蔵の戸が開かなくなっていた。米袋が落ちて、かぎが開かない。鍵は昔風で十手のような形。重い重いい白壁の戸を母は締めていた。子供達がつんだ袋だったが、母の監督が十分でなく、とんだ災難でしばらく戸は開けられなったけれど、知り合いの昔の大工さんは簡単に治してくださりおお助かりでした。お礼は野菜と玄米一袋。大変喜んでもらえて、こちらも助かりました。今まだ蔵は母が管理しているので、私は怒られずに済みました。これが私の責任だったら、気の強い母のうるさいことは際限なしのところでした。指示が下手だったのです。
子供の頃は怖かった蔵。よく私だけ押し置きで蔵に入れられ、大きな声で泣き叫んでいた事や、中から簡単に開くことを知った昔の蔵の事を思い出します。昔は本当に怖かったが今は静でいいです。どんな事をして怒られて蔵に入れられたのか不思議です。妹いじめだったのか、何だったのか?
子供の頃は怖かった蔵。よく私だけ押し置きで蔵に入れられ、大きな声で泣き叫んでいた事や、中から簡単に開くことを知った昔の蔵の事を思い出します。昔は本当に怖かったが今は静でいいです。どんな事をして怒られて蔵に入れられたのか不思議です。妹いじめだったのか、何だったのか?