花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

散歩中に見た花達(8月-2) シンテッポウユリ、ニチニチソウ、ホウセンカ、ダリア、他

2019-08-31 | 花の写真
暑かった8月ももう終わりですね、恒例の投稿洩れの花を集めてみました。
今頃は、老人の歩く平坦な道は草刈りがなされて草花は何もありません。
暑い日はあまり出歩きませんでしたので住宅街で見た花が中心です。
 
▼シンテッポウユリ(新鉄砲百合) 
ユリ科 多年草、花期:8月~9月、
園芸用にテッポウユリとタカサゴユリがかけ合わされた交雑種。
花は白くてテッポウユリにそっくり、葉の付き具合はタカサゴユリですね。 
 
 
▼ニチニチソウ(日々草)   別名:ビンカ
キョウチクトウ科ニチニチソウ属 、1年草、マダガスカル原産、花期:5月~10月、
暑さに強いので、夏の草花で毎日長く咲き続けることから日々草と言われている。

   ▼カラー
サトイモ科サンテデスキア属、南アフリカ原産、花期:4月~7月、
花は仏炎苞(葉が変化したもの)に包まれた黄色い棒状の部分がからーの花です。

 
 ▼クレマチス   キンポウゲ科センニンソウ属のつる性植物。
クレマチスには多くの種類があり冬咲き、春咲き、夏~秋咲き、四季咲きなどありますが、
開花期も長いが夏は休眠するのもあり、夏に咲いているの見るのは少ないですね。
 
 ▼ホウセンカ(鳳仙花)    別名:ツマクレナイ、ツマベニ
 ツリフネソウ科ツリフネソウ属 、1年草、花期:6月~9月、
夏から秋にかけて花色いろいろと見かけます。
昔、歌謡曲でも歌われていました、島倉千代子、渡哲也、中島みゆきなど、
渡の鳳仙花は、カラオケで歌ったかな(?) チョット古い話でしたね。
 
 ▼斑入りコバノランタナ?
ランタナは上に伸びる立性に対してコバノランタナは匍匐性です。
ランタナは時間の経過とともに花の色が変化するが、コバノは色合いは変わらない。
 
  ▼トサカケイトウ(鶏冠鶏頭) 
ヒユ科ケイトウ属、1年草、花期:8月~10月、    
花と思われている部分は、茎の上部が変形してトサカ上状になったものです。
花はフリル状になっている部分の下にあり無数の花が密生している。(左の下側部分)

    ▼ダリア    キク科ダリア属、多年草、花期:5月~10月、
初夏から秋に咲き誇るダリア、多くの園芸植物の中でも突出した品種数を誇っている。
   

 
  ▼テイカカズラ(定家葛)
キョウチクトウ科テイカカズラ属、つる性常緑低木、有毒植物、花期:5月~6月、
白いはなを付ける、花は芳香があり、白色から淡黄色に変化する。 
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ガーデンハックルベリーに似た花達、アメリカイヌホオズキ、ワルナスビ、ヒヨドリジョウゴ等。

2019-08-30 | 花の写真
一昨年初めてハックルベリーの名を知りました。
今年も健在でしたので、似た花を集めてみました。

     ▼ガーデンハックルベリー     17/813投稿済
ナス科ナス属イヌホオズキ類、多年草、学名からアフリカのギニア原産?
ガーデンハックルベリーの花はオシベの部分が褐色なのに対し、他の種類は明るい黄色で見分けられる。
実は美味しくないが、栄養価は高いが、若い実には毒性があるが一般的な見方です。

米国では一般家庭で栽培され、その実をジャムやパイにして食しているようです。
目に良いと言われているアントシアニンはブルーベリーの4倍以上含まれている。
しかし未熟果には毒性のあるソラニン類が含まれるとして専門家から指摘されている。

似た花でハックルベリーはツツジ科スノキ属(ブルーベリーと同類でジャムやジュースに加工)で、
ハックルベリーは北米原産でガーデンハックルベリーとは違うものです。

  ▼アメリカイヌホオズキ
ナス科ナス属、1年草、北米原産、花期:7月~9月
イヌホオズキはバカナスとも呼ばれ、ホオズキやナスに似ているが役に立たないことから名付けられた。
イヌホオズキ、アメリカイヌホオズキ、テリミノイヌホオズキの違いは、
実の形や色合を見た方が分かり易いが、
花の時は白色又は紫色で1個~4個が1点から付きます。
 
 ▼タマサンゴ     別名:フユサンゴ、リュウノタマ、
ナス科ナス属、常緑低木、花期:6月~11月、
花冠裂片と互生し、橙色の葯が花柱の周りに接してつく。果実は直径約15㎜のやや縦長の球形の液果、黄色~橙赤色に熟す。

 ▼ワルナスビ 
ナス科ナス属、多年草、北米原産、花期:6月~10月、
厄介な外来種です。茎や葉には鋭い棘があり、実には毒がある。

 ▼ヒヨドリジョウゴ
ナス科ナス属、つる性多年草、花期:8月~9月、
花は白色で直径1cmほど、集散花序に多数付きます。
赤い実をヒヨドリが好んで食べることから、ウチのヒヨドリはブルーベリーを食べてる。
 
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庭の花(8月-3)シュウメイギク、ハナトラノオ、ルリマツリモドキ、ワイルドオーツ、他

2019-08-28 | 自宅の花
暑かった雨が降らなかった頃とは違い、毎日が雨空模様の日が続いております。
晩夏の庭は草ばかり茂り、花の寂しいときですが、
庭の秋明菊が咲き始めました。

  ▼シュウメイギク(秋明菊)
キンポウゲ科イチリンソウ(アネモネ)属、多年草、中国原産、花期:9月~11月、
花びらに見えているのは萼片です。(キンポウゲ科の花には多いですね)
花弁は無く中央の半球形が雌しべ、その外側に雄しべがあり、キくと名が付きますがキク科ではない。

 ▼ハナトラノオ               別名:カクトラノオ
シソ科カクトラノオ(フィソステギア)属、多年草、北米東部原産、花期:7月~10月、
花穂は細長い四角錐で 、花は四方に向かって規則正しく並んで咲きます。

ブルー三部咲く?
 ▼ルリマツリモドキ
イソマツ科ルリマツリモドキ属、落葉小低木、中国北部原産、花期:5月~11月、
まだ咲き始めかいっぱいに咲いていませんが、ルリマツリよりはブルーが濃いと思います。

  ▼ツユクサ(露草)
ツユクサ科ツユクサ属、1年草、花期:6月~9月、
勝手に雑草として生えているだけですが、ブルーは爽やかです、メガネツユクサには出合えていません。

  ▼ルエリア・ツベローサ
キツネノマゴ科ルイラソウ属、多年草、花期:8月~10月、
ヤナギバルイラソウとそっくりですが、ルイラソウは葉が長細いが変異もあるとの記述があるが、全体的に見て細長い感じはしないのでツベローサとしている、パープルシャワーも似ているが茎が黒いとのことですので、除外した。

 ▼バラ 
どちらも既に投稿済ですが、微妙に色形を変え、咲いては消えまた暫くすると咲き始める貴重なバラ達です。

 ▼ワイルドオーツ  別名:宿根コバンソウ、西洋コバンソウ、ニセコバンソウ、
イネ科カスマンティウム属、多年草、北米原産、花期:7月~8月、実:9月~12月、
コバンソウの実には厚みがあったが、本種は薄いペラペラです。価値がなさそうに見えます。
花期と実の時期に分かれていますが、花は見たことがない??
そこで確認したところ、愛用の低精度のコンデジで手振れ覚悟で撮りましたが、
小穂の先に、何か埃が付いているような白いものが花ですかね?写りが悪くてごめんなさい。😕 

 既に投稿済だと思いますが、いつまでもいつまでも庭に彩り添えてくれますので。
 ▼サンパチェンス              ▼インパチェンス

 草藪状態の庭です。
      
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彩りも 何故か寂しい 夏のバラ とコスモス。

2019-08-27 | 花の写真
夏のバラの花は咲いてはいても、春や秋の良い時を知るものには、
何か寂しさを感じてしまいます。
冬の花のない時期に花を見ると幸せを感じますが、これもまた人生と同じですね。
一度良い思いをすると現状が満足できなかったり、昔、どん底を経験した人は今がどんなものでも幸せを感じてしまう。
そんなことを感じてしまいました。

 バラ(薔薇)   秋留台公園のバラ園にて。
     

 
もちろんまだたくさん咲いてはいましたが、何故か痛々しくて撮りませんでした。

        コスモスもまだ疎らに咲いているだけです。
         


ヤマブキの花は春のイメージがありますが、何処に行っても疎らに咲いています。
 
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ご近所散歩で出合った花、ノシラン、キンミズヒキ、サギソウ、オオケタデ、エノキグサ、他

2019-08-26 | 花の写真
昆虫もありますが、花の投稿もチビチビとしていきます。
今回は野草、雑草が主からです。

 ▼ノシラン(熨斗蘭)
ユチ(キジカクシ)科ジャノヒゲ属、常緑性多年草、日本、韓国原産、花期:7月~9月、
葉は濃緑色で表面に光沢があります。夏~秋になると、葉の間から花茎を斜め上向きに長く伸ばして、その先端に真っ白い小さな花を穂状にたくさん咲かせます。
ランという名がついているが ヤブランと同じようにユリ科の植物。これも葉がランに似るため。
←ヤブランはこちら。

 ▼キンミズヒキ(金水引)
バラ科キンミズヒキ属、多年草、花期:8月~10月、
花は花穂にやや密につく、花径7-10mm、花弁は5枚で黄色で普通にどこでもある雑草。
     

 ▼アメリカオニアザミ(綿毛)
キク科アザミ属、多年草、花期:5月~7月、
外来種、和名に「アメリカ」とあるがヨーロッパ原産のアザミであり、誤解をさけるためセイヨウオニアザミと呼ばれることがある。
繁殖力が非常に強く、その他の総合対策外来種に指定されています。

 ▼サギソウ(鷺草)     別名:サギラン
ラン科サギソウ(ミズトンボ,ハベナリア)属、湿地性多年草、花期:7月~9月、
白鷺が飛んでいるかのように見える美しい花です。白鷺に見える部分は唇弁です。

 ▼オオケタデ(大毛蓼)    別名:オオタデ、トウタデ、ホタルタデ
タデ科イヌタデ属、1年草、東南アジア原産、花期:8月~10月、
背丈が2mに達し、茎や葉に細かな毛が密生することからオオケタデといい、
秋に咲く穂状の花は紫色を帯びる.。 
    
▲大きな花穂を下垂するのが特徴なので、これは違いサナエタデかも。(名札はオオケタデ)


  ▼ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)  別名:トゲソバ
タデ科タデ属、つる性1年草、花期:5月~10月、
似た花に、ミゾソバ、アキノウナギツカミ等がある。
花の形や下向きの棘があることも似ている。違いは葉の形にある。 別途に比較を載せたい。

 ▼エノキグサ(榎草)
トウダイグサ科エノキグサ属、1年草、花期:5月~10月、
上部に小さな雄花が穂状につき、基部に編笠状の総苞に抱かれた雌花がつく。
葉状の総苞の上に雌花がつき、雄花は穂状につく。
←雄花
雌花の花被は深く3裂し、軟毛が多い。子房は球形で、表面には小さい突起と軟毛が密生
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昆虫採集8月第4弾、甲虫目、センチコガネ、アオドウガネ、マメコガネ、クロウリハムシ、他

2019-08-25 | 昆虫
今日は3連続、昆虫を投稿させていただきます。
今回はコウチュウ目を中心に選びました。
 
  <コウチュウ目>
 ▼センチコガネ
センチコガネ科センチコガネ亜科、大きさ 14-20mm、4-11月、
獣糞や動物の死がいに集まる黒いコガネムシ。体にはにぶい光沢があり、
その色は、紫、紫銅、青紫、金銅など地域によってさまざまなバリエーションがある。
上翅には細かな筋がある。

 ▼カナブンの仲間
コフキなのか土が付いているのかよく分からないので、とりあえずカナブンの仲間としておく。

 ▼アオドウガネ
コガネムシ科スジコガネ亜科、大きさ 18-25mm、6-8月、
鈍い光沢がある緑色のコガネムシ。腹部端には長い毛がはえている。
成虫は、いろいろな植物の葉を食害する

 ▼シロテンハナムグリ
コガネムシ科ハナムグリ亜科、大きさ 16-25mm、 5-9月
暗緑色~銅色に輝く体に、小さな白点を散りばめた模様を持つハナムグリの仲間。カナブンと同じぐらいの大きさで、生態や生息場所もカナブンと似かよっている。

 ▼ナガチャコガネ
コガネムシ科コフキコガネ亜科、大きさ 11-14mm、6-8月、
黄褐色で光沢がある。 雌の触角は雄よりも短く、雌雄の判別に利用します。 これはオスのようですね。
 


 ▼マメコガネ
コガネムシ科スジコガネムシ亜科、大きさ 8-13mm、5-10月
胸の部分が緑色で、前翅が茶色~緑色の小さなコガネムシ。
マメ科植物やクヌギに群れて葉を食べる。都市郊外や人家周辺でも普通に見られ、
作物や園芸植物を食い荒らす害虫として嫌われる。


 ▼クロウリハムシ
ハムシ科ヒゲナガハムシ亜科、 大きさ 6-7mm、4-9月、
頭部と胸部が赤みがかった黄色で、上翅と脚は黒いハムシ。 どこにでも見られる。
ラスウリ類の葉を好んで食べ、他にダイズ、エノキ、シソなども食べる。

 ▼アトボシハムシ
ハムシ科アトボシハムシ亜科、大きさ 5mm前後、4-6月、
淡黄色で、上翅に3つの黒紋があるハムシ。前方の黒紋がなく2紋の個体もおり、また、黒紋が全くないものもいる。 
写真は後ろ向きなので、残念ながら淡黄色の頭は写っていない。(こんなの載せないでが聞こえそう)

 ▼オジロアシナガゾウムシ
ゾウムシ科アナアキゾウムシ亜科、大きさ 9mm前後、4-10月
白と黒のパンダカラーに塗り分けられたゾウムシ。体自体は黒色で、鱗毛のはえた部分が白く見える。

 ▼ヒメシロコブゾウムシ
ゾウムシ科  大きさ 11-14mm
上翅にゴツゴツしたコブがあり、黒い体全体に白色から灰白の小さな鱗片(りんぺん)で覆われています。

















 ▼リンゴコフキハムシ   別名:コフキサルハムシ,
ハムシ科サルハムシ亜科、大きさ 6-7mm、 5-8月、
体色は黒色ですが,全身が白い粉に覆われています。しかしこの白い粉は時間が経つと次第に取れてしまい,黒い色が目立つようになります。クリやナシ,ウメやクリ,リンゴなど果樹の葉を食べるので害虫として知られています。 

 ▼ナナホシテントウ
テントウムシ科テントウムシ亜科、大きさ 5-9mm、3-11月、
黄赤地に7つの黒紋をもつ、最もなじみ深いテントウムシ。
ナナホシテントウ(左)とサナギ(右)

 ▼ナミテントウ
テントウムシ科テントウムシ亜科、大きさ 5-9mm、3-11月、
「赤地に細かい黒紋」「黒地に大きな赤紋」「全体が黄赤色」など、模様にいろいろなバリエーションがあるテントウムシ。大きさはナナホシテントウとほぼ同じ。
翅の模様(斑紋)には、様々な種類があります。 
右は、二紋型(黒地黄2紋)                              左は、紅型(黄地黒斑紋) 

 ▼シロホシジュウテントウ
テントウムシ科テントウムシ亜科、大きさ 5-6mm、5-7月、
上翅の白色紋は上から2・6・4・2の4列14個。 個体変異があり、基本型のほかに、地色が黒くなる暗色型、地色が淡紅色で上翅に12個の黒紋を持つ紅型がいる。

 ところで、カナブンとコガネムシ、またはハナムグリは混乱しますね。
 大雑把な見た目の違いは?
 頭の形と翅の付け根の形です
 カナブンは、頭部は四角形、付け根の形は大き目の二等辺三角形です。
 コガネムシは、頭部は丸みがある半円形、付け根の形は丸みのある三角形です。
 ハナムグリは翅に白い斑点があり光沢のないのが特徴です。
 又、コガネムシは主に葉っぱで、カナブンは樹液を、ハナムグリは花の蜜や花粉を食べています。

 虫の名は主に”昆虫エクスプローラ”を参考させていただいていますが、間違っていたらごめんなさい。
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昆虫採集、キンバネチビトリバ、ビロードスズメガ、モモブトスカシバ、他

2019-08-23 | 昆虫
昆虫採集をしていると、時々どの分類にはいるのか分からないものに出合います。
セミ、チョウ、トンボ、コガネムシ、テントウムシ等は分かりやすいですが、
蛾の世界には色々なものがいて興味が湧いてきました。
 
  ▼キンバネチビトリバ
チョウ目トリバガ科カマトリバガ亜科、大きさ(開帳)12-14mm、4-9月、
褐色の美しいトリバガの仲間、 
ボロボロに破れて一部しか残っていないような翅、細い骨から毛が生えているような翅、
それがトリバガの仲間の特徴
幼虫はカタバミの葉やさやを食べる。  
  
       
 
   ▼ビロードスズメガ
スズメガ科ホウジャク亜科、大きさ(開帳) 60mm前後、 5月ー9月、
茶褐色で前翅に不明瞭な暗褐色紋があるスズメガ、
灯火に飛来し、花で吸蜜もする。
     
 
 
  ▼モモブトスカシバ
チョウ目スカシバ科スカシバ亜科、大きさ(開帳) 25mm、 6月ー8月、
翅がけむじゃらなスカシバ、スカシバの仲間にはハチににたのがいます、
ウリ科の植物を食べる。
  
 
 
  ▼スジベニコケガ
チョウ目ヒトリガ科コケガ亜科、大きさ(開帳) 32-40mm、 5月ー9月、
オレンジ地に、朱色の細かい筋模様を持つコケガの仲間。はねには、濃褐色のV字線が入っている。
よく見ると人に似た顔が隠れているではないか?
幼虫は地衣類や落葉を食べて育つ。
     
 
  ▼ギンモンカレハ?     別名:ギンボシカレハ
チョウ目カレハガ科カレハガ亜科、大きさ(開帳) 35mm、 6月ー9月、
前翅の茶色地に1対の銀白色に光る紋が目立つ。とあるが、、
これは、頭から背中上部にかけて長い毛があるがクモの巣にひっかかり上部広がっており、
またカレハガには、タケカレハ、マツカレハ、ツガカレハ等白い紋があるものがいるので難しい。
幼虫は地衣類や落葉を食べて育つ。
  
 
  
  ▼スケバハゴロモ
カメムシ目ハゴロモ科、大きさ(翅端まで)9-10mm、7-9月、
黒褐色帯で縁どられた透明の翅を持つハゴロモの仲間。
雑木林の周辺で見られ、ウツギ、キイチゴ、クワ、ブドウなどの汁を吸う。
  
 
  
  ▼マダラホソアシナガバエ
ハエ目アシナガバエ科ホソアシナガバエ亜科、大きさ 5-6mm、5-9月、
体が金緑色に輝く、脚の長い小さなハエ。翅に黒褐色の斑紋がある。
  
 
 ▼??ヒロヘリアオイラガ(みぃぷうさんに教えていただきました、有難うございます。)
*イラガ科 大きさ(開帳) 30mm前後、4月ー10月、
*前翅は緑色で、翅の外縁に太い褐色の帯がある。後翅は淡黄色~淡褐色。
エノキの実を撮ろうとしたら目に入ったが高い位置でしたので、何か分からずに撮りました。
後でアップして観察すると脚に毛があるようなので虫のように見えました。
後日同じ場所に行って見ましたが、姿はありませんでした。
今後気を付けてもし機会が有ればはっきりとしたいと思います。
  
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昆虫採集トンボ目、ショウジョウトンボ、シオカラトンボ、キイロサナエ、ハグロトンボ、他

2019-08-22 | 昆虫
ミンミンゼミやアブラゼミに代わってツクツクボウシの鳴き声がよく聞かれるようになりました。
今回の昆虫採集は、そろそろアカトンボも賑わすようになりましたので、
トンボ目に注目したが、肝心のオニヤンマなどは目にはすれど撮るに至っていません。
脇役ばかりのアップですが、ご容赦ください。 

  ▼ショウジョウトンボ
トンボ科アカトンボ亜科、大きさ 44-55mm、4月ー11月、
アキアカネなどの普通のアカトンボよりもひとまわり大きい、全身が真っ赤なトンボ。
  平地の池や水田、溝川などに、こらはオスです、メスはこんなに赤くならない。
  

  ▼シオカラトンボ
トンボ科トンボ亜科、 大きさ 49-60mm、5月-11月、
シオカラトンボとは、成熟して水色になったオスにつけられた名前で、茶色いメスは俗にムギワラトンボと呼ばれる。
山地から住宅地に至るまでの、池、湿地、水田などあらゆる所で見られる。

  
  ▼ムギワラトンボ
       

  ▼キイロサナエ
サナエトンボ科 大きさ 62-68mm  5-7月、
ヤマサナエとキイロサナエはよく似ていて、見分けは難しい。
翅胸の黒条が切れていれば、キイロサナエ。また、翅胸前部のL字条がよく発達している。 (ヤマサナエは黒条が2本これは2本でなく黄色がはっきりと)
    
  

  ▼ミヤマアカネ
トンボ科アカトンボ亜科、  大きさ 32-39mm、 6月ー12月、
翅の先端部に褐色の太い帯を持つアカトンボ。褐色の帯びが先端までにかかっていない。
平地、山麓、丘陵地で見られ、池や田、ゆるい流れなどで発生する。
  
  

  ▼マユタテアカネ(メス)
トンボ科アカトンボ亜科、 大きさ 31-42mm、6月ー12月、
スマートで可憐なアカトンボ。顔に眉にような黒い紋があるので、この名がついた。
しかしメスは赤くなっていない。正面からの写真がなくで残念です。
全くよく似たヒメアカネ(メス)がいますが、模様が太めではっきりしている。
又、尾の先端の腹側に、長い産卵管が見えているのが 特徴だがないように見える。
  

  ▼ハグロトンボ
カワトンボ科カワトンボ亜科、大きさ 53-68mm、5月ー10月、
細長く、黒っぽい翅を持った、ヒラヒラと飛ぶトンボ。オスの胴体は金緑色に輝き、メスは全身が黒い。
上段がオスで下段はメスです。
 
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夏の野草花(8月-3) シラヤマギク、ヤブハギ、ヤマジノホトトギス、オトコエシ、他

2019-08-21 | 花の写真
ぶらり野道を行けば、野草花達が迎えてくれます。

 ▼シラヤマギク(白山菊)
キク科シオン属、多年草、花期:8月~10月、
似たような花が多いが、花径2cm程で、舌状花の花は少ない、疎らに付くのが特徴。
春の若苗は、ヨメナに対しムコナと呼んで食用にすると言う。
  

 ▼ヤブハギ(藪萩)
マメ科ヌスビトハギ属、多年草、花期:8月~9月、ヌスビトハギの変種。
花序に、淡紅色の花をまばらにつける。花は蝶形で長さ3〜4mm。
節果には短い柄があり、半月形の小節果がふつう2個つく。  

 ▼ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)
ユリ科ホトトギス属、多年草、花期:8月~10月、
花は茎の先や葉腋に1〜3個つき、上向きに咲く。花被片は紅紫色〜暗紫色の斑点があり、上半部は平開する。
似たヤマホトトギスは、19/8/08 に投稿済。
   

 ▼カナムグラ(鉄葎)
アサ科カナハナソウ属、つる性1年草、花期:8月~10月、
道ばたや荒れ地などに生える。茎や葉柄には下向きの刺があり、ほかの木や草にからみつく 。
雌雄異株、雄株は花が疎らにつくが、小さくてこの写真ではわかりませんが、
見えているのは短い花糸に大きな葯が垂れ下がっているんです。 
   
 雌花は苞に包まれ、下向きの短い球穂状花状につく。 雌花は苞に包まれ、下向きの短い球穂状花状につく。 
     

 ▼オトコエシ(男郎花)
オミナエシ(スイカズラ)科オミナエシ属、多年草、花期:8月~10月、
オミナエシ(女郎花)より強そうな感じがすることからこの名がある。花が白以外の違いはなさそうだ。
    

 ▼ジュズダマ(数珠玉)
イネ科ジュズダマ属、多年草、熱帯アジア原産、花期:8月~9月、
雄小穂と雌小穂があり、苞葉が変形した「つぼ」に納まった雌小穂群と「つぼ」から
突き出した雄小穂群で1つの花序ができている。
 
   ▼カタバミ(酢漿草)
カタバミ科カタバミ属、多年草、花期:5月~9月、
ハート型の葉を3枚つけ 、葉の脇から長い花柄を伸ばし、黄色い小さな5弁花をつける。
雄しべは長いものと短いものが5本ずつある。雌しべの花柱は5本である。 
今出合っても不思議がないが、何か懐かしい気がしたので撮ってしまいました。
 
     
   どんなに 小さな花にも小さな昆虫も、どちらも必要としてる、必要とされている、
 自然の中で見事に共生しているんですね。
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大小の生き物、いずれも頑張って生きています。カタツムリ、ナメクジ、カエル、クモ、他

2019-08-19 | 生き物
 昆虫をと思いましたが、以前から引っかかっていましたので、
時期外れになりましたが、昆虫以外で今回アップしておこうと思いました。

  カタツムリ(蝸牛)は、陸に棲む巻貝の通称。 
 乾燥に弱い生物ですが、雨の日には見付けやすいですね。
 右巻きのミスジマイマイ(三条蝸牛)でしょうか?カタツムリでは多きい方です。殻幅45mm前後。
    
    殻の大きさが1cm未満のものは種の特定が難しい。育つ過程なのか種類か不明。
  
▲左巻きマイマイは珍しいようです。昔撮ったものです、探して見て下さい。
  
   気持ち悪がる人が大勢いますが、ごめんなさい。
   ナメクジの仲間
 ナメクジ(蛞蝓)は、陸に生息する巻貝のうち、殻が退化しているものの総称。
 日本では10種類以上存在しているそうです。
 ナメクジは卵から生まれ、体の90%は水分だそうです、よく塩をかけると溶けるなどと言われますが、
 これは浸透圧で水分が奪われただけで、直ぐに水をかければ復活するようです。
 ヤマナメクジ? 体長は13~16センチです。
  
ナメクジは体の両脇に黒い線がある。触角が2対あり外側の長い方の先端に目が付いている。       
若いナメクジ?


 ヒルの仲間
オオミスジコウガイビルは、コウガイビル科に分類されるコウガイビルの一種。
日本には本来分布していない外来種である。
黄土色で、褐色の縦筋を3本持ち、頭部がイチョウの葉のような形の細長い生き物。

クロイロコウガイビル コウガイビル科  プラナリアの仲間で ヒルの名が付くが血を吸うことはない。
体は細長く扁平で,体長5~12cm,体幅2~4mm。頭部は左右に広がった半月形で,前縁には多くの鋸歯状突起があり,
その間に小さい眼が並ぶ。また体の縁にも単眼がある。
 黒い佃煮に見えると言う人がいたが、思い出したら食べたくなりそう。

  カエルの仲間
  日本には、およそ42種類のカエルの仲間が生息しています。
  それらの仲間は、現在各地で、数が少なくなりつつあります。

  ウシガエル  アカガエル科 (外来種)  体長10cm~18cm
 北アメリカ中東部原産の大型のカエルである。オスの鳴き声が牛に似ていることが名前の由来。
 口に入る大きさであれば、ほとんどの動物が餌となる。また、
 水中で獲物を捕食できる性質をもつカエルは、 日本では本種だけである。  
  

  ニホンアマガエル  アマガエル科
 大きさは3~4cm。市街地周辺の公園や水田でもよく見かけることができる。
 緑色のイメージが強いが、周囲の環境に合わせて体の色を茶色や灰色に変化させることができる 。
  


  カマキリ(蟷螂)  昆虫網カマキリ目に分類される昆虫の総称。
 前脚が鎌状に変化し、他の小動物を捕食する肉食性の昆虫である。
 「鎌で切る」から「鎌切り」となったという説と、「カマキリ」は、「鎌を持つキリギリス」の意味で、
 この「キリ」はキリギリスの仲間の名のキリと同じと言われている。  
  オオカマキリの終齢幼虫?
  
  カマキリの幼虫  よく見ました。
  

  クモの仲間
   クモは、節足動物門の中のクモ目に属する動物の総称である。
 ほとんどのクモは「益虫」 なのにみんなに嫌われてしまう虫ですね。
 しかしセアカドクグモのように知名度が高い毒グモ等もいます。

 ▼コガネグモ  コガメグモ科  メス 20-25mm、 オス 5-6mm、
 腹部に黄色と黒の太い縞模様がある大きなクモ。
  

 ▼イオウイロハシリグモ  キシダグモ科  メス 20-28mm、オス 15mm前後。
 脚の長い大きなクモ。個体によって色彩変異が大きく、黄色や褐色の単色のもの、
 褐色で体側に白い帯があるもの、黒褐色のまだら模様があるものなど、さまざま。
  
  クモの巣の幼虫
成虫になるまでは、成虫が幼虫を暫く育てるようですが、育てる成虫の性格で生存率が違うようです。
1つの巣に10匹の幼虫がいるとき、攻撃的なクモと従順なクモの間に、幼虫の育成に関して大きな差は見らず、
幼虫の数が25匹を超えると、従順なクモの幼虫のうち約半分は成虫になるまで生存できるものの、
攻撃的なクモの幼虫は約3分の1しか生存できないことが判明。
育てるクモの性格の違いによって幼虫の生存確率が変わってくる。
理由は、攻撃的なクモの方が、幼虫を食べてしまう行動を取りやすいとのこと。
  

  ▼マミジロハエトリ   ハエトリグモ科  体長 7mm前後
  
▼オスクロハエトリ?               ▼クサグモの幼体
▼チュウカカニグモ(カラカニグモ)カニグモ科   ▼ヒメグモの仲間?

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