花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

日記 思い出のルドベキア・トリロバ、と庭の花パイナップルリリー、他

2020-07-31 | 日記
7月もとうとう終わりの日を迎えました。ブログ始めて3年間終了です。
思えば17/7/31にブログ以前に投稿していました「みんなの花図鑑」での最終の投稿日でした。
その時の花が、ルドベキア・トリロバでした。
約1年間、花の名前を教えて頂きたいので参加させて頂きました”みん花”、
それも終わり、ブログに移行すると聞いた時はどうしようかと思いましたが、
続けられるならやって見ようとして、8月よりブログを3年間、皆さんに支えられてやってこれました。
充実した日を送りました、改めて感謝とお礼を申し上げます。

ルドベキア・トリロバ  別名:ルドベキア・タカオ、ミツバオオハンゴウソウ
キく科オオハンゴウソウ(ルドベキア)属、多年草、北米原産、花期:7月~11月、
長期間咲き続ける褐色の花中央の筒状花と黄色い舌状花(花びら)からなる。花径6-7cm。
他のルドベキアに比べると小さなですが、株全体では非常に目立つ。
雨が長く続いたせいか、まだ満開状態ではないですが見頃はこれからですね。

以下ルドベキア・タカオだけでは寂しいので、今咲いているものから追加です。
パイナップルリリー(ユーコミス)  和名:ホシオモト(星万年青)
ヒアシンス科ユーコミス属、中央、南アフリカ原産、花期:7月~8月、
花期になると太い花茎を真っ直ぐに伸ばし、花茎の上部に多数の小花を咲かせます。
花は花径2㎝前後で6枚の花弁を持って星形に開き、花茎を覆うように密生します。
 

ノアサガオ(野朝顔)’オーシャンブルー’   別名:宿根アサガオ、琉球アサガオ、
ヒルガオ科サツマイモ属、多年草、熱帯~亜熱帯地域原産、花期:7月~11月、
アサガオと比べて格段に強健で、開花期間は長く、霜が降りる11月まで咲き続ける。
13~8個の花を房状につけ、しかも夕方まで咲き続けるので、豪華です 。
我が家の鉢植えは、大きな株になっていないので豪華までに至っていません。

サルスベリ(猿滑 )     別名:ヒャクジツコウ(百日紅)
ミソハギ科サルスベリ属、落葉中高木、花期:7月~10月
サルスベリは木登りが得意な猿さえも登るのが難しいほど、幹肌がツルツルしていることから名付けられた。

アジサイ(紫陽花)
アジサイ科アジサイ属、落葉低木、花期:5月~7月、
我が家のアジサイもほとんどが盛りを過ぎてしまいました。このブルーのみです。

ノリウツギ(糊空木)
アジサイ科アジサイ属、落葉低木、花期:7月~9月、
アジサイの仲間ですが、円錐形の花序(花房)をもつため開花時の趣は一般のアジサイと少し異なります。
開花期もアジサイより遅く、花の少ない夏にはありがたい樹種です。 
裏山に小さな木が1本のみ花を付けています。


以下花は、投稿済ですので写真のみです。
▼タマサンゴの実           ▼ジュズサンゴの実


▼ホオズキ(鬼灯、酸漿) 

▼ブルーベリーの実          ▼サルナシの実

自然の恵みに感謝。
数日前に家の周りからミョウガをカミさんが採って来ました。
あまりにも多かったので、ピクルス、味噌付け、鉄火味噌、シソの葉やオクラとカツオ節で酒のつまみ等に、
また知り合いにおすそ分けしたら、自家栽培の野菜を頂きました。ありがたいことです。

来月からは、新たな気持ちでブログを続けるつもりですが、ややマンネリ感もあります。
みん花時代は”本日の一枚”などがありました、私は選ばれたことがありませんでした。
未だに写真のレベルや内容が未熟で、納得出来るのがありませんので、
これからは、今までと違いペースを落としても納得の出来たものを投稿していきたいと思っています。
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ユリ科と似た花達。ヤマユリ、カサブランカ、カノコユリ、、オニユリ、他

2020-07-30 | 花の写真
大きな花が咲き優雅な品種が多い百合見応えがあります。好きな花です。
まだ一部しか今年撮った写真がありませんので十分に伝えることができません。

ヤマユリ(山百合)
ユリ科ユリ属、多年草、花期:7月~8月
山地に生える日本特産のユリで、夏に咲く花は大型で白く、山中でもよく目立ち、強い芳香を放つ。 
家の周りも全て咲き終わっています。
花弁には白地に黄色い帯状の筋が入り、えんじ色か紫褐色の細かい斑点が散ります。


カサブランカ
ユリ科ユリ属、多年草、花期:6月~8月、園芸品種。
純白の大輪の花をつけ、「ユリの女王」と言われる。 花被片は6枚である。
オリエンタルハイブリッドと呼ばれるグループ(ヤマユリやヤカノコユリ等が原種)に属する。
イエローカサブランカ(オリエンタルリリー コンカドール )
香りの良い豪華な大輪の花を咲かせます。


カノコユリ(鹿の子百合)  別名:ドヨウユリ(土用百合)、タナバタユリ(七夕百合)、
ユリ科ユリ属、多年草、花期:6月~8月、
花弁が著しく反転する、鹿の斑点をぎっしり並べたような鹿の子模様に似ている、
 ピンクのつぶつぶが特徴

オニユリ(鬼百合)   別名:テンガイユリ(天蓋百合) 英名:タイガーリリー
ユリ科ユリ属、多年草、東アジア原産、花期:7月~8月、
名のオニは形が豪快で見事なことから強調的な意味と赤鬼の顔に似ているということから名前 。
オニユリは原種で、品種改良や変種として日本全国にもたくさんの品種が分布しています。 
特徴は何といってもその花びらにある豪華な赤い斑点。 
葉っぱと茎の間に「むかご零余子」と呼ばれる丸いこぶのような実を作るのが特徴 。

ノカンゾウ(野萱草)
ツルボラン(ユリ)科ワスレグサ属、多年草、花期:7月~8月、
ススキノキ科は旧ユリ科から分割され,APGⅣ(2016年)でススキノキ科からツルボラン科 に改められた。 
花の色は変化が多く、紅色が強いものはベニカンゾウとも呼ばれる。 
ワスレグサ属は似た花品種が多い。

トリトマ      別名:シャグマユリ(赤熊百合)、トーチリリー
ツルボラン(ユリ)科シャグマユリ(クニフォフィア)属、多年草、南アフリカ原産、花期:6月~11月、
何本も伸びる花茎の先にオレンジ色の花穂をつけた姿が雄大です。
下向きに咲く筒状の花の色が咲き進むにつれて変化する姿を燃えるたいまつ(トーチ)に見立て、
トーチリリーの英名があります。

キツネノカミソリ(リコリス・サングィネア)(狐の剃刀)
ヒガンバナ科 ヒガンバナ属 、多年草、花期:8月~9月、
(クロンキスト体系ではユリ科に分類される) 
花が咲くときには葉がない。早春からスイセンに似た葉を展開し、夏草が茂るころには葉が枯れる。 
和名の由来は葉の形が剃刀に似ていることから。
花被片は6個、橙色~黄赤色、反り返らない。雄しべ6個、花被とほぼ同長。雌しべ1個。
雄しべ、雌しべが花から突き出ているのをオオキツネのカミソリと言い関東以西に生える。  

タヌキノカミソリ(リコリス・インカルナタ)(狸の剃刀)
ヒガンバナ科 ヒガンバナ属 、多年草、花期:8月~9月、
実は遠目で見たのでナツズイセンと言ってもおかしくないですが、迷いますが
淡いピンク色に花弁中央に濃いピンク色の筋があるようなのでインカルナタとした。
ナツズイセン(リコリス・スクアミゲラ)の花期も8月でタヌキの方がやや遅く咲く。
ヒガンバナ科は似た花が多いので後日に整理してまとめてみたい。
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夏の野草花(7月)ハゼラン、ハナヤエムグラ、ユウガギク、オニドコロ、他

2020-07-29 | 花の写真
家に居ては、昆虫の撮影の方が増えていますが、花も忘れている訳ではありません。
天候が悪く出掛ける機会が少ないと在庫は少なくなりますが、、

ハゼラン(爆蘭)   別名:シュッコンハゼラン、サンジソウ、クサハナビ等
ハゼラン科ハゼラン属、1年草、西インド諸島原産、花期:8月~10月、
茎の上部に大きな円錐花序を出し、多くの花をつけます。花は径6~7mmで紅紫色の5弁花です。
花は午後3時ごろに咲きます。果実は径3~4mmの球形の蒴果で、熟すと裂けます。

ハナヤエムグラ(花八重葎)
アカネ科ハナヤエムグラ属、1年草、ヨーロッパ原産、花期:5月~9月、
花は淡紅色または淡紫色で、総苞に包まれているのが特徴。
花冠は直径約5mm、長さ約3mmで4裂する。 葉は4〜6個輪生 、挟披針形でまばらに粗毛がある 。

ユウガギク(柚香菊 )
キク科シオン(ヨメナ)属、多年草、花期:7月~10月、
和名は柚子の香りがするとつけられているが、ほとんど匂わない。
葉は薄く、長さ3~8㎝の披針形~卵状長楕円形、縁はしばしば羽状に中裂し、葉形は変化が多い。  
花は直径約2.5㎝、淡紫色~白色。青味の強さ、花弁の幅や数も変化が多い。
カントウヨメナ等とよく似ていますが、茎上部で 細長い枝を四方に広げる。


オニドコロ(鬼野老)   別名:トコロ
ヤマノイモ科ヤマノイモ属、つる性多年草、花期:7月~8月、雌雄異株。
葉は互生し、長さ、幅とも5〜12cmの円心形〜三角状心形で、先は長くとがる。 
雄花序は葉腋から直立し、淡緑色の小さな花をつける。
雌花序は垂れ下がる。さく果は上向きにつき、3個の翼がある。
ヤマノイモと似ているが、ヤマノイモはさく果は下向きにつき円形となる。 

ジュズダマ(数珠玉 )
イネ科ジュズダマ属、多年草、東南アジア原産、花期:8月~9月
雌雄同株、花は複雑で簡単な説明ではない。大雑把に言うと黄色いのが雄花(の葯 )で、
白い糸状のものが雌花(の花柱)との事だがこの写真には写っていない。
今後近くで撮った時にはもう少し分かりやすくフォローします。
壺形の総苞葉(苞鞘ともいう。)を多数つける。 
果期には硬くなり、黒く色づき、一般にジュズダマと呼ばれるものである。

野草花と違いますが、野草だけでは寂しいので載せておきます。
ガウラ   別名:ハクチョウソウ(白蝶草) 和名:ヤマモモソウ(山桃草)
アカバナ科ヤマモモソウ(ガウラ)属、多年草、北米原産、花期:5月~11月、
別名の白蝶草の名の通り、少し赤みを帯びた白色で、独特の形をした可憐な花を穂状に咲かせる。

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苦手な人多い昆虫以外の身近な生き物。ダンゴムシ、ヤスデ、カマキリ、カナヘビ、他

2020-07-28 | 生き物
明るい話題のない今日に、多くの人が苦手としているものを投稿するとはと、
顰蹙を買いそうです。
浅く、広くを掲げて来た者としては、どうしてもこれらのものも無視できないのです。
気持ちが悪いと予感がする人は直ぐにスルーして下さい。

*ダンゴムシは落ち葉を食べて、土壌を豊かにする益虫の一面と、
反面農作物の葉や茎(特に新芽)も食べたりと、不快害虫としての側面も持つ。
ダンゴムシ(団子虫)(オカダンゴムシ)
ワラジム目ダンゴムシ(オカダンゴムシ)科  14mm前後、 1年中、
黒褐色で、身を守るために体を完全に丸くすることができる生き物。
人家の庭や公園、荒地など、いろいろな場所で見られる。石の下や落ち葉の下に多い。
ヨーロッパ原産の帰化動物。

半分色が違うのは脱皮を前半分と後ろ半分の二回に分けて行うからなのです 。
背中が真っ黒なものはオス,金色の模様があるのはメスです。 
裏側からの写真です。
体は14の大節からできています。頭:1節、胸:2~8節、腹:9~13節
胸の7つの節に1対づつ足が付いているので、全部で7×2で14本です!

*一番足の本数が多い動物はヤスデです。
ヤケヤスデ?
ヤスデ網おびやすで目ヤケヤスデ科  18-20mm、体幅約3mm 4-10月、有毒害虫 、
体色は主に褐色であるが、変化に富み、黒色に近いものから明るい褐色のものまである。
背板のそれぞれの中央部に横の溝線が1本ずつある。
臭腺と呼ばれる器官から特異な臭液を分泌し、不快臭を発散するので、不快害虫として嫌われる。
ヤスデは1つの節に対して片側2本ずつ計4本の足が生えています 、成体の胴節数は多くが20 。

*ムカデは、漢字で「百足」と書くが、足が100本のものはいない。
トビズムカデ(百足)
オオムカデ目オオムカデ科  110-130mm、3-11月、
胴体は暗藍色で頭部は赤褐色、脚は黄色の日本最大のムカデ。
雑木林の林床周辺で見られるが、人家内に侵入することも多い。
 不用意につかむと大あごで噛みつかれるので要注意。
足は42本しかありません。 胴節という部分の両側に一対が生える 、
胴節の数は、なぜだか必ず奇数なんだそうです、胴節が50個のムカデはいない。


*ヒルと同じ仲間かと思ったら、コウガイビルはプラナリアとヒルはミミズとの近縁種でした。
クロイロコウガイビル(黒色笄蛭) 
ウズムシ目コウガイビル科、  100-200mm、 3-11月、
褐色~黒褐色で、頭部がイチョウの葉のような形の細長い生き物。
人家周辺にも生息し、普段は植木鉢の下や朽木の裏などに潜んでいる。
雨が降った後には地面を這っているのを見ることがある。
ナメクジやカタツムリを食べる肉食性。体の中央部に口がある。
吸血しない 頭の形が笄(こうがい)に似ているのでこの名前がつきました。 
笄(こうがい)とは、昔、婦人がまげに挿して飾りにした櫛のことです。

*この写真を見ても何かよく分かりないでしょう。
アオダイショウ(青大将)
有燐目ナミヘビ科  1100-2000mm、 4-11月、
以前にも書きましたが、雀が「ジュジュジュ」と強く警戒音を発している時は、
近くに何かいる、直ぐに餌台近くに行きましたが何もいない、ふと頭上のバラのアーチに、
長く伸びて留まっていました。今年は良くヘビを見ています。


ニホントカゲ
有燐目トカゲ科トカゲ属、全長150-2700mm、頭胴長60-96mm、 4-11月
黄褐色で、全身がなめらかな鱗で覆われたトカゲ。
山道や林縁、人家の庭などで見られ、石の上などで日光浴しているのをよく見かける。
ミミズ、昆虫、クモなどを食べる。
尚、幼体(5本の縦筋模様に尾はブルー)の色模様が薄れ、成体に近付いて来た個体。
東日本で見られるニホントカゲをアズマトカゲと区別するとの説もある。

カナヘビ(ニホンカナヘビ)
有燐目トカゲ科トカゲ属、全長160-2700mm、頭胴長50-70mm、4-11月、
褐色で、乾いた感じの粗い鱗で覆われたトカゲ。スマートで尾が長い。
草やぶや、林縁などに広く生息する。昆虫やクモを食べる。


▼??
こんなカタツムリ?見た事がない。殻が巻貝になっていないように見える。
と言ってナメクジとは思えません。2枚撮って(02/05/29)いましたが、1枚はピンボケです。


オカモノアラガイ(陸物洗貝) 
柄眼(マイマイ)目オカモノアラガイ科、殻径14㎜、殻高は23㎜ 
カタツムリ等の陸生貝の仲間で、かわいい姿をしています。
乾燥に弱く、水辺に近いジメジメした草かげに生息しています。 
色は軟体部、殻ともにベージュ色で、殻頂は少し黒ずんで見えます。
 殻は透けて見えるほど薄い卵型です。
後ろから見た構図です。

ヒメモノアラガイ( 姫物洗貝 )?
有肺目 モノアラガイ科  殻高 10mm,殻径 7mm
淡水産。殻は黄褐色,革質半透明で光沢があり,卵形。


モリチャバネゴキブリ(森茶翅蜚蠊 )
ゴキブリ目チャバネゴキブリ科  体長11-13mm、 5-7月、
チャバネゴキブリに形態は似るが、前胸背の1対の黒条はやや太く後方で接近し、
腹部第7節には短い剛毛がある点で識別される。 
平地・海岸の雑木林の落葉層・草地で多く見られる。花や樹液にもよく集まる。 
原則として夜間に行動し,昼間明るい間は物陰に潜伏している.
屋外で撮影したものです。

ヤモリを撮ったら一緒に投稿しようと待っていましたが、出合ったのですが、
撮りそこねてしてしまいましたので、一旦ここで投稿しておきます。
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蜘蛛の足は10本ある? 昆虫ではない虫のクモ目編です。

2020-07-26 | 生き物(虫)
相変わらず梅雨模様が続き家に篭もりきりです。
しかし、土日には競馬があるので結構時間を取られています。
今年の春先頃から回収率が低下しているので、何かテコ入れが必要になってきた。
久し振りに蜘蛛の投稿です。

昆虫は、頭部、胸部、腹部に分かれて、脚が3対6本で、
クモは、頭部胸部が融合し脚が8本と覚えていたはずでしたが、
あれ、このクモは足が10本あるように見えますが?(ツチグモの仲間)
これは、頭の先端の2本は、触肢と言って、昆虫で言う触覚にあたる部分で、
元々はこの触肢も足の一部で脚が変化してきたもので、肢と言う漢字を使っているようです。
頭胸部から8本の脚がはえて、その先端に触肢が2本生えているのです。

こんな記事もみつけました、
実はクモの仲間に10本脚がある「ヒヨケムシ」と言う、(クモガタ綱ヒヨケムシ目 )
マニアには「世界三大奇虫」と言われて日本にいないはずが、新潟県柏崎市で日本初で見つかった。
2017年12月21日毎日新聞掲載されたようです。
*国立科学博物館に鑑定を依頼し、ヒヨケムシと分かった。
 住宅の輸入材に付着して日本に来た可能性が高く、繁殖した様子はないという。
「三大奇虫」の残り二つは、ウデムシとサソリモドキで、見た目はヒヨケムシと同じように
クモとサソリの特徴を持つグロテスクな形状。

<クモ目>
コガネグモ  コガネグモ科  ♀20-25mm、♂5-6mm
 (♀です)

スジブトハシリグモ キシダグモ科 ♀18-20mm ♂17mm前後 

イオウイロハシリグモの脱皮直後?    ▼クサグモ  タネグモ科 15-17mm


ワキグロサツマノミダマシ  コガネグモ科 ♀9mm前後,♂7mm前後

ギンメッキゴミグモ コガネグモ科 ♀3.5-7mm ♂3-4mm  これはヒラタグモ??
 

ササグモ  ササグモ科 ♀8-11mm ♂7-9mm
写真の位置が顔アップがイマイチでしたが、目が対に4組、8個の目が付いていました。
クモの目の数は種類により違いますが、一般的なクモは8個(単眼)です。
0,2,4,6個と数はバラバラでも偶数になっています。
8個あっても大きさが違うので、単眼では形までいかないと思いますが、どう感じているのかな。

▼ヤミイロカニグモ?                             ▼コハナグモ  カニグモ科
 

▼クモは巣に獲物がかからなければ直ぐに移動しますので、あちこちで餌をゲットしています。
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小花をたくさん穂状に付ける花達。ポンデデリア、ラベンダーセージ、ベロニカ、他

2020-07-24 | 花の写真
小さな花を穂状にたくさん付けて見せる花を幾つか選んでみました。

ポンデデリア・コルダータ   和名:ナガバミズアオイ(長葉水葵)
ミズアオイ科ポンテデリア属 、多年草、花期:5月~10月、
穂状花序をだし淡い青紫色の花を咲かせます。この小さな花は一日で萎みます。
ハスの花でも見ようかなと見に行きましたが、ポンデデリアが蔓延りすぎて、
時間も遅かったのですが、ハスの花は咲いた気配はありませんでした。

フェンネル    別名:ウイキョウ(茴香) 
セリ科ウイキョウ属、多年草、南ヨーロッパ原産、花期:7月~8月、
糸状に細かく裂けた明るいグリーンの葉を持ち、全体に甘い独特な香りを持つハーブです。
黄色の小花を放射状に散らすように咲かせます。 食用や薬用に広く利用されてきた。

ロシアンセージ     別名:サマーラベンダー
シソ科ペロブスキア属、多年草、半低木、花期:7月~9月、
灰緑色の白っぽい茎葉に、ベルベット状の青紫色の小花が多数群れ咲き、花や茎葉には芳香がある。
ラベンダーより大型で性質も強く、開花期が長いので、夏花壇でよく利用されます。  

ラベンダー・セージ    別名 : サルビア インディゴスパーヤーズ
シソ科サルビア属、宿根草、花期:6月~11月、
セージの種類は多いですが、これはサルビアとブルーサルビアの交雑種。
長い穂状の花が、株からヒョイヒョイと飛び出す様に咲きます。


セイヨウニンジンボク(西洋人参木)
シソ科ハマゴウ属、落葉低木、ヨーロッパ南部原産、花期:7月~9月
花には芳香があり、葉にも香りがあり、開花期も非常に長いのが特徴です。



アンゲロニア
オオバコ科アンゲロニア(ゴマノハグサ)属、多年草(1年草扱い)、花期:初夏~秋、
初夏から秋まで次々と花を咲かせ、長く楽しめる草花です。 
花色は色々揃っている。矮性種は、アンゲロニア セレニータ

ベロニカ(スピードウェル)
オオバコ科クワガタソウ(ベロニカ)属、多年草、欧州原産、花期:4月~11月、
穂のように花を付ける様子が、すっきりとした印象を与えてくれる草花です。 
花の色 も、青、紫、白、ピンク など色々あるようです。

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夏に大輪の花を咲かせるフヨウ、小輪のタカサゴフヨウ。ダリア、他

2020-07-23 | 花の写真
今日も梅雨模様がまだ続いてはっきりしない天気です。
気分を盛り上げる為に、大きくて彩りのある花を選んでみました。

アメリカフヨウ(アメリカ芙蓉)   別名:クサフヨウ(草芙蓉)
アオイ科フヨウ属、多年草、北米原産、花期:7月~8月、
大輪のハイビスカスのような花です。
フヨウは落葉低木の花木で、アメリカフヨウは宿根草なので、別名を草芙蓉と言う。
花は一日花ですが次々に開花し、花期の間、途切れることなく咲き続けます。
花の直径は10~30㎝で品種により異なり ます、 花色は赤、ピンク、白、複色。  


<フヨウとムクゲの違い>
花は雌しべの先が5本に分かれ上向きに曲がっているのがフヨウ、真っ直ぐ伸びているがムクゲ。
葉は五角形で大きさが花と同じ位か大きめがフヨウ、形は卵形で葉縁に荒い鋸歯で花より小さく濃い緑色がムクゲ。

タカサゴフヨウ(高砂芙蓉)   別名:ヤノネボンテンカ(矢の根梵天花) 
アオイ科 ヤノネポンテンカ属 、落葉低木、花期:7月~9月、
ムクゲ(木槿)に少し遅れて咲き始める、ムクゲそっくりの小さな花。 花径5-6cm。
花は短命で朝開くと夕方にはしぼみますが、最盛期は新しい花を次々と咲かせます。


モミジアオイ(紅葉葵 )    別名:コウショッキ(紅蜀葵)
アオイ科フヨウ属、宿根草、北米原産、花期:8月~9月、
花は直径10〜20cm、花弁は狭卵形で深紅色、平開する。 
雌しべの柱頭は5つに分かれ、その下に雄しべが多数つく。
葉は3〜5深裂。萼は5深裂し卵状被針形で、その外側に多数の細長い小苞葉がつく。 

ムクゲ(槿)
アオイ科フヨウ属、落葉低木、中国原産、花期:7月~9月、
先日に投稿済ですが、フヨウ属を載せましたのでついでにアップしました。
花は1日で萎れますが次々に長期間咲き続けます。夏咲きの花木として親しまれている。

ダリア     別名:テンジクボタン(天竺牡丹)
キク科テンジクボタン(ダリア)属、多年草、メキシコ原産、花期:6月~10月、
初夏から秋に咲き誇るダリア。
その花形や色彩の豊富さ、多彩さ、園芸植物の中でも突出した品種数を誇っています。


余談ですが、
本日東京都の新型コロナの新規感染者、過去最多の366人と都知事は発表しましたが、 
どこまで増加していくのでしょうか? 全国合計920人/日過去最多(これまで795人)
もっともっと各人がコロナウイルスに対する意識を上げて行動していかないといけませんね。
このような対策は元から断つ対策でないと長引びいていきます。
それにしても感染者を見つけるのはPCR検査しかないと思いますが、
日本は検査を増やすと言いながらも他国ほどまだ増えていないようです、
情報開示がどの程度されているのか分かりませんが、
無意味な入院を防ぐためとかの理由など言われて増えていない? 
検査の特異度が例え100%でなくとも、私は検査を推し進めるべきだと思っています。
経済に与える影響も勿論大切ですが、政府の施策やお金の使い方に問題はないのでしょうか?
このご時世、心配になってきて素人が余分な事を書いてしまいました。
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野草花 7月、イチビ、ヒヨドリジョウゴ、ワルナスビ、ガガイモ、他

2020-07-22 | 花の写真
道を歩いていてもあまり目新しい花に出合いませんが、幾つか選んでみました。

イチビ(莔麻 )
アオイ科イチビ(アブチロン)属、1年草、インド原産、花期:7月~9月、
花は上部の葉腋につき、黄色で直径約2cm。若い果実、14個の分果がある。 
雄しべの下部は合着してまるく袋状になり、その基部は花弁と合着している。
繊維をとるため古く中国を経て渡来したが、今では荒れ地などに野生化している 。
毎年生えている所は、既に草刈り後で見ることが出来ず、近くで探しました。

ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)
ナス科ナス属、つる性多年、花期:8月~9月、
花は集散花序に多数つく。花冠は白色で直径1cmほど、深く5裂し、裂片はそり返る。
液果は球形で直径約8mm、紅色に熟しますが、この赤い実の方が冬枯れに映える。

ワルナスビ(悪茄子)  別名:オニナスビ
ナス科ナス属、多年草、北米原産、花期:6月~10月、
地下茎を引いてふえる。繁殖力が強く、茎や葉に鋭い刺が生えているのでワルナスビ。
花は節の間から出たエダに4-10個咲き、淡紫色又は白色で約2.5cmのナスに似た花を付ける。
果実は球形で1.5cm程で熟すと橙黄色になる。

クロホオズキ(黒鬼灯・黒酸漿)   別名:ニカンドラ
ナス科オオセンナリ属、1年草、花期:6月~9月、有毒植物。
ペルー原産のオオセンナリの園芸品種で、観賞用に栽培され、逸出して野生化したものも見られる。
茎上部の葉腋に3cm程の青紫色の花を付ける。花の基部やホオズキの袋が黒味を帯る。  
クロホオズキの葉には緑地に黒紫色斑があり、花の基部は濃紫色。

ガガイモ(蘿藦 )
キョウチクトウ科ガガイモ属、つる性多年草、花期:8月
葉腋から花序を出し、淡紫色の花をつける。花冠は直径約1cmで5裂し、内側には長い毛が密生する。 
花が白色のガガイモもシロバナガガイモとしてあるようです。

ハキダメギク(掃溜菊 )
キク科コゴメギク属、1年草、北米原産、花期:6月~11月、
和名のごとくチッ素分の多いゴミ捨て場、畑の脇、道端にはえる。
頭花は5mm程で、5個の白い舌状花が愛らしい。

キツネノボタン(狐の牡丹)?
キンポウゲ科キンポウゲ属、多年草、花期:4月~7月、有毒植物。
似た花が多く、見分けるのは厄介です、
最近は花柱の先端の曲がり具合は同定のキーにならず、そう果の稜がキーとされる。

クサノオウ(瘡王 )
ケシ科クサノオウ属、越年草、花期:5月~7月、
全体に縮れた毛が多いので、白っぽく見える。茎や葉を切ると黄色の乳液がでる。
花は鮮黄色で直径約2cm。多数の雄しべの間に体をくねらせた青虫のような雌しべがある。  

カラスビャクシ(烏柄杓 )
サトイモ科ハンゲ属、多年草、花期:5月~8月、
花茎は高さ20〜40cmで葉より高く、緑色または帯紫色の仏炎苞に包まれた肉穂花序をつける。
仏炎苞は長さ5〜6cm で、花序の付属体は長く糸状にのび、仏炎苞の外にでて直立する。 
庭の至る所でも見られます。
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昆虫観察(7月)バッタ目編、キリギリス、ヤブキリ、ヒメギス、等の幼虫

2020-07-21 | 昆虫
秋の夜長に虫の声とはよく聞きますが、まだ梅雨明け前です。
このところセミの声に混じってバッタ目?の虫の声も聞かれるようになりました。
そこで、今回は久し振りにバッタ目集めてみました、
撮った写真を見てみるとどうも幼虫が多い気がしてきました。

<バッタ目>
キリギリス  キリギリス科キリギリス亜科 ♂29-37mm、♀30-40mm 時期 7-10月、
緑色または淡褐色で、腹部が太短く幅広で、細い翅と、長い後脚を持つ。
後肢の関節迄の長さが翅の長さより長いのがキリギリスらしいです。
 翅が長く伸びていないので終齢幼虫か?

ヤブキリ  キリギリス科キリギリス亜科  大きさ ♂45-52mm、♀47-58mm 6-9月
緑色で、背面が褐色の大きなキリギリス。脚や背面などが黒化した個体もいる。前脚に鋭いトゲを持つ。
ヤブキリの若齢幼虫

ヒメギスの幼虫   キリギリス科キリギリス亜科  20mm前後、 3-7月、
本種の特徴である胸部後方の白色部が目立っている。

ショウリョウバッタ(褐色型)  バッタ科 ♀80mm前後、♂ ♀の約半分、
ショウリョウバッタ(緑色型)と思っているが、オンブバッタかも知れない。


▼フキバッタ? イナゴ科  フキバッタには色々な種類があります。
全体は黄緑色で、成虫でも翅は短く退化して飛ぶことはできません。 

ツチイナゴの幼虫  バッタ科ツチイナゴ亜科 ♀50-56mm、♂52-59mm
涙目が成虫も幼虫も特徴です。秋に成虫になり色は土色の褐色です。


エンマコオロギの幼虫  コオロギ科  20mm前後、  6-8月、

ハラオカメコオロギの幼虫  コオロギ科   10mm前後、 5-8月、

ヒシバッタ   ヒシバッタ科  6-11mm、 4-11月、
上から見た翅の形がひし形をしていることからこの名が付いています。
全体は灰褐色で、一般的には黒い斑紋が前翅に1対あります。
斑紋の形は変異が多く、ないのもいる。

ヤマトフキバッタの幼虫  バッタ科フキバッタ亜科  25mm前後、 5-7月
 

ササキリの幼虫   キリギリス科ササキリ亜科   15mm前後、  6-8月、
体は黒色で、頭部は朱色。てかてかと光っている。

▼バッタの脱皮

以下はメモですので読み飛ばして下さい。
・バッタ:体が前後に細長く、触角は短い。
・キリギリスやコオロギの耳は前脚にあり、バッタの耳は胸部と腹部の間にある。
・バッタのメスの尾部に産卵管があるが、あまり長くならず目立たない。
・バッタほとんどの種類で、メスの方がオスより遥かに多い。
*幼虫は明らかに翅がないが、成虫になると多くの種類で翅が伸び、空中を飛ぶ事が出来る。
 但し、フキバッタ類は成虫になっても翅が小さい。
 ヒシバッタやオンブバッタ等飛ばない種類もある。
*体色は緑色と褐色の組み合わせの割合は、種類や個体によって違う。
 これは生息場所の環境に合わせた保護色だが、個体密度が高いと黒っぽい体色になることもある。
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庭の花(7月-4)ヤマユリの花は好きですが匂いはキツイ。サルビア、他

2020-07-19 | 自宅の花
草花も長雨にあたると根腐れしているものも見られます。

裏斜面に幾つかの山百合の株がありました、19/7/24に既に報告してますが、
イノシシに見事に球根を掘り起こされて食べられてしまい、
家に近い幾つかの株しか残りませんでしたが、見事に花が咲いてくれました。

ヤマユリ(山百合)
ユリ科4ユリ属、多年草、花期:7月~8月、
日本には10種以上のユリが自生しています。園芸的に最も重要なユリの原種がヤマユリです。 
山地に生える日本特産のユリで、夏に咲く花は大型で白く、山中でもよく目立ち、強い芳香を放つ。
 


ハイビスカス
アオイ科フヨウ属、常緑低木、中国南部、ハワイ諸島等原産、花期:6月~10月、
身近にあるハイビスカスは改良された園芸種で原産地は明らかでない。
園芸種が非常に多く、花の色、花形など、たくさんあります。
長い間花が見られますが、一つの花持ちは基本的に1日、2~3日のものもある。


コレオプシス’レッドシフト’
キク科ハツシャギク(コレオプシス)属、多年草、北米原産、花期:6月~9月
気温が下がり始める頃には、染物のように花全体を赤く変化させて季節感を楽しめる。

サルビア・スプレンデンス    和名:ヒゴロモソウ(緋衣草)
シソ科アキギリ(サルビア)属、多年草(1年草扱い) 南米原産、 花期:6月~11月
燃え立つような濃い鮮やかな赤色の花で、花期が長く育てやすい花です。
購入してから暫くは、株を大きくする為に花が付くと摘んでいました。

ペチュニア            ▼エラチオールベコニア 日陰でも長く咲いている。

ギボウシ(ホスタ)
キジカクシ(ユリ)科ギボウシ(ホスタ)属、多年草、花期:7月~8月、
葉の幅はさまざまで、この葉は種類によって光沢のある、つや消し、
白粉を帯びる、しわの目立つものなどがあります。
他に株がありますがまだ咲いてないので今年は花はダメかも。

ヒメヒオウギズイセン
投稿済ですが、隣の斜面一面に咲いています。抜いても増えていきます。

コリウス    別名:キンランジソ、ニシキジソ
シソ科コリウス属、1年草扱い、東南アジア原産、
葉を観賞する草花で、花を咲かせずに育てれば、初夏から秋まで長く楽しむことができます。

▼多肉植物の小花
ベランダの隅の鉢に小さな株なのに花が咲いていました。
エケベリア属かどうか分かりませんが、けなげな花でしたのでアップしました。
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