花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

自宅周り花木、セノアサス、ウグイスカグラ、レンギョウ、アオキ、他

2019-03-30 | 自宅の花

  自宅の庭及び自宅回りの花木です。

  花木も花を咲かせてくれてますが、ビワのように果実の形になりつつあるのもある。

 

  ▼セノアサス(カリフォルニアライラック)

  クロウメモドキ科セノアサス属、常緑低木、北米原産、花期:3月~4月、

  青紫色の綺麗な花を付ける、乾燥には強いが、湿気や寒さには注意が必要。

  
                       

 

  ▼ウグイスカグラ(鶯神楽)

 スイカズラ科スイカズラ属、常緑低木、花期:4月~5月、淡紅色のを葉腋から花柄を伸ばし1~2個つける。

 別名はウグイスノキで、ウグイスがこの木の枝から枝へ舞い飛ぶ姿がまるで神楽を舞っているように見えることから

 名付けられたとあるが諸説あり、なおカズラ科なのにカズラにしなかっのは蔓性ではなかったから。

  
      
     

 

  ▼レンギョウ(連翹) 

 モクセイ科レンギョウ属、落葉低木、中国原産、花期:3月~4月、

 広義にはレンギョウ属の総称。狭義にはレンギョウ属の一種。

 シナレンギョウ、チョウセンレンギョウ、ヤマトレンギョウなどにレンギョウ(実は中国原産)があり

 紛らわしくなっているが、一般的に見るのは、シナレンギョウが多いようです。

 花冠裂片はレンギョウより細く、長楕円で、花柱が雄しべより長いので、シナレンギョウと思われる。

 
       

 

  ▼ニワザクラ(庭桜)

  普段はコメザクラと言っていたのですが、正式名称に載っていない。(ブログで出している人あり)

  木の高さ1.5m位で大きくならない、マメザクラ(フジザクラ)としているようだが、内容が、

  合致していないようで、不明です、又未だ咲いていないが八重咲きもあります。*4/16庭桜に訂正。

   
    

 

  ▼ナガバモミジイチゴ(長葉紅葉苺)

 バラ科キイチゴ属、落葉低木、花期:4月、果実は集合果で6~7月頃、橙黄色に熟し食べられる。

 葉や茎に棘がある。名は葉の形がモミジのように裂けてていることから。

  

 

 ▼アオキ(青木)

 アオキ科アオキ属、(ガリア科、ミズキ科としてるのもある)常緑低木、花期:4月~5月、

 常緑で枝も青いため、雌雄異株、小枝の先に円錐花序に淡紫褐色の小花をつける。

 雄花は、黄色の葯を持つ4本の雄しべがあり、雌花は緑色の子房をがある。

 果実は、卵状楕円形で赤いが、白い果実を付けるシロミノアオキもまれにある。 

  
     雄花→     

 

 ▲円錐花序のみで雌花はまだ咲いていませんでした。 ▲雌株に冬に赤く熟し春に鳥に食べられるはずが幾つか残っていた。

 

 *雌花と雄花が撮れたので4/16に追加する。

 ▼雌花   半月位 遅く咲く。            ▼雄花   数が多い。

   

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野草も咲き始めました。ヒトリシズカ、イカリソウ、スズメノエンドウ、他

2019-03-29 | 自宅の花

     自宅の庭にもヒトリシズカが咲き始めました。

  庭の野草の開花の幕開けです、これからは順次に咲いていくと思います。

  いずれも以前に投稿済ですので、詳細説明は省略します。

 

  ▼柿の木の根元にニリンソウの葉の陰からヒトリシズカが花を咲かせる。

  

  庭のあちこちでも、

  
  

 

  ▼ブルーベリーの木の下でイカリソウの一番花が咲きました。咲き揃いましたら再度に投稿予定。

  

 

  ▼隣との境の石垣にはツタバウンランが蔓を垂らしています。

  
    

 

 ▼最初はコハコベと思い撮ったがノミノツヅリのようです。(近視なのに眼鏡を付けずに写真撮っています)

  花弁の先が切れ込まない。

  ▼コハコベはこちらです。雑草で至る所にある。
     5弁だが半分に切れ込み。

  ▼スズメノエンドウ  前の道に草藪として生えている。
   花は白紫で長さ3~4mm
  

    参考までに、カラスノエンドウ➡ 

   ラスノエンドウとズメノエンドウの中的な大きさのカスマグサ(両種の名の頭を一字と間ということから)

   花の長さ5~7mm、淡青紫色の花があるようです。

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散歩中で出合った花達、カタクリ、スミレ、タネツケバナ、カキドオシ、他

2019-03-28 | 花の写真

  自宅の花が続きましたので、気分を変えて散歩中で出合った花達です。

  藪の中でもけなげにカタクリが咲いていました。道端ですので、盗掘されたか穴ぼこもある。

 

  ▼カタクリ(片栗)

  ユリ科カタクリ属、多年草、花期:3月~4月、

  春を代表する美しい花ですが、花びらは咲くと直ぐに上向きに反転する。5月頃に葉も枯れた後は翌年3月頃まで

  球根のまま休眠する。葉は淡緑色で表面に紫色の斑紋があるが、生育地により全くないものもある。

  
  
  
    
   庭植えは株の大きさが違う。

 

  ▼スミレの仲間

  スミレは広義には、スミレ科スミレ属の植物の総称ですが、狭義にViora mandsurica種をスミレと言う。

  種類が多いので正確な名前は分かりませんので、参考程度とお断りしておきます。

  スミレ?  花を横から見ると大工道具の墨入れに似ていることからが一般的。

  葉は長楕円状披針形(へら形)で長さ3~8cm、質が厚く、縁に低い鋸歯がある。花は濃い紫色。

   ヒメスミレ、ノジスミレなどと区別がつきません。  スミレの撮影は、全て自宅庭です。

   

   ▼タチツボスミレ   さんやにごく普通に生えている。

   
    

   ▼アメリカスミレサイシン(プリケアナ) 別名:ウィオラ・ソロリア  園芸種が野生化した。  

   

 

  ▼タネツケバナ(種漬花)

  アブラナ科タネツケバナ属、越年草、花期:3月~5月、湿地等に生える。池の縁から、

  白色で十字状花を多数咲かせる。花径4mm、雄しべ6本小葉に切れ込みがあるm葉は互生。

  タネツケバナの仲間が多い、ミチタネツケバナは19/3/10投稿済。

   
   

 

  ▼ナズナ(薺)

  ナズナも19/2/22の投稿済ですが、タネツケバナと似て間違い易いので参考までです。

  実の付き方が一番分かり易くですね。別名ペンペングサは三味線の音を出すばちの形が実に似る。

       

 

  ▼カキドオシ(垣通し)

  シソ科カキドオシ属、つる性多年草、花期:4月~5月、

  もうしばらくするとあちこちで見ると思いますが、今は未だ少しか咲いていないですね。

  葉腋に長さ1.5~2.5cm淡紫色の唇形花を1~3個づつつける。

   
   

 

  ▼ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)

  ハエドクソウ(ゴマノハグサ)科サギゴケ属、多年草、花期:4月~5月

  横に這うように枝を出して地面に広がる、花冠は紅紫色で、上唇は下唇より短く狭く2裂し、下唇は3裂し中央部に

  隆起して黄色と赤褐色の斑紋がある。 花冠の色が白いのをシロバナサギゴケと言う。

  又、似た花にトキワハゼがあるが、花が小さく横に這う枝を出さない違いがある。

   
  

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春の庭の花(3月)ローマンヒヤシンス、リナリアグッピー、ツルハナシノブ、他

2019-03-27 | 自宅の花

   庭の花(3月)編の続きです。我が家では、多品種で少数の植え付けですので、

  花の咲いているスケールは期待出来ませんが、少しずつでも咲いているの眺めて楽しんでいます。

 

  ▼ローマンヒヤシンス

  ユリ科ヒヤシンス属,多年草、花期:3月~4月、

  ヒヤシンスには、オランダで品種改良された「ダッチ系」と、フランスで品種改良された「ローマン系」があり、

  ダッチ系は、花色も豊富で、一本の茎に多数の花を咲かせますが、ローマン系は1本の茎につく花数は少なく、

  香りはローマン系の方がすっきりして、花色は青や白が主流ですが、ピンクなども出回るようになった。    

     
         

    植えっぱなしなので、育ちが少し悪いようですが、ぼてっとしてないヒヤシンスも良いです。

        

   ▼リナリア’グッピー’    和名:ヒメキンギョソウ

   ゴマノハグサ科  極矮性品種の’グッピー’シリーズです。開花は春ですが、開花が終了後全体の三分の一位に

   刈り込めば、再び新芽があがって開花し、長期間にわたって楽しめる。   

   

 

 ▼宿根ネメシア

 ゴマノハグサ科ネメシア属、南アフリカ原産、花期:3月~6月、9月~11月、

 ネメシアは、1年草と宿根ネメシアがありますが、宿根は耐寒性があり3℃以上の気温があれば、1年中開花する

 四季咲き性の性質がありますが、耐暑性に弱いので、夏は花はお休みです。

 

  ▼ツルハナシノブ    別名:宿根フロックス

  ハナシノブ科フロックス属、常緑多年草、北米原産、花期:4月~6月、

  這い性フロックスの仲間で、ツルハナシノブの和名が付いているが蔓性のハナシノブでなく、這い性で横に広がる。

     
        

 

  ▼ハナニラ(花韮)

  ネギ(ユリ)科ハナニラ(イェイオン)属、多年草、南米原産、花期:3月~4月、別名:イェイオン、西洋アマナ、

  白色から淡紫色の6弁花(星型)で、花弁の中央に紫色の筋がある。 黄色い花等の近縁種もいろいろある。

     
               

 

   ▼プリムラベラリーナ

 サクラソウ科サクラソウ属、宿根草、花期:12月~4月

 八重咲きのプリムラです。暫くお休みして又春に咲き始めました。

  

               

   

  ▼ムスカリ

  キジカクシ科ムスカリ属、多年草、地中海沿岸原産、花期:3月~5月、

  矮性種で房状の穴が空いたような小花が可愛らしく、開花期が長いので、派手なチューリップなどと組み合わせて

  植えているのを目にします。我が家のチューリップは今蕾ですので、2,3日中には開花すると思います。

  別名:グレープヒヤシンス  ブドウに似ているから、 因みにムスカリの名の由来はギリシャ語のムスク(芳香)

   
 

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庭の花(3月)、ラナンキュラス、スーパーチュニアビスタ、スイセン、他

2019-03-25 | 自宅の花

  庭の花(園芸種)もここに来て地植え、鉢物含めて順次賑わいつつあります。

 

  先ずは鉢植えから、

  ☆ ラナンキュラス  (和名:ハナキンポウゲ 花金鳳花)

  キンポウゲ科キンポウゲ(ラナンキュラス)属、多年草、中近東、ヨーロッパ東南部原産、花期:3月~5月、

  近年は品種の改良が進み、花色だけではなく花形を変化に富んだ品種が沢山ある。

  ひときわ華やかな彩色の花ですが、花弁に見えるのは萼で幾重にも重なりボリューム満点です。

  
      

  チョット余談ですが、花弁が退化して萼片が花弁の役割(昆虫を呼び込むなど)を果たしているいるのが

  キンポウゲ科の花に多いようです。クリスマスローズ、アネモネ、クレマチス、セツブンソウ、アジサイ 等は、

  外側は全て萼で花の中心近くに花弁があるそうです。知って見るとびっくりですね!

  またこれと似た話で、花弁も萼片も殆どなくなるか小さくなり葉(苞)が花弁の役割を担っている植物に、

  ポインセチア、ブーゲンビリア、ミズバショウ、等があります。 ブログ "操の「へぇ~!」な雑学" より抜粋 

  ドクダミは知っていましたが、以外に花弁と思っているのは多いですね!

     

  ▼スーパーチュニアビスタ ’ミニブルスター’

  ナス科ペチュニア属、非耐寒性多年草、開花期:春~晩秋

  暑さ、雨、寒さに強く、切り戻すと晩秋まで何度も花が楽しめる。

   
  

  

  マーガレット ”ぽぽたんクリーム”

  キク科アルギランセマム属、半耐寒性宿根草、花期:3月~6月、10月~12月、

  咲き方は丁字咲き、タンポポ咲きとも言われて、成長と共に丸い花姿に変化する。

  株は矮性で、コンパクトにまとまり、育てやすいです。

  

 

  以下地植えから、

  ▼水仙の仲間

  ヒガンバナ科スイセン属、地中海沿岸原産、

  広義にはスイセンはヒガンバナ科スイセン(ナルキッスス)属の総称です。

   ▼テイタテイト
  
  

  ▼ニホンスイセン(別名:スイセン、フサザキスイセンなど)
  
        

 

  ▼ペチコートスイセン(ナルキスス・バルボコディウム)
  

  ▼ラッパスイセン
  
  

 

  以前に、咲き始めた時に、クリスマスローズは投稿してますが、

  ほぼ庭にある20数株に花がついていますので再度の投稿になりますが、お許しを、

  地植え、鉢物などあちこちで咲いています。

  ▼クリスマスローズ

  キンポウゲ科クリスマスローズ(ヘレボルス)属、多年草、花期:1月~3月、常緑性、耐寒性が強い。

  黄色い花のクリスマスローズもやっと咲き始めました。

  
  
  
  
  
  
  
  
  

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春の庭の花木、ユキヤナギ、ネコヤナギ、アセビ、ボケ、他

2019-03-23 | 自宅の花

  自宅にある花木から今咲き始めた又は咲いてる花達です。

 

  ☆ ユキヤナギ(雪柳) (ピンクユキヤナギ)

  バラ科シモツケ属、落葉低木、中国原産、花期:3月~4月、

  白い小花をいっぱい付けるのがユキヤナギですが、これは蕾のうち(花弁の外側)はピンク色ですが、

  花が開くと花弁の内側は白いので満開になると白く見えるユキヤナギの園芸品種です。

  ’フジノピンク’で流通していますが、ピンクユキヤナギ、ベニバナユキヤナギなどと呼ばれている。

  鉢植えですが、長いこと山側土手に置いていたら根が張って動かせなくなりました、高さ1.5m位です。

   
  

 普通のユキヤナギ

 

  ☆ ヒイラギナンテン(柊南天)

  メギ科メギ(マホニア)属、常緑低木、東アジア原産、花期:3月~4月、

  葉はナンテンのように枝垂れ、ヒイラギの葉のような棘があることから名付けられた。

  早春に長い花穂に黄色い花を多数付ける。和風庭園などによく使われる。

  垣根脇

  土手傍
  

 

  ☆ ネコヤナギ:(シマントネコヤナギ 四万十猫柳)

  ヤナギ科ヤナギ属、落葉低木、四万十川原産、花期:3月~4月、

  春に銀白色の小さなビロードのような花穂をつける。花芽の先端が北の方向に向くので旅人が方位を

  知る植物と言われている。

  雌雄異株で花穂は雌花より雄花の方が大きい。雌花は黄色で短い糸状の雌しべを付け、雄花は橙色の葯の付いた

  長い雄しべがたくさん現れて葯が開くと黄色い花粉をだすようです。

  

     

     2つの株がありますが、こちらは雄株(雄花)と思われますので観測を続けてみます。

 

  ☆ アセビ(馬酔木)

 ツツジ科アセビ属、常緑低木、日本、中国など原産、花期:3月~4月、庭園樹、公園樹、

 有毒植物、葉や茎に有毒なアセトポキシンがふくまれて、馬が食べると酔ったように苦しむことから命名。

    
   土手脇

 

  ☆ ボケ(木瓜)

  バラ科ボケ属、落葉低木、中国原産、花期:3月~5月、庭木、盆栽、我が家は鉢植え。

  まだまだ蕾ですが、2鉢だけ花が雄しべ見える程に咲いたので開花宣言します。

  ボケの種類も多く、4種類あるはずですが、名前は不明です(世界一、丹頂紅、大朱宝など)

  

  

 

  ☆ グレビアタッカーズドワーフ

  ヤマモガシ科グレビレア属、常緑低木、オーストラリア原産、花期:11月~3月、

  グレビレアはオーストラリアを中心に250種が分布する常緑低木です。 18/2/17投稿済です。

 

  
  

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散歩中で出合った花達、ネモフィラ、ワスレナグサ、イベリス、デージー、他

2019-03-22 | 花の写真

   散歩中で出合った花を幾つか集めてみました。春本番に咲くどこにでもある花達です。

  どのお宅の庭でも花の彩りが多くなりました。

 

  ☆ ネモフィラ      別名:ルリカラクサ(瑠璃唐草)

  ムラサキ(ハゼリソウ)科ネモフィラ属、1年草、北米西部原産、花期:3月~5月、

  ネモフィラは、ネモフィラ属の総称、多くの仲間がある。

  代表種は’メンジーシー’(=園芸品種はインシグニスブルー’)で瑠璃色の美しい小花をつけて

  花の中心に白いぼかしが入る野草のような種類です。

  
  

 

  ☆ ワスレナグサ(忘れな草、勿忘草)   

  ムラサキ科ワスレナグサ属、1年草扱い、ヨーロッパ、アジア原産、花期:4月~6月、

  広義にはワスレナグサは、ワスレナグサ属の総称です。狭義のはシンワスレナグサをワスレナグサとしている。

  園芸種として流通しているのはノハラワスレナグサ、エゾムラサキなど又はその交配種となってかなり複雑そう。

  園芸種は萼などの毛が鉤状になるようですので、やはりシンワスレナグサかと思いますが、難しいです。

  春に青や白、ピンクの可愛らしい花を咲かせる。  

  
  
      
  

  

  ☆ イベリス        別名:キャディタフト(英名)、  和名:マガリバナ(屈曲花)

  アブラナ科イベリス属、1,2年草、ヨーロッパ、北アフリカ原産、花期:4月~6月、

  名は、中国で屈曲花(マガリバナ)と呼ばれて、太陽に向く性質が強く、花茎は曲がりやすいことに由来。

  未だ咲き始めで花が咲き揃っていない感じで、私の知っているイベリスと感じが違いますね。

   
   

 

   ☆ デージー

   キク科ヒナギク属、1年草、ヨーロッパ、地中海沿岸原産、花期:1月~5月、

   多くの系統、品種があり、花形や花色、性質もさまざまです。

   チロリアンデージーと思われます。大輪咲き、丸い花形。
   

   イングリシュデージーは、花径2cmの小輪咲き、一重咲き。
   

 

   ☆ ハナカンザシ(花簪)

   キク科ロダンテ属、1年草、オーストラリア原産、花期:4月~7月、

   和名は花茎の先端につく赤い蕾からカンザシを連想したものと言われている。

   

 

   ☆ スターチス(リモニウム)

  イソマツ科イソマツ属、1年草、多年草、地中海沿岸原産、花期:5月~7月、

  自生種、園芸品種を含めると世界に約150品種程があるようです。スターチスは旧属名から付けられた。

  一般的にスターチスとして栽培されるのはハナハマサジ(花浜匙)の和名を持つシヌアツム種とその園芸品種。

  花弁のように見える部分は萼片でその中から花径5mm程の小さな花が顔を出す。(写真では分かりませんが)

  暑さや寒さに弱いですが開花期が長いので鑑賞用や贈り物として利用、花持ちがいいことから切り花、

  ドライフラワーに利用されて人気の花です。

    
        

 

  ☆ プリムラ・シネンシス   別名:カンザクラ、チュウカサクラソウ

  サクラソウ科サクラソウ(プリムラ)属、多年草、中国原産、花期:3月~4月、

  葉の縁が深く切れ込み、花弁がサクラのような形で波打たないステラタ系の品種(波打つのはフィンブリアタ系の品種)

  最初は白のみだったが、その後はライトピンク、ライトブルー、赤などが登場している。

     

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自宅の庭、シュンラン、ヒメツルニチニチソウ、ヒマラヤユキノシタ、他

2019-03-20 | 自宅の花

 自宅の庭にも春の野草の芽が出てきました、花になるには今暫くの待ちです。

 

  ☆ シュンラン(春蘭)    別名:ジジババ、ホクロ

  ラン科シュンラン(シンビジュウム)属、多年草、花期:3月~4月、日本を代表する野生ランです。

  外側3枚の花びらは萼片です。2枚の花びらが寄り添う側花弁で下を長く出したような唇弁で、

  地色は白色で赤紫色の小斑点が付いている。

  
       
                    

 

  ☆ ヒメツルニチニチソウ(姫蔓日々草)

  キョウチクトウ科ツルニチニチソウ(ビンカ)属、つる性多年草又は常緑半低木、花期:3月~7月、

  斑入り品種は花付きがよくない、ヒメツルニチニチソウはツルニチニチソウより

  耐寒性が強く、耐暑性は弱い。  

   

       

    

 

  ☆ ヒマラヤユキノシタ(ヒマラヤ雪の下)   別名:ベルゲニア

  ユキノシタ科ヒマラヤユキノシタ(ベルゲニア)属、常緑多年草、東アジア、中央アジア原産、花期:2月~5月、

  ベルゲニア属には園芸品種が多い。

  葉は革質で厚く、なめらかで光沢がある、紅、桃、白の5弁花を多数咲かせる。

    
         

  

   ☆ コバンソウ(小判草)

   イネ科コバンソウ属、1年草、ヨーロッパ原産、花期:5月~6月、

   コバンソウは熟した小穂の形と色が小判を思わせることから。

   時期になると黄金色の実がいっぱい鈴なりになるのが見られます。 17/5/25投稿済です。

     
       

 

    花壇の一部もう少しすると花の彩りも出てくるかと思いますが、

    

         

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春の花木(4)辛夷、白木蓮、満作、土佐水木、赤花三椏、他

2019-03-19 | 花の写真

  花木にも色々な花が咲き始めて春本番を感じさせてくれます。

  今頃白く咲く花で似た花として辛夷と白木蓮があります。

 

 ☆ コブシ(辛夷)

 モクレン科モクレン属、落葉高木、花期:3月~5月、公園樹、庭園樹、街路樹など、

     
                 

 

  ☆ ハクモクレン(白木蓮)

  モクレン科モクレン属、落葉高木、花期:3月頃、公園樹、庭園樹、記念樹等、

       

 
 

 コブシは今季既に投稿してますが、改めてコブシとハクモクレンの違いは、

               *コブシ         ・ハクモクレン

   原産地:      *日本           ・中国

   花の形:      *全開ばらばら、      ・丸くカップ型、

   花びらの数と向き: *6個、上、下、横向き等色々・9個 *注(花弁6枚、萼片3個)、上向き 

   蕾の大きさ:    *大きい(シャンデリア球型)  ・小さい(上に長く伸びない)

   その他:      *花の下に葉が1個つく  

   *注:花弁やガク片が同じ色や形をしていて区別しにくいものは「花被」と呼び、合わせて花被は9個という。  

   コブシ、シデコブシ(ヒメコブシ)があり、シデコブシは木の高さが低い品種で庭木として品種が多い。

   花の大きさや花弁の枚数も多くなり正確にには分ける必要があるが、ここではかなり曖昧です。

 

 ☆ モクレン(モクレン・アグノリア) (木蓮)

  モクレン科モクレン属、落葉低木、花期:3月~4月、庭園樹、

  モクレンの基本種は、シモクレン(紫木蓮)です。

   
             

 

  ☆ マンサク(満作)

 マンサク科マンサク属、落葉小高木、花期:2月~3月、

  葉より先に黄色の花を開く、花弁は4個あり細長い線形で基部はやや赤みを帯びる。

     
 
 

 早い時期に咲くシナマンサク屋や花弁が赤いアカバナマンサク(ベニバナマンサク)等もあります。

 花弁が黄色と赤のニシキマンサクは19/2/11投稿済です。咲く時期が遅いトキワマンサクもあります。

 

 ☆ トサミズキ(土佐水木)

  マンサク科トサミズキ属、落葉低木、花期:3月~4月、庭園樹、公園樹、

 土佐(高知県)の山地に自生が多く、枝を切ると水気が多いあるいは落葉高木のミズキに葉が似ていることで名付けられた。

 葉に先立って枝の先や節から穂状花序を垂らし7~8個の淡黄色の花をつける。

 似た花にヒューガミズキがあるが、花が2~3個と少ない。

   
 

 

  ☆ アカバナミツマタ(赤花三叉、赤花三椏)   別名:ベニバナミツマタ

  ジンチョウゲ科ミツマタ属、落葉低木、花期:3月~4月、有毒植物(特に果実)

  黄花の突然変異種(園芸品種)で庭などに植えられている。  ミツマタは19/03/03投稿です。

                

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春の野草花(3月) セントウソウ、セリバヒエンソウ、ハナイバナ、他

2019-03-17 | 花の写真

   野草の方の花もよく見るようになりました。

 

 背が低いスミレに出合いました。

 スミレの仲間は変種も含めると70種程にも及ぶといわれ、名前を見分けるのは非常に難しいです。

 ☆ アオイスミレ(葵菫)

 スミレ科スミレ属、多年草、花期:3月~4月、高さ5~8cmと小形で花茎も高く伸ばすことがない。

 タチツボスミレに似ているが、全体に毛が多い、花は淡青色~白色迄、花弁はよじれた感じがして平開せず、

 葉は2~3cm位でほぼ円形、タチツボスミレは卵状楕円形で葉先が三角形に近い。

 しかし、近年は個体数を減らしているようですので、あくまで素人判断ですので、そうかどうか分かりません。

 ツボスミレ、ケマルバスミレなど考えたらきりがないでs。間違っていたらごめんなさい。

    
                
    

 

  ☆ セントウソウ(仙洞草)

 セリ科セントウソウ属、多年草、花期:3月~5月、山野の木陰に生える。

 小散型花序は5~10個の白い小花をつける、花弁は5個で内側に曲がる、雄しべは5個、花径は約3mm。

 セリ科の植物は葉が細かく切れ込んで、白い小花を付けるので、迷ってしまいました。

               

 

  ☆ フキ(蕗)

  キク科フキ属、多年草、花期:2月~3月、雌雄異株、フキノトウ(蕗の薹)はフキの花芽のことです。

  花が咲いてから、地下茎でつながっている葉が大きくなり、その葉柄がいわゆるフキとして食用になる。

  フキノトウの若芽は天ぷらにすると美味しい。

    
  
 ▲雌株の雌花の糸状の雌しべが目だち中央に雄花が咲く。  ▲雄株の小花には雌しべも出るが実にならない両性花です。

 

  ☆ セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)

  キンポウゲ科ヒエンソウ属、1年草、中国原産、有毒植物、花期:4月~5月、

  葉が羽状に切れ込み芹の葉に似ている、そしてはなの形が燕の飛ぶ姿に似ていることから。

  家の前に咲いていました。

      
                             

 

  ☆ ハナイバナ(葉内花)

  ムラサキ科ハナイバナ属、1~2年草、花期:3月~12月、畑などに普通に見られる雑草。

  枝上部の葉のわきに淡青色の花を付ける、茎は細く上向きに伏毛があり、花冠は2~3mmで5裂する。

  名前のように、花を葉と葉の間につける。

  似た花にキウリグサがあるが、花の下などに葉は付けていない。

           

 

  ☆ ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)

  タデ科イヌタデ(ペルシカリア)属、多年草、ヒマラヤ原産、花期:3月~11月、開花期が長い。

  ソバの花によく似た小花が多数集まった直径1cmほどのピンク色の花を咲かせます。

  葉は緑色でV字形の茶色い模様が入り、秋になると紅葉します。 何か1年中見ている気がする。 

          

       

  ☆ ムラサキハナナ(紫花菜)   別名:オオアラセイトウ  、ショカッサイ

  アブラナ科オオアラセイトウ属、1,2年草、中国原産、花期:3月~5月、

  春にアブラナ科特有の十字形をした紫色の小さな4弁花を咲かせる。今では至る所でみる。          

     
                               
    

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