farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

継いでいくこころ

2016-09-20 08:16:28 | Weblog

お彼岸もここ。

台風前の今朝。

雨降りです。

 

畑の様子を見に行ってきました。

ネットを張っても鹿の侵入の形跡在りです。

どこから脱出したのか、追跡不十分なまま帰ってきました。

 

こんなどんよりしたお天気の朝は、彼岸の入りのせいか、ちょっと、家を継ぐということを考えました。

この間書いていた、若狭からこられた先祖にあたる、周吉さんのことを考えました。

この方とは、血縁的につながらないのですが、家を継ぐという点でつながっています。

簡単な調べとして、お隣の若狭、今寺というところから来ておられます。

いつだったか、どんな家なのかと敦賀からの帰り道、立ち寄ったこともありました。

その村は建築材を産出するところで、だから大工さんなのかと察しています。

何故か若狭には大工さんが多いなあという感じです。

偶然にも、その家は、母方とのつながりもあり、縁という不思議に驚かされます。

私も家を通して、縁があるわけです。

蔵に、周吉さんが用意された漆器の箱がいくつかありました。

が、何年か前、蔵を修理した際、誰かが、中身の漆器を持ち去っていたことがありました。

こんなふうに、人の大切にしているものを持ち去るなんてと憤慨したものです。

これがあらためて、犬を飼うきっかけでした。

女所帯は、なにかと隙だらけのようです。

このようなことを通して、家を守ることの大変さを思ったものです。今も蔵に至る角に電灯を用意したのですが、ケースがおかしく

割られています。最近きずいたのです。

長年空家だったおとなりにも、若い一家が引っ越し来られ、て明るくなったので、少し安心。

以前離れた畑にいる頃、前飼っていた犬のダリが異常に吠えていることがありました。

そのころ、誰かが蔵の物色中だったのでしょうか?

狭い、静かな村でもこんなことがあるのです。

こんな環境の中で、家を守り抜くことの大変さを思います。

先人たちがコツコツきずいて、守ってきたたであろう家を守り続けることの大切さを60才後半で思い締めています。

 

お隣の村の古文書に現れた周吉さんとの出会いで、いろいろ考えてみました。

同志のように、身近にかんじられるからふしぎ!

おばあさんになったから思う心模様でしょう。

年を重ねるのも悪くないわ。

 

 

 

コメント
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