花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

露地栽培されていた花達、アストロメリア、ジニア、ダリア、他

2021-07-30 | 花の写真
何度か書いていますが、7月末で、ブログ開設してから丁度4年過ぎました。
何となく続けてこられましたが、これから先は、生活パターンから見て投稿も
スローダウンすると思います。
今迄お付き合いうぃして頂いた方には、心から感謝致しております。
ありがとうございました。

4年間の締めは、散歩中に見つけた露地栽培されている花から選びました。
露地栽培とは、畑に植えてあるものです、但し、商売の為ではないので、スケールは小さいです。
他人様の敷地内には入りませんので、直ぐ近くで撮ったわけではないです。


花弁の一部に縞模様(条斑、条紋)が入り、これが大きな特徴 のアストロメリア

ヒャクニチソウ(ジニア) 開花期が長いはあです。
 
 
 
カイガラギク(ムギワラギク、ヘリクリサム)色々な名で呼ばれています。
 

ダリア(テンジクボタン)は、品種が非常に多く、大小さまざまで用途も広くい。
 
 
 

トサカケイトウは、ケイトウの一種、花房が扁平な形をしている品種です 。
 

グラジオラスは、切り花でも人気の夏球根植物。
 

カンナは、いかにも夏らしい、強烈な色彩の花です。
 

オオハンゴウソウ  と    アトリス(右)は少しもう花は遅かった。
 

ルドベキア・タカオ(ルドベキア・トリロバ)は、あちこちで見かけます。


本日までのトータルアクセス数は、
・トータル閲覧数 2082515PV  ・トータル訪問数 1032213UU   
多くの人に見ていただきましたが、ブログとしてのコミュニケーションをとること、
ついては十分ではありませんでした。申し訳ありませんでした。
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つる性野草花、はて,どちらがセンニンソウかな(?)、マルバルコウ、他

2021-07-29 | 野草
近所を歩いていた時にどちらももう咲いていました。
その2つの花を見てその名前が言えたら野草花に詳しい方です。
実はこのパターンは今回で3回目です。
「仏の顔も三度まで」と言われていますので、𠮟られないように今後はもうなしです。
左:▼?                右:▼??
 
 
花の萼片と雄蕊の長さがほぼ同じ。    萼片の長さが雄蕊より長い。
 
小葉に切れ込みがあり不揃いの鋸葉。   葉は全縁で先は尖り卵状楕円形が普通。
細かいところではまだまだ違いがありますが、どちらもキンポウゲ科センニンソウ属 です。  
左:▲ボタンヅル(牡丹蔓)        右:▲センニンソウ(仙人草)
ボタンヅルは葉がボタンの葉に似ていることから付いた名で覚えやすいです。
因みに、センニンソウは、実にふわふわした白いひげのようなものがついているのを、
仙人のひげに見立てたからのようです。

サオトメカズラ(早乙女葛)     別名:ヘクソカズラ(屁糞葛 )
アカネ科ヘクソカズラ属、多年草、花期:8月~9月、
至る所に多い雑草、葉や茎に臭い匂いがあることからヘクソカズラと. 一般的に呼ばれているが、
花の形が、お灸(やいと)をすえるときのもぐさに似た形から ヤイトバナとも言う。

マルバルコウ(丸葉縷紅)  別名:ルコウアサガオ、マルバルコウソウ
ヒルガオ科サツマイモ属、1年草、熱帯アメリカ原産、花期:8月~10月、
花は朱赤色、高坏形で長い筒があり、径1.5〜1.8cm。帰化植物。
左巻きで草丈は3-4mになる。
 

ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)   別名:トゲソバ
タデ科イヌタデ属、1年草、花期:5月~10月
ママコノシリヌグイは、右のようにピンク色ですが、右は白色の品種。
和名は、この草の棘だらけの茎や葉から、憎い継子の尻をこの草で拭くという想像から来ている。

カラスウリ(烏瓜)
ウリ科カラスウリ属、多年草、花期:8月~9月、雌雄異株、
夏の夜、10cm程のレース飾りのついた美しいをひっそりとつける。
雌花の糸状の花弁も昼間はきちんと再収納します。
昼間は長い萼筒に蕾のようになって付いているだけです。
実は、最初は緑色で縦じま模様があり、緑 → だいだい色 → 赤 と色が変わっていく。
日中の散歩では花が咲いているのは見ることができませんの不完全投稿になった。
機会があれば、後日雄花、雌花等明確にしたいと思います。

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一生懸命に生きるが老後の幸せ、恩師に感謝!

2021-07-28 | 雑記
ブログを始めて7月末で4年間が過ぎようとしています。
ブログに対する見直しと同時に人生のまとめ方も気になり始めています。

オリンピックが始まり日本人選手の活躍が連日放送されています。
メダルラッシュですがメダルを取れる様な人は極限られた人達です。
若い頃からの目標にして人並以上に頑張って来て成し遂げた人達です。
「為せば成る」と言う言葉が1964年の東京オリンピックの女子バレー監督の
言葉が持てはやされました。
しかし、この言葉はとんでもない思い上がりと言う人もいます、
それは全ての人が、努力すればある程度の可能性を伸ばすことはできますが、
その限度に自ずと限りがあることも知らねばならないからです。
歳を取ると、身の丈を知ることになりますが、無理が過ぎるとおかしくなります。
特に生活の中では贅沢でなくても、身の丈にあった生活が一番暮らし易いと思っています。

頑張る言葉に、一所懸命と一生懸命とがありほぼ同じ意味で使われています、
ものごとに必死で取り組み、成し遂げようとすることを言います。
 「懸命」が「命がけで物事をする・全力をあげて何かをする」の意味を持ちますので、
一所が、一つの場所、同じ場所を、一生は、その命が生まれてから死ぬまで のことですから、
最初は一所懸命だったのが、派生的に一生懸命も言われるようにもなり、
いつも頑張る気持ちは一生懸命の方が強いように思います。
私は、いつも命懸けではないので、一生懸命と言えないですが、頑張りたいです。

又、メダルを取った人のインタビュー等で必ず恩師などへの感謝の話も出てきます。
私のような凡人は、アスリートでもないので強い絆で結ばれた師弟関係の人は
いませんが、それでも長い人生での節目では、この人により人生が変わったと
思われる恩師がいます。
1)中学3年生の時の担任のF先生です。(高校進学を提案)
父は鉱山の職員でしたが、珪肺を患い私の小学生入学前は、入院しており、
母は看病で、妹と私は母方の実家に預けられていました。
小学生の頃は、父は退院していましたが、殆ど床に伏した状態でした。
その父も6年生の時には、亡くなりましたので、
中学生の時には、母は日雇い労働者をして細々と送る毎日でした。
当然、中学を卒業して就職するつもりで、東京の勤め先決めてましたが、
高校の入学願書の締切日前日に、自宅に来て高校に入学を進めてくれました。
普通高校ですが、電気通信課程が1クラス、前年度から開設されて、就職もよくなるとのこと。
その結果、母と祖父とで相談して高校に行くことになりました。
2)高校3年生の時の担任のK先生です。(一流企業に入社試験推薦)
高校には、奨学金と修学資金で賄っていましたので、殆ど友達との付き合いも
断っている状態で、どちらかと言えば控え目で、目立たず無難に過ごすタイプでした。
就職活動でも、殆ど名が知られていない企業を選んでいましたが、
担任が、計測器メーカーとして有名な会社を推薦してくれました。

自分が入社出来た事が、今迄の人生を変えてくれたことは間違いありません。
勿論会社に入ってからもお世話になった人などおり、色々な話も多くあります。
長くなりますので、恩師としての話はここで終えておきます。
恩師の方は既にお亡くなりになられていますが、感謝の気持ちは今でもいっぱいです。

先日、テレビの「ホンマでっか」の番組の中で、
幼少期に貧乏を経験した人は、年取ってからの幸せ感が多く、
金に困らなかった人は、幸福感が少ないようなことを言っていましたが、
自分としては、子供の頃のことを考えたら圧倒的に今が幸せと思っています。

余談ですが、幸せは、金ばかりではありませんが、
幸福度調査で、年収が上がるごとに幸福度は上がる調査結果もあります。
アメリカのプリンストン大学の調査で
「年収7万5,000ドルを境に、人の幸福度は上がらなくなる」2010年度
最新のデータでは900万円台で幸福度は上がらないようです。

ブログを始めて文書だけのものは、今回が初めてです。
文章が苦手な者です、文章もまとまりがなくなりましたが、
最後まで付き合い頂いた方にはお礼申し上げます。
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ウシガエルのオタマジャクシは特定外来種です。オタマジャクシとカエル等

2021-07-26 | 生き物
暑い日が続いています、野鳥も水浴び等池に来ますが、金網が張ってあるので、
近づいてみるものも躊躇して戻って行きます。

近くのお寺さんの池に行ってみると、大きなオタマジャクシが見られます。
カエルへの成長過程のようですが、後ろ足の水かきが泳ぎ達者を思わせます。        
近づくと素早く水に潜り逃げてしまいます。
ウシガエルのオタマジャクシは、普通見るオタマジャクシの3倍位で6cm位あると思われました。
頭から尾っぽ迄10cm位のもいるようです。成長すると12-15cmになる。
2005年12月に特定外来生物に指定され、
2015年には環境省の生態系被害防止外来種リストの中では重点対策外来種に指定されている。

 ▼ウシガエル    別名:食用ガエル
アカガエル科アメリカアカガエル属、北米中東部原産、
もともとは日本に生息していなかったが、1920年前後に食用として持ち込まれた。
大型(最大18cm)警戒心が強く、大きい割には動きが俊敏で捕獲は難しい。
オスの鳴き声が、牛の声を低くしたような鳴き声をあげる。
以前にこの場所で撮ったものです。

田んぼで見かけたオタマジャクシは、ニホンアマガエルのようです。
ニホンアマガエル
アマガエル科アマガエル属、緑色のカエルといえば、たいていは本種のことを指す。 
体長は2.0 - 4.5cm程で、メスの方が大きく、通常オスは4センチメートル以下。
鼻筋から目、耳にかけて褐色の太い帯が通っている。 
写真の写りが悪くて良くわかりずらいですが、オタマジャクシの特徴は、
・背中に大きな黒い斑点がひとつだけある。・体がソラマメやおたふく豆のような形をしている。
・上から見ると両目が離れていて、体の側面についている。

オタマジャクシは、1~2カ月位でカエルに成長します。
しかし、ツチガエルやウシガエルなどの成長過程は長期間に及びます。 

ついでに家に来たヒキガエルです。 
ヒキガエル(アズマヒキガエル)
両生類ヒキガエルで世間ではガマガエル、イボガエル等と呼ばれている。
食性は昆虫全般やミミズを主食とする。
主に2つの亜種があり、東日本では、アズマヒキガエル、 
           西日本では、ニホンヒキガエル、
その違いは、アズマヒキガエルの方が、鼓膜が大きい。その他は殆ど同じです。
アズマヒキガエルは、体長6-15cmと言われています。
上の写真は5月のものですが、一日違いにとったもので、最初は池にいるのの
半分位の大きさでした。
今年はオタマジャクシを見ることがなかったので、相方に恵まれなかったようです。
カエルにとっても昔と環境が変わって厳しくなっているかもしれませんね。

カエル(蛙)とは、部首に虫偏がありますが昆虫ではありません、
卵から孵化したての頃は四肢を持たず、尾がある。
また鰓呼吸をし、水中で生活する。孵化してから凡そ2~3週間で四肢が生え、
尾が消失して陸上生活をする種が多い。
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夏の花木と言えばノウゼンカズラ、アベリア、ムクゲ、他

2021-07-24 | 花木の写真
私にとって、夏の花と言えばヒマワリ、花木と言えばノウゼンカズラです、
これで蝉の声が聞こえて来たら夏のじりじりとした天候を思い出します。

ノウゼンカズラ(凌霄花) 
ノウセンカズラ科ノウゼンカズラ属、落葉性つる植物、中国原産、花期:7月~8月、
夏の暑い間中、橙色或いは赤い色の大きな美しい花を咲かせる。
和名は、漢名の「凌霄(りょうしょう)」という名前が「ノウセウ」となまり、
その後ノウゼンになったといわれています。

アメリカノウゼンカズラ
ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属、落葉蔓性木、北米原産、花期:7月~10月
花冠は黄橙色~赤色、直径3.~4㎝、長さ6~8㎝のトランペット形、先が5裂する。
萼は花と同色 。ノウゼンカズラよりも小ぶりで細長い花を咲かせます。

ヤエクチナシ
アカネ科クチナシ属、常緑低木、花期:6月~7月、
クチナシの八重咲き種で、香りはヤエクチナシのほうが強いです。今は花は終わりそう。
八重咲きは花は豪華ですが、実は付かないようです。庭園に多く利用されている

アベリア(ハナゾノツクバネウツギ )
スイカズラ科ツクバネウツギ属、中国原産、花期:6月~10月、
アベリアはイカズラ科ツクバネウツギ属に属する植物の総称で、アベリア・シネンシスと
アベリア・ユニフロラを交配して作った園芸品種でアベリアとして流通している
花期が長く、次から次へと咲くのが魅力です。
▼アベリア・エドワードゴーチャーと呼ばれる品種のようです。

ムクゲ(木槿)    別名:ハチス
アオイ科フヨウ(ハイビスカス)属、落葉低木、中国原産、花期:7月~9月、
夏には欠かせない花木の一つ、庭木や生け垣などに栽培されている。
普通は紅紫色であるが、白色、花の底が紅色のもの重弁などおおくの品種がある。
ムクゲには、多数の園芸品種があります。

ブッドレア   和名:フサフジウツギ、 英名:バタフライブッシュ、
ゴマノハグサ(フジウツギ)科フジウツギ属、落葉低木、中国原産、花期:7月~10月、
日本にも自生のフジウツギがあるが、茎は横に伸長し花穂をつけると垂れ下がること
が多い、花も穂状花序の基部から上部順次さいていくが同時に咲く花が少ない。

クコ(枸杞 )   別名:シネンセス、ゴジベリー
ナス科クコ属、落葉低木、花期:7月~10月、
鋭いトゲのあるしなやかな細い枝についた葉のわきに、淡紫色の小さな5弁花が数輪咲き、
直径は1センチほどの釣鐘型で先端は五つに裂け、1本の雌しべを5本の雄しべが囲んでいる。
晩秋に楕円形の小さな実が紅く熟します。
実、根の皮、葉は生薬に利用されるが、花だけが役にたたない(?)


木立朝鮮朝顔は木ですので、ダチュラ(朝鮮朝顔)を載せようとしましたが、
ダチュラは草の分類ですので、やめにしました。
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夏の花、ヒマワリの花は太陽に向いてない! ノカンゾウ、ヤブカンゾウ。

2021-07-22 | 花の写真
夏も本番とばかりに暑い日が続いています。
夏を代表する花にヒマワリがありますが、
ヒマワリの花は太陽に向かって咲くんじゃないのと思っていませんか?


ヒマワリ(向日葵)  別名:ヒグルマ(日車)、サンフラワー等
キク科ヒマワリ属、1年草、北米原産、花期:7月~9月、
大きな花のように見える黄色い花びらは、舌状花(ぜつじょうか)と呼ばれ、
種をつけない花びらで、中心の茶色っぽい部分は、管状花(かんじょうか)と呼ばれ、
受粉して種をつけます。 
ヒマワリは、太陽の方向を追うように花の向きを変えるという性質から、和名は「向日葵」と書きます。
      
写真は西方向に向かった夕方撮ったものです。
太陽は落ちる寸前なのに東側を向いているのが多い。これはヒマワリではない(?)

ヒマワリは「太陽の花」の花と言われることもあるのですが、
実は太陽に向かっているのは、成長が盛んな若い時期だけです
完全に花になれば殆どが東側又は西側を向いているだけです。
これは、花ではなく茎が青色光の太陽光に反応して成長しますが、
太陽の光の当たる反対側の茎が、光の当たる方の茎よりも、よくのびるために、
太陽に向かって曲がってしまうのです。

太陽の方を向くことが多いのは、ヒマワリの花だけではありません。
ダリアも、ヒャクニチソウも、ほとんどの花は、みんな太陽の光の当たる方向を向いていることが多いのです。

矮性ヒマワリ(ミニヒマワリ)
ミニひまわりは1メートルを越えない品種のことを指します。
性質はヒマワリと同じ。境目はかなり曖昧。  


▼ノカンゾウ(野萱草)
ユリ科ワスレグサ属、多年草、花期:7月~8月、キスゲに似て一重咲きです。
葉の間から花茎を伸ばし、橙赤色のラッパ状の花が10個程咲く。一日花で昼間だけ咲く。
久しぶりに近くの田んぼを見に行きました。
アオサギが近くにいましたが、少し近付いたので逃げていきました。
上写真の中央遠景に白いものが見えるのがアオサギです。

▼ヤブカンゾウ(藪萱草)
ユリ科ワスレグサ属、多年草、花期:7月~8月、
ノカンゾウの近縁種で八重咲きです。

もう少しオニユリ、カンナ等他を投稿するつもりでしたが、長くなりそうなので止めました。
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庭の花(7月-3)カサブランカ、ユーコミス、ミョウガ、ナガエコミカンソウ、他

2021-07-21 | 自宅の花
うだるような暑さに花も心なしか元気になれないように見えます。

カサブランカ
ユリ科ユリ属、オランダで改良された栽培品種。花期:6月~8月、
オリエンタルハイブリッドの代表の白く大輪の大人気のユリです。
真っ白い優美な花はカサブランカが一番ですね。

            

パイナップルリリー(ユーコミス)  和名:ホシオモト(星万年青)
ユリ科ユーコミス属、球根植物、中央、南アフリカ原産、花期:7月~8月、
花期になると太い花茎を真っ直ぐに伸ばし、花茎の上部に多数の小花を咲かせます。
花は花径2㎝前後で6枚の花弁を持って星形に開き、花茎を覆うように密生します。
年々わびしくなっていくような気がします。
     
 

ミョウガ(茗荷)
ショウガ科ショウガ属、東アジア原産、多年草、
刻むと独特の香りや辛みがあり、薬味やつまとして利用されます。
通常、ミョウガと呼ばれているのは花蕾(からい)で、新芽を軟化させたものがミョウガタケです。
花は雌雄同株で雄しべ、雌しべがあるが実になることは殆どなく、地下茎を伸ばして繁殖する。


サルビア・スプレンデンス 
シソ科アキギリ(サルビア)属、1年草、ブラジル原産、花期:6月~11月、
たんにサルビアといえばスプレンデスの赤い花をさすほどポピュラーです。
筒状のガクから花を伸ばします。花はすぐ終わってしまいますがガクは長く残ります。
薄紫や桃色といった変わった花色もありますが、スプレンデンスの魅力はやはり燃えるような赤花でしょう。

宿根フロックス
ハナシノブ科クサキョウチクトウ(フロックス)属、多年草、花期:6月~9月、
既に投稿済ですが、三色目の淡いピンク色も咲いたので再度のアップです。

マンリョウ(万両)
サクラソウ科ヤブコウジ属、常緑小低木 、花期:7月 観賞期:11月~1月、
果実と常緑の濃緑色の葉を観賞する縁起植物として親しまれています。
赤い実の方が馴染みですが、花は至って地味なものです。
庭の花としてますが、花木は当分投稿するのがなさそうなので、ここに潜り込みました。

ナガエコミカンソウ (長柄小蜜柑草)  別名:ブラジルコミカンソウ
コミカンソウ科コミカンソウ属、1年草、インド洋マスカレーヌ諸島原産、
 花期:6月~1月、
葉は小さく長楕円形長さ7~15mm、花を数mm長い柄の先に咲き、草丈70cmになることも。
同じ葉腋から雄花が下向きに、雌花が上向きにつき、熟した実が葉の上に乗るのが特徴です、
まだまだ緑色の小さな実(1-2mm)です。

ルリマツリモドキ
イソマツ科ルリマツリモドキ属、落葉小低木、中国北部原産、花期:5月~11月、
いっぱいに咲いていませんが、ルリマツリよりはブルーが濃いと思います。


ヤマユリ(山百合)
ユリ科ユリ属、多年草、花期:7月~8月
先日投稿したばかりですが、今年も花はもう終わりですので、
カサブランカが始めでしたので、締めはヤマユリとしました。 
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つる性野草花、コバノカモメヅル、ノササゲ、ホドイモ、シオデ、他

2021-07-20 | 野草
日中の暑いときには引きこもり、夕方になり、ぶらりと近くをぶらついています。

コバノカモメヅル
ガガイモ科カモメヅル属、多年草、花期:7月~9月、
花は葉の腋から出る花柄の先にまばらに付く、花冠は暗紫色で6~8mm。


ホドイモ(塊芋  * 和名: アメリカホドイモ アピオス(8/6訂正、別物です)
マメ科ホドイモ属、多年草、北米原産、花期:7月~8月
花は淡黄緑色の蝶形花で、旗弁が広い。翼弁はごく小さく、先端は淡紫色を帯びる。
また竜骨弁は内側に曲がる 。花は萼を含んで長さ約8mm。 
マメ科独特の花の形をしていますが、兎に角複雑な形です。

ノササゲ(野大角豆)
マメ科ノササゲ属、つる性多年草、花期:8月~9月、
茎は黒紫色を帯び、花は総状に付き淡黄色で長さ1.5~2cmです。

シオデ(牛尾菜)
サルトリイバラ科サルトリイバラ属、1年草、花期:7月~8月、雌雄異株。
雄花の花被片は長さ4〜5mmの披針形。葯は線形で鉤形に曲がる。
雌花の花被片は長楕円形でやや小さい。花柱はほとんどなく、
緑色の子房の上に3裂してそり返った柱頭がのっている。
▼雄花です。

アオツヅラフジ(青葛藤)  別名:カミエビ
ツヅラフジ科アオツヅラフジ属、つる性落葉木、雌雄異株、有毒植物、
青い実は以前にも投稿してますが、花は初めてかもしれません。
雄花ですね。
花弁と萼片は6個。雄花の雄しべは6個、花弁の先端は2裂する。
雌花には雌しべ6個と仮雄しべが6個ある。

似た花としてオニドコロとヤマノイモを取り上げるつもりでしたが、
現実的に身の周りにはオニドコロが幅を利かして、ヤマノイモは殆ど花を付けて
いませんでした。少し取り上げるのが時期的に早過ぎました。

オニドコロ(鬼野老)
ヤマノイモ科ヤマノイモ属、つる性多年草、花期:7月~8月、
葉は互生して縦長でなく普通のハート形の大きな葉です。
葉の腋から淡黄緑色で6はな被片の花を多く平開する。
雌雄異株で、雄花序は直立し、雌花序は下垂れする。
雌株(雌花)、             雄株(雄花)

ヤマノイモ(山の芋)
ヤマノイモ科ヤマノイモ属、つる性多年草、花期:7月~8月、雌雄異株、
葉は対生し、縦長のハート形で先端は鋭く尖り、葉の腋に2個~5個の穂状花序を出し、
白い小さな花が開き。珠芽(ムカゴ)を付ける。
しかし最初のつるの葉は互生で、そこから枝分かれした葉が対生になる。
こちらもやはり雄花は直立する、
最初何を撮ってもオニドコロ、近所では、まだヤマノイモの花の蕾もまだ小さい。
雌株(雌花)、             雄株(雄花)、      


オニドコロの葉形             ヤマノイモの葉形
 
他にカエデドコロ等カエデ葉に似た紛らわしいのもあります。
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昆虫観察バッタ目編、ツチイナゴ、キリギリス、コロギス、カマドウマ、他

2021-07-18 | 昆虫
梅雨が明けたと思ったら気温は30℃越えが続きそうで、
これまた暑すぎて、熱中症が気になり過ごし難いようになりました。
蝉の声も数日前から多く聴こえるようになり、草むらに行けば虫の声も聞こえます。
虫の声と言えば、バッタの投稿をずっとしてないことを思い出して取り上げてみます。
虫の声の聴き分けは全く出来ませんが、秋に向けて調べようかとも、
バッタも幼虫が混じっていて名前を調べるのが難しくなります。
因みに、バッタは幼虫から成虫へと成長するので、「不完全変態」です。
バッタには、触角の短い草食系(トノサマバッタ、クルマバッタなど)と
触角の長い雑食、肉食系(エンマコオロギ、キリギリス、ヤブキリ)がいます。
同じ種類でも緑色タイプと褐色タイプがいますが、これは、周りの環境等で変わり、
仲間がいないと緑色に、多くの仲間がいれば褐色になるようです。


<バッタ目>
ツチイナゴ
バッタ科ツチイナゴ亜科、大きさ ♂50-55mm ♀50-70mm、時期 3-7月、10-11月、
淡い土色をした大きなバッタ。草のよく茂った野原で見られる。
クズの葉を好んで食べる。日本(南西諸島のぞく)の狭義のバッタの仲間では、
成虫で冬を越すただ一つの種類。
目の下にもようがあって、涙を流しているようにも見える。

ヒガシキリギリス
キリギリス科キリギリス亜科、大きさ(翅端まで)♂29-37 ♀30-39.5mm、時期 7-10月、
緑色または淡褐色で、腹部が太短く幅広で、細い翅と、長い後脚を持つ。
近畿地方より東に分布する(近畿地方より西にはニシキリギリスが分布)。
鳴く虫の中ではけっこう早く、夏のはじめから鳴き始める

ヒラヒシバッタ
ヒシバッタ科 大きさ ♂9mm前後、♀11mm前後、時期 4-11月、
ヒスバッタは、皆似ているので詳細名は難しいがこれに一番近いと思われる。

コロギス
コロギス科  大きさ 30mm前後、時期 7-9月
全身淡黄緑色で、背面は褐色。その名のとおりキリギリスとコオロギを足して2で割ったような昆虫。
夜行性で、夜になると樹上を徘徊して他の昆虫を捕らえたり、樹液に集まったりする。
上はベッドに飛び込んできたもの、下はアジサイの花にぶら下がっていたのです。

 
ミヤマフキバッタ
イナゴ科フキバッタ亜科、大きさ 25-35mm、時期 7-9月
短く茶色い翅を持った、飛ぶことのできない、青いバッタ。
移動距離が短いからか、種の分化が進んでおり、分類上たくさんの種類に分けられていて同定が難しい。

▼フキバッタの幼虫          
 

▼キリギリスの幼虫?     背中の線模様に幅があり2本に見えるので、(*)
▼ヤブキリの幼虫? 背中の線が細く1本線に見える(*この判断で良いのかどうか?)
 

マダラカマドウマ
カマドウマ科カマドウマ亜科、大きさ 24-33mm、時期 8-11月、
黄白色地に黒色の斑点があるカマドウマ。脚が長いカマドウマの仲間の中でも、この種の後脚はひときわ長い。
雑木林に多いが、人家の床下でも見られる。
餌カップの中にいたのは、まだまだら模様がはっきりしていませんが、


キアシヒバリモドキ
ヒバリモドキ科ヒバリモドキ亜科、大きさ 5-7mm、時期 5-8月
体は濃褐色で、脚は淡黄色のヒバリモドキの仲間。後脚がよく目立つ。
この仲間にしては珍しく、発音器を持たず、鳴かない。

オンブバッタ
オンブバッタ科、大きさ(翅端まで)♂20-25mm ♀40-42mm。時期 8-12月
頭がとがった、やや小さめのバッタ。緑色のものが多いが、褐色のものもいる。
原っぱ、畑、空き地などに多く、人家周辺でもよく見られる。飛ぶことができず、
ピョンピョンとよく跳ね回る

いつもの通りに、名前にもし間違っていましたら教えて頂きたいです。
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野草花、ヤマホトトギス?とヤマジノホトトギス?と迷ってしまいました。

2021-07-16 | 花の写真
本日、関東地方にも梅雨明け宣言が出されました。
梅雨明け宣言前の晴れ間を縫って近くでハスでも咲いているどうか見にいきました。
ありゃりゃ小さな池はとんでもないことになっていました。
一昨日に投稿したポンテデリアがびっしりと、周りにはガマが取り巻き、
ハスは何処に行った、跡形も見えませんでした。

それでは、その近くでホトトギス等の野草を見てみようと方針転換です。
しかし、いつもよく見た場所にはありませんでした。
あちこちでホトトギスを見つけましたが、いつもながらヤマホトトギス?か
ヤマジノホトトギス?か迷ってしまいます。
ヤマホトトギスの花は反り返り、ヤマジノホトトギスは平開きと覚えていました。
上の写真ではどう判断する?  これだけでは難しいです。
これは次の結果からヤマホトトギスと判断しました。
茎の先端に多くの花を付けるのはヤマホトトギス、
葉腋から2‐3個花をつけるのはヤマジノホトトギス、
花の反り返りは、咲き始めはまだ反り返らず、実が付くころになると反り返ってみえる。
ヤマホトトギス(山杜鵑草)
ユリ科ホトトギス属、多年草、ホトトギスは花の模様が鳥のホトトギス(不如帰)のおなかの模様に似ているから。

しかしこの辺りにはヤマジノホトトギスも有ったように記憶しています。

ニガクサ(苦草)
シソ科ニガクサ属、多年草、花期:7月~9月、
枝先に長さ3〜10cmの花穂をだし、淡紅色の小さな花をつける。
花冠は長さ1〜1.2cm。上唇は小さくて深く2裂する。下唇は3裂し、中央裂片が非常に大きく、
舌のように垂れ下がる。

ヒヨドリバナ(鵯花)
キク科ヒヨドリバナ属、多年草、花期:8月~9月、
茎の上部に白~淡紫色の頭花を散房状に多数つけます。
頭花は管状花のみからなり、雌しべが花の外に突き出ます。

キツリフネ(黄釣舟)
ツリフネソウ科ツリフネソウ属、1年草、 花期:6月~9月、
当然ツリフネソウはまだまだ花は付けていません。

タケニグサ(竹似草)    別名:チャンパギク(占城菊 )
ケシ科タケニグサ属、多年草、花期:7月~8月、
草丈が高く、葉が大きな雑草で、白色のが蕾で花が咲き進むと綿毛のように見える。
和名の由来はいろいろあり、茎が中空で竹に似ているからとか、薄い果実が多数つき、
遠くから見ると竹に似ているからなどといわれている。

アキノタムラソウ(秋の田村草)
シソ科アキギリ属、多年草、花期:7月~11月、
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