花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

散歩中に出合った花(5月)ジャーマンカモミール、エリゲロン、タマザキクサフジ、他

2020-05-31 | 花の写真
早いもので、今日が5月の最終日、やはり花の投稿で締めます。
投稿洩れ分から、花には密は関係ないので、多く咲いている写真を選んでみました。

ジャーマンカモミール   別名:カミツレ、カモミール
キク科コシカギク(シカギク)属、1年草、欧州、中央アジア原産、花期:3月~6月、
白と黄色の可愛らしい花姿とともに、リンゴに似た良い香りをもたらしてくれるハーブ。 
特にドイツで薬用され、風邪、頭痛、下痢などに薬草茶として利用されてきました。 
直径2cmほどの花は、成熟するにつれて黄色い中心部が盛り上がり、白い花弁が反り返った形になります。

エリゲロン(・カルビンスキアヌス)  別名:ゲンペイコギク、ペラペラヨメナ、アズマギク
キク科ムカシヨモギ(エリゲロン)属、多年草、北米原産、花期:4月~6月
ゲンペイコギクの名の由来、花色が咲き始めは白く、次第に赤みを帯びていくので、
白とピンクの花が一緒に咲いているように見えるところからきています。

ハルジオン(春紫苑)
キク科ムカシヨモギ属、多年草、北米原産、花期:5月~7月、
ヒメジョオンとよく似ていて、間違い易いが、花弁が細く多数、葉の基部が茎をいだくのが本種です。

ヤグルマギク(矢車菊)
キク科ヤグルマギク(ケンタウレア)属、1年草、ヨーロッパ東南部原産、花期:4月~7月、
花びらの形は矢車に似ていて放射状に広がっています。花色は白、青、ピンク、紫などがある。

シュッコンバーベナ  和名:ヒメビジョザクラ 別名:バーベナ・テネラ
クマツヅラ科ビジョザクラ属、多年草、南米原産、花期:5月~10月、
花は基部が筒状で花冠が5裂して平らに開き、裂片は浅く2裂しています。
夏場は花数が少なくなりますが、長い花期の間、花は次々と開花します。

フレンチラベンダー   別名:ストエカスラベンダー 
シソ科ラウァンドゥラ属、多年草(低木)、地中海沿岸原産、花期:5月~6月
うさぎの耳のような形をした耳が特徴ともなっている。

タマザキクサフジ(玉咲草藤)   別名:クラウンベッチ
マメ科タマザキクサフジ属、蔓性多年草、欧州原産、花期:5月~7月、
牧草や下草、グランドカバー用に輸入されたものが野生化しています 。
花の感じは藤というよりはレンゲ草(ゲンゲ)に似ています。

ヒメイワダレソウ(姫岩垂草)   別名:イワダレソウ
クマツヅラ科イワダレソウ属、多年草、南米原産、花期:4月~11月、
グラウンドカバーして利用されることの多い花です。
茎が地面を這うように伸びて広がり、各節から根を出してびっしりと密に地面を覆い、
緑のカーペットのようになります。

ユキノシタ(雪ノ下)
ユキノシタ科ユキノシタ属、多年草、日本・中国・朝鮮半島 原産、花期:4月~5月
成長しても50センチメートルほどの背丈で、白い可憐な花を咲かせる山野草です。

ムシトリナデシコ(虫取撫子)
ナデシコ科マンテマ属、越年草、欧州原産、花期:5月~6月、
茎の上部の節の下から粘液をだし、虫がくっつく。
花の色は紅色、淡紅色、まれに白色もある。
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幼虫と小さな虫達(5月)テントウムシと幼虫、マルカメムシ、ヤツボシツツハムシ、他

2020-05-30 | 昆虫
昆虫採集と言えば、昔はトンボ、セミ、チョウ、カブトムシ等が定番でした。
コロナウイルス騒ぎの外出自粛で、新しい生活様式が求められる今は、
私の場合、随分と昆虫と接近することになりました。
写真を撮る時、昆虫は花と違い出掛けなくても、家の周りに来てくれます。
写真を撮る技術はイマイチですが、イキイキとして挑戦しています。
今回は、小さな虫、幼虫などからランダムに幾つか取り上げます。

ナナホシテントウ
コウチュウ目テントウムシ科テントウムシ亜科、
幼虫 えさのアブラムシが足りなくなると、よく共食いをする。
 
蛹  成虫の色彩に似てくる。
 

ナミテントウ 大きさ  4.7-8.2mm   ▼ルイヨウマダラテントウ 大きさ 7mm
ナミテントウの蛹

クロヘリヒメテントウ? *マルウンカ 5/31訂正
ヒメテントウの仲間と思いますが、良く分かりません、2-3mm位、
*カメムシ目マルウンカ亜科、大きさ 5.5-6mm、 時期 5-8月
円形で、褐色地に白紋があり、まるでテントウムシのように見えるウンカの仲間。
体色には個体変異があり、全身が黒褐色のものもいる。
これは黒化型のようです。 himesijimiさんに教えて頂きました、感謝!

マルカメムシ
カメムシ目マルカメムシ亜科、大きさ 5-5.5mm、時期 4-10月、
クズなど、マメ科植物の茎でよく見られる小さな丸っこいカメムシ。
一見カメムシらしくなく、むしろ甲虫の仲間かとコウチュウ目でしらべていました。

ヒメシロコブゾウムシ
ゾウムシ科 クチブトゾウムシ亜科、大きさ 11-14mm、時期 4-8月、
灰白色で、背部の中央が黒くなったゾウムシ(体は黒色だが、灰白色の鱗片でおおわれている)。
 

▼??     ゾウムシの仲間かと思いますが、現在は不明です。数ミリの大きさです。

ツマグロキンバエ
ハエ目ツマグロキンバエ亜科、大きさ 5-7mm、時期 6-10月、
深緑色で、背中に丸みがあり、翅の先端が黒くなったハエ。
複眼は青緑色に輝き筋模様がある。口器は長く突き出る。
口先が突き出ているので、ゾウムシと似ていたので載せておきます。

 ▼ヒメビロウドコガネ?  コガネムシかどうかもよく吟味しないと分かりません。
 

ヤツボシツツハムシ 
コウチュウ目ツツハムシ亜科、 大きさ 7-8.2mm、時期 4-8月、
名前の通り、通常は上翅に8つの黒紋があります。 斑紋が一部消失した個体も見ています。
赤い色に黒い紋のクロボシツツハムシに似ています。


ヒメマルカツオブシムシ
コウチュウ目マダラカツオブシムシ亜科、大きさ 2-3.2mm、時期 3月-6月、
キク科の花の上でよく見られる、黒褐色と灰褐色のまだら模様の小さな甲虫。


エダナナフシの幼虫?
ナナフシ目エダナナフシ亜科、大きさ ♂75mm前後、♀95mm前後、時期 6-12月
まるで木の枝に6本の脚がはえたような体型の昆虫。茶褐色、灰褐色、緑色と、体色は様々。
ナナフシに似るが、本種は触角が長い。オスはメスよりも小さく細い。
よく見ないとどこにいるか分かりません。
ナナフシには、エダナナフシとナナフシ(ナナフシモドキ)があるが、
その違いは、触覚の長さで判断する、モドキは短く、エダナナフシは体長位に長い。
他に、ニホントビナナフシ 、トゲナナフシなどあるようです。


カマキリの幼虫
オオカマキリの幼虫と思います、あちこちの葉の上で見かけます。
オオカマキリは6~7回脱皮を繰り返すので、3cm位なので、4齢幼虫かと

ナメクジの幼虫
カタツムリ、ナメクジは殻のあるなしで区別している。
葉や花に付いています、野菜や花、若い葉っぱを食します。(長さ1.5cm程)

カタツムリ(蝸牛)
オナジマイマイ科の陸生巻貝の軟体動物です。 正式にはマイマイと呼ぶようです。雌雄同体の動物です 。
カタツムリの種類は、色も茶色が多く見た目でも、生息する地域により名前が変わる為に、見分けるのが難しいようです。
殻の大きさ、殻や軟体部分の色、殻の形、巻き方、模様、全体の大きさで、見分ける。
まだ殻が出来かかったものから、
 
一般的には、ミスジマイマイだと思いますが、良く分かりません。
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今年のキアシドクガの幼虫はどうなった? 思った程多くありませんでした。

2020-05-28 | 日記
昨年の5/13日に”キアシゴクガの幼虫大量発生だ”を投稿しました。
我が家の道路を隔てた場所は雑木と竹藪の山地となっています。
2年続けてキアシドクガの大量発生で玄関前は困りました。
今年も心配していました、さすがに昨年大量に幼虫を処分したので、
今年は1/10位に減少しました。

ミズキの葉が主食となりますので、2階から花が咲いているのが見えました。
ミズキ(水木)  ミズキ科ミズキ属の落葉高木 。


5月になるとキアシドクガの幼虫が出始めました。
幼虫(毛虫)

玄関前の毛虫の駆除は2日ほどで終えました。
蛹の尻に脱皮した毛虫の抜け殻がくっいています。
ミズキの葉も昨年(右)のようになるまで食い荒らされていません。
周りには既に成虫に羽化したキアシドクガが優雅にひらひらと飛び回っています。
白いチョウと見間違えるようですが、白いチョウは高い所は飛びません。

昨年のように多くの仲間の乱舞が見られないと、殺生したのが良かったのか?
自問自答している自分がいます。
キアシドクガは、毒蛾の名前が付いていますが、成虫、幼虫共に毒はありません。
昨年撮影のキアシドクガです。
全身が白く足が黄色いので名前がついた 、蛾とは思えない美しいガです。


以下に載せますが、蛇は苦手な方が多いでしょうからスルーして下さい。

野鳥の餌台に鳥の餌を置きに行った時に、突然眼の前に招かざるものと出くわす。
ブルーベリーの木で鳥を待っていたようです。眼の前でビックリしました。
スズメがいる時は警戒音を発してお互いに危険を仲間に知らせています。
そんな時は見に行くとやはり木の間、草叢に潜んでいます。
例年はヘビも1年に2,3回位見るのに、今年は5月に見てから1ヶ月で5回目です。
と言うことは、10月頃まで活動するとして何回出合うことなるでしょうか?
キアシドクガよりこちらも多いのは困りますね。
アオダイショウに毒がないので安心はしていますが、外出自粛で近場ばかりを歩いている結果、
近くには自然が多く、生き物に合うチャンスがあるんだと良いように考えています。
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庭の花(5月-7)ペチュニア、インパチェンス、ニチニチソウ、ギンパイソウ、他

2020-05-27 | 自宅の花
STAY HOMEで外出自粛だったので庭に出て花を見る機会が多いですが、
月並みな花しか見当たらず、勢い花に付く昆虫ばかりを撮っています。
虫は整理が大変ですので、珍しくも何ともありませんがありきたり花でゴメンなさい。

ペチュニア   別名:ツクバネアサガオ
ナス科ペチュニア(ツクバネアサガオ)属、1年草、花期:3月~11月、
花の観賞期間が長い。


インパチェンス    別名:アフリカホウセンカ
ツリフネソウ科ツリフネソウ(インパチェンス)属、1年草、花期:5月~11月、
開花期間が長く、初夏から晩霜の時期迄咲き続ける、夏花壇には欠かせません。

ニチニチソウ(日々草)   別名:ビンカ
キョウチクトウ科ニチニチソウ属、1年草、花期:5月~11月、
初夏から晩秋まで次々に花が咲くので、「日々草」という。 
ビンカと呼ばれることもありますが、じつはビンカは別属のツルニチニチソウ属の学名です。 
熱帯生まれなので、暑さに強く、花が少ない貴重な夏の草花と言える。

バコパ・コピア
ゴマノハグサ科ステラ属、多年草、アフリカ原産、花期:4月~7月、9月~10月、
春や秋に2cmほどの小さなピンクや紫、白などの花を咲かせる 。

ヤナギハナガサ(柳花笠) *シュッコンバーベナ
クマツヅラ科クマツヅラ属、多年草、南米原産、*花期:6月~9月、
葉は長披針形、縁には少数の鋸歯があり、下部にある葉を除いて葉先は鋭く尖る。
茎の頂に短い穂状花序が集まり、先が5裂して開いて直径5mmほどの紫紅色の筒状花を密につける。
*気になって細かくチェックした結果シュッコンバーベナに訂正します5/28 。

ギンパイソウ(銀盃草)   別名:ニーレンベルギア、カップフラワー
ナス科アマモドキ属、多年草、アルゼンチン原産、花期:6月~9月
杯のような花の形からこの名前がある。 
茎は地を這い、節から発根してマット状に広がる。強くてよく増える 。

トキワツユクサ(常盤露草)    別名:ノハカタカラクサ(野博多唐草) 
ツユクサ科ムラサキツユクサ属、多年草 、南米原産、花期:5月~8月
三角形の小さな白い花を咲かせる。 雄しべは6本あり、毛が生えている。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。  

ムラサキツユクサ(白色)
ツユクサ科 / ムラサキツユクサ属 、多年草、北米原産、花期:5月~7月、
既に投稿済(20/5/21)ですが、トキワツユクサと花が似ていますが、葉の違いが明確ですね。
細い白緑色の葉を互生する。
 
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昆虫の恋の季節でしょうか? チョウ目、コウチュウ目、他

2020-05-26 | 昆虫
昨日に続いて昆虫を投稿します。
種の保存ではないですが、子孫の繁栄の為にどの昆虫も一生懸命です。
昆虫は長い幼虫期間の後に成虫になると,次 世代を残. すための生殖行動に毎日を費やす、
雄 は雌を誘 って交尾. を繰 り返すが,雌 は交尾が完了すると今度は産卵に集中 する.

アゲハチョウ アゲハチョウ亜科、大きさ(前翅長)35-60mm、時期 3-11月、 
求愛の為に目まぐるしく追いかけているのを見ました。

スジグロシロチョウ モンシロチョウ亜科、大きさ(前翅長)24-35mm、時期 4-10月、 
求愛行動で、メスが私にも選ぶ権利があるとばかり尾を上げて拒否しています。


アシナガコガネ  コガネムシ科 大きさ 5-10mm, 時期 4-8月、
淡い緑黄色、淡い薄緑色、金色、淡い茶色などの色の違う個体を見つけることができます。
アシナガコガネは後ろ脚が長く、体色が優しい色合いの落ち着いた感じのコガネムシです。 
メスの方が一回り大きい。

コアオハナムグリ?  コガネムシ科 全身が見えていないので判別不可。

ベニカミキリ  カミキリ亜科   大きさ 13-17mm、時期 4-6月、
前胸、上翅が赤色で、前胸には黒紋があるカミキリムシ。
  

カミナリハムシの仲間?  ノミハムシ亜科

ナナホシテントウ  テントウムシ亜科  大きさ 5-9mm、時期 3-11月、

ハグロケバエ  ケバエ科 大きさ 12-17 時期 4-5月
黒色で、胸部に丸みがあるスマートなハエの仲間。

ヤドリバエ  ヤドリバエ亜科 大きさ 12mm 時期 3-10月

子孫の繁栄と言えば、人間の場合は、
2035年には、4割が老後ひとりぼっちになる予測がなされている。
高齢化問題は、単身高齢化社会が来る、全高齢者世帯の44%が単身、
東京都は高齢者世帯になるだろうと予測されている。
(国立社会保障、人口問題研究所2014年4月11日発表)
老後は結婚している人もいずれ一人になることと、昨今は、各世帯に一人未婚の子供が
いると言われる程に未婚の人が多くなった。
推移をもとに、2035年まで推計すると、男性の生涯未婚率は、29%、女性19.2%まで
上昇すると発表している。我が家も例外ではない。
良い子孫の繁栄は維持できるのでしょうか? 私は良い種ではないので諦めています。
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草藪昆虫園より(5月) クモ目から小さなクモ達です。

2020-05-25 | 生き物(虫)
今回は、虫の中からクモ(クモ目)を取り上げました。
実は、最近の私のブログではクモを見てくれている人が以外に多いです。
なかなかきれいな写真には撮れていませんが、少しでも見ていただければ嬉しいです。

マミジロハエトリ
ハエトリグモ科  大きさ ♀7-8mm、 ♂6-7mm、時期 5-8月
オスは、頭胸部が光沢のある黒色で、前面によく目立つ白色の横帯がある。腹部は茶褐色。

メスの頭胸部は黒色で後縁や側縁が灰白色。腹部は灰褐色で不明瞭な条紋がある。

ハナアブを捕食している。

ヤミイロカニグモ
カニグモ科  大きさ ♀5-10mm、♂4-7mm
体全体は黄褐色から暗褐色をしている。背甲は両側に沿って暗色の斑紋がある。
腹部は後方が幅広く台形に近い形、背面には白い横筋模様がある。
また背甲や歩脚に多数の棘がある。雄は雌より華奢で、体色が色濃い。
下の写真でクモに赤い粒玉がついていますが、寄生虫か何か分かりません
知っているお方はご教示願います。


ギンメッキゴミグモ
コガネグモ科  大きさ  ♀3.5-7mm、♂3-4mm、時期 5-9月
腹部はやや細長く、銀白色。周縁に黒班がある。色彩変異があり、全体が黒色の個体もいる。
模様は多型的であり、さらに季節ごとに黒っぽい個体の増減が見られたり、
各体色間で造網場所の選択も起こったりするようです 
ゴミグモは、自分の姿を隠すように、網にゴミをつるすことからその名がある。 
*ゴミグモは、巣にゴミを付着させてその中に紛れて隠れている。5/29追加。


ササグモ
ササグモ科  大きさ ♀8-11mm、♂7-9mm、時期 5-8月、
黄緑色~黄褐色で、腹部に赤色と白色の美しい模様があるクモ。脚にはえている黒い毛が目立つ。
まだ若そうですが、


コアシダカグモ
アシダカグモ科,、  大きさ ♀20-25mm、♂15-20mm、時期 1年中
褐色で、全身にまだら模様がある徘徊性のクモ。脚には、小さな白点がある。



メガネドヨウグモ
アシナガグモ科  大きさ ♀11mm ♂7mm、 時期 4-8月
 
スジブトハシリグモ
キシダグモ科  おおきさ ♀18-20mm、♂17mm前後、時期 6-9月
体側に白い帯がある褐色のクモ。イオウイロハシリグモにも同じパターンの模様をもつものがいるが、
本種は、白帯が腹部後方で波打つこと、腹部に小さな白点列を持つことで見分けられる。

クモ(蜘蛛、spider)およびクモ類は、節足動物門鋏角亜門クモガタ綱クモ目に属する動物の総称である。
網を張り、虫を捕食することで一般によく知られている。 
特徴として、色々あるが、抜粋すると
*体は頭部と胸部がくっついた頭胸部と腹部に分かれ、細い腹柄でつながっている 。
*歩脚は4対ある(昆虫は3対)。  
*翅がない(昆虫はほとんどの種に2枚か4枚のはねがある) 
*目は普通8個(ときに6、4、2、0個)の単眼で、複眼はない 。
*すべて卵生で変態しない。数回脱皮して成体となる 
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マメ科の花達、ムレスズメ、ソラマメ、キヌサヤエンドウ、ヒロハノレンリソウ、他

2020-05-24 | 花の写真
マメ科の花の投稿をと思いましたが、
マメ科には、野菜から野草や花木迄沢山あります、又これから花が咲くのもあり
まとめようがありませんでした。
又エンドウマメで、食用のキヌサヤ、サヤエンドウ、スナップエンドウの花の違いも
分かりませんでした。

ムレスズメ(群雀)   別名:キンジャクカ
マメ科ムレスズメ属、落葉低木、中国原産、花期:4月~5月、鑑賞用に栽培。
細い枝に雀が並んでとまっているように見えることからムレスズメと名付けられた。 
葉腋に黄色い蝶形花を咲かせます。咲き終わりになると赤みを帯びてきます。

ソラマメ(空豆、蚕豆)
マメ科ソラマメ属、1年草又は越年草、中央アジア、地中海沿岸 原産、花期:3月~4月、
塩ゆでなど食用、豆の収穫は5月頃から。長さ10−30cmほどのサヤには3−4個の種が含まれている。 

エンドウ(豌豆)  
マメ科エンドウ属、中央アジア、中近東、地中海沿岸地域、つる性1年草。  
エンドウの花には白花種と紅花種の2種類があり、軟莢種は白花が多く、
硬莢種は紅花です。5枚の花弁のうち最も大きい花弁が、
蝶が翅を広げたような形をしているところから蝶形花と呼ばれています。 

キヌサヤ(クヌサヤエンドウ)  さやえんどうと同じものです。 
軟莢種はさやが柔らかく、さやごと食べられる種類です。キヌサヤやもこの軟莢種に分類されます。
他にサヤエンドウ、スナップエンドウなどがある。
絹さやは、エンドウを若いさやの状態で収穫した時の呼び名です。
「絹さや」は主に関東で、「さやえんどう」は主に関西で使われることが多い呼び名と言われています。
今は季節を問わず1年中店頭に並んでいますが、本来の旬の時期は4月~6月頃です。
エンドウマメ(総称)
硬莢種はさやが硬い種類で、完熟した実(豆)だけを食用にする種類です。
通常、さやも実も乾燥した状態になってから収穫します。


スズメノエンドウ(雀野豌豆)
マメ科ソラマメ属、つる性越年草、花期:4月~6月、
花は葉腋からのびた柄の先にふつう4個つき、白紫色で長さ3〜4mm。

▼カスマグサ?
カラスノエンドウ小さい花だったのでスズメノエンドウの間でカスマグサ?としたが
やっぱりカラスノエンドウかも
カラスノエンドウ(ヤハズノエンドウ)
マメ科ソラマメ属、越年草、花期:3月~6月、
直径5~7㎜くらいのピンクと赤紫の中間のような色の豆の花を咲かせます。
単色ではなく部分的に白も混じる複色です。

ヒロハノレンリソウ(広葉の連理草)   別名:宿根スイートピー
マメ科レンリソウ(ハマエンドウ)属、つる性多年草、欧州原産、花期:5月~6月、
葉腋から花序を伸ばし花を10個程付けます。
花に芳香は無く、花色は白~桃色で、マメ科特有の蝶形をしています。

コメツブツメクサ(米粒詰草)
マメ科シャジクソウ属、1年草、豪州~西アジア原産、花期:5月~7月、
以前にも、投稿済でした。

ナヨクサフジ(弱草藤)
マメ科ソラマメ属、つる性越年草、豪州原産、花期:5月~6月、
飼料作物として栽培された帰化植物。 片側に花をつける 、花は長さ約1.7cm。

ニワフジ(庭藤)  別名:イワフジ
マメ科コマツナギ属、落葉低木、日本~台湾原産、花期:5月~6月、
花は藤に似た花を咲かせ、長さ1.5cmくらいの紅紫色の花を咲かせる。


ハリエンジュ(針槐)     別名:ニセアカシア
マメ科ハリエンジュ属、落葉高木、北米原産、花期:5月~6月、街路樹、公園樹に多い。
葉腋から長さ10〜15cmの総状花序を垂らし、香りのよい白色の蝶形花を多数つける。
花は長さ約2cm。 萼は広鐘形で有毛。上部は5裂する。

マメ科とは、
双子葉植物バラ目の1科。全世界に分布し,熱帯に多産する。約 550属1万 3000種があり,
キク科,イネ科に次いで大きな科とされる。葉は通常複葉で托葉をもつ。花は両性花で,
マメ亜科では独特の蝶形花冠をもつが,ジャケツイバラ亜科ではやや左右対称の5弁花を平開し,
またネムノキ亜科では花弁は小さく,筒形に癒合しておしべが長く伸びる。 

キク科、イネ科に次ぐ種類の多さ、もちろん身の周りでもこれから夏や秋になり、
つるの豆類やハギなど沢山ありますので、全部追いかけたら大変ですね。
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庭の花木(5月-3)バイカウツギ、セアノサス、ハクチョウゲ、バラ、他

2020-05-22 | 自宅の花木
庭の花木から幾つか選んでみました。

バイカウツギ(梅花空木)   別名:フスマウツギ
アジサイ(ユキノシタ)科バイカウツギ属、落葉低木、花期:6月~7月、
花はウメの花(5弁)に似ていますが、花弁は4枚、直径3~4cmの白色で、ほのかな芳香があります。

セアノサス     別名:カリフォルニアライラック
クロウメモドキ科ソリチャ属、常緑低木、北米原産、花期:5月~7月、
デープブルーの花が代表的なセアノサスですが、セアノサスには様々な種類、特徴があります。 
もうなくなったと思っていましたが、小さな木に花を付けていました。


ハクチョウゲ(白丁花)
アカネ科ハクチョウゲ属、常緑低木、花期:5月~7月
名は、丁字咲きの白花という意味 。
花径:10~12mm. 形態. 株立ちでよく分枝し、枝は細く直線的に伸びる。
ハクチョウゲの八重咲き品種です。
 

カルミア    別名:アメリカシャクナゲ
ツツジ科ハナガサシャクナゲ(カルミア)属、常緑低木、北米原産、花期:5月~6月、
カルミアはコンペイトウのような形をした、色濃い蕾を持っています。
花が開くと皿形になり、色は薄く模様が入って、蕾の様子とは全く異なった印象を受けます。 
雄しべの先は花弁のくぼみの中に収まっています。この雄しべは、飛来した昆虫などによって
刺激を受けると飛び出して、花粉も散るというおもしろい仕組みをもった花です。

花が咲いた時より蕾の時の方が好きです。

スモークツリー   別名:ケムリノキ、ハグマノキ(白熊の木)
ウルシ科ハグマノキ属、落葉高木、ヨーロッパから中国原産、花期:6月~8月、
雌雄異株、雌木の枝先につく花序は長さ約20cmで多数枝分かれし、
花後に伸びた花柄が遠くからは煙がくすぶっているように見えます。
雄木は花序が短く、煙状にはなりません。  
花後に煙のようになるのは雌株の付いている雌株だけです。
これは、雄しべが中心を取り巻き5本見えますので、雄株です。従ってモクモクになりません。
 

以下、バラの仲間  バラ科バラ属、詳細名は良く分かりません。
モッコウバラ  中国原産、花期:4月~5月、
茎にトゲがないので好きですが、よそ様は黄色い花がいっぱい咲いています、我が家の白色は遠慮がち。
ミニバラ
お気に入りですが、よく咲いてくれます。
アイスバーグかな。
 
アーチにしているバラで黄色と白が見えますが咲いているうちに変わってくる。
まだ蕾のものもありますが、次の機会とします。
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庭の花(5月-6)オルレア、ムラサキツユクサ、ユキノシタ、バーベナ、他

2020-05-21 | 自宅の花
雨模様の日がここに来て続いていますので、庭の花もお疲れ気味です。
地植えと鉢物から幾つか取り上げました。

オルレア    別名:オルラヤ、ホワイトレース
セリ科オルレア属、多年草、ヨーロッパ原産、花期:5月~6月、
茎の頂部に、小さな白い花をまとまって咲かせ、径15~20㎝程度の総状花序を形成します。 
ほっておくと種が落ちてドンドン増えてしまい、他の草花と競っています。

ムラサキツユクサ(紫露草)
ツユクサ科ムラサキツユクサ(トラデスカンチア)属、多年草、北米原産、花期:5月~7月
梅雨のうっとうしさを吹き飛ばすように大きな3枚の花弁を優雅に広げ、
朝露にぬれた姿にはしっとりとした美しさが感じられます。
ムラサキツユクサの白花種。
トキワツユクサとよく間違われるが、トキワツユクサの葉は常緑、家ではこれから咲きます。

ユキノシタ(雪の下)
ユキノシタ科ユキノシタ属、多年草、花期::5月~6月、
白色の花をつけ、5枚の花弁のうち上に3枚ある小さな花弁には、赤紫色の斑点がはいるのが特徴です。
葉は直径3cm~8cmほどで丸く、葉裏は褐茶色で葉脈上に白い斑が入るのが特徴的です。

リクニス・フロスククリ    別名:カッコウセンノウ
ナデシコ科センノウ属、常緑多年草、ヨーロッパ原産、花期:4月~7月、
ロゼットの下葉から30~40㎝の花茎を沢山伸ばし、花径2㎝程のピンク色、
白色の花を咲かせます。5個の花びらが深く切れ込みます。 
もう少し大きな株で花がもっと咲いていたが、今年は他の草花に負けたようです。

ホタルブクロ(蛍袋)   別名:チョウチンバナ
キキョウ科ホタルブクロ属、多年草、花期:5月下旬~7月、
花は筒形で下を向いて咲き、花の先端は5つに裂けています。
白色に淡紫色の斑紋が入った花が多いが、濃い紅紫色の花もある。


エレモフィラ・ニベア
ゴマノハグサ(ハナジンチョウ)科エレモフィラ属、多年草、オーストラリア原産、花期:3月~5月、
花は花径1.5㎝程度、長さ2~4㎝程度のベル状の合弁花で、花冠が5裂してやや反り返ります。 
葉は線形で葉茎には細かい毛が密生しています。 淡いブルーとシルバーリーフのコントラストが美しい。


ジキタリス      別名:キツネノテブクロ、
ゴマノハグサ(オオバコ)科ジキタリス属、二年草、ヨーロッパ原産、花期:5月~6月、
直立した茎に、白、ピンク、薄紫色等の釣鐘形の花を穂状につけます。
これは、ジキタリス ダルメシアンホワイトだったかと。他の色は根腐れしたかなくなりました。

バーベナ    別名:ビジョザクラ(美女桜)
クマツヅラ科クマツヅラ(バーベナ)属、1年草又は多年草、花期:4月~11月、
バーベナは品種も花色も豊富で、開花期間が長く花壇に適している。
バーベナコルトは、カーペット状に広がり丈夫な栄養系バーベナです。
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ヒゲが自慢の昆虫達、草藪昆虫園より。ベニカミキリ、クロハネシロヒゲナガ、他

2020-05-20 | 昆虫
家周りの草藪昆虫園から、幾つかの昆虫を取り上げました。
幼児~小学校中学年向き の絵本に、「昆虫のひげ」があります。
たった2本しかないひげが、昆虫の命づなだというのですから。
人間でいえば、手、耳、目、鼻のはたらきをぜんぶそなえた、
虫のひげのひみつを、興味深い文と正確で生きいきとした絵で描きます。 
まだ出掛けてないので、この絵本を手にしたことはありませんが、1度みてみたいです。
幾つか最近撮った中からひげ(触角)の長いものを選びました。

ベニカミキリ
コウチュウ目カミキリムシ科カミキリ亜科、大きさ 13-17mm、時期 4-6月
前胸、上翅が赤色で、前胸には黒紋があるカミキリムシ。上翅はふつうは無紋だが、黒紋がある個体もいる。

ジョウカイボン
コウチュウ目ジョウカイボン科ジョウカイボン亜科、大きさ14-18mm、時期 4-8月、
触角が長く、スマートな体型の、茶色っぽい甲虫。一見、カミキリムシの仲間に似ている。


ヤマトシリアゲ(シリアゲムシ)
シリアゲムシ目シリアゲムシ科、  大きさ(前翅長)13-20mm、時期 4-9月、
体は黒色で、翅に2本の太い黒帯を持つシリアゲムシの仲間。
頭部が長く前に伸び、オスはお尻をクルリと巻き上げている。

キリギリス仲間の幼虫
バッタ目キリギリス科キリギリス亜目、
ヤブキリ、キリギリスなどの細かいところまでは不明。


クロスジメイガ
チョウ目ツトガ科ノメイガ亜科、 大きさ(開帳)26-32mm、時期 5-9月、
赤みがかった黄色地に、明瞭な黒色の筋模様を持つ。脚は黒い。
分かり難いですが、背中後方に白い髭(触角)が伸びています。

シオヤアブ
ハエ目ムシヒキアブ科シオヤアブ亜科、 大きさ 23-30mm、時期 6-9月、
褐色の大きなムシヒキアブ。全身に黄色の毛がはえており、腹部は、この毛のために黒色と
黄褐色のしま模様に見える。脚は黒色だが、すねの部分だけが黄褐色。
触角では自慢できませんが、髭が見事でしたのでエントリーしました。

クロハネシロヒゲナガ
チョウ目ヒゲナガガ科、   大きさ(開帳)13-15mm、時期 4-6月
翅は黒色で紫色~赤銅色の光沢があり、白く長い触角を持つヒゲナガガの仲間。
 林の周辺をゆっくり、ひらひらと飛ぶ。
この飛ぶ姿は優雅に見えました。これは見ていても癒されます。


▼ハルジオンの花の3連対ヒゲナガガとヒラタアブか。
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