花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

今年も来てくれたヒキガエル。池の魚も動きが活発になりました。

2023-03-21 | 自宅(生き物、虫)
花の写真は数々あれど、やはりマンネリ感を感じていました。
そこで、3/6にヤゴを載せましたので、その池に3/14にヒキガエルが来ているのを
見つけました。
昔は私の誕生日29日前後にヒキガエルが来ていましたが、最近では2週間位早く
現れるようになりました。
今回もオス、メスの出会いがあるのか待ってみましたが、不発に終わったようです。

その後現れていないので、今年は縁結びは無しのようで、ここで投稿しておきます。

ヒキガエル(蟇蛙)  ヒキガエル科に分類されるカエルの総称。
日本にもともと生息している在来種のカエルの中では最大で、
ヒキガエルは体長7~18cmのずっしりとした大きな身体の カエルです。
 日本にいる多くのヒキガエルは「ニホンヒキガエル」と「アズマヒキガエル」で、
西日本にニホンヒキガエルが、東日本にアズマヒキガエルが多く生息している。
その違いはアズマヒキガエルの方が鼓膜が大きいことぐらい。
これでは見た時に直ぐに判断できませんが、正確な見分け方は、
 *目から鼓膜の距離が鼓膜の直径より長い=ニホンヒキガエル
 *目から鼓膜の距離が鼓膜の直径より短いアズマヒキガエル
図鑑によってはアズマヒキガエルの方がイボが多いとか書いてありますが、
ヒキガエルのイボ数や模様、色などは個体差が大きいので、種の見分けポイントとしては難しい。

主に夜行性で,やや開けた地表で採食する.皮膚から毒液を分泌する.
この毒によって外敵から身を守り、同時に、有害な細菌や寄生虫を防いでいる。 
食性は動物食で、昆虫、ミミズなどを食べる。

ヒキガエルの寿命は、オスとメスで異なります。
オスの寿命が11年ほどであるのに対し、
メスは8年ほどと少し短めになっています。
オスが来た時は、「クックックッ…」と聞こえる声で鳴いたこともありますが、
今回は全く静かでした。メスは鳴かない。
目の大きさより、すぐ横にある鼓膜が大きいです。イボもあります。
アズマヒキガエルのメスのようです。

池の仲間も暖かくなり活動をはじめました。
メダカ   池で飼うのは酷かもしれませんがよく泳いでいます。

金魚

以前に大きな鯉は全部、アライグマの餌食になりましたので、
金網を張り小さな黒い文金と金魚を飼っていますが、それも大分大きくなりました。

以前に投稿のヤゴも最近は目にすることもなくなりましたが、どうしているのでしょうか。
小さなビオトープを目指してなんとか見守っていきます。

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昆虫観察、クモ目編 小さな生き物でも頑張っている。ササグモ、クサグモ、他

2021-07-12 | 自宅(生き物、虫)
家の周りには多くのクモがいます、その中でも小さなクモを選んでみた。
外出自粛中は、蜘蛛の生き方等も見て過ごしている。
昆虫観察としてますが、クモは正しく言えば昆虫ではありません。
かなり古くはクモも昆虫類として扱われたことがあり、今日でもクモは昆虫類であると誤解されがちです。

<クモ目>
クモは、食物により好みがなく、生きている虫であればなんでも食うこと、
さらにクモ全体としてみれば気温に適応する幅が大きいことなどから、
水中を除いたほとんどあらゆる環境で生息している。

ササグモ(笹蜘蛛)
ササグモ科 大きさ ♀ 8-11mm、♂ 7-9mm、時 期 5-8月
黄緑色~黄褐色で、腹部に赤色と白色の美しい模様があるクモ。脚にはえている黒い毛が目立つ。
シジミチョウの仲間?をゲットしていた。 


オオヒメグモ(大姫蜘蛛)
ヒメグモ科、 大きさ ♀ 7mm前後 ♂ 5mm前後、時 期 6-10月
まん丸な腹部を持ったクモ。腹部には、黒色・白色のまだら模様がある。
地色は、褐色、黒色、緑色など、個体変異が大きい。
獲物はかなり個体より大きな虫に見えますが、逞しいですね。


クサグモ(草蜘蛛)
タナグモ科 大きさ 15-17mm、 時期 7-10月、
灰黄褐色で、背面に一対の黒褐色条があるクモ。腹部の黒褐色条は、
八の字型の白班で区切られる。


ハリゲコモリグモ(♀)
コモリグモ科、大きさ ♀6mm前後、♂5mm前後、時期 4-9月、
胸部背面の両脇の黒色部分が真ん中あたりで中央に飛び出している。 
同属のウヅキコモリグモとは脚の縞模様や長い針状の毛、体長などが似ているが、
胸部背面真ん中の紋様がやや異なる。
ウズキコモリグモの黒色型にも思えるが、コモリグモ科は間違いない。 


スジブトハシリグモ
キシダグモ科   大きさ ♀ 18-20mm ♂ 17mm前後、時 期 6-9月、
体側に白い帯がある褐色のクモ。
イオウイロハシリグモにも同じパターンの模様をもつものがいるが、
本種は、白帯が腹部後方で波打つこと、腹部に小さな白点列を持つことで見分けられる。

ヒメグモ(ニホンヒメグモ)
ヒメグモ科、大きさ ♀ 4.5mm前後 ♂ 2-3mm前後、時 期 7-10月
単にヒメグモと言えばヒメグモ科の総称としても使える。そのため、
混乱を避ける目的でこの種の和名をニホンヒメグモとする提案もなされている。 
頭胸部は黄色く、頭部の幅が狭い。腹部が丸く、足はきゃしゃで長い。全体に黄色く、
特に腹部は黄色に三つの暗い斑点があるように見えるのが目立つ。
中央の黒い斑紋を挟むように白い帯が前後に走り、左右の黒斑の後ろにその横枝が出る。
腹部の斑紋に個体によって濃淡があり、色が薄いものでは黒い斑紋のみが見えることもある。
黄色くとあるが、全体的にオレンジ色か赤みがかっていたので違う種か?

オオシロガネグモ(大銀蜘蛛)
アシナガグモ科、 大きさ ♀ 13-15mm ♂ 8-12mm、時 期 7-9月、
細長い卵形の白っぽい腹部をもったクモ。腹部には、黒い縦筋が入っており、
この筋はを刺激を与えると太く変化する。脚は長くて緑色。


オナガグモ(尾長蜘蛛)
ヒメグモ科、 大きさ ♀ 20-30mm ♂ 12-25mm、時 期 5-8月
腹部が非常に細長い、奇妙な体型のクモ。緑色型と褐色型がいる。
樹木の枝葉の間に簡単な網を張り、それを伝って歩いてくる他のクモを捕らえて食べる。 
以前に見たオナガグモより短かったので、♂かもしれない。
 写真左下は親指部分なので10mm前後だったかと。
蜘蛛の巣にストレスを与えると足が見えて動きまわります。

ジョロウグモ(女郎蜘蛛)
ジョロウグモ科、 大きさ ♀ 20-30mm ♂ 6-10mm、時 期 9-11月、
腹部に黄色と暗青色の縞模様のある大きなクモ。 
普通ジョロウグモと言えば、2,3cm位あるメスのクモですが,
この写真のオスはすごく遠慮した位に小さいクモです。

ギンメッキゴミグモ
コガネグモ科  大きさ ♀ 3.5-7mm ♂ 3-4mm、時 期 5-9月、
腹部はやや細長く、銀白色。周縁に黒班がある。色彩変異があり、全体が黒色の個体もいる。

”美人は3日見ると飽きブスは3日で慣れる” の言葉があります、
 いったん慣れてしまえば相手が美人でもブスでも無関係という心理になってくるよう。
(男性の本音はどうでしょうかね?、幸せになるのは他の要因で決まるか?)

苦手な蜘蛛も長いこと見ているといずれも個性があり、ステキに見えてきました、
皆さんはどう思いますかね(?)
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珍客いらっしゃい、家に居ながら虫さん観察。

2020-10-21 | 自宅(生き物、虫)
一昨日は、最低気温10℃、最高気温20℃と少し持ち直し過ごし易い一日でした。
昨日の朝、裏口の出入り窓のガラスと網戸の間にヤモリが二匹いました。
そこで、家でもいろいろな生き物を見ていますので取り上げてみました。
家の中にいた、又、庭への出口や、板塀にいた虫等ばかりです。

ヤモリ(ニホンヤモリ)
有鱗目ヤモリ科ヤモリ属 、全長100-140mm、(頭胴長)50-72mm、4-11月、
体色は灰色や褐色で、不鮮明な暗色の斑紋が入る。 
体色は個体差が激しく、灰色をベースに黒や白色など様々な色が見られます。
人家の内外でよく見られ、壁や天井を歩き回る。
夜行性で、灯火の周辺などに現れ、光に集まってきた昆虫を食べる。
肢の裏には幅広い鱗(指下板)が並んでおり、壁面も器用に登ることができる。
    
我が家では、人家内外の害虫を捕食することから家を守るとされているので戸袋などで見掛けます。
下は、別の日に外壁にいたものです。    

ニホントカゲ
有鱗目トカゲ科トカゲ属 、(全長)200-250mm (頭胴長)60-96mm、4-11月、
黄褐色で、全身がなめらかな鱗で覆われたトカゲ。
山道や林縁、人家の庭などで見られ、石の上などで日光浴しているのをよく見かける。
幼体。黒色に明瞭な縦筋模様があり、尾はブルー、これも出入り口の花壇傍でウロチョロしてる。
庭出口のマットの上です。内ハヤモリ、外はトカゲです。


マダラカマドウマ
バッタ目カマドウマ科カマドウマ亜科、24-33mm、8-11月、
黄白色地に黒色の斑点があるカマドウマ。
脚が長いカマドウマの仲間の中でも、この種の後脚はひときわ長い。 
成虫でも翅をもたず専ら長い後脚で跳躍する。 
カマドウマ(竈馬)は、カマドウマ科全体の昆虫の総称です。(70種以上)
古い日本家屋では竈(かまど)の周辺などによく見られたことからこの名前が付いた。 
子供の頃は便所’便所便所コオロギ’と言われていましたが、カマドウマは湿気を好む昆虫で、
トイレにも頻繁に現れていたことからついたあだ名で、人に害はないのですが、
視覚的に気持ち悪いから、昔から害虫扱いされています。

オンブバッタ  オンブバッタ科    ▼?バッタ?
  

(ハラ)ヒシバッタ ヒシバッタ科    ▼コオロギの幼虫(ハラオカメコオロギ?) 
 

ホシオビコケガ(星帯苔蛾)  
ヒトリガ科コケガ亜科、 開張 20~28mm 、5-10月、
白地に黒い斑紋があるコケガ 。
成虫は夜間、灯火に集まる。幼虫は地衣類を食べる。


オナガグモ(尾長蜘蛛) 
クモ目ヒメグモ科、  大きさ:♀20-30mm、 ♂12-25mm、5-8月、
腹部が非常に細長い、奇妙な体型のクモ。緑色型と褐色型がいる。
樹木の枝葉の間に簡単な網を張り、それを伝って歩いてくる他のクモを捕らえて食べる。

 普段は松葉の様に空中に浮いて見える。 

ルリタテハ幼虫(4齢
チョウ目タテハチョウ科、   43mm前後、  5-9月、
タテハチョウは、春から秋にかけて成虫を見ることができます。
成虫越冬し、冬も暖かい日には姿を見ることがあります。
幼虫はユリやホトトギスのなかま、サルトリイバラの葉を食草とします。
 

こうして見ると、どんなど田舎に住んでいるのと思われるかもしれませんが、
東京都内で町並みがあり裏は丘陵になっている所に住んでいます。
最後にオマケとして、昔の疥癬タヌキを助けてから、今では家族も増えて、
毎日遊びに来ています。

やっぱり田舎ですね。
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