花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

早春の野草、蕗の薹が花芽を出した。ムラサキハナナ、オランダミミナグサ他。

2022-02-27 | 野草(花)
早春賦と思っていましたが、今日の昼間の暖かさは、春を感じさせました。
草花もポチポチと目覚めています。 

フキ(フキノトウ)
キク科フキ属、多年草、花期:3月~5月、
フキの若い花茎がフキノトウで、葉柄を食べるので誰にでも知られた植物です。
早春に、葉に先立って花茎を地上に表し散房状に花を付ける。雌雄異株で、
雄株の花は黄白色、  雌株の花は白色です。
雄株の頭花は筒状花からなっています。 
すべて両性花ですが稔りませんので機能的には雄花となります。
雌株は 頭花を見ると白っぽくて細かい糸状のめしべの花柱がびっしり見られます。
この写真では咲き始めたばかりでなんとも言えないです。
 
上左:雄株です、花柱の先端に黄色い花粉を拡大で確認。

ムラサキハナナ(紫花菜)  別名:オオアラセイトウ(大紫羅欄花) ショカツサイ(諸葛菜)、ハナダイコン(花大根)
アブラナ科オオアラセイトウ属、1年草、中国原産、花期:3月~5月、
分枝して伸びた茎の先に総状花序を出し、花径2~3㎝程度の花を多数咲かせます。
淡い紫色の4枚の花弁を持ち、中心には黄色い雄しべが6本と1本の雌しべがあります。
未だ咲き始めたばかりで暫くするとあちこちで野草化し群がってみられます。
 

ホシノヒトミ(星の瞳)   別名:瑠璃唐草、オオイヌノフグリ、
オオバコ科クワガタソウ属、越年草、ヨーロッパ原産、花期:3月~5月、
葉の腋に1個ずつ花を付け、花柄は1~2cm、花径7~10mm、瑠璃色。
年中見かける気もしますが、春には群落として見ることがあります。

オランダミミナグサ(和蘭耳菜草)
ナデシコ科ミミナグサ属、1年草、ヨーロッパ原産、花期:3月~5月、
帰化植物の雑草、似た花のミミナグサは、花弁の長さが萼より短い。

ナズナ(薺)    別名:ペンペングサ、シャミセングサ
アブラナ科ナズナ属、越年草、花期:3月~6月、
花径15ミリから35ミリくらいの小さな白い十字花をたくさんつける。
花は上記のマメグンバイナズナと似ていますが、実の形の違いで見分ける。
こちらの葉の形は、ハート形又は三味線のばちのような三角形です。
   

ノボロギク(野襤褸菊)   
キク科ノボロギク属、1年草、花期:通年
花は通年見ることがあり、綿毛のものも今は良く見ます。
  

ホトケノザ(仏の座)
シソ科オドリコソウ属、越年草、花期:3月~6月、別名:サンガイグサ(三階草)
車座に相対してつく葉の状態を仏座に見立てたもの。
畑地に一面に咲き広がっていますが、鮮やかさが今一つです。
これに似て間違い易いヒメオドリコソウは、未だ近くには咲いていません。
ー--------------------------------------------------                                                                                                                          

冬空に映える裸の樹木。ケヤキ、ウンリュウグワ、他。

2022-02-25 | 樹木
雪国の方々は大雪で生活するのも大変のこととお察ししますが、
こちらは寒くはあるが、青空が出るほど日が続いて散歩もし易いです。

そこで周りを仰ぎ見ても彩りは未だありませんが、冬空に葉を落とし枝だけが伸び、
今の時期、冬しか見られない風情がある。(どこかで似たセリフ聞きましたか)
冬に葉が落ちた木の状態ははだかぎ(裸木)と言うようです。俳句で冬の季語にもなっている。
春には芽が出て来てきますので、根が生きていますから、葉がなくても枯れ木ではありません。
綺麗だなぁと思い幾つか集めてみました。

ケヤキの大木で存在感があります。
    

枝垂桜、春には見事な花を付けるのでしょうね。


イチョウ(銀杏)の木も高くそびえています。

立派なモミジの木だと思ったのですが、違った時かな。

サンショウの木には鋭い棘がハッキリとある。
棘のある木は、意外に多い、メギにも似たように棘がでています。

高木です、ホウノキ(朴に木)?だったと思っているが自信がありません。


キリ(桐)の木の佇まいは小さくても何故か優雅に感じます。

ウンリュウグワ(雲龍桑)(別名コウテングワ)の枝はくねくね曲がり美しい。
以前枝振りが見事だったと思っていたが、すっかり枝を切り落とされ、
新しく出た今の枝振りは少し寂しい。
ウンリュウグワはヤマの園芸品種、生け花によく使われる。

ハナミズキですが、写真では見えませんが良く見れば花芽を付けていいます。

周りをみればまだまだ切りがなくありますが、雑木林で締めとします。
つまらないものにお付き合い頂きありがとうございました。
ー--------------------------------------------------

222への思い入れ。昨日、2月22日は猫の日でした。

2022-02-23 | 日記
本来なら昨日投稿するべきところを本日に延ばしてしまいました。
2月22日は、「猫の日」でした。
みての通り2が3つ並んで、にゃんにゃんにゃんから来た語呂合わせのようです。
猫好きな人達とペットフード協会が協力して、1987年に猫の日を制定したようです。
愛猫家にとって特別な日! 毎年この日に合わせて猫にまつわる限定商品の発売や、
特別なイベントで盛り上がっています
テレビのショッピング番組でも猫のデザインされたものを宣伝していました。
2022年2月22日は、2が6個並ぶので、「スーパー猫の日」でした。


我が家は犬は、3代にわたりいましたが、猫は飼ったことが有りません。
しかし、飼い猫、野良猫か良く分かりませんが、よく来ています。
以前一時的に、来たので餌を与えて家に居つくかのような状態がありましたが、
ある日突然来なくなりました。

その後も、違う猫が来ました、どうも黒い猫との縁が強いようですが、
 
昨年3月~5月頃やって来ましたが、又来なくなりました。
どこかで幸せにやっているのならそれで良いのですが、、

それが先月半年ぶりに我が家に来て鳴いています、少し引っ搔き傷しているようにも見えました。

しかし、食べたらさっさと何処かに帰っていきまます。
その後1週間位ごとに朝早く来て鳴いてねだるようです。
私が起きる頃にはいる時もあります、家にも入っているようですが、写真は未だです。
直ぐに居なくなります。
これからどれ位続くか分かりませんが、頼られているとなると情が移ります。

その他にも、
 

又、散歩途中の物置小屋に住み着いている猫がいます。
兄弟でしょうか、親子か分かりませんが性格が全然違います。
去勢の耳カットや誰かが餌を与えているようなので飼い主はいるのかもしれません。
カミさんが行くと傍に寄って来てくれますが、私が行くと警戒感があらわです。
待っていたかのように行くと駆け寄ってミャオーと鳴いてくれます。
やっぱり可愛いですね。

じつは、これからが222を言いたかったお話です。
この番号は、私の従業員ナンバーです、以前にも書きましたが、
高校卒業して、計測器メーカーに就職しましたが、その2年後にアメリカの計測器メーカーとの合弁会社に移籍しました。
そして新しい番号が222でした、40年近くこの番号とのお付き合いです。

今ではあらゆる所で暗証番号が必要ですが、覚えやすくてこの番号を使いたいですが、
お金に関係する場合には止めています。
現在は、大和証券の口座番号にわずかながら名残を残しています。
特にこの番号で得したことはありませんが、何か験を担ぐ時などは、どうしても2を選んでしまいます。

エンジェルナンバー222は、天使が数字を通してメッセージを伝えているとか、
全てはうまくいっているというポジティブなメッセージとして受け取ることに
しています。

今年に入りやや運気は低迷気味ですが、222の数字を今回意識して、
これから上向きの人生に向かえればと思っています。

今回もお粗末でした、どうでもいいことでしたね。
ー--------------------------------------------------

筋金入りの樹木のど根性。

2022-02-21 | 雑記
川沿いの土手を散歩していてみていましたが、今初めて取り上げました。
こんな筋金入りの樹木がありました。
当然日時をかけてここまで成長したのですが、その生命力の強さに
驚きます。

フェンスが有り、木が先に植えられていて大きくなったのか、色々な木があります。

これはつる性木ですのでフジのつるかもしれませんが、上部は切り取られていました。

   

エノキかもしれませんが、針金をぶち切っている部分も見えます。



ニセアカシアの木も鉄骨を横切って成長しています。
パイプをガッチリと咥えている部分は幹幅が少し膨らんでいます。
ガード下から伸びて来て頑張って支えているようにも見えます。
僅かな距離にこれ位ありますから探せばもっとあるかもしれません。

どうなるんでしょうか?
クワの木かもしれませんが、これからどうなるんでしょうか?
こんなものはいくらでもあります、そもそもここに木が必要だったのかとも。


番外編
隣合った違う木が合体し部分的に密着しています。


僅かな石の間から松とツツジの木々が伸びています。
 

いずれも木々の生命力の強さを感じます。
環境への環境への整備は大切ですが、人間の世界でもそれぞれ各人の環境は違うのですから、
その環境に負けずに強く生きていかねばなりません。
ー-------------------------------------------------

花が咲かない植物、いつも見ているが名が分からないシダ植物。

2022-02-17 | 植物
寒い冬には、花が咲かない植物は多いですが、
暖かくなっても花が咲かない植物があります。
その中から身の周りからシダ植物を探してみました。

シダ植物の特徴は、
根、葉、茎の区別があり、花が咲かないので種子もできない植物。
シダは耐陰性があるものが多く、室内で育てやすい植物です。
葉が特徴的なものが多いため、観葉植物としても人気がありますが、
散歩して見つけたものだけですので、野生で見慣れたものだけです。

シダ植物は、マツバラン類・ヒカゲノカズラ類・トクサ類・シダ類の4群から構成。

全く名前が分からないので、葉の形から名前を調べてみました。
松江の花図鑑 のシダ植物等を参考にささせてもらいましたが、品種が多くて
 よく分かっていませんので、間違っていたらご教示お願い致します。
*(シダ植物は世界に約1万種類あり、日本には約700種類があるようです)

ヤマイタチシダ(山鼬羊歯)
オシダ科オシダ属 常緑性シダ植物、本州〜九州の山地の林縁に生える。
2回羽状浅裂~全裂、先端は長細くなる、羽片は光沢のない緑色で、辺縁は反曲する  羽片先の辺縁は全縁 。

▼??   胞子嚢の付き方が違うので上のものと違うのかどうか?葉だけ見ても良く分かららず


ハシゴシダ(梯子羊歯)
ヒメシダ科ヒメシダ属、関東以西~九州の林下のやや乾いた所に生える。
葉身は広披針形の2回羽状深裂、光沢のない黄緑色〜緑色、柔らかい紙質。

オクマワラビ(雄熊蕨)?
オシダ科オシダ属 常緑シダ植物 北海道〜九州の低地から山地までの林縁に生える。 
根茎は太く直立。葉柄基部に広披針形、光沢のある黒褐色〜褐色の鱗片が密生し、
中軸では黒褐色で狭披針形の鱗片がまばらにつく


ヤブソテツ(藪蘇鉄)
オシダ科ヤブソテツ属、常緑シダ植物、本州〜九州の平地から山地までの林床、林縁に生える。 
葉身は単羽状複葉。側羽片は10〜25対つき、基部は円形〜切形で耳垂が目立たない。
辺縁は波状で先端には鋸歯がある。


▼アイノイノモトソウ(あい井の許草)
イノモトソウ科イノモトソウ属、東北南部以西〜九州の人里近い所に生える。イノモトソウ×オオバノイノモトソウの雑種と推定 され、
外見はイノモトソウ似とオオバノイノモトソウ似のものがあるが、
いずれも中軸にイノモトソウと同じような翼ができる。  下右:葉の裏側
 


オオバノイノモトソウ(大葉井許草)
イノモトソウ科イノモトソウ属、
丘陵地から山地の林内に生え、1年中緑の葉をつける、写真は小さな個体。
同じ仲間のイノモトソウより葉が大きいことからその名が付いたが、
オオバノイノモトソウは葉軸に平たく突き出た部分がないことでも見分けがつく。



ノキシノブ(軒忍)
ウラボシ科ノキシノブ属、常緑シダ植物、
樹の樹皮や崖、傾斜が急な場所の地表などに生える。 
葉は長さ12〜30cm。先端側、基部とも細くなる。

番外編
フユノハナワラビ(冬の花蕨)
ハナヤスリ科ハナワラビ属、冬緑性シダ植物、本州〜九州の向陽の山野に生える。 
上部につく胞子嚢穂は2回〜3回羽状に分岐し、円錐状に丸い胞子嚢をつけ、秋に熟した後に枯れる。

カタヒバ(片檜葉)
イワヒバ科イワヒバ属、常緑性シダ植物、宮城県以南〜九州の山林中の岩上や樹冠に生える。 
葉は黄緑色で、葉状枝は集まらずに開き、垂れ下がる。 
背葉の辺縁には白膜はなく、先端は鋭尖状。右:葉の裏側
似たイヌカタバミかもしれないです。 


当初シダとして葉の表面を撮っていましたが、花が咲かず種がなし、で胞子で増えるとなると、
その胞子嚢(ほうしのう)が、葉先や、ふちに付いたり、葉の裏に付くもの等があり、
これらにより見分けることになります。随分と色々な付き方があります。
又、花が咲かない植物にコケ植物もありますが、その違いは、
葉や茎や根の区別がない胞子植物です。
ー-----------------------------------------------------

飛んだ、思わず撮った、残念ながらの野鳥。

2022-02-15 | 野鳥
散歩途中で見るのはカラスの群だけでした。
苦手の鳥の飛翔をと思っていましたが、所詮はコンデジでは叶わぬ夢です。
飛んだ、撮ったで、昔の西部劇のガンマンよろしく、コンデジのシャッターを押す。
従って多少大きな鳥だけです。
小鳥は、連写で撮ってみようと思いましたが上手く行きませんでした、残念。

ハシブトガラス(嘴太鴉)
スズメ目カラス科   全長56.5cm、 留鳥
太くて湾曲したくちばし。でっぱった額、カァーカァーと澄んだ鳴き声。
今の時期空き地の草原で多くの鳥がたむろしている。


ハシボソガラス(嘴細烏)
スズメ目カラス科、全長50cm、留鳥。
大きく細い嘴、平らな額。カラカラという濁った鳴き声。
遠くでしたが、カラスは全て黒いと思い込んでいましたが、写真を見て、あれ黒くない。
ハシブトガラスよりもやや小さい。河川敷や農耕地など比較的開けたところでよく見られ 、
外から見える羽は黒いですが、皮膚に近い短い羽は白くやわらかな羽毛をしているとありましたので。
白っぽい色翅のコクマルガラスの種もありますが、当地方にはいないと思います。

これもカラスの番?だったかなと思いますが、遠目で良く分かりません。

トビ(鳶)   
タカ目タカ科   全長オス59cm メス69cm  別名:トンビ
ピーヒョロロ・・という鳴き声。凹形の尾。飛翔中の下面で白く見える初列風切基部。
留鳥。平地や低山で繁殖、海岸や湖沼近くに多い猛禽類。
上昇気流に乗りよく帆翔する。輪を描くように気持ちよさそうに見えますが、獲物を探している?
高い所での舞はこれが精一杯です。



▼ダイサギ(大鷺)   
コウノトリ目サギ科  全長90cm  通年を通してみられる。
大きい体、長い首、黒色の足、夏は黒色、冬は黄色のくちばし。
ダイサギとチュウサギは体の大きさが違うが遠くからでは判別不能です。

人家の屋根で、アオサギとダイサギが何を話しているんでしょうね。
この家は、鳥の糞でたまんないですね。もっといました。

ダイサギコガモを見守っていました。

番外編
何の鳥の巣跡?か分かりませんが、かなり高い位置にあります。
今の時期、木の葉が落ちるとよく分かります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

待ち望む春よ、早く来い、植物はみんな待っている。ハクモクレンの花芽。

2022-02-12 | 植物
先日10日、関東地方は警報級の大雪かと報道されていましたが、
八王子の自宅付近は対して積もらず、全くスコップでの雪かきをする事なく終わりました。

雪がないなら早く春になって欲しいですね。
今時の冬景色といっても、単に枯れ木も山の賑わいだけですが、春の兆しも少しずつあります。

メタセコイヤの並木ですが、既に全て落葉しています。
 

花の形のような、ユリノキの実     昨年の4月に撮ったユリノキの花です。
 

上のユリノキと花が似ているプラタナス(アメリカスズカケノキ)の実
プラタナスは、鈴をぶら下げたような実がなることで、別名「スズカケノキ」 と呼ばれるが、
一般にスズカケノキと呼んでいるのは、モミジバスズカケノキであることが多い。
葉の切れ込みが大きい順に、スズカケノキ>モミジバスズカケノキ>アメリカスズカケノキとなる。 
見分け方は、葉の半分以上まで切れ込みが入る。また、実のなる数が、
アメリカスズカケノキは1個ずつ、モミジバスズカケノキは2~4個、スズカケノキは3~7個がまとまってできる。

ハクモクレンの花芽、           ハナミズキの花芽がポチっと
 

葉が色づいているのは、オタフクナンテン
矮性なのでオタフクナンテンかもしれないが、葉形はナンテンです。
ナンテンの葉は緑色ですが、日当たりのよい場所では紅葉するようです。

今頃咲いているのは、ロウバイです。少し遠慮っぽく咲いています。

梅はあちこちで咲いています。紅梅の方が早く咲いています。

メリケンカルカヤの綿毛、イネ科の北米原産の要注意外来植物に指定されている。

ススキの穂先の種子の先に毛が生えるがもう全て飛んでしまっている。
右:中央上部にジョウビタキがいるのが分かりますか?

花と言えばフクジュソウ(福寿草)咲き始めは葉がないですが、既に葉が一杯のもある。
又、今日の天気予報で、日曜の夜から月曜の朝にかけて雪の予報が出ています。
2月14日は、コロナワクチン接種3回目の日です。交通機関に混乱ないように祈ります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

鉢植えの花(2月) 彩りが色々なプリムラの仲間。

2022-02-09 | 花の写真
立春は、2月4日から2月19日までで、二十四節気の一つで春のはじまりと言われています。
関東地方は明日から10~11日は関東の平野部でも雪になる可能性がある 報道ですが、どうなりますか?
園芸店などの店先で彩りを見せているのはジュリアンです。
思わずバラ咲きジュリアンなど購入してしまいましたが、
家の場所の関係上陽が出る日は外に出したりの毎日です。

バラ咲きジュリアン
サクラソウ科プリムラ属、多年草(1年草扱い) 花期:1月~5月、
バラのように八重咲きになっているジュリアン。花色も多く、春の定番です。

プリムラジュリアン
サクラソウ科プリムラ属、多年草 、花期:11月~4月、
プリムラ・ジュリアンは、数多くのプリムラとの交配の中で作られた品種です。 
サカタのタネがプリムラ・ポリアンサとコーカサス地方原産のプリムラをもとに交配して
1970年代にできたプリムラです。
ジュリアンの系統の方が株や花、葉がポリアンサよりもコンパクトです。  

プリムラマラコイデス    別名:ケショウザクラ、オトメザクラ
サクラソウ科サクラソウ属、多年草(1年草扱い)中国原産、花期:1月~4月、
花色が豊富でたくさんの花が咲くことから、花壇や寄せ植えに、とても人気のある草花です。

プリムラシネンシス    別名:寒桜、雪桜、
サクラソウ科サクラソウ(プリムラ)属、多年草、中国原産、花期:12月~3月、
冬から春に咲くプリムラの種類の一つです。桜の花びらのような花弁が特徴。
花色は、白、赤、ピンク、紫、オレンジ 等がある。
冬の寒さにも強いことも育てやすく人気です。

番外編
鉢植えではない仏壇花です。
キクやカーネーションです。

仏花として通年選ばれる花は、輪菊・小菊・カーネーション・百合などは年間を通して
生産が比較的安定しており、水はけも花持ちも良いので仏花としてよく使われています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

木の幹に張り付く大きなもの,小さいものまで、サルノコシカケ

2022-02-07 | 植物
いつの時期でも見られるものですが、花が無い時期には気になるものに、
木の幹に張り付いているサルノコシカケがあります。

サルノコシカケとは、サルノコシカケ科やその近縁(*1)のキノコの総称です。
日本では4科約40属300種が知られ,ブナ林に日本特産種が多い。
樹木の幹につき,半円形,木質で厚く堅く,上面には同心円紋があるものが多い。
多くは樹木を腐らす害菌であるが,細工用とし,発汗,利尿などの薬用ともなる。 
担子菌類の中の1つで、これを調べていくと複雑になり、又名前も特定が難しいので止めました。 
(*1マンネンタケ科、キコブタケ科など)

サルノコシカケ(猿の腰掛)
名前は、ちょうど猿が腰をかける椅子のような形からで、 「科名」であり総称です。
そのため、椎茸や松茸のようにきのこを指す名前ではありません。
木から栄養分をt撮り取り大きくなりますが、それで木が枯れると自分も枯れます。
傘の大きさや色模様などにより名前を探すことになりますが、種類が多く
素人では名前に責任を持てませんので、未定としておきます。





サルノコシカケはブナの木やナラの木などの広葉樹が生えてい所にできるきのこなのです。
立枯れ木や生きた木に発生します。
ひとつ特徴的なのがコフキサルノコシカケは倒木に発生することが多いと言われていることです。

<番外編>
似たものに蘚苔類と地衣類があります。
コケ植物の分類. 世界で約2万種,日本ではその1/10に相当する約1800種が知られています.
コケ植物は,蘚(せん)類,苔(たい)類,ツノゴケ類の3つに大別できる。
これだけ見て名前を調べるのはやめにしてすべてコケとしておきます。

苔は胞子で増えるため花を咲かせることはありません,
苔類の仲間のほとんどは低地で春先に胞子をまき
蘚類の仲間は苔類よりも複雑になります。

コケの胞子体 

新芽が出て来たばかりでこれからどんどん育ちます、ヒメジャゴケかも?

地衣類 
地衣類は、藻類と菌類が共生している植物。コケのようにごく小さな植物で、
「○○ゴケ」と名のつくものも多いが、現在では地衣類はコケとは別分類されている。
サルノコシカケは以前にも投稿したことがありましたが、
またまたしょうもないものの投稿になってしまいました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

昆虫の冬越し、分からないものばかりでごめんなさい。

2022-02-04 | 昆虫
まだまだ寒い日が続いています。
窓から外を眺めてもまだまだ寂しい景色ですね。
バルコニー(*1)に伸びているムベ(*2)の蔓は、刈り取られていますが、
よく見たら蛹が葉に付いていました。


(*1バルコニーもベランダも2階以上にあるものを指していますが、
ベランダは住宅から外に張り出し、雨をしのげる屋根があるものを指す 、
バルコニーには屋根がありません。 普段はベランダと言っていますが)
(*2同じアケビ科ですが、アケビは落葉で、ムベは常緑です)

そこで今回は、昆虫の冬越しに付いて、今どうしてるかなと調べてみます。
昆虫は、一般的には、変温動物ですので、気温が下がれば活動が出来なくなります。
現実的には、成虫で冬越すものは少ないです。
昆虫の冬越し形態
*1卵で冬越し:多くの昆虫は卵で冬越しをする。翌春からの命を託す。
*2幼虫で冬越し:主に腐葉上の中で餌をたべつつ春を待つ。
*3蛹で冬越し:蝶等は一般的に春から秋にかけて数回繁殖をくりかえすので、
幼虫のままで秋に寒くなったら蛹状態で冬を越す。
*4成虫で冬越し:落ち葉や大きなの裏等に集団で温めながら冬をすごす。

中学生向きに、語呂合わせで昆虫の冬越しの覚え方があるようです。
「バカたまご トカセ幼虫 チョウさなぎ ハチアリテントウ 親で冬越し」
バッタ・カマキリは卵で冬越し。
トンボ・カブトムシ・セミは幼虫で冬越し。
チョウはさなぎで冬越し。
ハチ・アリ・テントウムシは成虫で冬越し。  

*1卵で冬越し
先ずはよく見るカマキリの卵から
カマキリの卵鞘(らんしょう)
カマキリの卵全体を卵鞘(らんしょう)と言います。
固形化した泡状物質の中に、オオカマキリでは5mm前後の縦長の卵が、200-300個入っています。
カマキリの種類により、少し形が違っています、これはオオカマキリと思います。
外見はスポンジ状の焼フの様ですが、中身を野鳥に食べられることもあるようです。
10月~11月頃に産卵し、翌年の4月~5月に孵化します。
卵のう(卵嚢)と言う似た言葉もありますが、
こちらは主にクモに見られ、複数の卵を袋状にした糸の中に入れたものです。

又、バッタの仲間は地中に卵を産んで冬越ししますので見つかりませんでした。

*2幼虫の冬越し
ミノムシ(蓑虫)  チョウ目ミノムシ科のガの幼虫です。
ミノムシは蓑(巣)をつくり、この中で幼虫期を過ごすミノガ科のガの幼虫であり、人家の近くに生息する。
名の由来は、幼虫が作る巣が、藁で作った雨具「蓑」に形が似ているため 。 
ミノムシと一緒にしてはいけないかも。
ミノガ科には日本では、20種以上いるようなので色々な形の蓑虫がいる。

*3蛹で冬越し
アケビコノハ (幼虫) 
ヤガ科エグリバ亜科、体長 (終令)50-75mm、発生時期 4-10月(年2化)
越冬形態 成虫、
これも大形の蛾の一種の幼虫。21/9/12”アケビコノハの幼虫”は投稿済参照して下さい。
サナギ(蛹)              幼虫

ウスビタガの繭  ヤママユガ科の
灰色の冬景色に鮮やかな黄緑色が生える冬の風物詩です、成虫蛾はしらなくても、
良く見掛けますが、実は秋に羽化して今の時期は中は空っぽなはずです。


*4成虫で冬越し
ワタフキカイガラムシ     別名:イセリアカイガラムシ
カメムシ目ワタフキカイガラムシ科  体長♀4~6mm、♂3mm前後  年に2,3回発生 。
体は楕円の小判型で、暗い橙黄褐色をしています。背は著しく隆起していて、
波打った白いロウ物質がくっ付いています。
またロウ物質の溝に沿うように長くて白い透明感のある毛が生えています。
この白い縦筋部分は「卵のう」のようです。
オスの成虫翅があり、口は退化して寿命は数時間から数日で交尾を終えると
その生涯を終えるそうです。
オスの写真はなかなかお目にかかれませんね。

ロウバイの花に  
ツマグロキンバエ♀  
ハエ目クロバエ科 体長5-7mm、時期:6月‐10月
深緑色で、背中に丸みがあり、翅の先端が黒くなったハエ。複眼は青緑色に輝き筋模様がある。口器は長く突き出る。
ハナアブの仲間も時々日が差して暖かい時は見ることがありますが、

コモリグモの仲間?
コモリグモはクモ綱クモ目コモリグモ科と分類されるクモの総称です。
体の大きさは細かな種類により様々に存在していますが、
日本にいる種は、比較的小型な傾向にあります。
と思われますが、写真が鮮明出ないので判別出来ず。
クモは昆虫ではないですが、取り敢えず載せておきました。

中にクモがいるのかどうかわかりませんが、
*himesijimiさん に名前を教えて頂きました。
ネコハグモ(猫葉蜘蛛)
クモ目ハグモ科 体長: ♂:3~4mm♀:4~5mm、出現期: 6~11月
学名Dictyna felis で dictynaは網を意味し、felisは猫を意味する。
葉の上に網を張るからハグモです、猫は毛並みからか?


その他にもよく分からないものが多い。

元々昆虫の生態が分かっておらず、又写真を撮る時に良く見えなくて、
撮った写真をアップで見て判断しているので無理があります。

樹木の枯れた表皮との間で幼虫がいたように感じたが良く分かりません。

明らかに何か幼虫の脱皮跡かと思ってしまいました。

蜘蛛の巣に単に枯れ葉がくついているだけなのか、虫の卵がある様な気がしただけかも。


既に主がいない抜け殻です。

イラガ?の繭跡
イラガは越冬を繭で行います。
繭の色は灰白色で、茶色い線がはいっています。
相当古い繭跡と思いますが、自信はありません違っていたら教えて下さい。

クヌギには、沢山のむしこぶ(虫瘤)又はちゅうえい(虫癭 )とも呼ばれる。
クヌギエダイガタマバチ(タマバチの一種)が寄生し出来たものです。
秋に孵化し、今は空き家になっているようです。


何だか全然分かりません。
柔らかいスポンジ状のもので、棒切れで簡単剝がれましたが中から何も出なかったかな。
マイマイガの卵塊のようです。
マイマイガの幼虫は、21/6/29”幼虫編”を参照して下さい。
4月頃孵化するので、空だとすると古いもののようです。


スズメバチ?の巣
裏側を少し壊して見てみたら3~4層巣盤が重なっているのが見えました。
道の直ぐ傍にこんな大きな巣が藪の中にあったら怖いですね。スズメバチが活動シーズンを終えて越冬するとき、
冬眠につくのは次の世代の女王蜂だけです。働き蜂はすべて死んでしまいます。 
そして翌年の春頃になると、女王蜂が別の営巣場所を探して、旅に出はじめるので、
巣も長くは使用しないのですね。
いい加減な内容になってしまいました。
いずれまた、色々な情報が集まり明確になったら充実させてみます。
*部分は、himesijimiさん に名前を教えて頂きました。ありがとうございました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー