学会のページからの一部抜粋です。

   タヌキを含む野生動物を保護した場合は、まず都道府県の野生動物担当部署に連絡してください。

   各自治体により対応が異なるようです、(疥癬ダニは基本的には人間に感染しないと言われているが)、、、

   希少種を除いて保護そのものを問題視する議論も高まっている。

 

   このタヌキのケースではそれぞれの自治体により都合がありますから、色々な対応があるようです。

  ー 行政も基本は人間ですので、人間は昔から野生動物と一定の距離を保ちながら共存して来たので、

    人が介入することは生態系を乱すにつながり、疥癬は人にもうつるので疥癬タヌキに接触しないで下さい。

 

  = 保護して持ち込んでいただければ受け付けます。その後の処理は見てから決めるようです。

 

  気になってしょうがありませんが、保護するすべもなく現状では何も出来ませんでした。

   

  害獣対策として、今やこの辺のどこでも電気柵が見られます。(自治体から器材の補助金も僅かながら出るよう)

  

  ある場所には,都の許可を受けた獣害捕獲の為の檻もありました。

  

  獣害とは、人間活動に害をもたらす哺乳類に属する一般をさす言葉で、人間の多い地域では、家畜などの

  飼育動物以外は殆んどこれに含まれる可能性がある。

 

  この辺八王子では、家の屋根裏に住み着く等の、アライグマ、イタチ、ハクビシン、ネズミなどを害獣駆除として

  専門業者が15800円~と広告を出している。

  (これらの動物は鳥獣保護法により保護されているので、素人が勝手に薬剤で駆除したり捕獲すると罰せられる)

 

   我が家に来た狸を思い出しました。

  我が家に来た狸は、上のタヌキよりもっとひどかったです、可愛そうになり、捕獲出来ないので、

  動物病院へも連れて行けませんので、ネットで調べて白癬予防の薬を購入して与えてみました。

  運がよかったのかそのうちに疥癬が治り元気になりました、餌を出して置くと他の動物が来るので、

  出していませんが、気がつくとじっとブルーベリーの木の下で待っていますので、少々与えている。

  野生動物には餌をあげないが原則ですが、

  これは餌付け出なく、給餌であると思っていますが、、自己満足にすぎないのかもしれませんが。

  昼間は珍しい。
  夜行性なので、

  我が家でもヤマユリの根はごっそりと取られて(多分イノシシ?)、柿の実や池の鯉はアライグマの

  被害に合っています。

 

  タヌキ  イヌ科タヌキ属、  

  昆虫、鼠、カエル、ミミズ、魚、鳥、果実の食性、一夫一婦でどちらか死ぬまで行動を共にする。

  活動時間帯は主に夜間です。

 

  タヌキは日本の野生動物の中でもっとも人間との付き合いが古いものの一つで古くから親しまれている。

 

  これからは余談ですが、

  タヌキを天然記念物に?の話を知っていますか?

  絶滅の危機にではないタヌキが天然記念物ではなくて、山口県にある向島タヌキ生息地のことです、

  ずいぶんと昔(1926年)に狸でなく生息地が指定されたのです、当時は毛皮目的で狩猟されたので、

  数を大きく減らしその結果向島が天然記念物に指定されたのです、

  しかしその後、野犬が入り主役のタヌキが見られなくなりましたが、やっと生きているタヌキが2013年に

  写真に撮られてニュースになったと言う話です。

 

  実は私の故郷の佐渡のトキも田や畑を踏み荒らす害鳥だったそうです。

  各地で多くて困りトキ駆除を申請した地域があった程です、肉や羽根を取る目的で乱獲されていなくなった。

  佐渡では昭和6年にトキが2羽確認され、昭和9年に天然記念物に、27年にトキ特別天然記念物に指定された。

  2019年1月7日 - 野生下トキの総個体数(2019年1月7日時点)推定個体数353羽(佐渡島内352羽/本州1 羽)

  ※推定個体数=放鳥トキ個体数+野生下生まれトキ推定個体 ... 環境省 佐渡自然保護官事務所がお届けする

  野生下のトキに関する最新の情報です! 

  

  疥癬タヌキの話から大きく脱線していまいましたが、関連して調べた結果を残しておきます。

  佐渡のトキについては又、別の機会に詳しく載せてみたいと思っています。

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カラカラ天気の冬景色、枯れ草三昧です。ススキ、ヨシ、ガマ、チガヤ、他

2019-01-20 | 植物

  カラカラの陽気がまだまだ続いています。

  どこを見ても枯れ草、枯れ草何を撮っても茶色の枯れ草三昧です。

  ▼河川敷の一面のススキ              浅川大和田橋付近にて
  
  
  ▲手前はエノコログサが枯れたものがいっぱいです。アキノエノコログサかもどちらでも良いですが、

  
  
  

 

  ▼ヨシ(アシ)、ヨシが川の中州にいっぱい     谷地川  城山下橋から滝山橋付近
  
      
     ▲川面にも映しています。

 

  ▼ガマの穂を押しつぶすと大量の綿が出るて知ってましたか?  爆発?した綿毛
  
  

 

  ▼セイタカアワダチソウ見る影もなくあちこちに集まっている。

  
  

 

  ▼エノコログサ   あたり1面にさすがに雑草。

  

 

  ▼畑の空き地に、チガヤも綿毛をいっぱい付けて

  
  

 

  ▼ チカラシバ? 見る影もありませんが、お役目を終えた感じがしますね。
  

 

  ▼何だと思いますか? けっこう多く連なっています。

  
  桑の木の畑で枝を切り取った後にマルバルコウソウが咲いていた場所です。
  
  18/9/14撮影

 

  ☆ ツワブキの綿毛、これから飛び立っていくのでしょうね。
  
      

  

  ☆ ミューレンベルギア・カピラス (別名ムーレンベルギア) 

  18/11/5の投稿時は赤い霞がかかったように美しかったですが、
     

  ▼ ニラの実が辛うじて残っていた。
  
     

 

  何を撮ったのか分かりませんが、多分綿毛がキレイと思ってシャッター切ったのかも

  

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冬の木の花(1月)ウメ、ソシンロウバイ、ギョリュウバイ、他

2019-01-18 | 花の写真

  今の時期あまり花は見掛けませんが、散歩中で見掛けた貴重な木の花達です。

 

 ☆ ウメ(梅)

 バラ科サクラ属、落葉高木、花期:2月~4月、

 早春に葉より先に、白、淡紅、紅色などの香りの強い花を咲かせる。

 

 
     
           

            まだ蕾ばかりでやっと1,2輪咲いているのを見付けました。

         ”梅一輪一輪ほどの暖かさ”

       松尾芭蕉の弟子、服部嵐雪(はっとりらんせつ)の詠んだ俳句です。

       本当に一輪又一輪と咲いてくれると、早春の足音ですね。(北日本では猛吹雪とかごめんなさい)

 

  ☆ ソシンロウバイ(素心蝋梅)

  ロウバイ科ロウバイ属、中国原産の落葉低木、花期:1月~2月

  
            
   

   今の時期は他のソシンロウバイは葉を落としていますが、今年は葉があるのも見掛ける。

   我が家の小さな木は葉がついていてまだ蕾が申し訳程度で僅かに付いている。

  

 ☆ ギョリュウバイ(御柳梅)

 フトモモ科ギョリュウバイ属、常緑低木、花期:11月~5月、

 ニュージランド、オーストラリア原産で約40種くらいあるうちのスコパリウムの種を

 日本ではギョリュウバイと呼んでいる。

 葉の形が御柳と言う樹木の葉に似ていて、花が梅に似ていることから付いた名で、中国名では無かった。

  
               

 

  ☆ サザンカ(山茶花)

 ツバキ科ツバキ属、常緑広葉樹、日本固有種、

 サザンカは栽培品種が多く、サザンカ系以外に、ツバキとの交雑種としてカンツバキ系、ハルサザンカ系の群がある。

 花の咲く時期や形で分類されるが、

 開花期は、サザンカは、10~12月、カンツバキは11~3月、ハルサザンカは12~4月となっている。

 写真は、大きな八重咲きなので、カンツバキかもしれません。

 
          

 

  ☆ バラ(薔薇)

 バラはバラ科バラ属の総称です、また園芸品種を総称してバラとも言う。

 品種が多く詳細名は分かりません。

 四季咲きバラは、生育期間中にある一定の気温以上(15℃以上)であれば枝先に必ず開花しますが、

 散歩中でもよくバラを見かけます、勿論屋外ですので、冬咲きバラなのでしょうか?

  
          

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春を待ちわびる野草花、ナズナ、ホシノヒトミ、ホトケノザ、コハコベ、他

2019-01-17 | 植物

 今の時期としては暖かいとは言え未だ冬ですが、

 春を待ちわびている野草花も増えつつある。

 

 ☆ ナズナ(薺)

 アブラナ科スズナ属、食用や薬草に利用される越年草、花期:3月~6月、荒地や道端どこにでも、

 ナズナの語源は、夏になると枯れることから「夏無なつな」、撫でたい程可愛い花から「撫菜なでな」と

 諸説あるようですが、別名はペンペングサ、三味線草、果実の形が三味線のばちに似ていることから。

 
  

 ぺんぺん草が生える:荒廃した土壌であっても生育することから、家や土地が荒れ果てている状態。

 ぺんぺん草も生えない:あの強いスズナさえも生えない、何も残っていない状態を揶揄した表現。

 田舎の家の周りには、ぺんぺん草とびんぼう草(ハルジオン)と言っていっぱいあった感じがします。

 (びんぼう草は、どんな貧乏な家の庭にも生えて、手入れの行き届かない家の周りにも生えることから)

 

 ☆ ホシノヒトミ(星の瞳)

 ゴマノハグサ科クワガタソウ属、越年草、花期:3月~5月、別名:オオイヌノフグリ

 道端や畑の畔道などに見られる雑草、可憐な春の花ですが、牧野富太郎博士が付けた名前が気の毒なので、

 ホシノヒトミに。 「ホシノヒトミ」の記載が有る最初の資料は、千葉県の方言集(1971)からのようです。

 
            

 

 ☆ ホトケノザ(仏の座)

 シソ科オドリコソウ属、越年草、花期:3月~6月、別名:サンガイグサ(三階草)

 車座に相対してつく葉の状態を仏座に見立てたもの。

 
       

 

  ☆ コハコベ(ハコベ)(小繁縷)

  ナデシコ科ハコベ属、越年草、花期:1月~12月、日本全土いや世界中どこでも見られる。

  春の七草の一つ。花柱も3本で似た花にミドリハコベがあるが、

  ミドリハコベは、茎は緑色、葉の明るい緑色で、雄しべが4個から10個とやや多い。

  コハコベは、茎は赤紫色、葉は濃緑色、雄しべが1個から7個とやや少ない。

  他にウシハコベ等があるが、これは花柱が5本と多い。

  
        

 

 ☆ シバザクラ(芝桜)

 ハナシノブ科フロックス属、多年草、花期:4月~5月、別名:ハナツメクサ(花詰草)

 よく枝分かれし地面を覆い尽くすように密生する、また寒暑に強く常緑の為に芝生代わりに植えられている。

 満開時の地表を埋め尽くさんばかりの花は見応えがあります。

 
      

     ☆ ムラサキカタバミと思われるが返り咲き? 花は痛みがちです。

    

 

  この時期の花は越年草が多いですね、気温が高く咲いているのでしょうか?

  いつもこんがらがりますので、越年草と多年草の違い等まとめてみました。

 1年草: 種子から発芽して1年以内に成長して開花、結実して種子を残す草花。

 2年草(越年草): 種蒔きから最初の1年は茎、葉や根を作り冬に休眠し、2年目の春、夏に

          花を咲かせて枯れる草花。但し期間は1年でも秋蒔き翌春花を咲かせるのも含むことあり。

 多年草: 数年にわたって枯れず同じ株から毎年花を咲かせる草花、

      但し、日本の気候では育ち難く1年で枯れる多年草もあり、園芸上は1年草と呼ぶことがある。

 宿根草: 多年草に含まれるが、その中でも根だけが残り、生育期が終わると地上部が枯れてしまうものを  

      宿根草として区別する、球根植物も宿根草です。

      常緑で地上部分が1年中枯れないものを多年草と呼ぶこともある。

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青空のもとに生き生きと、植物、他

2019-01-16 | 植物

 今日も日差しまぶしい位に晴れています。 北日本などで積雪があり大変だと思いますが、

 こちらはこのような晴れの日が続いて嬉しいですが植物にとってはどうでしょうか?

 青空に向かっている植物等を今年撮ったものから集めてみました。

 

   ▼バラの花も青空に向けて頑張っています。 ( 冬薔薇はフユソウビと言うんだと以前に投稿したっけ)
   
          
   

 

      ▼青空を背景に蝋梅も今が満開に
      

 

         ▼ネズミモチの実の間から青空を仰ぐ
         

 

     ▼青空とシュロの木で南国ムード  とても1月とは思えないほど。
     

 

           ▼造園業者の庭の片隅で伸びきったドラセナ・コンシンネ 青空に1本。
                

 

     ▼冬咲きクレマチスも冬の青空の日差しを浴びて
     

 

 ▼ニシキギの古い枝にコルク質の翼がありますが、こんなにキレイなら青空に飛んでいけそう。
   

 

   ▼木が出たついでに幹に落書き?と思ったが模様でした。
    桜の木など横縞模様はよく工芸品に利用されますが、この樹木名は分かりません。

       

   ▼時期外れですので、ホオズキもさすがに網目だけで青空に立つ。
   

 

   ▼最後は、植物でありませんが、ダイサギが青空遠くを眺めて休んでいます。
    

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