farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

梅雨空のリフレッシュ

2019-07-12 04:27:00 | Weblog
小雨がしとしとの朝、丹後宮津の府立資料館での安久家文書の公開を見に行ってきました。
安久家は舞鶴の大庄屋でたくさんの文書をお持ちで、その公開でした。
始めての資料館で想像したより、こじんまりした館でびっくりしましたが、海を、天橋立方面を眺めるいい位置にあり、
近くには国分寺跡もあり、しばしゆっくり時間を、非日常を楽しみました。
往復3時間くらいの距離を海を眺めながら走りました。
すっきりです。
海は広い、おおきいなあです。
山の中で生活しているので久し振りの海原の広がりに癒されます。
家から海を見ようと思えば10分くらいで見られますが、舞鶴湾の池のような海は、いつも見慣れているようで、こころが
動きませんが、広い海原は広がりを感じ、いいものです。
水平線の先には、何があるのだろうとわくわくします。

見たいものを見て、帰宅したのが4時頃でした。
まだ元気が残っていて、昨日の続きの田んぼの草刈に出かけました。
そんな元気があるなんて予想外でしたが、まだ体力ありそうです。
犬も連れて草刈です。

不思議なくらいの一日、たまには鉄砲玉のように飛び出すのは、大事です。
仕事の能率も上がるようです。

本当の事は、京都シネマのーニューヨークパブリックライブラリーという映画を見に行きたかったのですが、
今回は近場でリフレッシュ。そのうちその映画はみます。お楽しみに残しておきます。

曇天で野菜も元気がなく、野菜の気持ちもわかります。
やはり、明るい日差しがないと元気が出ません。
そんな時は、飛び出して、どこかでエネルギー補給しましょう。
リフレッシュして、また中山間地零細農業にいそしみましょう。
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スイカの季節

2019-07-10 21:22:46 | Weblog
昨日、畑のすかがはじいて割れていました。
天気続きの後の雨ではじいたのでしょう。
お陰で種はまだ白いけれど、瑞々しいスイカの味を楽しみました。
完熟ではないのですが、香りがいい。
犬も心もシャリシャリと皮が白くなるまでかじっていました。
買ってきたスイカをそんな風に食べていなかったのに新鮮な味がわかるのですね。

やっぱりおいしさは、新鮮さ、香りです。
天候不順で出来はあまりよくないのですが、まあまあできたようで、96才の母のおかげです。



今日は、また草刈り。
ネットをまくり上げ、面倒な草刈です。7月25日頃が出穂時期と予想されているので、それまでに田の廻りを散髪のように
すっきりさせます。最後が終わる頃はまた最初の田の草が伸び、ぐるぐる回りです、
今年は年配の女性の真似をして、後の仕事も丁寧に心掛けています。
手間がいります。
でもすると、何故か気持ちがすっきり、清々しいの不思議ですが、当然でしょう。
明日も同じ仕事をします。
まるで田んぼの床屋です。

鹿に突破されたネットの修復もしなければなりません。
鹿は私の野菜をめがけてはいったでしょうが、今年は作付けせず、草ばかりです。
草苅をしたので、鹿の悪行がわかったのです。
いつも何かに狙われている。
油断大敵。
ボっとするな、おばあさん!
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陶芸家 荒木漢一さんの器で

2019-07-08 21:48:25 | Weblog
三男の娘、花のお食い初めを終えたとのことでした。
念願の赤ちゃん誕生で若い二人は一所懸命子育て中。

大きな、大きな白い犬もまるで家族のようで、赤ちゃんにも慣れて侍っています。
料理好きの三男が友達の陶芸家、荒木漢一さんの作品のトルコブルーの器にタイを盛り付けています。
まるで、海にタイです。
二人とも若い時はヤンチャさんでしたが、今は落ち着いて、彼は陶芸家。荒木義高さんのご子息です。

宇治の炭山に工房を持ち、彼はお父さんの跡を継いで、頑張っておられる様子です。
お父さんもトルコブルーにこだわり、息子さんもトルコブルーにはまっている様子です。
三男は頂いた器をお食い初め用にとっておいたとか、なかなかブルーに映えてうれしそうなタイです。
三男も父親となり、落ち着いた生活を取りもどし、親としてやれやれの思いです。
皆が穏やかに過ごし、いい一歩一歩を歩んで欲しいと願っています。
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もっと話を聞いておくべき

2019-07-07 06:22:53 | Weblog
早朝新聞を開いて、読書欄をすーっと見ると、興味ある新刊書が紹介されていた。
女たちのアンダーグラウンド著者は、京都府出身の同年の山崎洋子さん。
戦後のどさくさの中での女性の姿が書かれているようです。

戦後生まれの私達はみんなが貧しい時代の中で少女期を過ごし、あまり興味も持たなかったけれど、
高齢になった今、もう一度女性達が生きてこられたのか興味がわきます。

ふっと思い出したのが、アメリカへ行った時、触れ合った人々の事でした。
先ず、アルゼンチナ丸では、サンダーズホームからの所謂ハーフと言われる少年が二人、彼等は優秀でアメリカで教育を
受けるのだと聞いていました。ほんの少し話をしたことがあったけれど、何を話していたのか覚えていません。
アメリカのホームステイ先のサンフランシスコのEdona Gropeさんは、戦後従軍看護婦として働き、近衛さんの家で住んでいたと
話されていました。まだ20才の私にはピンとこないのと、英語ももどかしいので、何を語っておられたのか定かでない。
アメリカでは、日本を懐かしがって、家に呼んでくださる所謂戦争花嫁と言われる女性達にも出会った。
テネシーでは、エノラ・ゲイが製造されたオークリッジにも何故がいったことがあった。
すべて戦争に関する土地や人に出会っていたのであるが、戦争を知らない世代の一人は、それほど、関心もなく、
無知であった。
今、もっと、もっと話を聴いておくべきだったと残念です。
皆のお顔が懐かしく思い出されるが、戦争の話をもっともっとよく聞いておくべきだった。
同船していた南米移住される人々の話をもである。
20才の私は、あまりにも無頓着で、無知であったと思う。
若さゆえとは言え、もっと知っているべきだったと後悔します。
サンフランシスコの高層レストランで エドナと食べた大きなクラブサンドイッチだけがやけに印象深いというのも情けない。
戦争に関係することが、あと一つあったわ。
1969年夏フィラデルフィアで、私達学生は黒人の若い家庭に招かれ、見たお土産の障子や弥勒菩薩の置物に、想像外の
印象を受けた。所謂アイデンティ問題だった。ベトナム戦争後の事です。

色んな出会いをしているのに、話がよく聴けていなかった。
関心事が他にあったからだが、今、残念に思う。

朝一冊の書評から苦い思いを噛み締めています。
話、こころを澄まして真剣に聞くべきだった。
ふわっと聞いていた二十歳の私でした。

こぼれ落ちるようになった砂時計に感じる高齢期にあって、話はこころを拓いてよく聴く。
出会った人々の顔だけが鮮やかに浮かびます。
不思議です。

さあこれから村の協同作業の草刈に出かける準備です。
昨夕は、「村の虫送りの行事で松明を振って、少女時代にスリップしていました。


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息子三人、孫三人

2019-07-05 05:16:29 | Weblog
最近なんだか暗い当地特有のような話で気分も重い感じです。
ここで、久し振りに日々成長目覚ましい孫の話です。

一番バッターの4才になった孫は今、年少組の幼稚園生。
新しい家にも、幼稚園にも慣れたようです。
サッカーボールを蹴っていたのに目下ボーリングに熱中しているようです。
二番バッターの妹は秋に二歳。マイペースのじっくりさんで目下お好み焼き返しの
遊びに熱中。女の子らしくなって私には珍しい生き物のようです。
可愛い服を着せてもらって、はにかんだ笑顔は、なお可愛い。
ママを独占中のような写真が送られてきます。
三番バッターは女の子の3ケ月さん。
何故かお話好きのようで、喃語でおしゃべりをよくしているようです。
大の字になって寝ています。
みなすくすく育って欲しいです。
子供達の成長は速くて、次見る時はどんなになっているのでしょう。
それに反して、おばあさんは飲む薬が多くなりそうで怖い。

三人の子持ち、長者の暮らしと言ったそうですが、、そうとはいかず、貧乏暇なしの生活が続きますが、
三人の孫達には明るい希望が抱けます。
どんな風に成長し、どんな生き方をするのだろうと思うと楽しみになります。
彼等と話しをする話題をたっぷり仕込んでおきましょう。

色んな事を見聞し、豊かな子供時代を送って欲しいと願うばかりです。
皆それぞれに可愛い!

さあ、今日もおばあさん頑張ります。
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人生の先輩の姿

2019-07-04 21:17:27 | Weblog
今日も午後から田の縁の草刈です。
近所の高齢の女性が綺麗に一辺を刈ってくださっていました。
ネットを張られているので刈っておられたのですが、綺麗な刈り方で、気持ちがいいです。
また刈られた草はきれいにまとめて彼女の田んぼはきれいに草もかたずけられて清々しい。
村一番の働き者の女性です。86才くらいの方で、いつもよく動いておられていい姿を見せてくださっています。
真似しなければといつも思っていますが、私はイノシシの走った後のトラ刈りです。
言葉でなく行為であるべき姿を見せてくださっています。
おしゃべりの輪の中にはあまり見かけない働き者さんの動きから私も真似し、学ばなければなりません。
昨日サルに野菜を食べられた嘆いたおられ、本当にサルには困ります。

いい人のものを盗らないで欲しいです、サルさん!

夕方、母を迎えに畑へ。
ここにも働き者の96才。キュウリ、ナス、トマトを収穫していました。
私もコットン畑の除草。やっと終わり、支柱も立ててやりました。
もう少し成長したら摘芯します。約280本の綿の木、楽しみの綿の木です。

真面目にコツコツ働いておられる高齢の女性達から学び、次に私達も働く姿を通して、
何か伝えていけたらいいなあと夢想します。

最近知り合いの高齢者お二人が亡くなられ、いろんなことを感じています。
真面目にコツコツ働く人々は、皆人生の師です。
身近にいい師がおられ、幸運というべきです。


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草苅、草刈

2019-07-04 07:15:08 | Weblog
梅雨空の中、減反田草刈をしました。
もうこれからは一回の給油が終われば、止めで、手への負担が減り、もう丁度いい加減です。
7月末には、検査があるので、一応トラ刈りで仕上げます。
もう中は刈り、鋤いているので、周囲だけで簡単です。
あまり雨が降ったとは思えないのに、畦に水が溜まっています。
お隣の暗渠になっているような箇所に水があふれています。初めてみる様でした。
高齢になられ、放棄地寸前になり、手入れをしないと、こんなふうになるのだと、胸の痛いことでした。
こんなふうに、少しずつ高齢化に伴い、先人達が森や林を開墾し、土地にしてずっと守られていたのに、荒れ始めました。
田の土にするのに、何年もの長期の時間を要するのに、こんなに簡単に荒れていく様を見ているのは、こころ痛みます。
米が育んできた日本の古来からの文化が消えていく様です。
アメリカなど先進地では化学肥料などの影響で土地が砂漠化し農地が減少していく現況にあって、
見過ごすことのできない日本、中山間地の姿。
この様をしっかり政治は考える必要があります。
島国の日本、食料が自給できなければ、どうなるのでしょう。
自分たちの食べ物は、安心できる、顔の見える範囲で頂きたいと思います。
昨日の水のたまりを見て、いろんなことを考えながら汗だくでした。
いつも思うのですが、何故声をあげないのか?
あきらめているのか?
異論を唱えれば都合がわるいのか?
他人事と考えて走る抜けてきたけれど、もう、可愛い孫達の次世代の為に、何かしなければならない。
もうすぐ選挙、
一票をよく考えて、自分の言葉を反映したい。

今年は、家の内外でおかしなことが生じ、田舎でも呑気に過ごせない世の中、
海辺の農家のおじさん、人が信じられんっと言われていました。
同感な思いで聞いていました。
高齢者ばかりになって、おかしなことも起こって、田舎でも家をあけ放って出かけられないなんて、なんだか変です。
もう昔のような牧歌的な時代は終わったのだと痛感したばかりの私でした。
草苅からいろんなことを考えて農作業です。
農作業を通して、いろんなことが見えてきました。

さあ、これからも田に草刈の新しいラウンド開始。
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令和元年の夏が来た!

2019-07-02 05:16:03 | Weblog
朝5時20分。
コーヒーも飲んだ。
野鳥がさえずっている。
犬のこころも起きているが、静か。
雨があまり降らない梅雨。

昨日は朝から農協の農事座談会。
特に目新しい話題はないが、ナスのめしべ、おしべの話を小学生のようにきいていた。
最近稲作りにも、変化があり、出穂期を前に穂肥を二度やるのが常であったが、
今は、一発肥料で終わり、肥料を抱えて田に入ることがない。
楽である。
草苅を害虫防止のために念入りにするようにとのことだったので、途中で終わっている田へ草苅。
ネットを上げて、草を刈る。長く伸びた草を刈るとまるで、散髪してもらったように、気持ちがいい。
だから草刈もできる。
以前なら、給油タンクを持って何回もしたが、今は一回きりの油でおわりにする。
腕、手への負担減で良し。

午後からはキュウリ畑へ収穫に行く。
毎日毎日、キュウリぼりと枝支えで忙しい。
今のところ、悩まされたカラスやサルの被害から免れ、犬のこころの仕事のおかげで、彼等は出没しない。
犬小屋だけ残し、たまに犬のこころを連れて巡回?してもらって、犬の仕事も大したものです。

今日は、母の定期通院。
残りの草刈。
綿畑の除草。
夏は草との戦いでもあります。

先ずは母が起きてこないうちに犬の散歩をしてきましょう。
令和元年の夏、静かに送れて幸せ。

でも、母と同年の仲良しさんがなくなられて、母も私も寂しいです。
お元気な時、二度お見舞いに伺い、お元気だったので、嬉しかったのですが、
いつか、私達みんなにこんな時が訪れるので、今のこの時間をありがたく思い、
いい時間を「重ねていきたいです。
砂時計の砂がさらさら落ちていく。
どれほどの砂が残っているのか誰にもわからない時間、大切に真面目に過ごしたいと思う初夏の朝です。
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