花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

実りの秋 (草花の実2)

2017-10-31 | 花の写真

  花は私達を癒してくれるが、又葉の方が立派ななもの、花より実の方が見応えがあるのもある。

 知らない草花の実から花を推測するは大変ですが、最近に撮ったものからの掲載です。

 

 ☆ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)

 ナス科ナス属、つる性多年草、

 熟した果実をヒヨドリが群がって食べる様子が酒に酔った人達が騒ぐ様子に似ていたからとか。

  

 花の写真は、ここから 参照してください。

  似た花にヤマホロシがあるが、葉に切れ込みがあるのでヒヨドリジョウゴとした。

 

 ☆ ゲンノショウコ(現の証拠)

 フウロソウ科フウロソウ属、多年草、日本原産、別名:ミコシグサ(神輿草)

 日本全土の山野や道端に良く見られる。

 名前の由来は「胃腸に実際に効く証拠」から来て、下痢止め胃薬として効果の得られる整腸生薬。

 別名は実の形が神輿の屋根の飾りにそっくりなところから。

     

     ▲種子を飛ばした後の果実

  

 ▲若い実根元の膨らみの中に種子がある、花の色は白、ピンク(西日本に多い)

 

 ☆ アオツヅラフジ(青葛藤)

 ツヅラフジ科アオツヅラフジ属、つる性落葉、雌雄異株、有毒植物、

 ツヅラフジと似ているが、葉柄が短く、葉や茎に毛があるのでアオツヅラフジとしたが、

 

 

 ☆ マムシグサ(蝮草)

 サトイモ科テンナンショウ属、多年草、有毒植物、

 似た花にウラシマソウが有り、実を見ただけではウラシマソウかマムシグサの実かの判断は難し。

 ザックリとは花が葉より下にあれば、ウラシマソウ、上に有ればマムシグサ(葉は枝分かれ有)、

  

 又、花柄と仏炎苞が緑色ならカントウマムシグサ、紫色ならムラサキマムシグサです、この写真では不明です。

 花は、こちらを 参照してください。 

 

 ☆ センニンソウ(仙人草)

 キンポウゲ科センニンソウ属、常緑つる性低木、

  

 似た花のボタンヅルはそう果がたくさんなのでこれはセンニンソウと判断した。

 花は こちらを 参照してください。

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実りの秋(木の実3)

2017-10-29 | 花の写真

 実りの秋、正に庭の甘柿も今が丁度良い時期です、例年は熟すと直ぐに落ちて、

 私以外は誰も食べず、もっぱら鳥達の餌となっていますが、今年は少し多く食べました。 

 佐渡(帰省)に出掛けていたので、その時の木の実から抜粋して掲載します。

 

 ☆ シャリンバイ(車輪梅)

 バラ科シャリンバイ属、常緑低木、花期:5~6月、日本、東アジア原産、

 車輪状に出る葉、花序の一つ一つの花が梅に似ているから、マルバ、ヒメシャリンバイ等ある。

 葉は深緑色でつたがあり、縁に浅い鋸歯があることもある。

  

 最初は下のトベラと同じ所に植えてあったので、実に白と紫があるのか思っていましたが、葉の付き方や実の形が違うのでシャリンバイと思います。(港の緑地)

 

 ☆ トベラ(扉)

 トベラ科トベラ属、常緑低木、

 潮風、乾燥に強い為、庭園、公園、道路の緑化帯に植えられている。

  

 

 ☆ ユズリハ(楪、譲葉)

 ユズリハ科ユズリハ属、常緑高木、有毒植物、

 葉は互生し輪生状に枝先に集まる。雌雄異株、果実は核果(中心部に種1つ)

  

 ▲お寺の墓参りの傍に沢山あった。

 

 ☆ ヤマブドウ(山葡萄)

 ブドウ科ブドウ属、落葉つる性、日本、中国等原産、古名:エビカズラ

 昔は果実を生食や果実酒にしていたが、近年はワイン、ジャム、ジュース等に利用されろとか。

  

 

 ☆ イチイ(一位)

 イチイ科イチイ属、常緑針葉樹、別名:アララギ、オンコ(北海道,北東北地方)

 赤い実は食べられるが種にタキシンと言われる毒があり、食すると痙攣を起こすことがある。

  

 

 ☆ キリ(桐)

 ゴマノハグサ(又はノウゼンカズラ)科キリ属、落葉高木、

 非常に軽くて、湿気を吸わない良い材質なので、桐箪笥、箱、下駄、楽器に使用でお馴染みです。

  

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佐渡 静寂の中の清水寺(せいすいじ)

2017-10-28 | 日記

 佐渡に帰省しても、家は20年前、小さな家に建て替えたが、今は誰も住んでいない空き家です。

 次に何時帰ってこれるか分からないが、今回も家の周りの草刈り(篠竹の方が多い)をして東京に戻る。

 今回は、台風の時でしたので、思うようにあちこち出掛けることができませんでした。

 紅葉山公園等行く予定が、まだ紅葉に早やそうなので、新穂大野にある清水寺(せいすいじ)に行ってきました。

 

 ☆ 清水寺(せいすいじ) 山号は東光山

 京都の清水寺を模して建造された。

 境内には、仁王門、山門、観音堂、本堂、庫裡があり、四季を通じ木々が織り成す風景はし美しい。

 位置的に観光ルートに無い為、今時訪れる人もありませんが、マニアの人は必見です。

 

 ▲仁王門 清水寺の額も落ちて無くなっている。 入口です。

  

 ▲歴史を感じさせる石段

   

 

 ▲ 山門をくぐると広々とした境内に出る。

   

  ▲ 観音堂 救世殿(ぐぜんでん)柱は安全の為に補修してあるようでした。

  奥の格子の奥に本尊千手観世音菩薩があると思われるが暗くてよく見えない。

  

 ▲何故か腕が切り取られ不気味な像    賽銭に何故か中国紙幣が混ざっていました。

   

 ▲観音堂から境内を望む                本堂,庫裡

 人影が全くなく住職が住んでいるようには思えない。

 廃寺の様相ですが、これが何とも言えない雰囲気を持っている。大きなイチョウの木もある。

 道路から脇の細い道を登ると車を数台は止めることが出来る空き地があるがPの表示も無し。

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佐渡奉行所跡他(相川町散策)

2017-10-27 | 日記

 台風の関係で佐渡の我が家から30分以内に歩いて行ける所の紹介でした。 

 ☆ 佐渡奉行所跡 (広間町)

金、銀山のある佐渡に江戸幕府は直轄領(天領)で、金山と佐渡国を治める為に奉行所を置いた。

 

 

 ▲陣屋入口。 奉行所内に行政を行う役所と金銀選別する工場、奉行の住まい陣屋がある。

  

▲慶長9年(1604)に設置、昭和17年に火災で全焼、その後相川中学校を建設、平成12年に復元完了。(この中学校の卒業生です)

 

 ▲奉行所駐車場から見た北沢浮遊選鉱場跡の全景で手前は火力発電所棟です。

 

 ☆ 鐘楼 (味噌屋町)

 佐渡奉行所の時鐘で、正徳3年(1713)6月6日より、明治初年まで時計の役目をしていた。

 

  

 

 ☆ 水替え人足(無宿人)の墓 (治助町)

  

 ▲1853年、水替え人足として働き坑内亡くなった無宿者28人の墓を中心に、周辺に供養塔など立っている。

 又幕府は直轄地から1800人余りの無宿者を送り込み、過酷な労働の為に短命であった。

   

 ▲ 普明の鐘              お地蔵様は平成に入り建てられた。

 金採掘の労働者は、信越、北陸を中心に全国各地から渡って来て、その多くは鉱山の土となった。

 

 ☆ 旧相川裁判所跡 (現在:佐渡版画村美術館)(米屋町)

 明治21年(1888)建造で昭和44年もで裁判所として使用されている。

故・高橋信一氏(版画家・高校教師)が指導した版画運動の成果を集めた版画専門 美術館。高橋氏の遺作や佐渡在住アマチュア作家の作品を中心に約300点を常設展示 。

 

  

                      ▲鐘楼への道、旧裁判所の煉瓦塀が印象的です。

 ☆ 旧相川拘置支所 (新五郎町)

 蔦の這う高さ3m程のコンクリートに囲まれて、昭和29年から昭和47まで新潟刑務所相川拘置支所として使用。

 現存する木造の拘置所の建物は全国的にも珍しく、有形登録文化財として内部を無料一般公開している。

 

  

 ▲正面入口                ▲中庭勿論窓には全て格子がある。

  

 

 ▲居房棟

 昨年NHKBSのテレビドラマにも使用されたようです。(家にビラが入っていました。)

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佐渡金銀山を世界文化遺産へ

2017-10-26 | 日記

 佐渡で昔から最も有名な「相川金銀山(佐渡金山)」は1601年江戸幕府により開山され、

 徳川幕府の財政を支えてきましたが、金の産地として最っと古く古今物語集にも記述されている。

 ☆ 佐渡金山のシンボル「道游の割戸(われと)」

 

 ▲V字に見えるのが、江戸時代に手堀りで金鉱脈を削り取った跡

 

 ▲後方から見たもの、壁面にも多くの坑道の跡が見られる。

 ☆ 大切山抗入口(おおぎりやまこう)

 

 

 ▲江戸初期に、ここから金脈があるはずと掘り始めた場所、(坑道内は非公開)

 ☆ 宗太夫(そうだゆう)抗 入口

  

 昔はここから蝋燭を持って見学しましたが、現在は駐車場近くに立派な入口が有り、

 江戸時代に行われていた作業の様子が蝋人形で再現されている。

 ☆ 明治時代の破砕、精錬所跡「搗鉱場(とうこうば)跡」

 

 ▲低品位の鉱石を粉砕し、当時の先端技術で金を回収する施設だった。

 

 ☆ 北沢浮遊選鉱葉場跡

 近年は観光客の人気スポットなっているのは、当時「東洋一」と言われた金銀抽出施設の跡地。

 荒廃した産業遺跡はまるで、「ラピュタ」とネットやテレビで紹介されるようになった。

 跡地には入れませんが直ぐ傍までいくことが出来ます。迫力を感じて下さい。

 

  

 ☆ 50mシックナー

 選鉱場に3基あったうち、唯一残る50mシックナー、古代ローマのコロッセオの様な建造物は、

 鉱物と水分を分離する為の施設です。

 

  

 北沢浮遊選鉱場跡と50mシックナーは佐渡金山より車で数分下った海に近い所にあります。

    

我が家から歩いて行ける場所で、今回は台風の風、雨を避けてで十分にお伝え出来ていませんが、

佐渡金銀山を世界遺産への取り組みが行われていますが未だ達成出来ていません。島民の悲願です!

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50年振りに佐渡の”相川祭り”を見に行きました。

2017-10-25 | 日記

 故郷から50年以上前に上京し、何度も帰郷しましたが、秋のこのタイミングは始めてでした。

 400年の歴史を受け継いだ、相川総鎮守 善知鳥(うとう)神社の例祭『相川祭り』を見ました。

 台風前で、朝は雨がふり心配しましたが、日中に晴れて来て祭りの次の日から又雨になりました。

 ☆ 相川祭り

   

   

   

神社で祭式を行った後に、鬼太鼓組の豆まきが舞った後、横に従っている、棒使いと薙刀が注連縄を切った後に、山車に太鼓を載せた太鼓組や獅子舞、神輿が町内を練り歩き、鬼太鼓が各戸を順番に回って歩きます。 

    (2017/10/19  相川祭りは毎年10/19)

細かな催しがあるのですが、行きに台風の影響か船酔でダウンしてしまい、あちこち歩き回れず、

全部を紹介出来なくて残念です。動画もあるが気分が悪かった?ので手振れして見るに堪ず。  

  

 大工町の天神様から出陣式を舞って町に繰り出して行きます。

 上町地域は前夜(10/18宵宮)に各戸を回ります。

  

  

太鼓組は大工町の集落が中心でしたが、今は過疎化進み相川町全体から広く参加してもらい伝統を守っている。

実は子供の時は上の写真の如くの衣装を着て参加していた者で思い入れがある。

 

  番外編

 ☆ 千畳敷き

 相川市街地の北端の下相川の海岸にある岩礁で、子供の頃はここに来てよく泳いでいました。

 眼鏡橋の上から飛び込むのが勇気をみせる第一歩でした。

  

 もちろん昔は休憩場所はありませんでしたが、現在は公衆トイレ、駐車場は有ります。

  

台風がもう少し日本列島の南を通る思っていましたが、見事に外れ、カーフェリーの欠航もありましたが、

気温は東京より高かったので良かったです。

 

<メモ>

相川町

江戸時代には、佐渡金山と佐渡奉行所が置かれ佐渡国の中心でしたが、明治以降は佐渡観光の中心として栄えた。

2004年3月1日に佐渡全域での合併により佐渡市の一部になる、大佐渡山地の北西海岸にある。

祭りは相川祭りの他に、佐渡三大祭りの一つの”鉱山祭り”が、夏の始まりを告げる7月に、昔は鉱山労働者の慰安と繁栄を祈願するお祭りで、今でも全町あげてのおけさ流し、野外ステージ、花火大会等が行われている、今年は、2017/7/22(土)~7/23(日)だったようです。

大工町

大工の意味は家を造る大工さんではなく、鉱山の堀り子の事を言ったようです。

相川の町名には、味噌屋町、米屋町、四十物町、銭座等や新五郎町、左門町、治助町等人の名前が付く等ユニークなものが多い。

又、相川にもう一つ京町音頭流し”宵の舞い”が十年以上前から、昔の風情そのままに優雅な相川音頭流しが、金山が栄えた江戸時代初期の商家等が立ち並んだ、大工町から京町を通り奉行所跡までの歴史の道を雪洞が淡い灯が照らし、多くの団体が踊り流します。(2017/6/3~6/4)

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秋の野草達、センダングサ、チヂミザサ等 

2017-10-17 | 花の写真

 今回は、野草の花を中心に載せてみます。

 ☆ センダングサ(栴壇草)

 キク科センダングサ属、

 普通に良く見る雑草で、種子が良く衣服につくものの一つです。

 センダングサと名の付くなは数種類ある。

  

  

 ▲センダングサの花            ▲センダングサの実

  

 ▲コノシロセンダングサ          ▲アメリカセンダングサ

 この他にも、コセンダン、アイノコセンダン、タウコギ等がある。

  

 ☆ チヂミザサ(縮笹)

 イネ科チヂミザサ属、1年草、

 葉の形が笹に似ていてやや縮んだようなしわがある。

 チヂミザサにコチチヂミザサとケチヂミザサがあるが、茎に毛があるのでケチヂミザサと思われる。

  

    

 

 ☆ カラスノゴマ(烏の胡麻)

 シナノキ科カラスノゴマ属、1年草、花期:8月~10月、

 実を烏の食べる胡麻に例えた名前から。 

  

 ▲カラスノゴマの花             ▲名前のもととなった実

 

 ☆ ミズヒキ(水引)

 タデ科イヌタデ属、

 林や藪の縁などに生えている。小さな花がまばらに横向き付き、

 花被片は深く4裂し上部3個は赤く、下部1個は白くなる。

  

 ▲いづれもミズヒキの実で、蕾と同じ形です。

 (*花の写真出来は悪いが参考まで掲載)

 ☆ ギンミズヒキ

  

  

 ☆ クルマアザミ(車薊)

 キク科アザミ属、多年草、花期:8月~10月、

 葉は花茎状に分岐し、直立し、根生葉は輪状で楕円形、ノハラアザミ(葉に深裂がある)の変種。

  

 

 ☆ クコ(枸杞)

 ナス科クコ属、落葉低木、

 紫色の花が咲き、赤い実がなる、実は食用に、実を酒や焼酎につけてクコ酒にする。

   

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実りの秋 (草花の実1)

2017-10-15 | 花の写真

  木の実を続けたので、今回は草の実に絞りました。

 

 ☆イシミカワ(石実皮)

 タデ科イヌタデ属、鋭いトゲがあり、草や木に絡みつく、葉は互生し、三角形で、花被が肉付いて丸くなり、色は緑白色から紅紫色、青藍色へと変化する。

   

  

 ▲花被の中にそう果があり黒色で光沢がある。

 

 ☆ ヤブツルアズキ(藪蔓小豆)

 マメ科ササゲ属、つる性1年草、

 草地の何処にでも生えているが、花や葉がノアズキと似ているので判断しにくいが、

 実になると、ノアズキの豆果はツルマメ同様にさや豆形なのではっきりとする。

 

 

 ☆ ニラ(韮)

 ユリ科ネギ属、多年草、緑黄野菜、花期:8月~10月、

 花は半球状の散形花序で、子房が熟して黒い小さな種を付ける。 

 

     

 ☆ ヤブミョウガ(藪茗荷)

 ツユクサ科ヤブミョウガ属、

 夏に茎先に変わった形の白い花を沢山つけますが、秋に実は青く熟す。

 

  花は既に投稿済の、ここを 参照してください。

 ☆ アサガオ(朝顏)

 ヒルガオ科サツマイモ属、

 朝ばかりでなく、昼咲くもの、秋咲くもの等色々ある。

 花が咲き終わると子房の中は3つの部屋に分かれて、黒くなった種が入っている。

  

 ▲受粉後30日位で緑色に、        50日位で茶色になる。

 

 ☆ コバノカモメヅル(木葉の鴎蔓)

 ガガイモ科カモメヅル属、つる性多年草、

 ガガイモ科ならではの実をつける、実の長さは5cm前後で中の大部分は種子を飛ばす為の冠毛が占めている。

  

 ▲冠毛付きの種子が飛ばされるを見たくて再度出掛けてが、見事に刈り取られていた。

 花は既に投稿済なので、ここを 参照してください。

 

 ☆ヒョウタン(瓢箪)

 ウリ科ユウガオ属、つる性1年草、雌雄異花、

 ユウガオの一変種、苦みが強く食用にならず、風流を楽しむものです。

 

  

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薔薇ノ木ニ薔薇ノ花サク。ナニゴトノ不思議ナケレド。

2017-10-14 | 花の写真

  秋になると裏山の藪に一本の薔薇の木に薔薇が思い出したように咲きだします。

  庭に2,3本のバラが有るが、トゲがあるので体質が受けつけないので、遠くに植えている。

  垣根にはトゲのないモッコウバラを置いている。

  

 ☆ バラ(薔薇) 

 バラはバラ科バラ属の総称で、落葉性低木花木でその多くは、葉に茎にトゲをもちます。

 

  

  

 

 そうすると、北原白秋の『薔薇二曲』一つ目は、

  一 薔薇ノ木ニ、 薔薇ノ花サク。ナニゴトノ不思議ナケレド。 

 白秋は、この変哲もないバラを見ることによって何を感じたのでしょうか?

 どのようなバラを何時見たのでしょうか?

 バラを凝視することにより万物創生の生命的エネルギーを感じ取ったと言われていますが、

 白秋の名は、白は秋を表す(季節を色に例え)ので秋ですので、私は秋の花を見ていたと勝手に  解釈している。

 

  

  

 北原白秋の二つ目

 二、 ”薔薇ノ花。ナニゴトノ不思議ナケレド。照リ極マレバ木ヨリコボレル。光コボレル。”

 盛りが過ぎれば、薔薇も木からこぼれ落ちる。これもまた自然なことを言っています。

 花なら何でも良かったのか?、薔薇が本当にきれいだったからなのかなと思っています。

 これを見ると漢詩の ”年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず” を思ってしまいます。

 人はどんどん変わっていきますが、花は繰り返し次の年には同じ花を咲かせてくれます。

 

 <メモ>

 バラには、一季咲き(春)と四季咲き(春、夏、秋)がある。

 春バラ(一番花):つるバラが花を咲かせるのは、ほぼ春だけで、サイズも大きく、色も鮮やか。

 夏咲き(二番花):(6月下旬~7月上旬)四季咲きと返り咲きする品種がある。

          花は小さく、暑い為に散るのも早い。

 秋バラ(三番花):(関東では10月中旬~11月上旬)幾つかしか咲かないので寂しいかも、

        花本来の色や模様が出やすい、一輪だけ見ると美しい、色鮮やかで、香りが強い。

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実りの秋(木の実2)

2017-10-13 | 花の写真

   昨日に続き、実りの秋(木の実2)の投稿です。

  いろいろ有りますが、又その一部です。

 

 ☆ クサギ(臭木)

 シソ科クサギ属、落葉小高木、高さ4~8m、花期:7月下旬~9月、

 花のあと萼は濃紅色となり深裂して星状に開き、中央に果実をのせる。10月~11月、

 熟すと光沢のある藍色となる、核は4個、合着して球形となる。

  

 

 

 ☆ ツルウメモドキ(蔓梅擬)

 ニシキギ科ツルウメモドキ属、落葉つる性木本、

 花は目立ちませんが、秋に熟した真っ赤な実と黄色い仮種皮のコントラストが美しい。

  

  

 

 ☆ ウメモドキ(梅擬)

 モチノキ科モチノキ属、落葉低木、別名:ムメモドキ、ウメボトケ、オオバウメモドキ、

 雌雄異株、高さ2~4m、白い実のシロウメモドキ、黄色の実を付けるキノミウメモドキ等ある。

 

 

  

 

 ☆ ガマズミ(蒲染)

 スイカズラ科ガマズミ属、落葉低木、花期:5月~6月、果実期:9月~11月、

 枝先に散房花序を出し、白い小さな花を多数付ける。果実は核果(中心に種が一つ)広卵形で赤く熟す。

  

    

 

  ☆ ノブドウ(野葡萄)

  ブドウ科ノブドウ属、蔓性落葉低木、

   

  

 ▲果実はブドウタマバエやブドウトガリバチの幼虫が寄生して、虫えいを作ることが多い、

  紫、碧色になる。正常な果実は少ない。

 

 ☆ ノイバラ(野茨、野薔薇)

 バラ科バラ属、落葉低木、

 托葉の基部に棘が対にあることになっているが、写真のものは見当たらないので、トゲナシノバラかもしれない、

 自生種では珍しいと言われているが、あることはあるようです。

 

   

 谷地川の土手上より撮影したので、細かくは観察していない。

 

 ☆ コブシ(辛夷)

 モクレン科モクレン属、落葉広葉樹の高木、 

 実の形が人間のこぶしのようだが、写真は果実(正確には偽果)が赤く熟し膨らんで種が出て来ています。

 

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