farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

こころ静かに

2016-09-09 21:34:07 | Weblog

ほとんどの田は刈られて、秋の訪れが感じられて何故か、ほっとする最近でした。

しかし今日は、近所の89才の方のお葬式でした。まるで稲刈りが終わったので、安心されたかのように逝かれた感じでした。

無理したらあかんで!出会う度に言葉をかけてくださったかたでした。

農業一筋で晩年は山ブドウに精をこめられ、愛しそうにブドウの房を見せてくださっていました。

お見舞いに伺いたいと、おもいつつ、夏風邪や稲刈りの多忙で、そろそろ大安の日にと思っていた矢先でしたので、びっくりしました。

こんなことが突然、不意に起こるのだと、心を引き締めた午前中でした。いつか私もなのだと、こころが引き締まります。

こんこん夏かぜのせきをしていると、電話口で、何歳だと思っているの、もう70才やで!心配やわと、妹の声。

はい、これから寝ます!と応答です。

若い若いと思っていたのに、顔はしっかり若さも消えて、お年寄りの顔つきにびっくりします。

しのびよってくる老いを避けているが、避けようもなく、親しんだ方の死には、しんみりいたします。

 

でもそんな、気分を払拭するかのように、午後から、畑を縦、横、トラクターで鋤き、母の希望通り、草山からの大変化です。

肥糧や堆肥を撒いて、近いうち、畝あげをして母にタネを撒いてもらいましょう。今年は遅れているので、白菜は撒かないかもしれないと、母が言いますがどうなるでしょう。

この間まいたすぐきは芽を出していました。大切に育てたいと思っています。鋤いた後の畑は気持ちがいいらしく、犬のこころは散歩です。

 

明日もお天気らしく、最後の稲刈りをしようかと、田んぼへ。

出来そうです。

明日、コシヒカリ、最後を刈ります。

準備完了で明日10時ごろから集中して稲刈り、もうひとり稲刈りも慣れたので、スムーズに終わりそうです。

68才の稲刈りです。

10月になると、羽二重糯をこれは、バインダーで刈り、稲木干しにする予定。

まだまだ多忙ですが、ちょっと目途が立ってきたので、ブログ更新も可能です。

暑かったり、涼しかったり、この変化に対応するのが大変と体が反応していますが、なだめて、なだめて、田や畑で時間をっ過ごしましょう。

秋が深まれば、中学校時代の同窓会、ひょっとするとインドネシアへと楽しみをぶら下げてマイペースで農婦業に精を出しましょう。

 

 

コメント
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