farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

けんちゃん

2020-11-11 16:08:45 | Weblog
我が家の三男の名前もけんちゃんですけれど、今日のけんちゃんは料理の名前です。
冷たい風が吹き始め、野菜のダイコン類が美味しくなるころ、作るとおいしい郷土料理です。
子供の頃から聞き、食べていただろう味も今70才を過ぎて、再認識する味です。
自分で作った野菜で作る味はなお一層おいしい。
大きな鍋に、大根、人参、レンコン、里芋、シイタケ、揚げ、ちくわ、それに私は身欠ニシンをごま油で炒め、水、だし汁、お酒、みりんで砂糖なしで炊き上げる便利な鍋料理です。
二日目が味が沁みおいしくなります。
疲れてしんどい時に温めれば、実だくさんの一品になり便利なのです。
子供時代、祖母の家では大きなお鍋でみんな鍋を囲んで食べていた記憶があり
ニシンがたっぷり入っていて、、ニシンは私の好きな魚です。
おやつ代わりに子供の頃は齧っていた思い出もあります。

今、この年になって、けんちゃんに目覚めています。
昔馴染んでいた味に再び出会っています。
これからの寒い季節に嬉しい鍋です。
けんちゃんってネーミングも面白い。
京都府北部の丹後地方の料理だと思います。
ダイコンな根菜類などあればお試しになってください。
身もこころも暖まりますよ。
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