花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

庭の花木(5月) ブラシノキ、サルナシ、ハナユズ、アジサイ、他

2021-05-31 | 自宅の花木
5月ももう終わりで早いものですね。
花の彩りもドンドンと入れ替わっています。
まだ咲き始めたばかりのものもあるが、気が付くと咲き終わりのこともありますので投稿しておきます。

ブラシノキ    別名:カリステモン、キンポウジュ
フトモモ科マキバブラシノキ(カリステモン)属、常緑低木、オーストラリア原産、花期:5月、
最近は、小さな木ですが良く花を付けてくれるようになりました。

サルナシ(猿梨)  別名:コクワ、シラクチカズラ、シラクチヅル、ミニキウイ 
マタタビ科マタタビ属、落葉つる植物、中国原産、花期:5月~7月、
雌雄異株又は雌雄雑居性。 この木には実が付きますので両性花、雄しべが退化した雌花があり、
写真は雌花です。 今では花が終わっています。果実は小さく9月頃になりますか。
サルナシという名前は、果実を猿が好んで食べることから付けられたとされています。


ハナユズ(花柚子)   別名:ハナユ、一才ユズ
ミカン科ミカン属、常緑低木、花期:5月~6月、
ホンユズよりは、果実が小形で早熟性で別種です。花は目立たず見過ごしそう。
庭に植えると「代々(橙)家が栄える」と言われる、縁起の良い柑橘果樹。
我が家は、柚子風呂向けですが、料理にも香り程度に使用している。

ヤマアジサイ’伊予獅子手まり’ 
ユキノシタ科アジサイ属、花期:6月~7月、
昔々に購入直後はピンク色でしたが、地植えにしてから青みを帯びた白い花をつけています。

ヤマアジサイ(七段花)
ユキノシタ科アジサイ属、花期:6月~7月、
ヤマアジサイの変種。装飾花が八重咲、各がく片が剣状に尖りきれいに重なって星状に見えるのが特徴。
年々みすぼらしくなり、花の部分が無くなりがく片のみが僅かに残るのみ。


▼アジサイ(紫陽花)
梅雨時の彩りの主役のアジサイは、これからですので、機会を見て後日投稿します。


珍しい花と思ったらアジサイの間からイモカタバミの花が覗いていました。


サツキ(皐月)
ツツジ科ツツジ属、花期:5月~花期:5月~6月、
他のツツジに比べ1ヶ月程度遅い 、旧暦の5月 (皐月) の頃に一斉に咲き揃うからその名が付いた 。
常緑性ツツジの一種で、観賞用に多数の園芸品種がつくり出されています。
自生種は、ふつう紫紅色。



ヘピリカム・ヒドコート  別名:セイヨウキンシバイ、タイリンキンシバイ 
オトギリソウ科オトギリソウ属、常緑低木、花期:6月~7月、
キンシバイの園芸品種で「大輪金糸梅」の名前でも流通しています。 
枝先に、一つないし複数個が集散花序を形成して咲く。花は必ずしも斜め下を向いてしまわず、
横ないし上方をも向いて咲く。花径7~8cmで、キンシバイよりも一回り大きい。
まだまだ咲き始めです。 
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庭の花(5月-6) アスチルベ満開近し、キョウガノコ、シモツケ、他

2021-05-29 | 自宅の花
庭の花としてオルレアホワイトレースも盛りを過ぎて見る影もなくなりました。
次はアスチルベの予定ですが、オルレアのはびこりに押されて、少し精彩をかいています。

アスチルベ   別名:ショウマ、アワモリソウ、アケボノショウマ、
ユキノシタ科チダケサシ属、東アジア、北米原産、 多年草、花期:5月~7月、
丈夫で寒さにも強く、栽培は極めて容易、植えっぱなしでも良く成育します。
梅雨の長雨にも花が傷むことなく元気に咲き続けます。 
花色が多くバラエティに富むみ、多くの品種があるようです。

あちこちの場所に咲いています。
 
奥にホタルブクロも咲き始めて来ました。
オルレアの陰になり伸びあぐねています。奥の方に咲き始めています。
因みにオルレアの花と花後の果実、果実は分果で、白色の刺毛が密にはえます。


キョウガノコ(京鹿子)
バラ科シモツケソウ属、多年草、花期:6月~7月
シモツケソウの古くからの栽培種。
シモツケソウにそっくりですが、違いは茎に棘がないことです。
 
正直にシモツケソウとキョウガノコの違いは、ネットでも明確でなく難しい。
 *棘が有ればシモツケソウ、なければキョウガノコ。 
 *側小葉が多数有ればシモツケソウ、なければキョウガノコ。
 *葉の切り込みが深いがキョウガノコ、浅いのはシモツケソウ。
 *葉の頂小葉が大きく下部になるほど小さくなるのがシモツケソウ。
 等がでてきますが、個体差を考えると決定的でないようですが、
棘がなく側小葉も殆ど見られないのでキョウガノコとしました。

シモツケ(下野)
バラ科シモツケ属、落葉低木、日本、東アジア原産、花期:5月~6月、
キョウガノコ、シモツケソウ、シモツケと花は似ていますが、こちら木です。
葉も明らかに形が違いますので間違えることはないですね。
葉の比較:   左:シモツケ       右:キョウガノコ

ラムズイヤー   別名:ワタチョロギ
シソ科イヌゴマ(スタキス)属、多年草、温帯、亜熱帯原産、花期:5月中旬~7月、
ラムズイヤーの白い毛で覆われた葉は、ぬいぐるみのように心地よく、
柔らかな手触りで、lamb's ear(羊の耳)の名前にぴったりです。
花は小さくて、まだ綿毛に覆われていませんが、これからですね。
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庭の花(5月-5)、サマーミスト、グレースベロニカ、マリーゴールド、他

2021-05-27 | 自宅の花
梅雨前ですが、梅雨模様の一日でした。
出かけもしないのにあっという間に1日が過ぎてしまいました。
歳とると残された時間は少ないので、無駄に過ごしたくないですね。
園芸品種(鉢植え)を主に集めてみました。

ビデンス ’シャイニーサンオレンジ’
キク科センダングサ属、多年草、花期:3月~6月、9月~11月、
ビデンスと言えばウインターコスモスを思い出しますが、
これは、大輪系で鮮やかなオレンジ色の花を咲かせる園芸品種です。
まるで太陽、大きな花です。(3月にも投稿済でした)

サマーミスト(トレニア)
ゴマノハグサ科トレニア属、1年草、花期:6月~10月、
暑さに強く、晩秋まで咲き続けるトレニアです。
トレニアにも色々な色のものがありますが、ブルー系でないので少し雰囲気が違います。


グレースベロニカ
ゴマノハグサ科ベロニカ属、常緑多年草、ニュージーランド原産、花期:春~秋、
なんといっても光沢と厚みのある葉です。葉の表面は緑色、裏面は紫色でます。
冬になるとチョコレートのような色に変化するという特徴があります。
花の色は紫色で、小さな花がいくつも集まった房のような形をしています。
花は秋と初夏と2度咲き楽しめる。
紫の花は、開花後半になるにつれ白っぽくなっていき、紫から白のグラデーションを楽しめます。  

スーパーベル’レモンスライス’(カリブラコア)
ナス科カリブラコア属、多年草、花期:春~秋、
可愛い小花が春から秋まで株いっぱいにさきます。

変わり咲きマリーゴールド ’ソラン’
キク科マンジュギク属、1年草、花期:4月~10月、
中心の黄色とか弁の花のコントラストが愛らしく、ボール状に咲きます。
やや小輪の八重咲き品種。明るいオレンジのポンポン咲きで、 
トマトの傍にバジル、マリーゴールド植えるといいと聞き購入してみたものです。
マリーゴールドの種類は多いです。

タイツリソウ    別名:ケマンソウ
ケシ科ケマンソウ属、多年草、中国、朝鮮半島原産、花期:5月~6月、 
花形が個性的でピンクの2枚の花弁の中に白い花弁が入っていて10~15個ほど弓なりに連なって垂れて咲きます。 
今年は、全然連なって咲いてくれませんでした、残念な出来でした。

▼インパチェンス    和名:アフリカホウセンカ
ツリフネソウ科ツリフネソウ(インパチェンス)属、1年草、熱帯アフリカ原産、花期:5月~11月、
花は一重から半八重、八重咲きや花色も多く、日当たりの悪い所でもよく育ち、開花期も長いので、
ゼラニウムと同様にどこにでも見られる。

サンパチェンス
ツリフネソウ科ンパチェンス属 、1年草、花期:5月~11月、
インパチェンスの改良種。
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草藪昆虫観察、”小さい虫さん集合”「一寸の虫にも五分の魂」マルカメムシ、他

2021-05-26 | 昆虫
身の回りの草藪には、小さな虫達が、皆頑張って生きています。
「一寸の虫にも五分の魂」のことわざがありますが、
意味は、”どんなに弱い者でも意地をもっている”です。
そこで、今回は、一寸は約3cmですが、1cm位以下の虫を各種類から集めてみました。

<カメムシ目>
マルカメムシ
マルカメムシ科マルカメムシ亜科、大きさ 5-5.5mm、時 期 4-10月、
クズなど、マメ科植物の茎でよく見られる小さな丸っこいカメムシ。
一見カメムシらしくなく、むしろ甲虫の仲間に思えてしまう。

ツチカメムシ
ツチカメムシ科ツチカメムシ亜科、 大きさ 7-10mm、時 期 5-10月、
光沢のある黒色で小判型、腹端(膜質部)が褐色のカメムシ。
地表に落ちたクスノキ、ヤツデ、クズなどの実の汁を吸う。

<甲虫目>
ヨツボシハムシ
ハムシ科ヒゲナガハムシ亜科、大きさ 5-6mm、時 期 5-8月
淡黄色で、上翅の4つの黒紋が目立つハムシ。
アマチャヅル、カラスウリ、キヨスミギクなどの葉を食べる。成虫で越冬する。 

クロウリハムシ
ハムシ科ヒゲナガハムシ亜科、大きさ 6-7mm、時 期 4-9月
頭部と胸部が赤みがかった黄色で、上翅と脚は黒いハムシ。
林縁、草原、畑と、あらゆる環境に生息し、人家周辺でも見られる普通種。 
カラスウリ類の葉を好んで食べ、他にダイズ、エノキ、シソなども食べる。
幼虫は地中にいて、ウリ類の根を食べて育つ。成虫で越冬する。

ヒゲナガルリマルノミハムシ ?  *ダイコンハムシ  5/27訂正
ハムシ科ハムシ亜科、 2mm前後  5mm前後、  4‐8月、
*正直言って明確には分かりませんが、アブラナ科植物に付き2mm前後から
黒色の丸っこいハムシ。. 全身黒色で光沢がある。.
ハネがあるのにあんまり飛翔せず、歩行による移動がほとんどで、活発に動き回ります。 
テントウムより遥かに小さい。害虫で嫌われています。


<チョウ目>
キスジホソマダラ(♀)
マダラガ科クロマダラ亜科、大きさ (開張)11-16mm、時 期 6-7月
黒色で、はねに黄白色の条状の斑紋があるガ。オスの触角は櫛歯状。
日中に活動し、花に集まる。

シリグロハマキガ(♂) 
ハマキガ科ハマキガ亜科、(開張) ♂16-22 ♀22-23  時 期 6-7月
♂は前翅の前縁の基部2/5にひだがあり、斑紋は暗褐色。
♀では斑紋が比較的淡色で、前縁のひだはない。

<バッタ目>
フキバッタの若齢幼虫
バッタ科フキバッタ亜科、大きさ ♂15-22mm ♀19-28mm、時 期 6-9月
体の側面に黒い筋がある黄緑色のバッタ。メスには翅がなく、オスには短い翅がある。
幼虫は、あまりにも小さいので、若齢幼虫です。 (成虫の半分以下)


<ハエ目>
ハエは同じ属に似たものが多くこれらの写真からでは特定は難しい様に思います。
キンバエ  クロバエ科        **ニクバエ ニクバエ科
*ヤドリバエ   ヤドリバエ科

<クモ目>
マミジロハエトリ(♀)
ハエトリグモ科  大きさ ♀ 7-8mm ♂ 6-7mm、時 期 5-8月
メスの頭胸部は黒色で後縁や側縁が灰白色。腹部は灰褐色で不明瞭な条紋がある。
オスは、頭胸部が光沢のある黒色で、前面によく目立つ白色の横帯がある。腹部は茶褐色。 
以前に、♂は投稿済ですが、今回は、♀です。

▼前脚が2本長いのでアシナガグモ科のクモと思いますが分かりません。
アシナガグモよりは小さかった、カメラを向けると直ぐに逃げるが、
蜘蛛の巣の途中で止まり体をゆすって威嚇?していた。何回も繰り返し眺めていた。


<その他>
カタツムリは巻き貝の一種で、ほとんどの個体が背負っている貝は右巻きですが、
1万匹に1匹の割合で貝が左巻きのカタツムリが存在していることが知られています。
兎に角、数nmmの小さなカタツムリでした。
左巻きの代表種は、ヒダリマキマイマイですが、1cm以下のものは、
赤ちゃん貝や、小さい貝は、 見分けがとっても難しいので、名前は割愛します。
10mm前後でオトメマイマイはいるがそれよりも小さい。
普通のカタツムリ、ミスジマイマイ?
またもや不完全なものになってしまいましたが、これ以上時間をかけられませんので、
見切り投稿します。
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散歩中に出合った花達、コヒルガオ、コマツヨイグサ、キツリフネ、ノアザミ、他

2021-05-24 | 野草(花)
朝顔と言えば夏咲く花ですが、ヒルガオは、今頃どこにでも咲いています。
ヒルガオと思っていましたが、葉の形からコヒルガオのようでした。
良く見て探せばヒルガオもあったと思われますが、撮り損ねてしまいました。

コヒルガオ(小昼顔)
ヒルガオ科ヒルガオ属、多年草、花期:4月~5月、
ヒルガオと区別が難しいが、葉は互生し、長さ3〜7cmのほこ形で基部が耳のように横に張りだす。
この張りだした部分が2裂するものが多い。

ヒルガオとは、大きさや葉のほこ形の形の違いで判断といっても、実際は個体差があり、
かなりいい加減になります。

コマツヨイグサ(小待宵草)
アカバナ科マツヨイグサ属、越年草、北米原産、花期:4月~11月、
花は径2~3cm,子房下位,樂の下部は2cmほどの筒となる.がくは4個,淡緑色.
花弁は4個,横径1cm程度,淡黄色.花は萎れると赤く変化する 。
和名は、マツヨイグサ属の中では花が小さいことに由来する。  要注意外来種に指定されている。

月見草と呼ばれているものに、マツヨイグサ、コマツヨイグサ、アレチマツヨイグサ、
オオマツヨイグサなどがあります。 

ヒルザキツキミソウ(昼咲き月見草)
アカバナ科マツヨイグサ 属、多年草、北米原産、花期:5月~7月、
マツヨイグサの仲間は夜咲き、涼味を誘うものが多いのですが、この種は昼に咲き、
株全体を覆うほど多数の花が咲きます。


キツリフネ(黄釣船)
ツリフネソウ科ツリフネソウ属、1年草、花期:8月~9月
黄色い花と、後ろに伸びる距の先が巻かずに垂れること、
花が葉の下に咲くところが、ツリフネソウとの明確な相違です。
草やぶに一本のみ咲いていましたが、咲くのが早過ぎないですか?
    


ハンショウヅル(半鐘蔓 )
キンポウゲ科センニンソウ属、落葉つる性低木、花期:5月~6月、
花は今年伸びた枝の葉腋に単生し、下向きに咲きます。
花は径2~3cmで鐘形となり、赤紫色で、花弁状の萼片が4個めだちます。
萼片は長さ2.5~3.5cm、幅0.6~1cmの楕円形で、先はとがって反り返り、縁に伏した毛がはえます。
花の形が半鐘に似てつる植物から付いた名前です。


キツネアザミ(狐薊)
キク科キツネアザミ属、越年草、花期:5月~6月、
花の姿がアザミに似ていて騙されることから名前にキツネがついた。
上部で枝を分けて多数の紅紫色の頭花を付ける。
外側の総苞片にはトサカ状の突起が目立つ。

早く咲いたものは既に冠毛が出ているのもあります。

ノアザミ(野薊)
キク科アザミ属、多年草、花期:5月~8月、
頭花は紅紫色で直径4〜5cmあり、枝先に上向きにつく。
総苞は広卵状球形でくも毛(細くて長い毛が縦横に重なる)がある。
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野草もどこも満開⁉ ハナシシウド、ジシバリ、オヘビイチゴ、他

2021-05-22 | 野草(花)
花はシーズンにより群落を作れば、それなりに見応えがあります。
何処にも行けなくても、これら野草花を見ることが出来て幸せです。
レンゲ畑等が無くなり久しいですが、いつまでも見ていたいです。

ハナウド(花独活)
セリ科ハナウド属、多年草、花期:5月~6月、川沿いややや湿った所に生える。
大形の複数形花序(径20cm)を作り、白色の5弁花を多数開く、外側の花弁は大きく、2深裂する。
散歩しているあちこちに小群落を見ることができます。
                           

▼ジシバリ(地縛り)      別名:イワニガナ
キク科ニガナ属、多年草、花期:4~6月
葉は長い柄があり、円形ないし広い楕円形である。
花茎は途中で分岐し1~3個の頭花をつける。頭花は全て舌状花からできている
               

オオジシバリ(大地縛り)   別名:ツルニガナ 
*5/23訂正 (bonさん ありがとうございました。)
*葉の部分等詳細が分かった所で訂正しました。ごめんなさい。
ブタナ(豚菜)   別名:タンポポモドキ
キク科ブタナ属、多年草、ヨーロッパ原産、花期:6月~10月、要注意外来生物 、
外観はタンポポに似るが、30〜60cm程度の花茎が途中で数本に枝分かれし、
 それぞれの頭に直径3cmほどの黄色い花をつけるのが特徴。  
また花茎に葉は付いていない。葉はロゼット状で裏にびっしりと毛が生えており、根は深い。 
害草として駆除されてしまうことも多い。
 
        
*追加根元部分の写真
  
*根元から花茎が何本もでて草丈も高いので、タンポポではないです。
又、少し小ぶりのヒメブタクサがありますが、葉や茎に毛がないようです。
今日行ってみたら花が終わりそうでやや早い感がしますが、
ヒメブタクサは開花時期が早いので、交雑種のアイノコブタクサかもしれません。

シロツメクサ(白詰草)   別名:クローバー
マメ科シャジクソウ属、多年草、ヨーロッパ原産、花期:5月~10月、
以前に投稿済ですが、河原のなだらかな土手一面分咲いていました、
雰囲気が良かったので撮ってみましたが、どうも上手く無いですね。

コメツブツメクサ(米粒詰草) 別名:コゴメツメクサ(小米詰草)、キバナツメクサ
マメ科シャジクソウ属、一年草、花期:5月~7月、
道端や河原に生える雑草、小さな花がいっぱい咲いている。
似た花にコメツブウマゴヤシがあります。
上記のクローバーの間をぬってあちこちに小群落です。

オヘビイチゴ(雄蛇苺)
バラ科キジムシロ属、多年草、花期:5月~6月、
葉は茎の上部のものをのぞいて掌状5小葉からなり、下面は脈上に少し毛があり、
小葉は長さ1.5〜4cm、幅6〜20mm。
花は集散花序をつくって開き、直径約1cm。萼片は卵形で長さ3mm、副萼片は細い。
キジムシロ属は似た花が多く困ってしまいます。
これも投稿する前までミツバチグリと思っていました。
しかし葉を良く見ると三つ葉でなく5つ葉があります、
オオヘビイチゴと思っていた、wikipediaによるとオヘビイチゴとなっていました。
和名オヘビイチゴは「雄蛇苺」の意で、同属のヘビイチゴより大型であることからのようです。
      
ヘビイチゴの赤い実に対して茶色の地味な実をつけるので雄がついたとい う説(野草の名前)がある。
熟す前と思っていたが、どうもこれ以上はそれほど大きくならないようです。
ヘビイチゴは漢名の蛇苺に基づいてつけられた名で、人間がこれを食べないで、蛇が食うも のと考えたからであろうとある。 
 
又、蛇苺には藪蛇苺もあります、藪と雄の違いは葉にあります。
やっぱり名前を特定するのは難しいですね。
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庭の花(5月)ツユクサの仲間ムラサキツユクサ、トキワツユクサ、ツユクサ、他

2021-05-20 | 自宅の花
ツユクサも咲いているのを見たので、ツユクサの仲間としてアップします。
チョット寂しいので、ユキノシタ、チシマタンポポを追加しておきます。

ムラサキツユクサ(紫露草)   別名:オオムラサキツユクサ、アンダーソニア
ツユクサ科ムラサキツユクサ(トラデスカンティア)属、多年草、北米原産、花期:5月~7月、
大きな3枚の花弁を優雅に広げ、朝露にぬれた姿にはしっとりとした美しさが感じられます。
品種も多く、色とりどりに競い合うように咲き続けます。
花の中心部の雄しべと雌しべ。特に雄しべはひげ状で、赤や青に色づき、よく見ると個性豊かな花です。
一つ一つの花は1日でしぼんでしまいますが、6月から7月を中心に毎日次々と咲き続けます。  
一般的に栽培されているのはムラサキツユクサとオオムラサキツユクサの交配種
アンダーソニアナ園芸品種のようです。
花色も色々あるようですが、我が家には、白い花しかありません。     
      
白花のツユクサとトキワツユクサと混乱した時期もアップたが、花は似ていても葉の違いを見て下さい。

トキワツユクサ(常盤露草)   別名:ノハカタカラクサ(野博多唐草)
ツユクサ科ムラサキツユクサ属、多年草、南米原産、花期:5月~8月、
帰化植物だが繁殖力が強いので野生化してる。
三角形の白い花を咲かせ、オシベは6本あり毛がたくさん生えているのが特徴。

     
家の周りは虫が多いので葉も食われているのも自然任せです。

ツユクサ(露草、鴨跖草 )   別名:アオバナ(青花)
ツユクサ科ツユクサ属、1年草、花期:6月~9月、
高さ20-50cm、葉は卵状披針形で、2枚の緑色の苞葉に挟まれるようにして青色の花を開く。
花が紫色に見えるウスイロツユクサや、紫色の花弁が3枚のムラサキツユクサ、
ツユクサも青色が濃いものから薄いものまで、又2段咲き等、以前に投稿しました。(20/10/24)

ユキノシタ(雪ノ下)
ユキノシタ科ユキノシタ属、多年草、花期:5月~6月、
白色の花をつけ、5枚の花弁のうち上に3枚ある小さな花弁には、赤紫色の斑点がはいるのが特徴です。
名前の由来は諸説あります。1つ目が「雪が積もってもその下に緑の葉が見える」という説、
2つ目が「雪のように白い花の下に緑の葉を広げる」という説です。
どちらとも、ユキノシタの根出葉が緑であることに由来しています。

チシマタンポポ (千島蒲公英)
キク科ヤナギタンポポ属、多年草、 ヨーロッパ原産、花期:6月~8月、
葉や茎は白色の細かい毛に被われ、根生葉は楕円形から長楕円形で、全縁または鋸歯があります。 
黒っぽい総苞に包まれた、黄色い花を咲かせる、コウリンタンポの近縁種です。

シクラメンフィリンジ咲き
サクラソウ科シクラメン属、多年草、地中海沿岸原産、花期:10月~3月、
シクラメンと言えば種類が多く、晩秋から春までと思っていたら、2,3日前から咲き始めました。
遅くとも4月と思っていたので、珍しいと思い撮ってみました。
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昆虫観察(5月)クモらしくないですがこれもクモです、オナガグモ。他

2021-05-19 | 昆虫
梅雨の走りが続いています。散歩は自粛です。
花ばかりが続いていましたので、たまには昆虫観察からにしました。
(*昆虫観察としてますが、クモは正しく言えば昆虫ではありません)

知らない人は、これは何ンだ! と思うか? まったく気がつかないと思う。
枯れた松葉がぶら下がっているように見えます。

長さ25mm前後、これはクモです。
オナガグモ(尾長蜘蛛)は、非常に細長い腹部を持つクモである。クモを食うクモとしても知られる。

他のクモのような蜘蛛の巣は張らない。
網らしい網は張らず、枝先の間に数本の糸を引いただけのものです。

オナガグモ(尾長蜘蛛)
クモ目ヒメグモ科、  ♀20-30mm、 ♂12-25mm、 5-8月、
腹部が非常に細長い、奇妙な体型のクモ。緑色型と褐色型がいる。
里山や山地の林縁などで見られる。
樹木の枝葉の間に簡単な網を張り、それを伝って歩いてくる他のクモを捕らえて食べる。
昨年撮った緑色型
クモのイメージが変わりますね。

以下はその他、家の周りにいたクモ達の一部です。

アオオニグモ(♀)
コガネグモ科オニグモ属、 大きさ ♀ 9-11mm ♂ 6mm前後 時 期 5-7月
大型種を含むこの群の中では中型の種である。
腹部は白色~白緑色で、脚は鮮やかな黄緑色のクモ。腹部に一対の紺色紋がある。
最初花に隠れていたが獲物をゲットすると引き上げて ”いただきます”でしょうか。

ササグモ(笹蜘蛛)
ササグモ科    大きさ ♀ 8-11mm ♂ 7-9mm 時 期 5-8月
黄緑色~黄褐色で、腹部に赤色と白色の美しい模様があるクモ。脚にはえている黒い毛が目立つ。
草の間を素早く徘徊し、巧みにジャンプして獲物を捕らえる。
 

チュウガタコガネグモ(中型黄金蜘蛛 )
コガネグモ科   大きさ ♀ 17mm前後 ♂ 5mm前後、時 期 5-9月
腹部の黄色線が中央部で斑紋状になったコガネグモの仲間。
腹部の模様は見ようによっては人面のようにも見える。
林の周辺や草原などに、X字形の白い隠れ帯をつけた円網を張り、
その中央部に脚を2本ずつそろえてとまる。 
腹部の黄色い線はあまり認められないが、腹部に赤い紋も無いので中型とした。

ギンメッキゴミグモ
コガネグモ科  大きさ ♀ 3.5-7mm ♂ 3-4mm、時 期 5-9月、
腹部はやや細長く、銀白色。周縁に黒班がある。色彩変異があり、全体が黒色の個体もいる。
林縁、公園、人家周辺などに垂直円網を張り、その中央に、頭部を上に向けて静止する。

マミジロハエトリ(♂)
ハエトリグモ科  大きさ ♀ 7-8mm ♂ 6-7mm、時 期 5-8月
メスの頭胸部は黒色で後縁や側縁が灰白色。腹部は灰褐色で不明瞭な条紋がある。
オスは、頭胸部が光沢のある黒色で、前面によく目立つ白色の横帯がある。腹部は茶褐色。

ヤミイロカニグモ
カニグモ科  大きさ ♀6~8mm,♂5~6mm、 時 期 4-11月、
体全体は黄褐色から暗褐色をしている。背甲は両側に沿って暗色の斑紋がある。
腹部は後方が幅広く台形に近い形、背面には白い横筋模様がある。
このクモは網を張らず、下草の葉の上で獲物を待つタイプです。♂はもっと黒いですから写真は♀です。

素人ですので名前は苦戦してますので、もし間違っていたらご指摘頂ければ幸いです。
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庭の花木(5月) 紅花八重サンザシ、オオデマリ、カルミア、ハクチョウゲ、他

2021-05-18 | 自宅の花木
庭の花木も載せておかないと時期外れになりそうで、月並みのものですが、
一部4月末のものも含み載せておきます。

ベニバナヤエサンザシ(紅花八重山査子)
バラ科サンザシ属、落葉低木、ヨーロッパ原産、花期:5月~6月
セイヨウサンザシの園芸品種。八重の赤い花を数多く咲かせる。結実しない。
ヨーロッパではメイフラワー、すなわち5月に咲く花として知られ市民の花として親しまれている。
玄関脇の鉢植えで咲いていました。現在は花は散っています。
  

オオデマリ(大手毬)  別名:テマリバナ、英名:ジャパニーズ・スノーボール。
レンプクソウ(スイカズラ)科ガマズミ属、落葉低木、花期:5月~6月、
オオデマリはヤブデマリの花(ガク咲き)が、すべて装飾花(手まり咲き)になったもので、
アジサイによく似たボール状の花を咲かせる、咲き始めはライムグリーンで徐々に白に変化する。
  

シャクナゲ(石楠花)   
ツツジ科ツツジ属、常緑低木、花期:4月~6月、
野生種、様々な交雑種を含めるとその数は多数ありますね。
日本シャクナゲの葉は、裏側が茶褐色で、うっすら毛があり葉の両端が裏へ丸く反っている。
西洋シャクナゲの葉は、裏側が緑で、形も平らです。 
シャクナゲ4本中3本目が1輪のみ咲きました。
もしかしたら、日本シャクナゲかもしれません。裏側も薄っすら茶色です。
黄色花が咲くシャクナゲを見かけませんので今年は咲かずですね。

カルミア      別名:アメリカシャクナゲ 、ハナガサシャクナゲ
ツツジ科カルミア属、常緑低木、北米東部原産、花期:5月~6月、
コンペイトウのような形の蕾を持ち、花が開くと皿のような形になる。
雄しべの先は花弁の窪みの中に収まっており、昆虫等の刺激により飛び出し花粉を散らす。

花より蕾の方が好きです。
白花の方が少し早く咲きました。
  

ヒペリカム・アンドロサエマム
オトギリソウ科ヘピリカム属、 常緑~半落葉低木、中央アジア~地中海沿岸原産、
花期:5月~7月、実:10月~11月、
ヒペリカムの仲間にキンシバイやビョウヤナギなどありますが、園芸店で販売されるヒペリカムには、
常緑で花や斑入り葉を楽しむヒペリカム・カリシヌムとその交雑種のヒペリカム・モゼリアヌム、
落葉~半落葉樹で主に実を楽しむヒペリカム・アンドロサエマムです。
実はドンドン赤くなっていきます。

ハクチョウゲ(白丁花)
アカネ科ハクチョウゲ属、常緑低木、中国、台湾原産、花期:5月~6月、
地味な花だが、生け垣、庭木としてよく植えられている。
桃色は(ピンクミスティック)と言われる。

八重咲きのハクチョウゲの方はまだ疎らにさいているだけです。

バラ
バラ(薔薇)はバラ科バラ属の総称を言う。或いはそのうちの園芸品種を総称することもある
多くの品種が生み出されて良く分かりませんので割愛、その大半が西洋バラです。
  

モッコウバラ(木香薔薇 )  八重咲
バラ科バラ属、常緑つる性低木、中国原産、花期:4月~5月、
花は白か淡い黄色で、それぞれ一重咲と八重咲があり、直径2-3cmの小さな花を咲かせる。
棘がないので垣根に利用。
  

ツルバラ
アーチに伸ばしています、下の方は野鳥の餌台があり枝を刈り取っている為に、
今の所は、二階のベランダからしか花が良く見えません。
  
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庭の花(5月)ゲウム、ロベリア、ジキタリス、クレマチス、他

2021-05-16 | 自宅の花
本日第1回目のコロナワクチン接種をして来ました。
早速2回目も、場所の関係で4週間後にしましたが予約済ませました。
接種を希望する人が、早く楽に受けられるようになると良いですね。
今回は、てっとりばやく、庭の花を取り上げておきます。

ゲウム     和名:ダイコンソウ(大根草)
バラ科ダイコンソウ(ゲウム)属、多年草、ユーラシア、南北アメリカ原産、花期:5月~6月、
ゲウムはダイコンソウの仲間 で、ダイコンソウは、葉の形がダイコンの葉に似ていること
からその名があり、開花後はいがぐり状の丸い実をつけます。
今年初めての仲間入りなので、実の状態も分かりませんので楽しみです。

ロベリア・エリヌス(ルリチョウソウ)
キキョウ科ミゾカクシ(ロベリア)属、南アフリカ原産、1年草、園芸品種が多い。
こんもり咲く青紫色の蝶形花は花壇や吊り鉢に最適です。
白い花のロベリアもあります。

ホシザキゼラニウム(星咲きゼラニウム)
フウロソウ科ペラルゴニウム属、常緑多年草、
暑さを嫌うため、季節的には春と秋に花を楽しむことができます。
とありますがずっと咲きっぱなし咲いています、育てやすいのですね。
ゼラニウムは他にもありますが、花期が長いのでずっと楽しめますね。

ジキタリス ’ダルメシアンホワイト’,'ダルメシアンピーチ’
オオバコ(ゴマノハグサ)科ジキタリス属、多年草、、2年草、花期:5月~6月、花壇、切り花用、
ダルメシアンシリーズは草丈が高くならないタイプ。暑さにやや弱い。
今年も良く咲いてくれました。
             

八重咲きクレマチス
キンポウゲ科センニンソウ属、多年草、北半球の各地原産、花期:5月~9月(春以降疎ら) 
様々な色や形があり、つる性植物の女王とも呼ばれるクレマチス。 
咲く時期は種類は種類によりますが、これはテペンス系と思います。
通常旧枝咲きで五月頃に最も沢山の花を咲かせますが、
弱い四季咲き性があるため秋に新枝から花が見られる事もあります。
                   

オルレア’ホワイトレース’   別名:オルレア・グランディフローラ、
セリ科オルレア属、多年草、ヨーロッパ原産、花期:5月~6月、
ガランディフローラの園芸品種がオルレアホワイトレースです。
中央の微細な花の周りを大きな花弁を持った花がリング状に取り囲んでいる。
純白レースのような花姿が美しい植物です。
こぼれ種でよく増えるのであちこちに咲いています。
 花壇の景色も様変わりしてきます。

色変わりマーガレット’シンプリーコーラル’
キク科アルギランセマム属、常緑多年草、花期:春~初夏、秋~初冬、
咲き進むごとに色や花形が変化するユニークなマーガレット。 
四季咲性が強く、花付きもよい品種。


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