花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

庭の花木、梅雨時の花木は紫陽花です。

2023-06-12 | 自宅の花木
さすがに梅雨時らしく今日も鬱陶しい天候が続いています。
梅雨時の風物詩と咲く花は紫陽花ではないでしょうか?
ブログでも皆様も取り上げておられますので、今更の感がありますが、
我が家でも、勝る花がありませんので雰囲気だけでものアップです。

アジサイ(紫陽花)   
アジサイ科アジサイ属、落葉低木、花期:5月~7月、
アジサイは、日本固有種のガクアジサイから変化した園芸品種で、花序の全てが、
装飾花(萼片が弁化したもの)となり、球状に集まって咲く品種群を指します。
欧州で改良された品種群(セイヨウアジサイ)は、一般にはハイドランジア名で流通している。
アジサイの種類は豊富ですので、ここでは全て良く分かっていませんので省略します。
我が家に来た赤いアジサイもしばらくするとブルーに変わってしまいます。
花色は土地のPH(酸性度)によって変化します。
アルカリ土壌だとピンクに、酸性土壌だと淡いブルーまたは淡い紫を発色します。





 

アジサイの花とは、
多くの人が鑑賞している“花びらのようなもの”は装飾花で、ガク片が変化したものです。 

ガクアジサイとは、非常に種類が多いアジサイの仲間全体の母種となる品種です。 
花房の中央に密集している真花は、両性花なのでガク、雄しべ、雌しべ、花弁がそろっています。
昆虫はやはり真花の方に、       蕾状態のものも多い。
*真花(両性花) :花径1cm程。 雄しべと雌しべがある両性花。
*装飾花 :花径が4~5cm。 装飾花の真ん中にも非常に小さな花があります。
ヤマアジサイとガクアジサイの違いも難しいですが、
*ヤマアジサイ             **ガクアジサイ
*ヤマアジサイ:葉は薄く光沢が乏しく先端が細く尖り、5月下旬から咲く時期が早い。
**ガクアジサイ:葉は厚めやや光沢があり、6月中旬~と開花時期が遅い。

手まり咲きアジサイの花の場合はどうでしょうか? 
全体が装飾花に覆われています。しかし、その花をかき分けて根元を見ると、

真花がみられます。
アジサイは萼片の花をみていることになりますね。

5月からミヤコワスレ、オルレア、アスチルベ、アジサイと庭の顔が変わってきました。
庭の手入れは、カミさんまかせで私は全く手を出していません。
時々スマホで花の写真を撮ってみているようですが、
ある時にYouTubeでテレビの大画面で見てみたいと、
私のブログは全く見たことないし関心ももってくれていませんでしたのに、
編集無しで、花だけ写っていれば良いとのことなので、しぶしぶ承諾しました。
最初は、ミヤコワスレを中心に、2回目は、オルレア、アスチルベを、
そして、最後はアジサイを載せてみました。
動画不得手なので、
今回のアジサイのみ、添付してみました。


雰囲気だけでも伝われば良いのですが、、
これらの動画を見て少しでも改良されていくとよいかもしれません。
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庭の花木(5月)シャクナゲ、ブラシノキ、ワックスフラワー、他。

2023-05-23 | 自宅の花木
手短なところからの投稿です、地植えのものや鉢物も含みます。
あまり見応えがないものばかりですが年中行事と思って下さい。

シャクナゲ(石楠花)
ツツジ科ツツジ属、常緑低木、花期:4月~6月、
大きく豪華な花びらをつけることから「花木の女王」と呼ばれています。
花は、元々は赤や白の花をつけるものが多かったのですが、品種改良が進み、
現在は黄色やピンクなどの花をつけるものもあり、樹高や樹形も多様になっています。 
種類も非常に多いので詳細名は良く分かりません。
(野生状態で約300種類、園芸用としては約5,000種類の品種があるといわれてい る)
石楠花の葉は「ロードトキシン」という毒性をもっており、
嘔吐や痙攣、下痢を引き起こすとされています。  
元は、シャクナゲは山深い所に咲く花です、世界のシャクナゲの宝庫として
ヒマラヤの高原地帯に大群落があるそうです。
実はこのシャクナゲの大群落には理由があって、18世紀の中頃、放牧の牛馬が有毒な
シャクナゲを食べて死んでしまうのを避けて、1ヶ所にまとめたのが始まりと言われている。
 
今年は全然花を付けなかった株もありました。来年に期待です。

ブラシノキ    別名:カリステモン、キンポウジュ
フトモモ科マキバブラシノキ(カリステモン)属、常緑低木、オーストラリア原産、花期:5月、

サルナシ(猿梨)  別名:コクワ、シラクチカズラ、シラクチヅル、ミニキウイ
マタタビ科マタタビ属、落葉つる植物、中国原産、花期:5月~7月、
雌雄異株又は雌雄雑居性。 この木には実が付きますので両性花、雄しべが退化した雌花があり、
写真は雌花です。

バラの仲間

ヒメウツギ(姫空木)  アジサイ科

ワックスフラワー  フトモモ科 オーストラリア原産 花期:4~6月


エニシダ  マメ科エニシダ属    ▼ミッキーマウの木(正式名称をオクナセルラタ)

カキノキ(柿の木)カキノキ科    ▼ヒメザクロ(姫柘榴) ザクロ科

ミッキーマウスの木は、新しく仲間入りしたものです、いつまで持つかわかりませんが、
来年も載せられたら良いのですが、
スモークツリーのようにあの木はどうしたなんていうのもありますから。
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庭の花木(4月-2)ボタンもさっと咲いて束の間に花びらを落とした。

2023-04-27 | 自宅の花木
今日は天気も回復したので散歩に出かけてみました。投稿は庭の花木からです。

今年もショボいボタンの木株ですが、2輪の花を付けてくれました。
しかし、今日現在ではもう花びらは落ちています。そこで少し調べてみました。

”立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花”と言われている言葉があります、
これは、美しい女性の容姿や立ち居振る舞いを花に見立てて形容する言葉です 。
ボタンは横向きの姿が美しいとされています。
美人薄命の言葉もありますが、
ボタンの寿命はどれ位でしょうか? 一般的には15年だそうです。
もちろん品種改良などで、特殊のもので350年の花を咲かせたものもあるそうです。
ボタンの種類にもより、冬ボタンなどは、1年だそうです。
ついでに開花日数は、20日位だそうですが、1輪の花の日数は長くて1週間前後です。
 
ボタン(牡丹)
ボタン科ボタン属、落葉小低木、中国西北部原産、花期:4月下旬~5月上旬、
美しい女性の形容に使用されるボタンは、花の艶やかさや優雅さから「百花の王」とも呼ばれたり
富貴花など多くの別名を持っている。
横向きが美しいとされているのに、この写真では?
本当は、2輪とも家の方に向かず、お隣方面(南側)に花を向けていました。
それでは写真に撮れないので、無理強いさせた結果です。
4/19撮影  4/26日には2輪とも花びらの一部は散っていました。

ベニバナヤエサンザシ(紅花八重山査子)
バラ科サンザシ属、落葉低木、ヨーロッパ原産、花期:5月~6月
セイヨウサンザシの園芸品種。八重の赤い花を数多く咲かせる。結実しない。
ヨーロッパではメイフラワー、すなわち5月に咲く花として知られ市民の花として親しまれている。


モッコウバラ(木香茨)       ▼ヒメウツギ(姫空木)

バラ(薔薇)  
バラはバラ科バラ属の総称で、特にそのうちの園芸品種を総称する。 
春のバラの花期は5月~6月が多く我が家でもモッコウバラとこのバラのみ現在咲いてる。             

キバナシャクナゲ(黄花石楠花)
ツツジ科ツツジ属 常緑低木 花期:6月~7月、
もともとは高山帯に自生する植物です。
白色に近い淡黄白色をしており、花は直径3~4㎝ほどで漏斗型で5中裂し、
枝先に2~5個ほど密集して花をつけます。


ヒポカリマ
フトモモ科ヒポカリマ属 常緑低木 オーストラリア原産 花期:3月~4月
この属には約30種が知られているが、これは一般に栽培されているアングスティフォリウムです。
今年仲間入りしたものです。節々に沢山の蕾を付け、花も白く咲き2段階の色の変化を楽しむ。

カロライナジャスミン
ゲルセミウム科ゲルセミウム属、つる性植物、北米原産、花期:4月~6月、
ジャスミンの香りに似た甘い香りをもつことから、この名で呼ばれていますが、
ジャスミンとはまったく異なる有毒植物なので口に入れないように注意しましょう。


ツツジ
ツツジ科ツツジ属の植物(一般的にはサツキを除く、ヤマツツジの仲間)の総称です。 
藪に埋もれていますが、それでもこの時期の彩りです。


オオデマリ(大手毬)  別名:テマリバナ、英名:ジャパニーズ・スノーボール。
レンプクソウ(スイカズラ)科ガマズミ属、落葉低木、花期:5月~6月、
オオデマリはヤブデマリの花(ガク咲き)が、すべて装飾花(手まり咲き)になったもので、
アジサイによく似たボール状の花を咲かせる、咲き始めはライムグリーンで徐々に白に変化する。
 

コデマリ(小手毬)
バラ科シモツケ属、落葉低木、中国原産、花期:4月~5月、
本年枝先に白色の5弁花を散房花序に付け、ほぼ毬状となる。

メギ(目木)
メギ科メギ属、落葉低木、花期:4月~5月、
黄色い花、赤い果実、紅葉と、1年を通じて観賞でき、生け垣や庭木として栽培される。
鋭い棘がある為に刈り込み過ぎて奥の葉の陰の1枝のみ花を付けていました。


シキミア(スキミア)   (ミヤマシキミ)      ▼サンショウ(山椒) ミカン科

各花で言葉足らずの面もありますが、複雑にしても読みずらいので簡略しました。
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庭の花木(4月)今年も咲いた、シジミバナ、ハナズオウ、ミツバツツジ他。

2023-04-09 | 自宅の花木
今年も例年通りに花を付けてくれました。
ウンナンオウバイ、ニワザクラ、ハナカイドイウは咲いてくれませんでした。

シジミバナ(蜆花)  別名:エクボバナ、ハゼバナ、コゴメバナ  
バラ科シモツケ属、落葉低木、中国原産、花期:4月、
葉腋から散形花序を出し、3~10個の白花が開き、八重咲きでやや平たい小球状、径8mm位。
 

ミツバツツジ(三葉躑躅)  
ツツジ科ツツジ属、落葉低木、花期:3月~4月、
今はどこを歩いてもピンク色が目立ちます。
葉に先立ち径5cm程の紅紫の色花を1-3個開く、花冠径は、3-4cm、雄しべは5個。


ハナズオウ(花蘇芳)
マメ科ハナズオウ属、中国原産、花期:4月、
葉に先立って花を付ける、花は花柄がなく枝かた直接花を付ける。


ボケ(木瓜) 
バラ科ボケ属、落葉低木、 中国原産、花期:4月、
径2-3cmの5弁花を開く、園芸品種も多く、花の色も色々、八重などもある。

クサボケ(草木瓜)
バラ科ボケ属、落葉低木、花期:3月~5月、ボケよりひと回り小さい。
枝が横に広がって草状に立ち上り、葉が出ると共にオレンジ色の花を咲かせる。

ツバキ・卜半(ボクハン)    別名:月光
ツバキ科ツバキ属 常緑高低木、花期:3月~4月、
濃紅の外弁と、密集した白色の唐子弁(雄しべが小花弁に変形したもの)とのコントラストが美しい。小輪。

ブルーベリー
ツツジ科スノキ属、落葉低木、北米原産、花期:4月~5月、果樹です。
釣鐘型の白い花を咲かせ、その果実が濃い青紫色に熟すことからブルーベリーの名がつきました。
我が家には3種類植えてあるが、沢山の実を付けてくれるので、ブルーベリージャムにしている。


ナツグミ(夏茱萸)
グミ科グミ属、落葉低木、花期:4月~5月、6月頃に赤く果実が熟す。
名は、夏に実が熟す、トゲのある木の実の説がある。
似たグミにトウグミがあるが、これはトゲがない茱萸です。
ルーペで見て、葉の表に鱗状毛があれば、ナツグミ、星状毛が有れば、トウグミ。

▼ムベ(郁子)
アケビ科ムベ属、蔓性、花期:4月~5月、雌雄同株。
葉は互生。掌状複葉で、小葉が5〜7個ある。小葉は長さ5〜10cm、幅2〜4cmの楕円形。
花は下向きに咲き、内面には単紅紫色の筋がある。花には花弁はなく、
花弁に見えていたのは萼片で6個(2列に並ぶ、外側3個は披針形、内側3個は線形)。
雄花 雄しべが6本。(中央にかたまっている) 右:雌花 3個の子房がある。 

ヤマブキ(山吹)
バラ科ヤマブキ属、落葉低木、花期:4月~5月、
径3-4cmの黄色5弁の花を、前年生枝の各葉腋に短枝を伸ばして1個咲かせます。


月並みなものばかりですが例年通りの投稿です。
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庭の花木(3月)ベニバナユキヤナギ、ウグイスカグラ、サルココッカ、他。

2023-03-12 | 自宅の花木
庭の花も眠りから目が覚めたように、次から次へと芽吹き始めました。

他所より遅い梅の花も情けない位に切り過ぎて貧相ですが花を散らしはじめました。


ベニバナユキヤナギ(紅花雪柳)  別名:ピンクユキヤナギ
バラ科シモツケ属 落葉低木  花期:3月~4月
ユキヤナギのフジノピンクという園芸品種で、 
赤いつぼみからピンク色がかった白い花が咲く。
ユキヤナギのように枝垂れていなくて、まっすぐ上を向いて咲く。
名前に、ベニバナユキヤナギ、アカバナユキヤナギ、ユキヤナギの赤花種など何をつかったら良いのか?

ヒイラギナンテン(柊南天)
メギ科メギ(マホニア)属、常緑低木、花期:4月~5月、
小葉がヒイラギの葉に似ており枝はナンテンに似ていることから、
早春に長い穂に多数の黄色い花を付け、初夏に熟した黒青色の果実を付ける。

アセビ(馬酔木)
ツツジ科アセビ属、常緑低木、日本、中国など原産、花期:3月~4月、庭園樹、公園樹、
有毒植物、葉や茎に有毒なアセトポキシンがふくまれて、馬が食べると酔ったように苦しむことから命名。


ウグイスカグラ(鶯神楽)
スイカズラ科スイカズラ属、常緑低木、花期:4月~5月、
淡紅色のを葉腋から花柄を伸ばし1~2個つける。
別名はウグイスノキで、ウグイスがこの木の枝から枝へ舞い飛ぶ姿がまるで神楽を舞っているように見えることから
名付けられたとあるが諸説あり、なおカズラ科なのにカズラにしなかっのは蔓性ではなかったから。

サルココッカ
ツゲ科サルココッカ属、常緑低木、東アジア原産、花期:2月~3月、
直径およそ2cmの白い花を咲かせます。バラのような甘い香りが特徴です。
サルココッカには、「コンフサ」と「フミリス」という品種があります。ともに矮性で、
これは、多分フミリスの方か?と、フミリスの方が早咲きで、葉がやや細長いようです。

タイリンミツマタ(大輪三椏)
ジンチョウゲ科ミツマタ属、中国南部原産、花期:2月~4月、
ミツマタの園芸品種で花が大きい特徴です。
葉の展開に先立って花をつける。
花には花弁がなく、花弁のように見えるのは萼片です。
萼は黄色い筒形で、外側は白い絹毛で覆われている。
なお、三椏という和名の由来は、枝が三つに分かれるところからきている。
年々貧相になっているので、もうタイリンとは呼べませんね。
庭の花の方は次回以降としました。
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庭の花木(6月)梅雨時の彩りの主役はアジサイ。

2022-06-23 | 自宅の花木
今の時期は、家の周りに多くのガクアジサイが咲いています。
多くの人が投稿されていますので、今更の感じもありますが、外すわけにはいかず並べてみました。

普通アジサイと言うとガクアジサイから変化した園芸品種で、
花序の全てが装飾花(萼片が弁化したもの)となり、球状に集まって咲く品種群を言う。
又、昔は日本では、花色が移り変わるや安定しないなどから、あまり好まれていなかったようですが、
原種のガクアジサイを見た西洋人が、持ち帰りヨーロッパで改良されて、それが逆輸入され、
日本でも徐々に人気の花になったようです。

アジサイ(紫陽花)
アジサイ科アジサイ属、落葉低木、花期:5月~7月、
アジサイの種類は豊富ですので、ここでは全て良く分かっていませんので省略します。
ヤマアジサイが殆どだと思います。

ヤマアジサイ(別名:サワアジサイ)
中央にある小さな真花に雄しべ、雌しべがあり密集しています。

アジサイの真花           ヤマアジサイ雄しべ10本、花柱は3個。

ヤマアジサイとガクアジサイの違い。
ヤマアジサイ:葉は薄め、光沢なし先端が細く尖る、背丈低め、花期5月下旬~6月頃
ガクアジサイ:葉は厚め、光沢がある、背丈高く、花期6月中旬~7月頃、
いずれにしても、固有の名前は品種が多いので、写真では判断は難しいと思われます。
ヤマアジサイの葉先           ガクアジサイの葉先

アジサイ(紫陽花) 別名:ホンアジサイ
アジサイは、広義には、アジサイ属の総称ですが、
狭義には、アジサイ属の一部の総称で、日本に自生するガクアジサイを品種改良したもの。
日本で、アジサイを西洋で品種改良されたものを西洋アジサイとしています。
球状になったアジサイの真花はどこにあるのでしょうか?
装飾花をかき分けてその根元に小花があることを確認しました。
白い小花が咲いていましたが、分かり難いのでブルーの花の方はまだ蕾でした。

 


ガクアジサイ(額紫陽花)
小花の集まった花序全体の周囲にだけ大きな装飾花をつける咲き方が、額縁のように見えることに由来します。


▼ガクアジサイ スミダノハナビ(墨田の花火)



▼ヤマアジサイ 七段花


▼ガクアジサイダンスパーティー   
最初は当然ピンク色でしたが山に植えたら紫色になってしまいました。

▼ヤマアジサイ 伊予獅子手まり 最初は薄いピンク色でしたが淡いブルーに、
 
多くの株がありますが、アナベルとかピラミッドアジサイなどがないのは寂しいですね。
もう少し固有名の管理がなされていればよかったのですが、適当に移したりしてました。

又、山の土壌が酸性のために、どんなアジサイをもってきても青色に変化していきます。
鉢植えで育てれば色を変えずに咲かせることができますが、木は基本的に土地に落としています。
我が家の庭は、地のPH(酸性度) を好むブルーベリーだけが大盛況です。

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庭の花木(6月) ブラシノキ、クランベリー、ヒメザクロ、他。

2022-06-06 | 自宅の花木
今日は梅雨に入ったかのように冷たい雨が降り続いています。
撮りためた写真は多くありますが、何にしようかと考えていましたが、
まずは、身近なものからとして庭の花木からにしました。

ブラシノキ    別名:カリステモン、キンポウジュ
フトモモ科マキバブラシノキ(カリステモン)属、常緑低木、オーストラリア原産、花期:5月~6月、
花の姿で、ビンを洗うためのブラシそっくりの姿です。そこで英語ではボトルブラッシュと呼ばれます。 
属名のカリステモンはギリシャ語で美しい雄しべを意味するようです。
木のある位置が良くないので左は2階から、右は塀外からですが思うように撮れず。

クランベリー (ツルコケモモ)
ツツジ科スノキ属、常緑低木 北米、北欧原産 花期:5月~6月、
クランベリーは、スノキ属の総称で、主な種は、ツルコケモモ、ヒメツルコケモモ、オオツルコケモモ等がある。
秋には赤い実が熟す。
健康効果が高い果実のようですが、我が家のは小さいので収穫は期待できません。
庭の果実は、毎年ブルーベリーだけ多く収穫できています。


ミヤギノハギ(宮城野萩)   別名:ナツハギ
マメ科ハギ属、落葉低木、花期:7月~10月、園芸種。
万葉集の頃から親しまれてきた秋の花を代表するなじみの深い植物です。
ケハギから園芸化されたものとされるが、現在では野生化したものが本州から
九州までの広い範囲に分布する。
その他の夏に咲く萩を総称してナツハギと呼んでいます。

ヒピリカム・ヒドコード  別名:セイヨウキンシバイ、タイリンキンシバイ 
オトギリソウ科オトギリソウ属、半落葉小低木、中国西南部、花期:6月~7月、
開花期も長く、生育旺盛。花弁は大輪で平開し、一つの枝に多数の花を付ける。
葉は十字対生する単葉で、長さ3~6cmの三角状披針形、葉の縁は全縁です。
ごく短い葉柄があります。

ビョウヤナギ(未央柳) (*庭の花ではないが似た花として参考までに掲載)
オトギリソウ科オトギリソウ属、半常緑性小低木、中国原産、花期:6月~7月、
雄しべが長く多数あり、よく目立つ、葉が柳に似ていること名付けられた。


サツキ(皐月)
ツツジ科ツツジ属、常緑低木、花期:5月~6月
早い時期からあちらこちらで見掛けてていましたが、ツツジの後に咲き始めてきました。
サツキの花はツツジよりやや小さく(4cm前後)、葉もかたく、光沢があり、2.5cm前後と小さい。


アジサイ(紫陽花)   別名:ガクアジサイ、セイヨウアジサイ等、
アジサイ科アジサイ(ハイランドジア)属、落葉低木、日本固有植物、花期:6月~7月
アジサイは日本で栽培されていたものが、ヨーロッパで品種改良されて西洋アジサイとして里帰りした。
梅雨時の彩の主役はアジサイです、ポチポチと咲き始めてきましたので、満開時期に
再度投稿するように思います。


ヒメザクロ(姫柘榴)   別名:チョウセンザクロ(朝鮮を経由して入って来たから)
ザクロ科ザクロ属、落葉低木、イラン~アフガニスタン原産、花期:6月~9月、
矮性品種で鉢での栽培です。

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庭の花木(4月-4)ボタンが雨に、シャクナゲ、モッコウバラ、サンショウ、他

2022-05-01 | 自宅の花木
昨日投稿予定でしたが、パソコンの調子が良くなかったので本日回しとなりました。

ボタン(牡丹)  別名:富貴草、富貴花等多数
ボタン科ボタン属 落葉低木 中国原産 花期:4月下旬~5月上旬、
さまざまな工芸品や絵画の意匠としても用いられ、
美しい女性の容姿や立ち居振る舞いが、「立てば芍薬、座れば牡丹…」と形容されてきました。
花は大きく雨に濡れると重たいので、急処置として日傘を立てて雨除けをした。 

シャクナゲ(石楠花)    別名:ロードデンドロン、西洋シャ クナゲ
ツツジ科ツツジ属 常緑低木、高木 ヨーロッパ原産 花期:4月下旬~5月中旬、
数多くの交配が行われ、これまで世界各地で5000を超す園芸品種が作出されている。
日本シャクナゲと西洋シャクナゲの違いは、大まかに葉の違いで見分ける。
日本石楠花は、葉の裏側が茶褐色で細かい毛が生え、葉の両端が裏に丸く反っている。
西洋石楠花の葉の裏側が緑色で、形毛は生えていないで平らです。
西洋シャクナゲは早く、4/13に投稿済で、今ではどの株も花は終わっています。
*葉の裏側の比較追加  左:日本シャクナゲ   右:西洋シャクナゲ
 
  
カロライナジャスミン
ゲルセミウム科ゲルセミウム属 つる植物 北米原産 花期:4月~6月、
ジャスミンの香りに似た甘い香りをもつことから、この名で呼ばれていますが、
ジャスミンとはまったく異なる有毒植物です。
大きくこんもりしていたので木と間違えてしまいましたね。

モッコウバラ(木香薔薇 )  
バラ科バラ属 中国原産、花期:4月~5月、
茎にトゲがないので好きですが、よそ様は黄色い花がいっぱい咲いています、我が家の白色は遠慮がち。

紅花サンザシ(山査子)
バラ科サンザシ属 落葉低木 中国原産 花期:5月~6月、
ピンク色の八重咲きのセイヨウサンザシと思われます。
サンザシの英名はメイフラワーとされます。
玄関前の鉢植えですが今年も花を付けてくれました。


ヒサカキ(柃)
ツバキ科ヒサカキ属、常緑低木、花期:3月~4月、
姫榊(ヒメサカキ)が短縮されたと言われている。
神事で使う玉串には、本来は「サカキ」を使用するのですが、
関東より北ではサカキが入手しにくいため、代わりにヒサカキを使用します。
雌雄異株のようで、花径2.5~5mmで下向きに咲く。
雄花は、雄しべが12~15個で雌しべが退化するとあるが、中には両性花もあるようです。
雄花 (花径5mm、長さ5mm )

メギ(目木)
メギ科メギ属、落葉低木、花期:4月~54月、
黄色い花、赤い果実、紅葉と、1年を通じて観賞でき、生け垣や庭木として栽培される。
和名は「目木」の意味で、葉や樹皮の煮汁を洗眼に用いたためとされています。
葉が変化した鋭いとげがあるので、植え場所には注意が必要です。
赤い葉と緑色の葉の株がある。
 

サンショウ(山椒)  別名:ハジカミ  
ミカン科サンショウ属、落葉低木、花期:4月~5月、
枝にとげがあり、葉陰に黄色の五弁の花をつける。
雄株と雌株が有り雌株のみに実を付ける
葉と球果に独特な爽やかな香りをもち、香辛料に使われる。
これは雌株の花弁のない雌花です。
庭続きの裏山土手にはヤマツツジが今は満開です。
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庭の花木(4月-3) シャクナゲ、ハナズオウ、シジミバナ、卜半、他。

2022-04-13 | 自宅の花木
気がつけば庭の花木も寂しいながらも咲いてくれています。
桜やミツバツツジ等の花が一杯咲かせる華やかさのものとは趣が違いますが、
少しづつでも咲いてくれれば本当に嬉しいものです。

セイヨウシャクナゲ(西洋石楠花)
ツツジ科ツツジ属、常緑低木、花期:4月~5月、
西洋シャクナゲは、欧米で育成された園芸品種を総称して言う。
日本産シャクナゲより丈夫で花色等品種も多い。
日本産シャクナゲもいろいろな品種があります。
未だ咲いていないシャクナゲの株もあります。

ハナズオウ(花蘇芳)
マメ科ハナズオウ属、中国原産、花期:4月、
葉に先立って花を付ける、花は花柄がなく枝かた直接花を付ける。
ハナズオウ白花

シジミバナ(蜆花)  別名:エクボバナ、ハゼバナ、コゴメバナ  
バラ科シモツケ属、落葉低木、中国原産、花期:4月、
葉腋から散形花序を出し、3~10個の白花が開き、八重咲きでやや平たい小球状、径8mm位。
今年は刈り込んだせいか花付きが悪いです。


ヤマブキ(山吹)
バラ科ヤマブキ属、落葉低木、花期:4月~5月、
径3-4cmの黄色5弁の花を、前年生枝の各葉腋に短枝を伸ばして1個咲かせます。
ヤエヤマブキは、太田道灌の歌で、実がならないことと蓑が無いの話も有名ですが、
雄しべが花弁化して、雌しべは退化しているため結実しません。 


ツバキ・卜半(ボクハン)    別名:月光
ツバキ科ツバキ属 常緑高低木、花期:3月~4月、
濃紅の外弁と、密集した白色の唐子弁(雄しべが小花弁に変形したもの)とのコントラストが美しい。小輪。  

ナツグミ(夏茱萸)
グミ科グミ属、落葉低木、花期:4月~5月、6月頃に赤く果実が熟す。
名は、夏に実が熟す、トゲのある木の実の説がある。
似たグミにトウグミがあるが、これはトゲがない茱萸です。
ルーペで見て、葉の表に鱗状毛があれば、ナツグミ、星状毛が有れば、トウグミ。
ブルーベリーの花ももう少しすると満開になりそうです。
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庭の花木(4月) ウンナンオウバイ、ミツバツツジ、ボケ、クサボケ、他

2022-04-07 | 自宅の花木
春になり庭の木々も一斉に花を付け始めましたので、珍しくもなんともないですが、
例年通りに載せておきます。

オウバイモドキ(黄梅擬) 別名:ウンナンオウバイ(雲南黄梅)
モクセイ科ソケイ属、常緑低木、中国西南部原産、花期:3月~4月、
枝はつる性で、四角形をしており、 枝垂(しだ)れる。
花の直径は4~5センチほどでオウバイより大きい。花びらが6~10枚に分裂するため、
二重あるいは八重先に見えるのが特徴。

ピンクユキヤナギ  別名:アカバナユキヤナギ(赤花雪柳)、フジノ・ピンク
バラ科シモツケ属、落葉低木、花期:3月~5月、
満開状態は、白いヤキヤナギと同じですが、赤花品種は、
赤いつぼみ~薄桃色の花が咲いていく姿はとてもかわいらしいです。
 
満開に咲ききるとユキヤナギと同じに見えています。

ミツバツツジ(三葉躑躅)  
ツツジ科ツツジ属、落葉低木、花期:3月~4月、
今はどこを歩いてもピンク色が目立ちます。
葉に先立ち径5cm程の紅紫の色花を1-3個開く、花冠径は、3-4cm、雄しべは5個。
深山に生えるトウゴクミツバツツジは、雄しべが10個ある。


ボケ(木瓜) 
バラ科ボケ属、落葉低木、 中国原産、花期:4月、
径2-3cmの5弁花を開く、園芸品種も多く、花の色も色々、八重などもある



クサボケ(草木瓜)
バラ科ボケ属、落葉低木、花期:3月~5月、
ボケよりひと回り小さい。
枝が横に広がって草状に立ち上り、葉が出ると共にオレンジ色の花を咲かせる


ヒサカキ(柃)
ツバキ科ヒサカキ属、常緑低木、花期:3月~4月、
姫榊(ヒメサカキ)が短縮されたと言われている。
神事で使う玉串には、本来は「サカキ」を使用するのですが、
関東より北ではサカキが入手しにくいため、代わりにヒサカキを使用します。
雌雄異株のようで、花径2.5~5mmで下向きに咲く。

モミジイチゴ(紅葉苺)   別名:キイチゴ
バラ科キイチゴ属、落葉低木、花期:4月~5月
花は下を向いて開き、しばしばとげがある。
5弁花で径3cm程の白色。 果実は球形で橙黄色に熟し味が良い。
取り敢えず咲いたものは載せていきたいと思っています。
今回はこれにて閉じておきます。
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