花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

庭の花(鉢植え)、秋、シーマニア、フジナデシコ、ウォータバコパ、他

2018-10-31 | 花の写真

 昨日は秋空の素晴らしい天気でした。

 10月ももう終わりですね、庭の鉢植えの一部を載せておきます。

 

 ☆ シーマニア・ネマタントーデス

 イワタバコ科グロキシニア属、常緑多年草、ペルー、ボリビア原産、花期:8月~12月、

 春植え球根植物、長く花が楽しめる。

  

 

 ☆ フジナデシコ ’サマーラベンダー’(藤撫子)  

 ナデシコ科ナデシコ属、花期:7月~9月、庭植え、鉢植え

 初夏に咲いて晩夏にも咲く2度咲きでお得感があるとのうたい文句、夏咲くのに耐寒性もある。

  

 

 ☆ シンフォリカルポス ”ワインレッド”   別名:スノーベリー

 スイカズラ科  落葉低木、北米原産、花期:7月~8月、 結実:9月~12月、

 シンフォリカルポスのホワイトやピンクに比べて実がびっしりと付く。

   赤い実
  

 

 ☆ ガーデンシクラメン

 サクラソウ科シクラメン属、花期:10月~3月、

 霜に当たっても枯れない小型のシクラメン(但し強い寒波では枯れる) 

 
  

 

 ☆ ウォーターバコパ

 ゴマノハグサ科ウキアゼナ属、水性植物、花期:5月~9月、水辺に自生するバコパの仲間、

 葉は1年中あるが、夏になると青色の可憐な花を咲かせる。草丈5~15cm

 夏に池を掃除した時に、息子がメダカの稚魚を見つけたので、水鉢の中に一緒に入れた。

 水の中では花はよく咲かないらしい、1日花で、綺麗に撮れなかったが初物なので載せる。

  

 

 

 ☆ ジュズサンゴ(数珠珊瑚)

 ヤマゴボウ科リビナ属、多年草、北米南部から南米原産、花期:6月~10月、

  花と実が同時に楽しめる観賞期間の長い植物。果実の基本種は赤色ですが、

 園芸品種では黄色やピンク、オレンジのものも流通している。

 
  
  

 

 ☆ (鑑賞用)トウガラシ

 ナス科トウガラシ属、1年草、南北アメリカの熱帯地方原産、花期:6月~12月、

 赤、黄、オレンジ色などの果実を主に鑑賞する観賞期間の長い植物。

 冬でも5℃以上を保てれば多年草となる。

  
  
  

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庭の草木花10月、ウインターコスモス、キッショウソウ、ノコンギク、他

2018-10-30 | 花の写真

 秋の庭の主役のシュウメイギク(白)もそろそろ終わり、

 寂しくなりつつあり、鉢植えが主体ですが、ささやかながら頑張っている花も、

 

 ☆ ウインターコスモス(琴姫)

 キク科せンダングサ(ビデンス)属、宿根草、メキシコ原産、

 鮮やかな黄色の花びらに白い縁が美しい花です。

  

 

 ☆ キッショウソウ(吉祥草)(キチジョウソウ)

 ユリ科キチジョウソウ属、群生する多年草、花期:8月~10月、

 葉は根元から4~10枚束生し長さ10~40cm、花茎は高さ10~15cm淡紅紫色が花穂状。

 
  
  

 吉祥は”めでたき兆しが”とか”よい前兆”とかで、草の植えてある家に、吉事があると花が咲くと

 言う伝えがあるそうですが、我が家に沢山咲いているが何かいいことがあったかな?

 

 ☆ ホトトギス(杜鵑草)   ユリ科ホトトギス属、花期:8月~10月、 既に投稿済です。

  

 

 ☆ ハクチョウゲ(白丁花)

 アカネ科ハクチョウゲ属、常緑低木、東アジア原産、花期:5月~7月、

 6月頃に白い花を沢山つけるが、何故か常にパラパラと咲いている。あちこちに、

 斑入りや八重の花もある。 桃花(ピンクミステック)  

  
 
 

 

 ☆ ツワブキ(石蕗)

 キク科ツワブキ属、常緑多年草、花期:10月~12月、

 斑入りや八重咲き、丁字咲きなど品種は多い、日陰でも育ち、盆栽に利用されている。

 
  

 

 ☆ ノコンギク(野紺菊)

 キク科シオン(アスター)属、多年草、花期:7月~10月、

 花色は薄紫から白、ピンクとあり、基本種は薄紫で野に咲く紺色の花という意味で名付けられた。

   
   
 
 

そっくりな花にヨメナがありその違いは、チョット見ただけでは区別がつかないが、

       ・ ノコンギク         * ヨメナ

  葉は、  ・ざらざらしている。      *つるつるしている。

 冠毛は、  ・長さ5mm以上と長い      *0.5mm以下とほとんど無い。

 花序は、  ・途中から上方から分岐花柄短し *基部で分かれ個々の花柄は長い。

    以上の結果から色は違えど2つはノコンギクと判断したが、決めているは葉のざらざらと

 花が多数散房状に付いていることです。 

 花後に冠毛が長いのがはっきりするので、違っていたら訂正します。

 

 ☆ シュウメイギク(八重) 別名:キブネギク(貴船菊)

 キンポウゲ科イチリンソウ(アネモネ)属、多年草、中国、台湾原産、花期:9月~10月、

 多数の園芸品種があり、キフネギクの名前は日本で京都の貴船山付近で野生化していたからで

 濃い紫色の八重をキブネギクとしている。本来のシュウメイギクのようです。

  

 

 余談ですが、吉祥草と名の付く花が別にもあります。

 ☆ フッキソウ(富貴草)  ツゲ科フッキソウ属、半低木、花期:4月~5月、

 常緑葉種なので、グランドカバープランツとして広く利用されている。

 現在実を付けている。
 春に咲く花 

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散策中に出合った野草花 秋、コウヤボウキ、シラヤマギク、ミカエリソウ、他

2018-10-28 | 花の写真

 散策中に出合った野草の中から幾つか取り上げました。

 

 今季初めてのホトケノザを見ました、普通春になれば何処にでも見ますが気候のせいですね!

 ☆ ホトケノザ(仏の座)  シソ科オドリコソウ属、越年草、花期:3月~6月、

 越年草は、秋に発芽して越冬し,翌年に開花結実する草本植物。 別名:サンガイグサ

  
 

 

 花が紛らわしいが葉の大きさが違うコウヤボウキ(木)とカシワバハグマ(草)から

 ☆ コウヤボウキ(高野箒)   キク科コウヤボウキ属、落葉低木、花期:9月~10月、

 林の縁などに生え、高さ50~100cm、本年茎の先に花(頭状花直径約2.5cm)をつけ、

 葉は長さ2~5cmの卵形の葉が互生する。   裏山に咲いている。

  
 

 

  ☆ カシワバハグマ(柏葉白熊) キク科コウヤボウキ属、多年草、花期:9月~11月、

 林内に生える。 葉は長柄で葉身の長さ10~20cmの卵形長楕円形で鋸歯があるが、

 カシワの葉のように切れ込みは深くない。

  
 花の終わり頃。

 

 野菊は似た花が多いが花びらが、疎らに付き比較的分かりやすいシラヤマギクです。

 ☆ シラヤマギク(白山菊)  キク科シオン属、多年草、花期:8月~10月、

 高さ1~1.5mで、頭花の径約2cmで舌状花は白くて数は少ない。

 春の若芽は、ヨメナに対してムコナと呼んで食用になるようです。

 

 

 ☆ シオン(紫苑)  キク科シオン属、多年草、花期:8月~10月、

 産地で自生する(九州など西日本)不が、庭にもよく植えられている1~2mの花で、

 上部で枝分けて、径3cm程の花を散房状に多数付ける。

 

 

 

 ☆ ミカエリソウ(見返草)  シソ科テンニンソウ属、落葉小低木、花期:9月~10月、

 高さ40~100cm、葉は形に変化があり、楕円形~長楕円形~広卵形まで、長さ10~20cm、 

 穂状花序は頂生、直立、円柱状に長さ7~15cm、紅紫色(花糸の色)の花を多数付ける。

 写し方がまずいですが、初めてであったので載せておきます。

 もう少しキレイな時に出合えれば思わず見返ることだったのですが、

 
 

 

  ☆ ダイモンジソウ(大文字草)  ユキノシタ科ユキノシタ属、多年草、花期:9月~11月、

 山地の岩場など湿りがちな場所に生えるのですが、変種や地域差等により品種が多い。

 盆栽などとして園芸種も見られる。

 

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畑で見掛けた花達、ワタ、アスパラガス、コガネタヌキマメ、オカワカメ、他

2018-10-26 | 花の写真

 畑で栽培されている花達で、今まで投稿機会を逸していたので、

 9月分(ワタ、コガネタヌキマメ等)が含まれます。

 

 ☆ ワタ(綿)

 アオイ科ワタ属、1年草(本来は多年草)、花期:7月~8月、果実:9月~10月、

 花はピンク色と黄色い花が咲いていました。

 黄色い花はさすがアオイ科ですねオクラの花(18/9/27投稿済)にそっくり。

 
 
 

 花後1ヶ月位して実になりはじけて白い綿が出てくる。
 

 

 ☆ アスパラガス(竜髭菜)

 ユリ(クサスギカズラ)科アスパラガス属、多年草、南欧原産、雌雄異株。

 花期:5月~6月、9月~10月の二期咲き。枝先に黄緑色した小さな花(1cm位)

 果実は赤色で直径7~8mm程度、中に種が4個程入っているようです。 

  
これは雄花です。
 

 和名にキジカクシは、キジが隠れているような雰囲気の草です。

 食材の若芽のアスパラガスからは想像出来ませんでした。

 

 ☆ コガネタヌキマメ(黄金狸豆)

 マメ科タヌキマメ属、多年草、熱帯アジア原産、花期:6月~10月、

 高さ1.5m位、茎は直立して黄色い花花が咲く、まるまると太らせたような実が付くが、

 小さな種が入っているだけで食用にはならず、緑肥とぢて利用。

 

  

 

 ☆ オカワカメ   和名:アサザカズラ

 ツルムラサキ科アカザカズラ属、多年草、熱帯アメリカ、アジア原産、開花:7月~10月、

 つる性で開花期が長い特性で、日本には、長寿の薬草として伝わり雲南百薬と呼ばれている。

 栄養価が高いことから健康野菜として注目されている。

 地下には球根、葉腋にはムカゴができ、球根もムカゴも茎も葉も食べることができます。

 畑の中で白い小花の花穂ガシャワー状態で初めて見た光景でした、撮影日9/22で1ヶ月位前で、

 名前が分からず、その後を見に行こうと思っているうちに日が経ち今日のテーマでは載せた。 

  
  

 

 ☆ ピーマン

 ナス科トウガラシ属、1年草、中南米原産、花期:7月~10月、

 トウガラシ属の中で実が大きく肉厚で辛味がないものがピーマン。

 
 

 

 ☆ アオシソ(青紫蘇)

 シソ科シソ属、1年草、中国原産、花期:7月~9月、

 香味野菜の代表種、葉も茎も緑色したもの、花色は白。

 アカシソは、葉も茎も紫色したもので花の色も紫色です。

 

花穂紫蘇

 我が家のシソは一部実を取り塩付けにし株は全て抜き取りました。

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イラクサ科の葉を食うガの幼虫、クロキシタアツバ&フクラスズメの幼虫、ミノムシ

2018-10-25 | 昆虫

 今回は昆虫の幼虫ですので、苦手な方は無視して終えて下さい。

 

 散歩途中でアオミズ(イラクサ科ミズ属)の草むらに葉が虫に食べられた場所に出合いました。

 
 

 これだけ葉を虫食いだらけにする虫はどんな虫? チョット気になりませんか?

 いたいた黒い毛虫?があちこちに   どうやら クロキシタアッバの幼虫(ヤガ科)

 

 しかしこの虫だけでこんなになるのか?

 よくよく探して見ればこんなに幼虫も フクラスズメの幼虫 (チョウ目ヤガ科)

 
 
 

 イラクサ科に良くつく幼虫  成長したガの写真はまだ無し。

 

 生きるためには幼虫もせっせと食べて成長しないと言うところですかね。

 

 近くで蓑虫が散歩中(?)でした。

 クロツノミノガ (ミノガ科) いわゆる蓑虫の仲間で、

 蓑は細長い円錐形で、葉の断片など細かいパーツを蓑に付けているものが多い。

 
 
 

 殻から頭だけを出してぼろをまとったようにウロウロ散歩しているのはユーモラスです。

 

 我が家の庭にも蓑虫がおり

 最初はだらりと下向きにぶら下がっていましたが、傍に行って見ていたら

 直角にきちっとくっいてしまいました。

 中を見たくなりましたが何故かかわいそうな気がしてそのままにしています。

 

 チャノミガの幼虫 (ミノガ科) オオミノガのようにぶらさがりタイプもあるようです。

 

 <一口メモ> ミノムシに付いて

 ミノムシの入っている筒のようなもの(=巣)をミノ、中にいる虫をミノムシと言っています。

 ミノムシはミノガ(日本には約50種類いる)の幼虫です

 ガの幼虫ですが、オスのみが翅などを持ち普通のガの形態になるが、メスは成長しても芋虫状態で

 巣から出る事はなく産卵をしたらただ死んで巣から落ちるだけのようです。

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小さな花の実です。ナガエコミカンソウ、コミカンソウ、エノキグサ、オオニシキソウ、

2018-10-24 | 花の写真

 不得手と言いながら手を出している小さな花達です。

  やっと出合えたコミカンソウと思ったら、実の付き方がナガエコミカンソウでした。

 そして間もなく赤い実のコミカンソウにも出合うことが出来ました。

 花咲く時期に間に合いませんでしたので、小さな花の実でトウダイグサ科関連でアップします。

 

 ☆ナガエコミカンソウ (長柄小蜜柑草)  別名:ブラジルコミカンソウ

 コミカンソウ(旧トウダイグサ)科コミカンソウ属、1年草、インド洋マスカレーヌ諸島原産、

 花期:6月~1月、

 葉は小さく長楕円形長さ7~15mm、花を数mm長い柄の先に咲き、草丈70cmになることも。

 熟した実が葉の上に乗るのが特徴でs。

  
   
  

 

 ☆ コミカンソウ(小蜜柑草)  別名:キツネノチャブクロ

 コミカンソウ(旧トウダイグサ)科コミカンソウ属、1年草、花期:7月~10月、

 小さな白い花で、実は赤いみかんに似ている、茎は赤味を帯びている。

  
    

 

  ☆ エノキグサ(榎木草)  別名:アミガサソウ

 トウダイグサ科エノキグサ属、1年草、花期:8月~10月、畑や道端に生える。

 花序は葉腋に付き上部に小さな雄花が穂状に、基部に編み笠状の総苞に包まれた雌花花が付く。

 和名のエノキグサは葉の形から、アミガサソウは総苞の形を見立てた。

 
  
 雄花咲いてるのを探しましたが近くでは見つからず、別の日8月撮影を追加(雄花)

  **10/25花写真追加

 

 ☆ オオニシキソウ(大錦草)

 トウダイグサ科ニシキソウ属、1年草、北米原産、花期:6月~10月、

 茎は淡紅色を帯び、直立又は斜上して高さ20~40cm、杯状花序は枝先に疎らに付く、

 腺体は円形で白色または赤味を帯びた花弁のような付属体が付いている。蒴果は無毛。

 
 

 ◀オオニシキソウ
 ◀コニシキソウ

 

 ニシキソウ、コニシキソウに付いては 18/9/14 投稿済です。

 オオニシキソウ、ニシキソウ、コニシキソウの違いは大雑把に言えば、

 ニシキソウ、コノシキソウは横に這います。

      葉に普通に斑紋が有り実に毛が有ればコニシキソウです。

 オオニシキソウは茎が立ちあがります。葉も1.5~3cmと大きく斑紋はある/ないもの両方ある。

 

  小さな花不得手で細かい描写は出来ていませんが、雰囲気でも伝われば幸いです。

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地味なカヤツリグサ科の仲間、アゼガヤツリ、コゴメガヤツリ、ヒメクグ、他

2018-10-22 | 花の写真

 イネ科も未だに整理がついていませんが、いずれ近いうちにアップする予定ですが、

 今回も地味なイネ目カヤツリグサ科を取りあえず集めてみました。

 似たものが多くイネ科同様に迷っていますので、お気付きの所がありましたら教えて下さい。

 

 ☆ アゼガヤツリ  カヤツリグサ属、1年草、花期:8月~10月、田の畔や湿地に生える。 

 小穂は長さ1~2.5cm、幅2~2.5mmで平たく茶褐色で光沢がある。

   

 

 ☆ ハマスゲ  カヤツリグサ属、 多年草、花期:7月~10月、

  海岸の砂地に多いことからこの名が付いたが、畑や道端でも普通に至る所で見られる。

  アゼガヤツリににているが葉も花穂もやや大きい、小穂は長さ1.5~3cm、

  つやのある赤褐色を帯び20~40個の花を2列に付ける。

    

 

  ☆ カヤツリグサ カヤツリグサ属、1年草、花期:7月~10月、田畑のあぜや道端に生える。

   コゴメガヤツリと同様にどこにでも生える雑草。小穂の先が突き出る。 別名:キガヤツリ

   
   

 

 ☆ コゴメガヤツリ  カヤツリグサ属、1年草、花期:7月~10月

 穂の様子が稲穂のように見えることから。普通に見られ、カヤツリグサより多い。

 小穂の先が丸まっている。

  
     若い芽、違うもの?

 

 ☆ メリケンガヤツリ  カヤツリグサ属、 1年草、花期:6月~11月、

 熱帯アメリカ原産の帰化植物。要注意外来生物、カヤツリグサの中では大型種、草丈1mにも。

  

 

 ☆ タマガヤツリ  カヤツリグサ属、1年草、花期:7月~10月、 水田にごく普通に生える。

 茎先端に苞葉を2~3枚つけ、その間から枝を出して多数の小穂が球形にあつまった花穂。

  

 

 ☆ ヒメクグ  カヤツリグサ(ヒメクグ)属、多年草、 花期:8月~10月、

 水田や池の縁等に普通に生える。

 花序は球状で径5~12mm、密に多数の小穂を付け緑色、苞葉の葉身は3枚前後で長い。

 

  

 ☆ ハリイの仲間  ヒメハリイ、クロハリイかも? ハリイ属、花期:6月~10月、

 
  

 

 ☆ ヌマガヤツリ  カヤツリグサ属、 1年草、花期:8月~10月、  湿地に生える。

 大型で高さ80~120cm、枝の先に花穂を密集して付け熊のぬいぐるみのようにも見える。    

  
 

 

 ☆ ウシクグ  カヤツリグサ属、 1年草、花期:8月~10月、湿地や水田の畔に生える。

 先端に長い苞葉を数個つけ花序のつく枝を5~7本不揃いに伸ばして小穂は赤褐色を帯びる。

    

 

 ☆ ヒデリコ  テンツキ属、1年草、花期:7月~10月、田畑の畔や湿地に生える。

 花序は数回分枝し、散形で枝先に1個の小穂を付ける。小穂は広い卵形(長さ2.5~4mm)

 

 

 ☆ フトイ  フトイ属、多年草、花期:7月~10月、湿地や池等に生える大柄な植物。

  

 写真は川に流れ込む支流の溜まり場に生えていたものです。少し遠いので近影写真無し。

 

 ☆ シラサギカヤツリ   ミカズキグサ属、多年草、花期:5月~10月、湿性植物。

 花期が長いので園芸品としても出回っている。

   

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秋の野草の実、センナリホオズキ、イヌホオズキ、オオオナモミ、他

2018-10-19 | 花の写真

 昨日は木の実の投稿でしたので、本日は野草の実から幾つか集めてみました。

 

 ☆ センナリホオズキ   ナス科ホオズキ属、 花期:8月~10月、

 実は熟してもホオズキのように赤くならない。 熱帯アメリカ原産の帰化植物。

      

  

 

☆ イヌホオズキ   ナス科ナス属、1年草、花期:7月~10月、

イヌホオズキ、アメリカイヌホウズキ、テリミノイヌホウズキは似ているが果実の状態で、

形、色艶、付き方等判断するのが一番分かりやすい。 丸くて艶がないので、イヌホウズキ。

  

 

 ☆ ワルナスビ   ナス科ナス属、多年草、北米原産、花期:6月~10月、

 この写真は若い果実で熟すと黄色になり目立ちます。

  

 

 ☆ ヤマホトトギス  ユリ科ホトトギス属、多年草、 花期:7月~9月、

  若い実でこれから更に熟すと他のユリ同様にこげ茶色いになり先端から裂けてくる。

   

 

 ☆ オオオナモミ   キク科オナモミ属、1年草、花期:8月~10月、

 オナモミは絶滅危惧種、オオオナモミは要注意外来生物で繁殖中。

 刺の先が丸まりひっつき虫と呼ばれるが、マジックテープを作るヒントになったとか。

  
 上位に雄花下位に雌花

 

 ☆ ノアズキ  マメ科アズキ属、多年草、花期:8月~9月、

 豆果は長さ4~5cm、幅8mmほどの広線形で短い毛が密に生え、6,7個の種子が入っている。

  

 

  ☆ ヤブツルアズキ  マメ科アズキ属、1年草、花期:8月~10月、

 豆果は線形で毛が無く、長46~9cm、幅4mmほどで6~14個の種子は入っている。

  

 

 ☆ ヤブマメ   マメ科ヤブマメ属、1年草、花期:8月~10月、

 豆果は長さ2,3cmある。

  

  

 ☆ クズ   マメ科クズ属、多年草、花期:7月~9月、

 豆果は線形で5~10cmで褐色の剛毛におおわれる。

 

 

 ☆ センニンソウ  キンポウゲ科センニンソウ属、つる性半低木、花期:8月~9月、

 そう果は多数、卵形、長さ7〜8mm、扁平で厚いふちがつき、寝た毛がある。

  

 

 <参考の為のメモです。>

 ヒガンバナの花の後です。

 

 ヒガンバナは三倍体*の為に通常は種子が花後も出来ません。

 三倍体とは、染色体のセットを三組持つ個体のことで、奇数ゲノム構成である為に、

 正常な減数分裂が起こらず、不稔性(つまり種子を作れない)場合が殆どです。

 この性質を利用して人工的に作り出されるのが’種なしスイカ’や’種なしブドウ’です。

 但し、セイヨウタンポポは三倍体であるが受粉すること無しに種子を付け繁殖する。

 これは小花が沢山頭状に集まっているからのようです。

 

 実はヒガンバナも極稀に実を結ぶ二倍体のものもあり、三倍体のものより

 早咲き(1ヶ月位)で、種を取ることが出来るようです。  早咲きは要注意です。

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秋の木の実、ハナミズキ、ニシキギ、シロヤマブキ、他

2018-10-18 | 花の写真

  実りの秋と言われるように、草も木も実を付けているものが多くなりました。

 前回は木の花でしたので、今日は木になる実を集めてみました。

 

 ☆ ハナミズキ(花水木)

 ミズキ科ミズキ属、落葉高木、米国原産、花期:4月~5月、公園樹、庭園樹、街路樹、

 果実は数個集まり楕円形で赤く熟す。  別名:アメリカヤマボウシ

  
   
 ▲実の横にある蕾は来年花が咲くものです。

 

 ☆ ニシキギ(錦木)

 ニシキギ科ニシキギ属、落葉低木、花期:5月~6月、庭園樹、公園樹、盆栽、

 枝にコルク質の翼が付くのが特徴、蒴果は熟して裂けると赤い仮種皮に包まれた種子が覗く。

     
  

 

  ☆ コマユミ(小真弓)

 ニシキギ科ニシキギ属、落葉低木、花期:5月~6月、

 マユミの小型種の名前だが、ニシキギの方に似ているが枝に翼がないことで見分ける。

  

 

 ☆ サンショウ(山椒)

 ミカン科サンショウ属、落葉低木、花期:4月~5月、雌雄異株

 蒴果はこの後裂けて中から黒い種子が出てくる。

  

 

 ☆ ナツツバキ(夏椿)

 ツバキ科ナツツバキ属、落葉高木、花期:6月~7月、庭園樹、公園樹、建築材に利用。

 別名:シャラノキ、朔果は木質で、先の尖った卵形。熟すと5裂する。この果殻が翌年春残迄残る。

     
  

 

 ☆ シロヤマブキ(白山吹)

 バラ科シロヤマブキ属、落葉低木、花期:4月~5月、庭園樹、

 果実は1つの花に4個つき黒く熟す。

  

 

  ☆ ミツバウツギ(三葉空木)

 ミツバウツギ科ミツバウツギ属、落葉低木、花期:5月~6月、

 蒴果は折り紙の奴さんの袴に形はそっくり。偏平で膨らみが、中に1~3個の淡黄色の種子ある。

  

 

 ☆ コクサギ(小臭木)  

 ミカン科コクサギ属、落葉低木、雌雄異株、花期:4月~5月、蒴果は4つに別れる。

  

 

 ☆ ピラカンサ

 バラ科トキワサンザシ属、常緑低木、花期:5月~6月、庭園樹、生け垣、鉢植えなど利用。

 別名:トキワサンザシ、タチバナモドキ、ピラカンサス

 ばら

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秋の花木、クコ、ブッドレア、アベリア、チャノキ、他

2018-10-17 | 花の写真

 散歩中に見掛けた花です(9月、10月撮影)。

 

 ☆ クコ(枸杞)

 ナス科クコ属、落葉低木、東アジア原産、花期:8月~9月、野原、川岸の土手、海岸近く、

 直径1~2cm位の淡紫色の小花が咲く、果実は楕円形の長径1~1.5cmで赤く熟す。

  
 

 

 ☆ ブッドレア

 ゴマノハグサ(フサウツギ)科フジウツギ、落葉低木、中国原産、花期:7月~10月、

 長い円錐形の花穂が甘く香る為に蝶が集まるので、英名は「バラフライブッシュ」と呼ぶ。

  
  

 

 ☆ ハナゾノツクバネウツギ

 スイカズラ科ツクバネウツギ属、中国原産、花期:6月~10月、別名:ハナツクバネウツギ

 アベリアはイカズラ科ツクバネウツギ属に属する植物の総称で、アベリア・シネンシスと

 アベリア・ユニフロラを交配して作った園芸品種でアベリアとして流通している。

 

 ▼アベリア・エドワードゴーチャーと呼ばれる品種のようです。
 

 

 ☆ チャノキ(茶の木)

 ツバキ科ツバキ属、常緑低木、中国西南部からインド周辺原産、花期:10月~11月、

 花径約5cm、雄しべが多数。果実(1.5~2cm前後)は3裂して中に3個の種子がある。

  

 

 ☆ シャリンバイ(車輪梅)

 バラ科シャリンバイ属、常緑低木、日本。東アジア原産、 花期:5月~6月、

 道路の緑地帯や公園によく植えられているが、これは住宅の庭に植えられていた。

 花の季節が合わないですが、実もちゃんと付いていました。他でも見たので今年は変?

  

 

 ☆ キンモクセイ(金木犀)

 モクセイ科モクセイ属、常緑小高木、中国原産、花期:9月~10月、 生け垣向き

 強い芳香のある橙黄色の小さな花を枝に密生させて咲きます。

  
  

 

 ☆ ベニバナトキワマンサク

 マンサク科トキワマンサク属、小高木、中国原産、花期:3月~5月、トキワマンサクの変種。

 これも疎らにしか咲いていませんでした、やはり季節外れ咲きのようですね。

  

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