花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

庭の花(6月)鉢植えの花、スーパートレニア、ペチュニア、ガザニア他。

2022-06-30 | 自宅の花
庭の花も少し寂しくなってきましたが、鉢植えのものから幾つか選んでみました。

スーパートレニア ’カタリーナブルーリバー’
アゼトウガラシ科ツルウリクサ属 多年草(1年草扱い)熱帯地方原産 花期:春~晩秋
PW(proven winners)ブランドの半這い性の品種、長い間咲き夏の間も咲き続けます。

ペチュニア   別名:ツクバネアサガオ
ナス科ペチュニア(ツクバネアサガオ)属、1年草、花期:3月~11月、
花の観賞期間が長い。
スーパーチュニア ビスタミニ’ピンクスター’  春~秋 
PWブランド品 育てやすにこだわって改良されたペチュニア。

カリブラコア
ナス科カリブラコア属 多年草、南米原産 花期:4月~11月
ペチュニアによく似た小輪花を、長期間咲かせる草花です。
茎が木質化して低木状になる園芸品種もあります。  

ガザニア ビースト ’シルバーティガー’
キク科ガザニア属 多年草 南アフリカ原産 花期:春~秋
単色のオレンジカラーと爽やかなシルバーリーフが特徴のガザニアです。


ペンステモン   別名:ジキタリス
ゴマノハグサ(オオバコ)科ペンステモン属、多年草、北米原産、花期:6月~7月、
釣り鐘形や、筒状でふっくらした形の愛嬌のある花が連なるように咲きます。
長い穂になって咲くものや房状に固まって咲くものなど、バラエティに富み、
花色も豊富で、複色のものも多く見られます。 
これは交雑種だと思いますが何種か良くわかりません。
種小名のジギタリス(digitalis)はラテン語で「指の様な」と言う意味があり、
花の形が手袋の指に見立てられる事があります。

バーベナ・タピアン   別名:ビジョザクラ(美女桜) 
クマツヅラ科クマツヅラ属 多年草 多花期:5月~11月
タピアンはサントリー育種の品種。
花は夏の間も休む事なく晩春から晩秋まで開花し続け、小花が頂部に密に集まり半球状の花姿をつくります。
花色は紫色や桃色、橙色や白色があり、個々の花は筒状で花先が5裂してます。  
今咲いているものに他にバーベナ等幾つかありますが、次回回しとします。
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小さな野草花達、(6月)ハナヤエムグラ、イヌガラシ、トウバナ他。

2022-06-29 | 野草(花)
あまりの暑さで散歩もお休みしています。
以前に倒れた前科がありますので、一人での散歩はカミさんストップが出ています。

 ▼ハナヤエムグラ(花八重葎)
アカネ科ハナヤエムグラ属、1~越年草、ヨーロッパ原産、花期:4月~8月、
茎の上部に、小さな尖った苞葉の間から直径2.5~3mmの小さな花を咲かせる。
花は最初はほぼ白色であるが、やがて淡い紫色になる。


ナガバハエドクソウ(長葉蝿毒草)
ハエドクソウ科ハエドクソウ属、多年草、花期:6月~8月、
茎の高さ30-70cm、
葉は下の方にかたまってつき、荒い鋸歯のある長卵形〜長楕円形、基部はくさび形で対生する。
枝先に穂状花序をだし、白色〜淡紅色を帯びる長さ約6mmの唇形花を下から順に咲かせる。
最初はハエドクソウと思っていましたが、ハエドクソウは上唇の両側に平らな部分がある。
葉柄が長く葉の基部は切形、心形。上唇に肩が見られないのでナガバハエドクソウと思う。

イヌガラシ(犬芥子)
アブラナ科イヌガラシ属、多年草、花期:4月~9月、野原や道端に生える。
根性葉は長楕円形で羽状に分裂する。
枝先に総状花序をだし、黄色の小さな十字状花を開く、長角果は円柱状。
名前も芥子菜(カラシナ)に似て役に立たないと言う意味でイヌガラシと名付けられた。
花弁は黄色、長倒卵形で長さ3〜4mm 

トウバナ(塔花)
シソ科トウバナ属 多年草 花期:5月~8月
上部は直立して高さ10〜30cm。花は茎頂にやや断続的な花穂をつくって開き、小苞は長さ1〜3mmで短い。
花冠は淡紅色で長さ5〜6mm。分果は長さ約0.6mm。花冠は上下2唇に分かれ、下唇はさらに3裂する。  
イヌトウバナとよく似ていますので迷いましたが、草丈、葉の形、咲く時期から
こちらにしたが、間違っていたらすみません。

コセンダングサ(小栴檀草)  
キク科センダングサ属、1年草、花期:9月~10月 道や空き地に生える雑草。
センダングサより小さいからコセンダングサと呼ばれているが、実際には小さくない。
茎の上部の枝先に頭花をつけ、ふつう舌状花はもちません。花径は約10mm。
そう果が引っ付き虫として知られているが、秋の花が何故今さいているの?

カタバミ(酢漿草 、片喰)
カタバミ科カタバミ属、多年草、
上部の葉腋から長い花序柄が出て、先に1〜8個の花を散形花序につける。
花は黄色で、径約8mm 。葉はハート型で、クローバー状に茎から3枚付ける。
この葉がカタバミの大きな特徴となっている。

ネズミムギ(鼠麦)  別名:イタリアン・ライグラス
イネ科ネズミムギ属、越年草、ヨーロッパ原産、花期:7月~8月、
ネズミがつく植物は役に立たない種類が多く、ネズミムギも食べられないことが名前の由来です。
花序の軸はざらつきます。 外来生物法で要注意外来生物に指定されている。
小穂は偏平、長さ12〜25mm、8〜20個の小花からなる。
1cmに満たない独特の形の花ですが、長さの記述したものは見つけられませんでした。
ネズミムギとホソムギがありますが、両方の交配種としてネズミホソムギが
あるようです。
ネズミムギとホソムギの違いは小穂の付く数の違いと小穂に芒 (のぎ)の有無。
勿論芒 はネズミムギにはありますが、ホソムギにはないが、下写真は
中途半端にあるのがわかりますので、ネズミソソムギのような気がします。
梅雨明けしたが暑さ明日まで続くようです、皆さんも熱中症にはくれぐれも気を付けてお過ごし下さい。
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昆虫観察(6月)チョウ目編、ヒカゲチョウ、ウラナミアカシジミ、ホタルガ他。

2022-06-28 | 昆虫
花が咲いていれば昆虫もいるのは当たり前ですが、
昆虫の活動温度は、変温動物(外部の温度により体温が変化する)であるため、
活動適温の幅が狭い。 
活動範囲は10~30℃で、25℃が生育適温である昆虫が多い。 
あの「ゴキブリ」ですら、35℃以上の環境下では活動できなくなるよう。
この様に気温変動が大きいと昆虫等の分布にも変化が起きているのでしょうね。

最近、青い色したハチを見つけてかろうじて撮ったので、これは、ブログにと
思っていたのですが、カメラからパソコンへのデータ移行で間違って消したようで、
いざ投稿と思ったらハチ目の所になくてガッカリしているところです。
ハチ目の予定を変えて、今日はチョウ目の地味なものですがアツプしておきます。

<チョウ目> 蝶の部
ヒカゲチョウ(ナミヒカゲ)  タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 (前翅長)25-34mm 5-9月
草藪や林内で見られる薄茶色の地味なチョウ。はねの形はスマートで、裏面に目玉模様を持つ。
 

ヒメウラナミジャノメ タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 (前翅長)18-24mm  4-9月
目玉模様のある薄茶色のチョウ。はねの裏面には細かい波形のもようがある。
後翅裏面の目玉模様は、左右各5つずつ。

ジャノメチョウ タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 (前翅長)28-42mm  7-9月
フワフワと飛ぶ茶色い地味なチョウ。 都市郊外から高原まで、分布が広く個体数も多い。
 

ウラナミアカシジミ  シジミチョウ科シジミチョウ亜科  (前翅長)16-22mm  6月
翅の裏がオレンジと黒のきれいな縞模様になったシジミチョウ。翅の表はオレンジ色で、縁が黒くなっている。       上下逆さに見える模様の付き方です。

ダイミョウセセリ  セセリチョウ科チャマダラセセリ亜科 (前翅長)15-21mm  4-10月
黒地に白帯のあるセセリチョウ。翅を完全に開いてとまることが多い。 
東京付近には白帯がはっきりしない「関東型」が、大阪付近には白帯が明瞭な「関西型」が多い。

オオチャバネセセリ  セセリチョウ科セセリチョウ亜科 (前翅長)16-21mm  6-10月
茶色いセセリチョウ。イチモンジセセリに似るが、後ばねの白紋が一直線でなく少しガタガタしている
ことで見分けられる。 またイチモンジセセリのように一直線状にはならない。
又、チャバネセセリとの違いが白紋が薄くて、小さいことから見分ける。


スジグロシロチョウ  シロチョウ科モンシロチョウ亜科 (前翅長)24-35mm  4-10月
モンシロチョウによく似たチョウ。モンシロチョウよりもむしろ多く見られる。
スジグロという名のとおり、モンシロチョウとは翅に黒いすじがあることで見分ける。


モンキチョウ  シロチョウ科モンキチョウ亜科 (前翅長)22-33mm  3-11月
河原など開けた環境に広く生息する黄色いチョウ。メスには、白っぽいタイプもいる。

キタキチョウ   シロチョウ科モンキチョウ亜科 (前翅長)18-27mm  3-11月 
翅の表面の縁には黒色帯がある。

<チョウ目>  蛾の部
キンモンガ   アゲハモドキガ科  (開張)32-39mm  6‐8月
黒地に薄黄色の紋が目立つガ。紋が白っぽい個体もいる。
今年は白っぽい紋の方です。

ホタルガ  マダラガ科 ホタルガ亜科  45-60mm  6‐7月、9月、
黒地に、1本の太い白帯が印象的なガ。頭部は赤く、触角が立派で、何となく悪魔っぽい雰囲気を持つ。

セスジノメイガ  ツトガ科ノメイガ亜科 (開張)26mm前後 6-8月
黄褐色で、翅の縁に褐色の帯がある。

マエキヒメシャク  シャクガ科ヒメシャク亜科  (開張)20-30mm   4-9月 
白地に灰色の縞模様の入った翅をもつシャクガ。

ホシオビホソノメイガ?   ツトガ科ノメイガ亜科
淡褐色で、褐色の細い筋模様が入った翅を持つ。 
ノメイガの仲間は、葉の裏に止まる習性があるため、撮影は難しい。 
以前のものはもう少し淡褐色だったが、
毎日のこの暑さが続き、昆虫も難儀していなければ良いのですが、、頑張って欲しいです。
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散歩中に出合った花(6月)彩が派手めなものから、ハルシャギク、タチアオイ 他。

2022-06-25 | 花の写真
八王子の本日の最高気温は37℃全く外に出て歩く元気がありませんでした。
今年の夏は電力がひっ迫するので、節電要請されていますが、流石にエアコンなしでは厳しいですね。
以前に散歩中に見掛けて花を幾つか取り上げてみましたが、花に責任はないのですが、
なんと暑苦しさを更に感じさせるものになりまして申し訳ありません。

ハルシャギク(波斯菊 )   別名:ジャノメギク
キク科ハルシャギク属、1年草、北米原産、花期:7月~9月
同じハルシャギク属のオオキンケイギクは駆除すべき特定外来生物に指定されているが、
ハルシャギクは要注意外来生物にもなっ ていない。
波斯菊の波斯はペルシャの事だがペルシャ(イラン)には自生しないという。
中心が濃紅色で、周辺は黄色の蛇の目模様であり、別名のジャノメソウ(蛇目草)の由来です。

タチアオイ(立葵)   別名:ホリホック、ツユアオイ
アオイ科ビロードアオイ属、東ヨーロッパ原産、花期:6月~8月、
花がきれいなので、園芸用に様々な品種改良がなされた。
草丈は1~3mで茎は直立する。花は垂直に伸びた花茎の下から上に咲き上っていく。
梅雨入りの頃咲き始め、梅雨明けと共に花期が終わる。(別名ツユアオイの名の由来)



ガザニア    別名:クンショウギク(勲章菊)
キク科クンショウギク属 多年草 南アフリカ原産 花期:4月~10月
勲章のように鮮やかな花を春から秋まで咲かせます。 
多くの種類がありますが、ビックキスイエローフレーム?

モミジバゼラニウム
フウロウソウ科テンジクアオイ属 多年草 花期:4月~11月
モミジのような暗赤色に黄緑色の覆輪のある葉に特徴があり、
花は星咲きで、ゼラニウムと比較するとやや見劣りがしますので葉を楽しむ。

ユリ(百合)   別名:リリー
ユリ科  スカシユリ系と思いますが、詳細名分かりません。 6月頃咲く
花弁と花弁の間が透けています。上向き咲きです。


▼?? 
ハルシャギクのつもりで撮っていましたが、少し違う感じがしました、
コレオプシスに似ているようにも思いますが、何分葉を撮っていなかったので判断できず。

ウチワサボテン(団扇仙人掌)  
 サボテン科オプンティア属  南米、イスラエル等原産 花期:5月~9月
ウチワサボテンの茎は平べったくまるでウチワのように見えることから。  
花は黄色が多いです。種類によっては花の色が異なります。
勿論色々なタイプの花を見かけますが、又別の機会に回します。
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庭の花木(6月)梅雨時の彩りの主役はアジサイ。

2022-06-23 | 自宅の花木
今の時期は、家の周りに多くのガクアジサイが咲いています。
多くの人が投稿されていますので、今更の感じもありますが、外すわけにはいかず並べてみました。

普通アジサイと言うとガクアジサイから変化した園芸品種で、
花序の全てが装飾花(萼片が弁化したもの)となり、球状に集まって咲く品種群を言う。
又、昔は日本では、花色が移り変わるや安定しないなどから、あまり好まれていなかったようですが、
原種のガクアジサイを見た西洋人が、持ち帰りヨーロッパで改良されて、それが逆輸入され、
日本でも徐々に人気の花になったようです。

アジサイ(紫陽花)
アジサイ科アジサイ属、落葉低木、花期:5月~7月、
アジサイの種類は豊富ですので、ここでは全て良く分かっていませんので省略します。
ヤマアジサイが殆どだと思います。

ヤマアジサイ(別名:サワアジサイ)
中央にある小さな真花に雄しべ、雌しべがあり密集しています。

アジサイの真花           ヤマアジサイ雄しべ10本、花柱は3個。

ヤマアジサイとガクアジサイの違い。
ヤマアジサイ:葉は薄め、光沢なし先端が細く尖る、背丈低め、花期5月下旬~6月頃
ガクアジサイ:葉は厚め、光沢がある、背丈高く、花期6月中旬~7月頃、
いずれにしても、固有の名前は品種が多いので、写真では判断は難しいと思われます。
ヤマアジサイの葉先           ガクアジサイの葉先

アジサイ(紫陽花) 別名:ホンアジサイ
アジサイは、広義には、アジサイ属の総称ですが、
狭義には、アジサイ属の一部の総称で、日本に自生するガクアジサイを品種改良したもの。
日本で、アジサイを西洋で品種改良されたものを西洋アジサイとしています。
球状になったアジサイの真花はどこにあるのでしょうか?
装飾花をかき分けてその根元に小花があることを確認しました。
白い小花が咲いていましたが、分かり難いのでブルーの花の方はまだ蕾でした。

 


ガクアジサイ(額紫陽花)
小花の集まった花序全体の周囲にだけ大きな装飾花をつける咲き方が、額縁のように見えることに由来します。


▼ガクアジサイ スミダノハナビ(墨田の花火)



▼ヤマアジサイ 七段花


▼ガクアジサイダンスパーティー   
最初は当然ピンク色でしたが山に植えたら紫色になってしまいました。

▼ヤマアジサイ 伊予獅子手まり 最初は薄いピンク色でしたが淡いブルーに、
 
多くの株がありますが、アナベルとかピラミッドアジサイなどがないのは寂しいですね。
もう少し固有名の管理がなされていればよかったのですが、適当に移したりしてました。

又、山の土壌が酸性のために、どんなアジサイをもってきても青色に変化していきます。
鉢植えで育てれば色を変えずに咲かせることができますが、木は基本的に土地に落としています。
我が家の庭は、地のPH(酸性度) を好むブルーベリーだけが大盛況です。

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庭の花(6月)地植えの花達、ツユクサの仲間、スイセンノウ、ラムズイヤー、他。

2022-06-22 | 自宅の花
今回は地植えの花を中心に選んでみました。
例年と同じで新鮮味はありませんが、咲く時期によりやや組み合わせが違います。

トキワツユクサ(常盤露草)   別名:ノハカタカラクサ(野博多唐草)
ツユクサ科ムラサキツユクサ属、多年草、南米原産、花期:5月~8月、
帰化植物だが繁殖力が強いので野生化してる。
三角形の白い花を咲かせ、オシベは6本あり毛がたくさん生えているのが特徴。

ムラサキツユクサ(紫露草)   別名:オオムラサキツユクサ、アンダーソニア
ツユクサ科ムラサキツユクサ(トラデスカンティア)属、多年草、北米原産、花期:5月~7月、
大きな3枚の花弁を優雅に広げ、朝露にぬれた姿にはしっとりとした美しさが感じられます。
品種も多く、色とりどりに競い合うように咲き続けます。
花の中心部の雄しべと雌しべ。特に雄しべはひげ状で、赤や青に色づき、よく見ると個性豊かな花です。
一つ一つの花は1日でしぼんでしまいますが、6月から7月を中心に毎日次々と咲き続けます。
白花種です、トキワツユクサに似ていますが、雄しべの色が違い、葉の形も違うので見分けられる。


ツユクサ(露草、鴨跖草 )   別名:アオバナ(青花)
ツユクサ科ツユクサ属、1年草、花期:6月~9月、
高さ20-50cm、葉は卵状披針形で、2枚の緑色の苞葉に挟まれるようにして青色の花を開く。
花が紫色に見えるウスイロツユクサや、紫色の花弁が3枚のムラサキツユクサなどもある。


スイセンノウ(酔仙翁)  リクニス・コロナリア   別名:フランネルソウ
ナデシコ科センノウ属、多年草、南ヨーロッパ原産、花期:6月~7月、
葉も茎も柔らかい白毛で覆われている、花の色は明るい紅紫色が多いが白やピンク色もある。
*スイセンノウのスイはスイフヨウのスイに同じ意味で、花が赤いことからほろ酔いの仙人に見立ててとあります、
*スイセンノウ本種はピンク色で最初は白で後で中心部がピンク色に変わるのでこの方が分かり易いように思いました。 
 

ラムズイヤー     和名:ワタチョロギ
シソ科イヌゴマ属、多年草、温帯、亜熱帯原産、花期:5月~7月、
株全体が白い毛に覆われて、楕円の葉っぱが可愛らしい、ぬいぐるみのようで、
 英名は「羊の耳」の意味を持つ。

ペルシカリア’レッドドラゴン’
タデ科ペルシカリア属、多年草、東アジア原産、花期:6月~10月、
レッドドラゴンは中国の森林や草地に自生するペルシカリア・ミクロセフェラの園芸品種。
カラーリーフ。葉は光沢がありV字形の赤紫色の模様が入る。

コクリュウ(黒竜)  別名:オオバジャノヒゲ
スズラン(ユリ)科ジャノヒゲ属、耐寒性常緑多年草、花期:6月~8月、
光沢のある黒の葉色が美しいリュウノヒゲの仲間。

ミソハギ(禊萩)
ミソハギ科ミソハギ属、多年草、日本、朝鮮半島原産、花期:7月~9月、
濃いマゼンタピンクの花が茎の先端に穂になって咲く、1輪の花径は1cm弱。
お墓や仏壇に供える盆花として知られている。今年は例年よりやや早いかも。

アマリリス とマリーゴールド
あまり隅っこに追いやられていて咲いているのを見落とす所でした。今は花は終わっています。
アマリリスのインパクトを無くしてしまい申し訳ないような気分です。
鉢物等は次回回しとします。
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未熟な実の草花編(6月)ニゲラ、オルレア、クレマチス、ウマノアシガタ、他。

2022-06-20 | 草木の実
6/14に未熟な実の樹木の実編をアップしたので、その続編としての草花編です。
あまり良く見ることもしないので、見応えがないつまらないものばかりですが、
これも記録の一つと思い、そしてその花を少しでも知ると言うことで容赦願います。

ニゲラ(クロタネソウ) キンポウゲ科クロタネソウ  果実:8‐10月

オルレア(ホワイトレース) セリ科  緑色イガイガがやがて褐色に中から種が

クレマチス  キンポウゲ科 これ実を放っておくと白い毛が生えて尚一層 絵になる。

ムラサキナハナ(オオアラセイトウ アブラナ科 サヤが茶色く変色したら、中にある種を採取 

ホオズキ  ナス科ホオズキ属  花より赤やオレンジに色づいた、提灯の様なものに親しみ。

キショウブ アヤメ科 果実は断面がほぼ三角形、長楕円形、成熟すると3裂し、銅褐色で偏平な種子。  

ツルマンネングサ  ベンケイソウ科 日本のものはふつう結実しない 。

オヘビイチゴ バラ科キジムシロ属 この実が赤でなく褐色とは知らず、難儀した、
草むらの中のものを撮った違う花と勘違いし、再度葉を確認して決めた。

チチコグサモドキ キク科チチコグサモドキ 属
そう果は楕円形。冠毛は基部が環状に合着しているので痩から離れてもばらばらにはならない。
 

オヤブジラミ せり科ヤブジラミ属、 茎や葉は紫色を帯びる。
ヤブジラミに似るが、小果柄が 短く果実はやや長く、先がカギ状に曲がった刺毛がある。 

ツルハナシノブ ハナシノブ科クサキョウチクトウ属、 花は紫色、果実は蒴果です。

カタバミ  カタバミ科 果実は円柱状で 種子は1メートル前後に広がって飛び散ります。 

ナヨクサフジ マメ科ソラマメ属 花は片側、 果実は約3cm、大小6個の種子がある。 

コメツブツメクサ マメ科シャジクソウ属  豆果は枯れた花弁に包まれて成熟 。

ウマノアシガタ キンポウゲ科 集合果は球形。そう果は倒卵円形、長さ2〜2.5mm、無毛 。
よく似ているキツネノボタンは、花柱の先がひどく曲がる。 

ハナウド せり科シシウド属
全て同じ場所ではないが、全部ハナウドの実として良いのか迷ってしまいました。
似た花にオオハナウドがあります、違いもイマイチはっきりとしないです。
若い実、だけでは説明がつきません。あまりこれらの実を撮っている例が少ない。

このブログを書いて思ったこと。
植物は花から実になるが、実だけを見てその花の名前を当てるのは難しい。
こんな「ダサい」ことをしても何になるの、膨大な花があるので、完全に熟すのを待つべき、
チョット虚しい気分にもなりました。
花にとって一番輝かしい時に撮って貰いたいと思っているかもしれませんね。

<実に関しての言葉一口メモ>
「子房(しぼう)」がふくらんで大きくなったものが、実のことを果実ともいいます。
「子房」の中の「胚珠(はいしゅ)」が熟したものが種子です。 

単果とは、1つの花から1つの実ができるもの 。(モモ・リンゴ等)
複合果は、1つの花からたくさんの実ができ るもの。(キイチゴ・ダイコンソウ等)
集合果は、たくさんの花が集まって1つの実ができるもの。(クワ・イチジク等)

実は、ふくまれている水分によって液果乾果にわけることができます。 
液果とは、多肉化した果皮が成熟後も水分を多くもっている果実である。 
蒴果とは、果皮が乾燥して,基部から上に向って裂ける、
     成熟すると心皮と同数の裂片に裂け、種子を散布する。
痩果とは、小さな乾いた果実で,果皮は硬くて裂開せず,中に1種子をもっているもの。 
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小さな虫の世界(6月) 初見のオトシブミからヒゲナガガ等。

2022-06-17 | 花の写真
ニッチな趣味ではないですが、ニッチはビジネスの分野ではよく使われる言葉ですが、
多くの人が取り上げないようなものを取り上げたいと思い、
多くの人が気にしない小さな昆虫から幾つか選んでみました。

ヒメクロオトシブミ
甲虫目カブトムシ亜目オトシブミ科  大きさ 4-5mm  時期:4‐8月、
黒色のオトシブミ。この仲間の他種とくらべると頭部が短い。
脚は、黒色のものと黄褐色のものがいる。

「レンズ」では、キリンクビナガオトシブミが出てオオッと思ったが、
これは、マダガスカルしか生息しないとあり、首の長さも色も違いました、「ガクッ」。
オトシブミは、江戸時代に他人にばれないように手紙を道端に落とし、
他人に渡したという「落とし文」から来ている。 
落とし文の様な筒状に巻かれた葉が落ちていることがある。
この「落とし文」をせっせと作って路面に落とすのがオトシブミ科の昆虫である。

マルウンカ(丸浮塵子 )
カメムシ目マルウンカ科マルウンカ亜科 5.5-6mm  5‐8月
円形で、褐色地に白紋があり、まるでテントウムシのように見えるウンカの仲間。
体色には個体変異があり、全身が黒褐色のものもいる。
テントウムシやハムシの仲間と思って甲虫目で見当たらない、カメムシ目でした。
テントウムシはこんな感じですから。

トビケラ (モリシタクダトビケラ?)
トビケラ(飛螻蛄)はトビケラ目 の昆虫の総称。
ほとんどの種で翅が刺毛に覆われている。全世界で46科、12,000種以上が認められ、
日本ではそのうち29科、400種以上の生息が認められているらしいが、
情報も少なく、 詳細名はよく分かりません。
アオヒゲナガトビケラ   18-20mm   4‐10月


クロハネシロヒゲナガ
チョウ目ヒゲナガガ科  13-15mm   4‐6月
翅は黒色で紫色~赤銅色の光沢があり、白く長い触角を持つヒゲナガガの仲間。
林の周辺をゆっくり、ひらひらと飛ぶ姿は優雅ですよ。
下:♀かも

ヒゲコメツキ(髭米搗虫) 
甲虫目コメツキムシ科  21-27mm  5‐7月
光沢のある赤褐色で、黄白色の細かい紋をもつ大型のコメツキムシ。
オスは、くし状の立派な触角を持つ。メスの触角は鋸歯状。

ダイミョウキマダラハナバチ(キマダラハナバチ)
ハチ目ミツバチ科  11-13mm  4‐5月
黒褐色で、腹部に黄色の縞模様があるハチ。肢と触角は赤褐色。


▼小さなカタツムリ(蝸牛 )
カタツムリは、陸に棲む巻貝のうち殻を持つもの総称。
殻が細長いもの等もいるが、中でも球型や饅頭型の殻を持つものを指すこと を言う場合が多い。
厳密な定義がないため、殻をもつ陸貝をすべてカタツムリと呼ぶ場合がある。

左と右のカタツムリの違い分かりましたか? 右は左巻きです。右巻きが圧倒的に多いです。
殻が無いものを大雑把にナメクジと言う。


▼?? こんな昆虫いるのか? 撮り方がヘンなのか?小さな虫のような気がしますが、、。
昆虫のなかでも特にマイナーなものを選んでみましたが、
今年は是非、玉虫色の言葉もある、タマムシに出会いたいですね。
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花木(6月) キササゲ、ネズミモチ、ヤマボウシ、アカメガシワ、他。

2022-06-16 | 花木の写真
6月の花木と言えばどこにでも咲き誇っているアジサイですが、
アジサイ以外で散歩中に見掛ける花を選んでみました。

キササゲ(木大角豆)  別名:カミナリササゲ、カワギリなど。
ノウゼンカズラ科 キササゲ属 落葉高木 花期:6月~7月、
淡いクリーム色をした花が、キリのような円錐状に集まって立ち上がる。
花は直径は2センチ程度の漏斗型で先端は五つに裂けて唇状となり、裂片の縁は縮れる。

ネズミモチ(鼠黐)
モクセイ科イボタノキ属、常緑小高木、花期:5月~6月、
葉がモチノキに似ていて、果実がネズミの糞に似ているところからの命名なのです。
葉は長さ4-8cm、全縁。
白い小花を円錐状に多数咲かせて目立つ 、花は筒状で、径5 - 6 mm、花冠は白く、
中程まで四つに割れ、それぞれが反り返る 、
雄しべはこの花冠の裂け目の内の対面する二つのところから出て、
花冠の裂片くらいの長さがまっすぐに突き出る。 

セイヨウイボタノキ(西洋水蝋 の木) 別名:プリベット、ヨウシュイボタノキ
モクセイ科イボタノキ属 常緑低木 ヨーロッパ原産 花期:5月~6月、
枝先の総状花序に白くて小さい漏斗状の花がかたまって咲き、
 花冠の先が4裂し、淡紅色の葯をつけた雄しべが2本のびる。 花には芳香がある。

ヤマボウシ (山法師)
ミズキ科ミズキ属、落葉高木、花期:6月~7月、果実:8月~9月、 
枝先に4枚の白い花びらのように見える部分は、苞です中央部ごく小さな緑色が花です。
中央の球状に集合した花を坊主頭に白い花びらのような苞を白い頭巾に見立てて、
比叡山延暦寺の山法師になぞらえて名付けられた。
萼は5月は白かったが今頃は枯れて?色づいていた。

アカメガシワ(赤芽柏)    別名:ヒサギ(久木)、ゴサイバ(五菜葉)
トウダイグサ科アカメガシワ属、落葉高木、花期:7月頃、雌雄異株。
葉の伸び始めは鮮やかな赤色で美しい。
枝先の円錐花序に、花弁の無い小さな花を多数付ける。雄花は淡黄色で、多数の雄しべがある。
雌株雌花こちら


ムラサキシキブ(紫式部)
クマツヅラ科ムラサキシキブ属、落葉低木、花期:6月~7月、
紫色の実がなるときれいですが、コムラサキとムラサキシキブは非常に似ています。
一番よく言われるのは、
ムラサキシキブは葉柄の付け根から花茎が一緒に出ている、葉の全縁に鋸歯がある。
最初はヤブムラサキかと思ったが、葉や花冠、萼に星状毛が多いとあったので違った。

コバノズイナ(小葉の髄菜)
ユキノシタ科ズイナ属、落葉低木、北米原産、花期:5月~6月、
在来のズイナよりも葉が小さいためコバノズイナと名付けられた。
ズイナは西日本に自生しているようです。
新たに伸びた枝先に、直径5ミリほどの小さな白い花が長さ5~10センチの穂状に集まって咲く。
花には5本の雄しべと5枚の花弁が目立つが、花弁は開花後の早い段階で落ちる  
正直な話、ネズミモチ、トウネズミモチ、イボタノキ、セイヨウイボタノキの違いは混乱しています。
あまり投稿したくない花木です、果実のシーズンの方が分かり易いかも。
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最後まで頑張れ!未熟な実達(6月)(樹木の実編)

2022-06-14 | 草木の実
多くの植物は花を咲かせて実がなります。
特に果樹のなる木は収穫が待ち遠しいですね。
そこで花が咲いている期間より実が熟すまでの期間の方が長く感じます。
しかし、花の写真は多く撮らいれてますが実が育っている時の関心は薄いようです。
そこで今回は、身の回りから実の状態のものを拾ってみました。

我が家の周りから   ( ):収穫時期
ブルーベリー  (6月~8月)    ▼サルナシ (9月下旬から10月)黄緑色 
ハナズオウ   (秋)黒褐色   ▼ロウバイ 果実(偽果)は (9月長くつける) 
メギ      果実は液果で赤く熟す (10-11月)

オトコヨウゾメ  (9-11月)赤  ▼ヤマブキ (9‐10月)一重のみ八重は実つかず。
カキノキ  (9‐11月)       ▼サンショウ (6月)緑  (秋)赤
ナツグミ   (夏)        ▼ビワ  (5-6月)

散歩途中から
ヤマナシ  (8-10月)       ▼プラタナス 果球 種子分散(11月)
ヒノキ  (10-12月)赤褐色    ▼マユミ (10-11月)薄紅色の実熟すと赤い実が中から)
ハナイカダ  8-10月)紫黒色    ▼ヒイラギナンテン (7月)黒っぽい紫色
オニグルミ  (10月)       ▼ヤマグワ   (6月)
ヒメコウゾ (6‐7月) 橙赤色   ▼ピラカンサ (10‐11月)赤

草花の花にも実がなるものはあります、樹木で多くなりましたので別の機会に回します。
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