花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

身近な紅葉、黄葉、ニシキギ、アカシデ、モミジ、プラタナス、イチョウ、他

2019-11-30 | 樹木
この時期はどこに行っても紅葉狩りと言われて木々が紅葉していますが、
身の回りには、以外なものも紅葉、黄葉しています、勿論枯れ葉も、
しかし木の名前は余りよく分からないので間違っていたら教えて下さい。

ニシキギ  どこに行っても赤く色づいている。
コクサギ 一部の色付き       ▼ガマズミ やや鈍い色です。
アジサイ  こんなに色にもなる。  ▼オトコヨウゾメ  くたびれた色です。

▼ウルシの若木日当たり悪い場所黄色?むくげ▼イロハモミジ  モミジの主流?

アカシデ 紅葉はもう終わり頃    葉が落ちて雄花序が残っているのもある。
モミジ  撮り始めたらきりがないくらいです。

プラタナス 黄葉          ▼ケヤキ 散り残りが僅かについている


ムクゲの黄葉の始まり。       ▼レンギョウの黄葉
ヤマブキの黄葉の始まり。      ▼ギンドロの黄葉
イチョウ は黄葉の代表的な木ですね。
まだまだありますが、きりがないので、このへんで一時締めます。
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野草花の実(11月)ノブキ、マルバルコウソウ、イチビ、ワタ、コスモス、他

2019-11-28 | 花の写真
11月になると野草花も咲いているより花後(実)が目に付きますね、
そのうちから幾つか選びました。
花は既に投稿済のものですので興味があったら見て下さい。

ノブキ(野蕗)
キク科ノブキ属、多年草、花期:8月~10月 花は既に投稿済(19/9/18)
そう果は放射状に並び、冠毛が並び咲の方に腺体がある。

マルバルコウソウ(丸葉縷紅草) 
ヒルガオ科ルコウソウ属、1年草、花期:8月~10月 花は既に投稿済(18/8/11)
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。

イチビ(莔麻 )
アオイ科イチビ属、1年草、花期:7月~9月  花は既に投稿済(18/8/11)
果実は10〜15個の分果からなる。
 

フウセンカズラ(風船葛
ムクロジ科フウセンカズラ属、1年草、花期:7月~9月 花は既に投稿済(18/8/23)
果実が茶色く熟すと、黒地に白いハート模様の入った丸いタネが3粒得られます。


ワタ(綿)
アオイ科ワタ属、1年草、花期:7月~9月  花は既に投稿済(18/10/26)
花がしぼんでから1か月ほどで果実が割れ、中からコットンボールが見える姿がユニークで人気がある。

センニンソウ(仙人草)
キンポウゲ科センニンソウ属、蔓半低木、花期:8月~9月 花は既に投稿済(18/8/23)
果実の先の花柱(長さ3cm)は羽毛状になりますが既に落ちていますね。


コスモス(秋桜)
キク科コスモス属、1年草、花期:10月~12月
花は知らない人はいないが、余り実は見ないかもですね。

キバナコスモス(黄花秋桜)
キク科コスモス属、1年草、花期:6月~11月
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
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野草花(11月)ベニバナボロギク、ノハラアザミ、クサノオウ、ムラサキエノコロ、他

2019-11-27 | 花の写真
野草花から11月に入って撮ったものを幾つか選びました。
この時期に新しい花があるわけではありませんが、キク科の花が健闘しています。

ベニバナボロギク
キク科ベニバナボロギク属、1年草、アフリカ原産、花期:8月~11月、
花序全体が下を向き花冠の先はオレンジ色、下部の葉は羽状に切れ込む、春菊に似た香りがる。
似た花にダンドロボロギクがある。

ヒメシャジン
キキョウ科ツリガネニンジン属、多年草、花期:7月~10月、
ツリガネニンジン属は似た花が多くてヒメシャジンかどうか自信なし。

ソバナ
キキョウ科ツリガネニンジン属、多年草、花期:8月~9月
葉は卵形ないし幅の広い披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
花見てイワシャジンかと思ったが葉が細くないのでソバナかなとした。


ノゲシ (ハルノゲシ)
キク科ハチジョウナ属、多年草、花期:3月~10月
ハルノゲシは春で、オニノゲシは春から秋までと思っていたが、暖かければ1年中さくようです。
花付近の葉が小さいのでオニノゲシではないように思う。

ノハラアザミ
キク科アザミ属、多年草、花期:8月~10月
ノアザミは花の総苞が、僅かに凹凸はありますがほぼ平滑で、春に咲くこと、
ノハラアザミの総苞は粘らず、総苞片は棘のように尖って斜上します。  


ハキダメギク
キク科コゴメギク属、1年草、花期:6月~10月
コゴメギクには未だ出合えていないかも。

クサノオウ
ケシ科クサノオウ属、越年草、花期:5月~7月
既に花弁が落ちて実になっているものもあるが、いつまで咲いているのかと思ってしまう。

ヒヨドリジョウゴ ナス科ナス属、花期:8月~9月
既に実の方も投稿済ですが、まだ健気に咲いていたので好きだから撮ってしまった。


ムラサキツメクサ  和名:アカツメクサ
マメ科シャジクソウ属、多年草、花期:5月~10月
道路脇の歩道部分に咲いていましたので、ド根性ツメクサとして載せました。


ムラサキエノコロ
イネ科エノコログサ属、1年草、花期:8月~11月
エノコログサに形は似ているが、全体的に小形で痩せたものが多い。

▼セイヨウタンポポ  キク科タンポポ属、
タンポポは春の感じがしていますが、セイヨウタンポポは秋でも咲いています。
もちろん綿毛になっているのよく見掛ける。

ヒメジョオン キク科カシヨモギ属、花期:6月~10月
いつでもどこでも見掛ける花ですね。当たり前すぎて通り過ぎちゃいますね。
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バラ咲きシャコバの蕾が膨らみました。

2019-11-25 | 花の写真
だんだんと鉢物等は室内に移動しはじめました。
気がついたらバラ咲きシャコバサボテンが蕾を付けていました。

デンマークカクタス(バラ咲きシャコバサボテン)’ピンクローズ’
サボテン科シュルムベルゲラ 属,多年草、ブラジル原産の多肉植物、花期:11月~3月
バラのような花を咲かせる華やかなデンマークカクタス。シャコバサボテンの仲間です。
   
 
▼以前に咲いたバラ咲きです。               ▲右はシャコバサボテンの蕾です。



ベコニア
ベゴニアはシュウカイドウ科シュウカイドウ属の総称です。
雌雄同株で、雌花と雄花が別々の花序につく。雌花は下位子房を持つ。
▼ベゴニア・センパフロレンス
▼冬咲きベゴニア

シュウカイドウ(秋海棠)
シュウカイドウ科シュウカイドウ属、多年草、花期:9月~10月
ベゴニアの仲間です。雌花と言うより花は今では終わっています。
雌花には花弁はなく、萼 2枚の中央に黄色い雌しべがあり、花の基部の子房には3つの翼がある。

ノースポール(クリサンセマム)
キク科フランスギク(レウサンセマム)属、1年草、北米原産、花期:12月~5月
比較的寒さに強く、関東地方以西の平地では秋にタネをまけば、防寒しなくても冬越しでき、
冬から初夏まで花を楽しむことができます。 未だ多くのものは蕾です。

カランコエ
ベンケイソウ科リュウキュウベンケイ(カランコエ)属、多年草、花期:1月~5月、
様々な品種があり、園芸品種には、鉢花や切り花として用いられる。
 
 ▼今時の花壇は、ビオラが主役です。
   

   
室内にツルウメモドキの実を散歩途中から取ってきたものです。

▼山際の藪の中でクチナシの実が、  ▼ハナユズは沢山の実も最後は鳥の餌に、


▼以前に赤くなる実ですが鳥がつついてボロボロ落ちる、はなも蕾が膨らんできた。

最後にベゴニアの雄花、雌花の話がありましたので、
比較して見てください。雄花はやや上向きに、雌花は下向きに付けるようです。
▼雄花    黄色い部分が雄しべ数が多い、ここから花粉を出す。
▼雌花  雌しべの形が違います、  花の下に子房部分がある。
 
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晩秋の花木の花は、サザンカ

2019-11-23 | 花の写真
生け垣仕立てに好適なサザンカの花が、あちらこちらで見られる。

サザンカ(山茶花)
ツバキ科ツバキ(カメリア)属、常緑中高木、花期:10月~12月
花色も品種も多くあり品種名までは分かりません。
ツバキとよく似ていて花そのもので見分けるのは難しいです、
私は花びらの散り方くらいの雑な判断している者です。
ポイントは幾つかあるようです。
          サザンカ       ツバキ
 開花時期:   10月~12月(2月)   12月~4月
 葉の大きさ:  3~7cm        5~12cm
 葉の特徴:   縁にギザギザがある。
         付け根に細長い毛   
 葉脈を陽にかざす: 葉脈が白い、    葉脈が黒い、
 花びらの散り方:  1枚1枚パラパラ、  花頭ごとにポトン、
 香り:     芳香あり(雄しべ)、  ほとんどない、
 
 但し寒椿は花びらが1枚1枚散り、開花時期もほぼ同じだそうです。難しいです。

  






              

▼ツバキ(椿)   ツバキ科ツバキ属、常緑樹
ツバキの実の種と実

サザンカ、ツバキを投稿していて昔読んだ雑学の本で、’なんと植物にも血液型がある’ を、
思いだしたので一言。
もちろん人間と同じ血が流れているわけではないですが、血液中にある型物質が植物に、
含まれているということです。人間と同じようにA,B,O,ABの反応が出てくるようです。
植物全部にと言うことでなく、1割程度のようですね。
A型の代表的な植物は、アオキ、ヒサカキ、B型は、イヌツゲ、ツルマサキ、
O型は、ダイコン、サザンカ、ツバキなど、AB型は、スモモ、アセビ、イタヤカエデ等です。
自分はO型ですので、サザンカ、ツバキに同類感を持つ??
しかし血液型が分かっている植物の8割がO型だそうです。
興味がある人は、ネットで調べてみて下さい。
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木々の紅葉は始まっている。

2019-11-22 | 植物
木々の紅葉はもう止められない!  紅葉(こうよう)した紅葉(モミジ)
あっちを見てもこっちの花木を見ても色付き始めています。
今回は、紅葉としてメジャーな木ではないですが、身の回り木からですので、
背景が写り込み目ざわりと思いますが、お許し下さい。

まず最初に紅葉したものをモミジと言っていますが、実はモミジもカエデもカエデ科カエデ属で同じです。
しかし葉の見た目で使い分けをしている。
葉の切れ込みが深いものを、「〇〇モミジ」、 例:イロハモミジ
葉の切れ込みが浅いものを、「〇〇カエデ」 と呼んでいる。例:ハウチワカエデ
モミジは、秋に草木が紅や黄色に変わることを”もみず”といっていました。これが名詞に転訛してモミジに、
又、カエデは葉の形がカエルの手に似ているので”かえるで”が転訛してカエデになった。

紅葉したもの
ベニシダレモミジ  ムクロジ科カエデ属、

▼ドウダンツツジ    ツツジ科ドウダンツツジ属、

サツキ      ツツジ科ツツジ属、   ▼ツツジ(黄葉) ツツジ科ツツジ属、

オタフクナンテン   メギ科ナンテン属、ナンテンと違い実がならない。

ナンテン   メギ科ナンテン属、 
普通常は、緑樹ですが植え場所等で紅葉したりする、又紅葉の品種も出ている。

カロライナジャスミン  マチン科ゲルセミウム属、常緑低木ですが、寒くなると紅葉する。

サルスベリ  ミソハギ科サルスベリ属、落葉小高木、

ナツツバキ  ツバキ科ナツツバキ属、落葉小高木、
 

レンギョウ(黄葉)  モクセイ科レンギョウ属、落葉低木、

カクレミノ  ウコギ科カクレミノ属、常緑小高木、寒くないと紅葉しない。

メタセコイヤ  ヒノキ科メタセコイヤ属、落葉高木、秋になると葉が色づき、その美しさ増します。

▼以下は秋の北野公園ですが、人が殆どいませんでした。老人と犬の散歩中の人位です。
▼近くの浅川の鉄橋を中央線が走っています。

トウカエデはどこにでも目立って輝いています。

まだまだありますありますが、冗長になりますので、又の機会にまわします。
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住宅街で出合った花達、サフラン、カラミンサ、クレマチス、フェアリースター、他

2019-11-21 | 花の写真
11月に住宅街を歩いていて出合った花から幾つか選びました。

サフラン
アヤメ科サフラン(クロッカス)属、多年草、地中海沿岸原産、花期:10月中旬~12月上旬
秋咲きのクロッカスの一種。


カラミンサ(カラミンサ・ネペタ)   別名:カラミント
シソ科トウバナ(カラミンサ)属、多年草、地中海沿岸原産、花期:5月~11月、
葉も花も小さく、切り花の宿根カスミソウのような添え花的な使い方ができる 。
開花期が長く、ミントの香りがある。

クレマチス
キンポウゲ科センニンソウ(クレマチス)属、蔓性多年草、花期:4~10月(種類にり違う)
1年に1回、スポット的に開花する一季咲きのグループのほかに、長期間にわたって花が
次々と咲いたり、剪定すると繰り返し咲く四季咲きのグループがあります。 
我が家の冬咲きクレマチスは未だ蕾で長い。

ハイビスカス     別名:ブッソウゲ(仏桑花)
アオイ科フヨウ(ハイビスカス)属、低木、ハワイ諸島原産、花期:5月~10月
一般に親しまれているのは鉢植えのハイビスカスで、販売時には殆どに矮化剤が散布されている。
熱帯花木と思っているがけっこう今頃でもよく見掛ける。

フェアリースター(極小輪日々草)
キョウチクトウ科ニチニチソウ属、花期:5月~10月
極小輪ニチニチソウの大人気ブランド 。
純白の花弁にレッドアイが入る。ややコンパクトな草姿。 他にブルーやピンク等もある。


ネリネ(ダイヤモンドリリー)
ヒガンバナ科ヒガンバナ(ネリネ)属、多年草、花期:10月~12月
姿形がヒガンバナに似ていることもあり、日本では従来あまり人気がありませんでしたが、 
花弁が宝石のようにキラキラと輝くことから「ダイヤモンドリリー」の名前で親しまれ、
注目されてきた。
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秋の秋留台公園、皇帝ダリアと木々の紅葉を眺めて来ました。

2019-11-20 | 日記
11/18にショッピングの合間に近くの都立秋留台公園に1時間足らず立ち寄ってみました。
スポーツ公園(三種公認陸上競技場)ですので、花がいっぱいとはいきませんが、
秋は秋バラを楽む人たちが多く、11月中旬以降はケヤキ、サクラ、イチョウ、
カツラ、モミジ、メタセコイア等の紅葉が美しい公園です。

皇帝ダリアがこの時期に毎年見事に咲いています。
     

イチョウは一部のみの紅葉です。
▼サクラ              ▼ハナミズキ 来年に咲く花の芽が多く見えます

▼イロハモミジ

     
▼雑木林の紅葉           ▼ハクウンボク
▼雑木林 コナラ? クヌギ?    ▼イチョウ

▼メタセコイア   完全な紅葉もう少し先?

▼シダレヒバ?           ▼コノテヒバ

▼ケヤキ並木
▼ルリタテハ            ▼バラ


いつもグラウンドでトレーニングしてる姿が大勢見えるのですが、今は改修工事中のようでした。
春は桜並木が綺麗です。
  
駐車場にはほどほどに車があり、広場で遊んでいる人、ウオーキングしている人それぞれでした。
   
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散歩中に出合った多彩な花達(秋)バラの仲間、キクの仲間

2019-11-19 | 花の写真
昆虫に自分の存在をアピールするために、花には多彩な色があありますが、
一つの花の名前(総称)で多くの色の花があると思うのは、
今の時期では薔薇と菊が目に付きますね。(個々に詳細名があると思いますが私は不詳)

散歩中の道端で出合った花達です。(一部自宅庭分を含む)

★秋バラ(薔薇)の仲間








花の女王バラは古くから人々に愛され、”愛情” ”美” ”純潔”とその花言葉だけでも60を超える。
その本数や色、部位、状態や組み合わせによっても変わってくるんです 。
ブルーローズの物語
古くから、青いバラの品種を生み出すことが世界中のバラ愛好家の間で夢とされ、英語で「Blue Rose」と
いえば「不可能(存在しないもの)」の象徴でした。 
サントリーがその夢への挑戦をおこない、14年の年月を経て、2004年に開発の成功を発表。
世界初の青いバラの誕生と大きな反響を呼びました。 
2009年から「サントリーブルーローズ アプローズ」(花言葉「夢かなう」)として発売 しています。
以前に模造品の青いバラがあったが、日にちが経ち元の色に変わったことがありました。
本物のは未だ見たことがありません。

▼キク(菊)の仲間

 


日本では、日本で観賞用多年草植物として花卉園芸で発展した品種群を和菊、
西ヨーロッパで育種されて生まれた品種群を洋菊と呼ぶ。
大輪の菊や、小菊、スプレーマム、 ポットマムなど、名前もある。
キクはサクラと並んで日本人にとっては馴染みが深い花です。
キクとサクラどちらが国花?
実はどちらの花も「国花」なのです! じつは日本において、公式に定められた国花はありません。 
そもそも国花の多くは、法的な公式性はないようです。
 国花について広辞苑では『桜または菊』、明鏡国語辞典では『サクラ・キク』と記載されているそうです。 
菊の字は鞠とも書かれ、鞠は窮と同じ意味で窮極または最終の意味であるという。
キクの花が年のいちばん終わりに咲くことからこの字が使われたといわれる。
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冬にあれらの虫はどうなる?ヒメジュウジナガカメムシ、ツマグロキンバエ、コウガイビル、他

2019-11-18 | 生き物(虫)
気温も下がり始めて虫達もいよいよ最後の活動時期となっています。
最近に出合った虫などを集めて調べてみました。
分類にこだわらずなるべく広く選びました。
虫とは言えないものも含みますので苦手な人はパスして下さい。

虫達は冬になると生命を終えるものや、土の中に潜って越冬するなどします。

ヒメジュウジナガカメムシ  
マダラナガカメムシ科 大きさ 8mm前後 時期 4-10月
鮮やかな朱色と黒色に塗り分けられた印象的なデザインのカメムシ。
本種の生態はまだ不明な点が多いらしい。
*1カメムシの寿命については後述

ツマグロキンバエ
クロバエ科ツマグロキンバエ亜科、大きさ 5-7mm 時期 6-10月
深緑色で、背中に丸みがあり、翅の先端が黒くなったハエ。複眼は青緑色に輝き
筋模様がある。口器は長く突き出る。
卵→幼虫→蛹→成虫の完全変態です。幼虫は動物の死骸を食べますが、
成虫は花粉や花の蜜を食べます。 成虫で越冬。
*2ハエの寿命は後述

クチナガガガンボ属の一種  ヒメガガンボ科 10mm、5-10月
ガガンボ科は大変種類が多いグループで良く似てるのが多く、同定はすごく難しいと言われています。 
ガガンボの寿命は約10日です。

クロコノマチョウ  
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 大きさ(前翅長)32-45mm 時期 3-11月、
はねの端が角張り、突起状になっている、こげ茶色の大きなチョウ。
はねの裏面は枯葉に似ていて、とまると見つけにくい。 
*3チョウの寿命は後述
 

ヒメアカタテハ   
タテハチョウ科 (前翅長)25-33mm 4-11月、 成虫の寿命は3週間 卵からでは約1年。
幼虫または成虫で越冬するが、寒さに弱いので温暖な地域でしか冬越しできない。
前翅長は3cm前後。前翅の先端は黒地に白の斑点、前翅の中央部には橙色地に黒の斑点がある。
このチョウは翅がボロボロになっていました。

アカタテハ  
タテハチョウ科 (前翅長)30-35mm 3-11月、 成虫で越冬
前翅は朱色と黒色、後翅は茶色のタテハチョウ。ヒメアカタテハに似るが、本種の方が大きく、
後翅が茶色いことで見分けられる。
 

ツマグロヒョウモン   
タテハチョウ科ドクチョウ亜科 、(前翅長)27-38mm 4-11月
後翅のへりが黒くなっていることで他のヒョウモン類と見分けられる。(オス)

ナカジロネグロエダシャク
シャクガ科エダシャク亜科、(開張)35-41mm  10-11月
ネグロエダシャクに似るが、前翅中横線の曲がり方が異なることで見分けた。
片方の翅がちぎれており完全な形ではありませんでした。
*蛾の寿命は数週間から長くて1ヵ月程です。 
*卵から死ぬまでの経過を見ても成虫よりも幼虫時代が一番長いです。

ババヤスデ
ババヤスデ科に属するヤスデの総称。20~30mm.  4~10月  
胴節数20個で背板は凸形に隆起する。体色は黄褐色、青灰色、紅褐色のものなどがある
ヤスデの寿命は約4~5年、ヤスデ類のなかではもっとも寿命が長く、8、9年に及ぶものがある。


ウシガエル    ウシガエルが日向ぼっこをしていました。
アカガエル科アメリカアカガエル属 、北米原産、(成体)110-185mm 時期 4-10月
暗褐色~茶褐色の斑紋がある大型のカエル。鼓膜が大きい。
ブゥオーーン、ブゥオーーン と、牛のような声で鳴く。
平均寿命は、7~9年程で、最高16年という記録があるそうです。
冬には水底の泥土に半ば潜り込み、冬眠する。

カブトムシ 3齢(終齢)幼虫  コガネムシ科
物(プランター?)をどかした下から出てきました.
最終的にはもう少し大きくなり、6月頃土に深く潜って前蛹(ぜんよう)となり7~10日で蛹になる。
カブトムシの平均寿命は、成虫になってからは1~3か月位生きる。

コウガイビル   日本に数種類以上が存在
ウズムシ目コウガイビル亜目コウガイビル科コウガイビル属に属する動物の総称 。
一言で言ってしまえば「動く佃煮コンブ(クロイロコウガイビル)」と言った人いるが、、
佃煮昆布が食べにくくなる。「平べったくて長いナメクジ」のような外見の生物。
外見的に扇形の頭を持つ 。
寿命は、体の一部がちぎれてもそこから再生する自切行為にも似ている能力を持っていて、
再生能力はとても高いが永久に生きるわけではないでしょうから不明です。
  
 
ヒルの仲間 (ビロードイシビル?)
ヒルの種類は、日本で約60種確認している。体調:5~12cm 5~10月に活動、平均寿命2~3年。
田んぼや落ち葉などの下の土の中に潜んで越冬。 
もしこれがイシビル科であれば人間から吸血することはない。

 Note:
 *1 カメムシの寿命は、
カメムシは、繁殖時期は6月頃、幼虫は芋虫や蛹などにならず、小さな虫同士集団で行動し、
成虫になると単独行動になり、冬は冬眠せずに温かい場所に移動し、人家等に入っているくるのもいる。
成虫の平均寿命は、約1年で、卵から成虫まで入れて長くて1年半です。
越冬した成虫は、暖かくなると繁殖のために活動をし始め、子孫を残し終えると寿命を迎えます。
 *2ハエの寿命は、
ハエの寿命は、卵が産みつけられてから成虫として活動し、死ぬまでにだいたい1か月半くらいです。
 * 3チョウの寿命
チョウの成虫の平均寿命は、オスで7日間、メスで9日間という結果が出ています。(byマーキング調査 )
但し、種類によって寿命は違います。 特に成虫で越冬する種類や熱帯に生息する蝶は、
他の種と比べると寿命が長いものです。 
タテハチョウの中には成虫で越冬するものが多々ありますが、夏から秋にかけて世代を2・3回
繰り返すので、夏に成虫になったものと、秋に成虫になったものでは寿命が変わってきます。 
モンシロチョウのように1年に何度も世代を繰り返すものは、夏だと一ヶ月ほどで、
秋に生まれたものは越冬するので5ヶ月ほど生きることになります。
成虫で越冬する蝶の仲間は7ヶ月から一年間生き延びるといわれています。  
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