花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

涼しくなり昆虫も活発化して、チョウ目、ホシホウジャク他。

2023-09-28 | 昆虫
昆虫も暑さが峠を越したので、活発に活動しているのが見られます。
少し間が開いたので今回は、昆虫のチョウ目からです。

家の周りで一番良く見るのがホシホウジャクです。蛾の仲間には見えませんが、、
<チョウ目>
ホシホウジャク(星蜂雀 )
スズメガ科ホウジャク亜科 大きさ (開張)40-50mm 時期 7-11月
茶色っぽく後翅のイエローが目立つスズメガの仲間。腹部には白い帯がある。
ホバリングしながら長い口を伸ばして吸蜜する。胴体が太く、素早く羽ばたくのでハチのように見える。  
 
止まっている姿は全く目立たず、飛んでいる時は忙しなく動くので何枚撮って上手く撮れず。
ヒメクロホウジャク
体は淡黄緑色で腹端が黒いスズメガ。翅は茶褐色とありましたのでこれかも。


ツマグロヒョウモン ドクチョウ亜科 (前翅長)27-38mm
これはオスです、翅を閉じて止まっている時は♂♀の判別は迷いますが、
後翅のへりが黒くなっていることで他のヒョウモン類と見分けられる。
▼こちらはメス。前ばねの端の黒色がよく目立つ。
体内に毒を持つマダラチョウの仲間、カバマダラに擬態しているといわれる。
 

ヒメウラナミジャノメ(姫裏波蛇目 )
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 大きさ(前翅長)18-24mm 時期 4-9月
目玉模様のある薄茶色のチョウ。はねの裏面には細かい波形のもようがある。
後翅裏面の目玉模様は、左右各5つずつ。モンシロチョウより少し小さい。


コミスジ(小三條) タテハチョウ科     ▼ツマグロキチョウ(褄黒黄蝶 ) シロチョウ科

ホシコヤガ   ヤガ科       ▼シロオビノメイガ  ツトガ科

アヤナミノメイガ  ツトガ科     ▼リンゴコブガ  コブガ科 

アメリカピンクノメイガ
ツトガ科ノメイガ亜科  大きさ 13mm 時期:3~11月
メド・セージと呼ばれる青いサルビアにピンク色の小さな蛾がとまっていた。

マエベニノメイガに似るか、体と前翅後縁の黄色い部分が無く、全体が暗桃紅色。
以前投稿したマエベニノメイガもこれだったかもしれない。
 
チャバネセセリ      セセリチョウ科         ▼オオチャバネセセリ セセリチョウ科

イチモンジセセリ セセリチョウ科


今回も地味目の昆虫でしたが、家の周りではこんなもんなのでしょうね。
チョウ目の幼虫も載せようとしましたが、多くなりそうなのでこれで閉めます。
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地味な蔓性野草花、カナムグラ、ヤブガラシ、アレチウリ他。

2023-09-26 | 野草(花)
朝夕は涼しくなり秋を感じさせる時期になりました。
少しは歩かないといけないと思い自宅近くを散策するようにしています。
華やかな所、事が似合わない者ですのでやはり地味な草花に目がいきます。
その中から幾つか選んでみました。

カナムグラ(鉄葎)
アサ科カラハナソウ属、つる性1年草、花期:8月~10月、雌雄異株。
葉や葉柄に下向きの刺がある。
花粉をまき散らす雄株雄花です、何処にでもはびこっています。
雄花は、枝先に大きな円錐状の花序に付く。花径約7mm、5個の雄しべの葯が垂れ下がる。
雄花               雌花 数個の雌花が、花後は赤茶色く変色する。 

ヤブガラシ(藪枯) 
ブドウ科ヤブガラシ属、つる性植物、花期:7月~8月、
あっという間に藪を覆いつくし日照権を奪われた草木は枯れる事が名の出どころです。
地下茎で増えるので根絶しにくい草です。
花は径5mm。薄緑色で雄しべ4本、雌しべ1本でできています。花はすぐに散ってしまう、
 花盤は平らに広がり、はじめ紅色、のちに橙色に変わる。  

アレチウリ(荒地瓜)
ウリ科アレチウリ属、1年草、北米原産、花期:8月~9月、雌雄同株。
侵略的外来種として認定されており、その繁殖力の高さでも有名です。
黄白色の花をまばらにつける。雄花と雌花はそれぞれ別の花序につき、
雄花序は長さ10〜15cmでまばらに雄花がつく。
▼雄花は直径1cm。雄しべは花糸も葯も合着し、キノコのような形になっている。  
▼雌花は球状につく。                         実の周りにはびっしりとトゲが生えています。

スズメウリ(雀瓜)
ウリ科スズメウリ属、1年草、花期:8月~9月、
果実は直径1〜2cmの球形または卵形で、熟すと灰白色になる。


マルバルコウ(丸葉縷紅)  別名:ルコウアサガオ、マルバルコウソウ
ヒルガオ科サツマイモ属、1年草、熱帯アメリカ原産、花期:8月~10月、
花は朱赤色、高坏形で長い筒があり、径1.5〜1.8cm。帰化植物。
左巻きで草丈は3-4mになる。

ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)   別名:トゲソバ
タデ科イヌタデ属、1年草、花期:5月~10月
ママコノシリヌグイは、花色はピンク色です。
和名は、この草の棘だらけの茎や葉から、憎い継子の尻をこの草で拭くという想像から来ている。
ミゾソバと似ていますが、見分けは
葉が三角形で 、茎も葉柄にも鋭いトゲが 、托葉鞘の上部は腎円形葉状。 


暫く、散歩をお休みしていたので、毎年見ていた、センニンソウやボタンヅル等は
咲き終わっていました、ツリフネソウ、ツルボ等見ましたので満足でした。
これから少しずつでも投稿していきます。
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庭の花(9月)赤、白、黄色の花、と近況報告

2023-09-22 | 雑記
8/25より静養とのことで投稿を見合わせていました、久し振りの投稿です。

ヒガンバナ(彼岸花)   別名:マンジュシャゲ(曼珠沙華) 
ヒガンバナ科ヒハンバナ属、多年草、球根植物、中国原産、花期:9月中旬頃、
イノシシに平地の球根を掘り返されましたが、藪に残ったものは咲いています。

タマスダレ(玉簾)  別名:レインリリー、ゼフィランサス、
ヒガンバナ科タマスダレ(ゼフィランサス)属、多年草、南米原産、花期:7月~10月 

コレオプシス’レッドシフト’
キク科コレオプシス属、多年草、花期:6月~11月、
花色の変化が楽しめる、寒くなると赤味が増す花です。


ジニア・プロフュージョン (百日草)


アサガオ(朝顔)          ▼ハナトラノオ(花虎の尾)

ギボウシ(擬宝珠)
キジカクシ(ユリ、リュウゼツラン)科ギボウシ(ホスタ)属、多年草、日本,東アジア原産、花期:7月~8月、
今年は今でも咲いているのがあります。
まだまだ載せたいものもありますが、この辺でお終いです。

<近況報告>
今年の夏は猛烈な暑さが続いた為に、気力、体力が落ちていると思っていたのですが、
東大病院にて、多くの検査をしていただきましたが、その結果は、
主に胃癌のステージⅣとのことでした。これで人生の終着点が近づいてきたような。
家族を含めてショックが大きいですが、自分としてはある程度の覚悟はありました
そんなに動揺はありませんでした。
小学6年生の時に父を亡くし、20歳代には母も亡くし、近い血筋に私よりの年長者はいず、
私自身は42歳から37年入院を含む東大病院に難病で通院をしていたので、
長生きするとは思ってなかったからです。現役時代含めて誠実に生きてきたつもりです。

ところで、治療方法は既に癌細胞は肝臓などにも転移しているので、手術はできず、
点滴と抗がん剤の服用(2wk)休薬(1wk)によるSOX療法になりました。
1クールが3週間の繰り返しになります。
3日ほどの入院を含めて既に1週間過ぎていますが、大きな副作用も出ないので今は自宅療養です。
しかし、都心にある東大病院では通いきれませんので、八王子の東海大学病院に転院しました。
これからの副作用や白血球、赤血球等のデータの変化で病状、治療はどうなるかわかりませんが、
しっかりと養生したいと思います。

癌の闘病記や秋元康「象の背中」(残された時間でこれまで出会った人々と再会しようとする)
等もありますが、それほどの元気も持ち合わせていません。緩和ケアの言葉が浮かびます。
 
ブログは、今回をラスト投稿にしようと思っていましたが、
この先家族に迷惑もかけながらも、今は自分のことは自分でやれています
そして、まだ一時的にも好転しするかも、そして、来年もまたこうして
花が見られるかもしれないと考えて閉じることをペンディングとしました。
又、ブログ応援して頂いている人のフォローも出来ていず申し訳なく思っています。

皆様もくれぐれもご自愛ください。
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