花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

冬空に映える裸の樹木。ケヤキ、ウンリュウグワ、他。

2022-02-25 | 樹木
雪国の方々は大雪で生活するのも大変のこととお察ししますが、
こちらは寒くはあるが、青空が出るほど日が続いて散歩もし易いです。

そこで周りを仰ぎ見ても彩りは未だありませんが、冬空に葉を落とし枝だけが伸び、
今の時期、冬しか見られない風情がある。(どこかで似たセリフ聞きましたか)
冬に葉が落ちた木の状態ははだかぎ(裸木)と言うようです。俳句で冬の季語にもなっている。
春には芽が出て来てきますので、根が生きていますから、葉がなくても枯れ木ではありません。
綺麗だなぁと思い幾つか集めてみました。

ケヤキの大木で存在感があります。
    

枝垂桜、春には見事な花を付けるのでしょうね。


イチョウ(銀杏)の木も高くそびえています。

立派なモミジの木だと思ったのですが、違った時かな。

サンショウの木には鋭い棘がハッキリとある。
棘のある木は、意外に多い、メギにも似たように棘がでています。

高木です、ホウノキ(朴に木)?だったと思っているが自信がありません。


キリ(桐)の木の佇まいは小さくても何故か優雅に感じます。

ウンリュウグワ(雲龍桑)(別名コウテングワ)の枝はくねくね曲がり美しい。
以前枝振りが見事だったと思っていたが、すっかり枝を切り落とされ、
新しく出た今の枝振りは少し寂しい。
ウンリュウグワはヤマの園芸品種、生け花によく使われる。

ハナミズキですが、写真では見えませんが良く見れば花芽を付けていいます。

周りをみればまだまだ切りがなくありますが、雑木林で締めとします。
つまらないものにお付き合い頂きありがとうございました。
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松の木ばかりが松じゃない、マツ科の木アレコレ。

2022-01-07 | 樹木
今日は1月7日、一般的には門松を飾っておく期間で松の内と言われる。
年始の挨拶や年賀状のやりとり、初詣をするのも松の内とされているわけです。 
又、1月7日に七草粥を食べると、1年間病気にならないと言われています。
我が家では、七草粥モドキでしたので御利益はないかもです。

今回は、松を取り上げました。
松の木はマツ科のマツ属に分類される植物の総称です。
松は常緑の針葉樹。一年中青々とした葉を保つことから長寿の象徴とされお正月にも
多く飾られます。
実はこのブログを作成している段階で、昨年の1/6に同じ内容を投稿してることに
気がつきました。覚えている方はいないと思いますがパスして下さい。
進歩してないことがバレたような気になりました。

クロマツ(黒松)      別名:雄松
マツ科マツ属 常緑針葉高木、花期:4月~5月、雌雄同株 。
樹皮は灰褐色。葉は2個ずつ束生し、長さ5~16cmの針状。

新芽の先端に雌花を付ける。       新芽の根本に雄花の芽の集まり。
         
アカマツ(赤松)   別名:雌松
マツ科マツ属 針葉常緑高木、花期:4月
樹皮は赤褐色、葉は2個ずつ付く、雄花は若枝の下部につき、雌花は先端に付く。

別名に雄花、雌花となっていますが、松は雌雄同株ですので、どちらにも実(まつかさ)は、
付きますが、黒松の方が大きく(卵状円錐形5-7cm)、赤松は小ぶり(4-5cm)です。

ダイオウマツ、ダイオウショウ(大王松)
マツ科マツ属、針葉常緑高木、花期:4月~5月、
長さ20~60cmの葉っぱが3本ずつ束になっており、長く垂れ下がるのが特徴的。
松ぼっくりも15㎝と巨大です。

ゴヨウマツ(五葉松)   別名:ヒメコマツ、マルミゴヨウ 
マツ科マツ属、針葉常緑高木、花期:初夏
五葉の松葉が特徴です。長さ2~6cmの松葉が5本で一房になっていることから五葉の松、
そこから五葉松の名がつきました。
樹皮は黒みを帯びていて、葉は青みのある灰緑色をしています。
写真で5葉は分かりにくかったですね。単独に写しておくべきでした。

ヒマラヤスギ(ヒマラヤ杉)(ヒマラヤシーダー) 杉ではなく松の仲間。
マツ科ヒマラヤスギ属、常緑高木、自生は無い、庭木、公園樹などの植採は多い。
雌雄同株、雌雄異花。 花は10~11月に開花する

松ぼっくりの落ちた後は軸のみです。   小型の松ぼっくり(シダーローズ) 

ドイツトウヒ
マツ科トウヒ属、常緑針葉高 、花期:4月~5月、
樹形は円錐形で、老木になると小枝が垂れます。
葉はらせん状に密に互生し、長さ1~2cmの線形となり、光沢がある暗緑色です。

番外編
▼コウヤマキ(高野槙 )   別名:ホンマキ
マツ目コウヤマキ科  日本の固有種。
コウヤマキ科には本種しかなく「一科一属一種」の珍しい植物。
マツ科の仲間と思っていましたが違っていました。

内容は前回とほぼ同じようですが、写真と加筆しています。
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裏山を久し振りに歩いてみて、黄葉を求めたはずでしたが、、

2020-11-17 | 樹木
GOTOトラベルやGOTOイートキャンペーン等、とんと関係のない老人です。
三密を避けるので、直ぐの裏山へ黄葉でもあるかと出掛けてみました。
昔(15年以上前)、犬がいた時はよく散歩に出掛けていました。
近年はイノシシも出るので、一人で歩くのは止められてここ数年は入っていない。
いずれにしても半径約100m以内の環境です。
最初は少し登りですので、息が切れます。

小道が倒木でふさがれています。

倒木もここまでくると芸術のモチーフです。動きを感じます。
倒木したあちこちの枯れ木には色々なキノコがいっぱいです。

杉林も伸び放題のようです。
上の小道から林の下面の木の間を犬が走り回るのを見ていたものです。
すっかりと雑木林になって様変わりの感がしました。
間伐したのは、平成22年のボードがありました。10年前見たことがありました。
木も随分と大きくなっていました。

人家に近い山の上に小さな稲荷さんがあります。
この周りはキレイになっているので誰かが来て管理していそうです。
初午の頃、紙ののぼりがぶら下がっていた記憶があります。
兎に角空が見えない程に茂っています。
それでも木々の所々の隙間から雑木林の少し黄ばむのが見えます。

少しでも空が見える所には、秋らしい所が僅かに感じられます。

下り坂は竹林の中を降りてきます。
すぐ近くの山も人が老齢化して入らなくなりました。
獣道のような笹が多い道を歩きましたが、耳が悪いせいか野鳥の鳴く声も聞けず、
もちろん昆虫なども見掛けませんでした。
昔は、キンラン、ギンランをはじめ、センブリやマルバイチヤクソウ、ジュニヒトエ、シュンラン等
があったのを思い出して、これが自然だと言ったら何か寂しくなりました。
人間の密は避ける事ができますが、木々と竹、笹の密だけを感じた1時間でした。
自然も少しは人が入らないと居心地よくならないと実感しました。
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3月末日は春を代表する桜で締める。川口川沿いの桜、枝垂桜、秋留台公園の桜。

2020-03-31 | 樹木
ここに来てはっきりとしない日が続いています。
しかし、3月末日は日本を代表的する花、桜で締めます。
例年ですと満開は4月初めですが、もう既に散りかけているのもあります。
梅祭りに続いて桜祭りのイべェントも、近所でも中止です。

都心の桜の名所も人混みを避ける為に通行止めさえ行われて場所もあるようです。

川口川沿いの桜並木
ほとんど人も通りません、たまに犬の散歩の人や自転車で通りかかった人が、
自転車を止めて写真を撮っているくらいです。

川口川沿いに枝垂れ桜もあちこちに
 

       
  今年も見ることが出来て良かったです。

都立秋川秋留台公園の桜
競技場をぐるりと取り囲むようにソメイヨシノが咲き誇ります。
その他随所に桜の樹があります。
車検待ちの間に撮影3/26した。(27日より桜のお花見の自粛のお願いが出ています)
オオシマザクラ

 
   
   

地元の第55回滝山城跡桜まつりが4/4に予定されていましたが、早々に中止となりました。
桜の花も少々食傷気味になりましたので、もういいかなと思っています。
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春爛漫、和らいだ日差しに満開の花が輝いて見える。

2020-03-06 | 樹木
比較的に近い場所で、梅の名所に高尾梅郷、吉野梅郷などがある。
この時期(2/23~3/22)の休日に梅まつりのイベントが行われますが、
さすがに今年は新型コロナウイルス拡大の影響で中止されています。
気分的にも人混みを避けたいので、近くに咲いている木の花から集めてみました。

▼白梅の林
田んぼ脇のささやかな梅並木

菅原道真の梅を詠んだ名歌「東風吹かば」で「主なしとて春を忘るな」を
梅を見ると思い出しますが、近くに紅白梅が今年も咲いてくれていますが、
今は空家の主は居ず、草藪の中で咲いていても見てくれる人はいません。 
 
▼枝垂れ梅

リョクガクバイ(緑萼梅)   バラ科 中国原産、梅の園芸品種。
白梅に混じって、明らかに色が違い緑がかった梅を見つけました、
白梅は萼が赤色ぽいに対して、これは緑色ぽいです。最初スモモかと思いましたが花柄がなく梅でした。


 ▼マンサク(満作)  枯れ葉がついているのでシナマンサクかと
 

カワズザクラ(河津桜)   あちこちで満開状態になっています。

     

サンシュユ(山茱萸)   小さな花ですが、春には欠かせませんね。

 ▼フリソデヤナギ(振袖柳)   
ヤナギ科ヤナギ属、落葉低木、花期:3月~4月、
ヤマネユキヤナギとネコヤナギの雑種で冬芽が紅色なので、流通名はアカメヤナギ。
赤い皮を脱ごうとしている花芽も少しですが残っています。
ネコヤナギとは、どことなくチョット雰囲気が違いますね。
     
下の写真は3/7撮影分追加。      上は、2/23に撮影したものです。


コブシ(辛夷)
モクレン科モクレン属、落葉高木、花期:3月下旬~4月上旬、
まだ満開とはいかず4分咲き位ですね。
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早春の花木、木香花、沈丁花、銀葉アカシア、馬酔木、他

2020-03-01 | 樹木
散歩中に出合った木々の花からです。

木香花(モッコウカ)   別称:モッコウバラ
バラ科バラ属、常緑蔓性、中国原産、花期:4月~5月、
この名前を載せるのに躊躇してしまいました。
散歩中で見掛けた花で、花はモッコウバラに似ていましたが、咲く時期でないので、
丁度庭にいた年配の方にモッコウバラですか?と声をかけたら、違うと、少し離れていたので、
手渡してくれたメモに、木香花(モッコウゲ)と書いてありました。
もちろん枝には棘はなく、4月頃沢山咲くようです。
樹齢25年位の1本の木から垣根状に広がり自慢の木のようでした。
後で調べてみたが、木香花はモッコウバラの別称とありました。(中国語のもあり)
我が家のモッコウバラは全く花芽もありません、本当は違う花なのでしょうか?


ジンチョウゲ(沈丁花)
ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属、常緑低木、中国原産、花期:3月~4月、
花弁のように見える部分は萼が花弁状に変化したもので、本来の花弁ではありません。 
香りが強いので、三大香木と言われて、春はジンチョウゲ、夏はクチナシ、秋はキンモクセイ。

ローズマリー’トスカナブルー?’   別名:マンネンロウ
シソ科マンネンロウ属、常緑低木、地中海沿岸原産、花期:4月~6月、

ミモザは、 オジギソウ. フサアカシア. などのマメ科オジギソウ属の植物の総称。
ミモザをギンヨウアカシアと言ったり、フサアカシアと言ったり混乱しています。
ギンヨウアカシア(銀葉アカシア)
マメ科アカシア属、常緑高木、オーストラリア原産、花期:3月~4月、
 名前のとおり葉色が銀灰色で観賞価値が高く、庭園樹として人気がある。
正確には、フサアカシとギンヨウアカシアは似てはいますが、別のようです。
フサアカシアは、葉が大型、2回羽状複葉、小葉は30~40対ある。
ギンヨウアカシアは、葉は羽状複葉で、小葉は20対位と小さい。

アセビ(馬酔木)    別名:アセボ
ツツジ科アセビ属、常緑低木、日本、中国東部、台湾原産、花期:2月~4月、
枝先に花序を垂れ下げ、多数の壺状の花を付ける。有毒植物です。
その葉を煎じて殺虫剤に用いる、馬が食べると苦しむといいこの名がある。
アセビの品種に、ヒマラヤアセビ、ヒメアセビ、リュウキュウアセビ、アケボノアセビ等多い。
 
ヒメアセビ    矮性種花はやや遅くこれから咲く

シキミ(樒)
シキミ科シキミ属、常緑小高木、花期:3月~4月、
神仏事に使う実用性のある木として、江戸時代から庭木として用いられる。
木全体に強い香りと毒性があり、乾燥させた葉や樹皮を線香(抹香)の原料にした
*3/6追加
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ウメの花(2月ー2) 枝垂れ梅、ウメとメジロ、マンサク、サンシュユ、他

2020-02-20 | 樹木
昨日に続いて又ウメの投稿かよと疎まれそうですが、
今日の散歩中に、枝垂れウメに出合いましたのでアップしました。
そして、白梅にいたメジロ、上手く撮れてませんが、アップしておきます。

枝垂れ梅    バラ科サクラ属、花期:2月~3月、

紅梅、白梅を撮っていたら、白梅に小鳥がいました。

ことわざに、「梅に鶯」がありましたね。
意味は、”2つのものが調和している”、”仲がよくてとてもお似合い” などと言われて、
梅の花の枝に鶯(ウグイス)が止まった光景が非常に絵になると言われて、
梅の花とウグイスの組み合わせは漢詩の題材によく使われていた。 
しかし、実際に梅の花の蜜が好きなのは、実はメジロなのです。
ウグイスは虫を食べ警戒心が強いため、めったに庭先にはやって来ず、
花札に描かれているウグイスも実はメジロです。
花札のウグイスは緑であり、「うぐいす色」というと渋い緑色をイメージすると思いますが、
ウグイスは灰色であり、いわゆる「うぐいす色」をしているのはメジロだったのです。
確かに今迄梅と鶯は見てない気がしています。

▼紅梅と枝垂れ梅のコラボ。      ▼白梅と椿のコラボ。

これだけでは少し寂しいので、

シナマンサク(支那満作) 中国原産、  ▼マンサク(満作) 日本固有種

サンシュユ(山茱萸 )   別名:ハルコガネバナ
ミズキ科ミズキ属、落葉小高木、中国原産、花期:2月~3月、
葉より先に4弁の黄色の小花を散形花序につける。
*3/6追加
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早春の彩りを飾る花木、ウメ、オウバイ、ボケ、早咲きサクラ。

2020-02-19 | 樹木
冬から初冬には、至る所でロウバイの黄色い花が目立ちました。
それが終わる頃マンサクも見掛けましたが、今は梅の花が咲き始めています。
名所など出掛けずに、ごく近所で撮ったものからのアップです。

▼ウメ(梅)    バラ科サクラ属、落葉高木、花期:2月~4月、
清少納言の「枕草子」に、”木の花は、濃いも薄いも紅梅
と詠われているように日本人に古くから愛された花です。
日本古来の植物でなく、中国からの渡来植物ですが、広まった理由には、
よい香りは邪気を払うものとされ、清らかな春の訪れと昔の人は考えたようです。
もう一つは、葉が出る前に花が咲くことが、純粋に自然の生命力を感じてさせてくれる
植物だったのでしょう。

白梅の方が早咲きで、紅梅はやや遅く咲くようです。我が家の梅は未だ蕾状態です。

オウバイ(黄梅)  中国名:迎春花  英名:ウインタージャスミン
モクセイ科ソケイ属、落葉低木、花期:2月~3月、
梅に似た高杯形の六枚花弁の黄色い花を、垂れさがる細長いツル状の枝に咲かせる 。
似た花にウンナンオウバイ(オウバイモドキ)があるが、これちらは常緑低木。
ウンナンオウバイ投稿済(18/12/21)

ボケ(木瓜)
バラ科ボケ属、落葉低木、中国原産、花期:3月~5月、
果実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜」とよばれたものが「ぼけ」に転訛したとも 。
花が満開になるのはもう少し先ですね。
クサボケ(草木瓜)    枝に棘がある。
 

早咲きサクラ    バラ科サクラ属、
早咲きサクラに、カワズザクラ、カンヒザクラ、オオカンザクラ、カンザクラ等あります。
名前は良く分かりませんので、早咲きサクラとしました。

サクラと言えば、ソメイヨシノですが、さすがにソメイヨシノは未だ咲いていません。
かってはウメはサクラを凌ぐ人気の花でした(奈良時代の万葉集ではウメの方が多く詠われた)。
ところが、時代がかわり、平安時代には、サクラがウメを凌ぐ人気になった。
これは、桓武天皇の京都遷都の行われた時、紫宸殿のウメが火事に遭い、その代わりに
植えられたのがサクラで、古今和歌集ではサクラ多く詠まれた。
この頃からサクラの人気が高まったようです。今では日本を代表する花です。


カワズザクラの名札があった木の花は1房のみでしたので開花宣言出来ず後日回してです。
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冬なのに南国ムードがある常緑樹達。ブラジルヤシ、ソテツ、ジュロ、他

2020-02-15 | 樹木
常緑樹とは、葉が落ちにくく、年間を通して葉が生い茂っている樹木のことです。
葉が落ちにくいと庭の掃除も楽なので、庭にシンボリツリーとして植えているお宅は多くあります。
しかし、冬にある常緑樹も、若い葉が大きくなれば古い葉はおちます。
落葉樹と違い、秋から冬に全部が落ちないだけです。
今回は、常緑樹のうちで南海ムードがあるヤシ科の木を集めてみました。
ヤシ科の木を調べましたら色々な木が出て来て混乱しましたので総称でいきます。

ブラジルヤシ
ヤシ科ブラジル属、常緑低木、ブラジル原産、高さ5~7m 葉は大きな羽状複葉で、
薄緑色から青味がかった灰色、葉は大きく曲がり長さ1.5~3m、春に白い花を咲かせ、
秋に果実が橙黄色に熟し食用となる。 業界では「ココスヤシ」で流通している。

 黄色い実は、17/11/01参照。

ソテツ(蘇鉄)
 ソテツ科ソテツ属、常緑低木、
 幹は円柱状で径約30cm、古い葉の基部が残って黒褐色を呈する。 

シュロ(棕櫚)
 シュロはヤシ科ヤシ属の総称で5種以上が属している。
 狭義には、1種のワシュロの別名とされることがある。しかしワシュロは葉が垂れるとあるので、
 トウジュロ(唐棕櫚)ヤシ科シュロ属、
 ワジュロよりも樹高、葉面が小さく、葉の先端が下垂れしないのが特徴で、ワシュロより庭木によく利用される。
昔、1戸建ての家を新築すると庭にトウジュロを植えるのが定番だったことも。



ワジュロ   葉が長く、途中で折れ曲がる。 
山等で見掛ける小さい木はノラジュロ(野良ジュロ)と言うそうです。

 

以下は、多摩動物公園内から、

▼ ドラセナ
 ドラセナ・ドラコと思われますが似たものもある?
 リュウケツジュ科ドラセナ属、リュウケツジュ、常緑高木、カナリア諸島原産、
 高さ20m以上になる高木、ドラセナの仲間では最も大きな種類。種類は多い。
 葉の形は線状披針形、幼木は観葉植物として利用。
 

昆虫館内から、アダンと珍しくはないですが賑わいとして、花2つを追加します。

アダン   名札がアダンだったと思うが木が違ったらゴメンなさい。
タコノキ科タコノキ属、常緑小高木。亜熱帯から熱帯の海岸近くに生育 する。

ブーゲンビリア  オシロイバナ科ブーゲンビリア属に属する熱帯性の低木である。 

ハイビスカス  アオイ科フヨウ属  常緑低木、花色は色々ある。
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冬でしか撮れないもの第三弾、枯れ葉が落ちた後の落葉樹とヤドリギ。

2020-02-06 | 樹木
以前の枯れ木の並木道などの投稿から、洩れた冬の木を幾つか選びました。

カラタチ(枳殻)
ミカン科カラタチ属、落葉低木、中国原産、花期:4月~5月、
葉の展開前に白い5弁花を咲かせる、柑橘類です。
緑色の棘は強く鋭く、 昔は侵入者除けに垣根として多く使われた 。納得するトゲトゲ。

マユミ(真弓)
ニシキギ科ニシキギ属、落葉高木、花期:5月~6月、
ピンク色の殻から紅色の実が見て美しかったが、今は茶色の殻が枝に付いて寂しいです。

ニシキギ(錦木)
ニシキギ科ニシキギ属、落葉低木、花期:5月~6月、
秋の紅葉の美しさが最大の魅力 でしたが、今は見る影もないですが、
枝に付くコルク質があることで、ニシキギと直ぐに分かりました。

センダン(栴檀)
センダン科センダン属、落葉高木、花期:5月~6月、
ついこの間まで枝いっぱいに、黄色い実が花が咲いたように付いてヒヨドリの憩いの場でした?

ムクゲ(木槿)
アオイ科フヨウ属、落葉低木、中国原産、花期:8月~9月、
かつては垣根に使われることが多かったが、落葉性で目隠しにならないことや、
大きくなり過ぎることから垣根としての需要は減っている。

ハコネウツギ(箱根空木)
スイカズラ科タニウツギ属、落葉低木、花期:5月~6月、
本当は、花がニシキウツギと似ているので、どちらだったかやや記憶が曖昧ですが、
ハコネは円柱状で先端が2つに割れて種子が飛び出て、ニシキは実がやや弓なりとありましたので、

▼? イイギリの実と思いますが?

ウメ(梅)
バラ科サクラ属、落葉高木、花期:2月~4月、
今頃は梅は咲き始めていますが、まだまだ周りはこの様な状態の所が多い。
これからは、しばらくは梅の花の投稿になると思います。

▼ナシ(梨)
バラ科ナシ属、花期:4月、秋に果実として収穫。梅をアップしたので、

ミツバウツギ(三葉空木)
ミツバウツギ科ミツバウツギ属、落葉低木、花期:5月、
さく果.幅2~3cmの矢筈形.果期:9~11月

ホオノキ(朴の木)
モクレン科ホオノキ属、落葉高木、花期:5月~6月、
公園樹や庭園樹として見るが、藪の中に3本並んでいた、大きな倒卵形の葉で分かりました。

ヤドリギ(宿り木、寄生)
ヤドリギの名称は、複数の寄生植物(ヤドリギ類)をさす総称として用いられ、
狭義には、セイヨウヤドリギ、アカミノヤドリギ、キミノヤドリギ等と呼ばれている。
晩秋から冬の間でも常緑で密な環境は、小鳥達の天敵からの隠れ家となったりする。
常緑で半寄生の灌木(かんぼく)です。
半寄生とは、自分で葉緑素を持っているので光合成できるが、他の植物からも栄養を取り、
成長する植物です。

常緑でなく、似たように枯れ枝等で出来ているものは、カラス等、野鳥の巣です。
キレイでないしょうもない投稿になってしまいましたが、何かの為にとアップしました。
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