どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「オーメン666」「ポイントプレザントの悪夢」

2008年10月05日 | 映画
昨晩はDVDで「オーメン666」を鑑賞。旧作「オーメン」は特別怖いとかは思わなかったものの、何か不吉な雰囲気とかショッキングな描写とかなかなか印象的でもあり覚えている映画でした。
このリメイク作品も2006年6月6日に公開された際に観に行こうと思っていたのだが、その日は凄い嵐で雰囲気満点なのはいいけど出掛けるのがおっくうになって行くのを断念したというもの。いざその6並びの日が過ぎてからはわざわざ観に行く程の気になれずにいた映画です。基本はやっぱり2006年6月6日に公開するというイベント的映画だったんだと思う。
リメイク作品を見ての感想ですが、キャストに魅力が無い気がしました。見ていて前作のキャスティングって良かったなぁ。と再認識。それから前作の音楽も良かったと再認識。音楽だけでもなんか悪魔的なイメージがあって初めて見た時はなんかドキドキしたもんです。そんな訳でどうしてもリメイク作品という事で前作と比較しちゃう部分があって前作の良かった部分を再認識させられる結果となってしまった部分が多かったものの、このリメイク作品もそれなりに楽しめたし、基本的には前作と同じなんですが微妙に演出が変えてあったり意欲的な所もあって面白くも見れました。殺しの場面の基本的な手法は同じだけれども、印象的なカットが追加されてたり、ちょっと別の工夫がされてる所が良かったです。ただしベタにCGを使用したカットはちょっと安易でがっかりも。カメラの視点は良かったです。前作で一番のインパクトを放った首チョンパ場面ですが、今回は前作と違ってるという事を聞いて期待していたんです。話に聞くとなる程、そういう風にしたのか!・・と聞いた言葉から場面を想像したものですが、凄い絵が浮かんだ。これはたしかにCGを上手く使って見せれば凄い場面になりそうだ。と思い、実はその場面が実際どのように仕上がっているのか確認したい!というのもあって今回、購入、鑑賞となったのです。見てみて思ったのは、なんだこんなにスケールが小さかったのね。という印象。勝手にもっと壮大なイメージになってたけど考えてみればそうよね。まぁ、よく出来てたしショッキングな場面になってたと思う。でも、やっぱり前作のガラスでスパーンのインパクトには敵いませんわな。
丁寧に作られたリメイク作品という印象で、まぁ2006年6月6日に公開する為のイベント映画としては良かったと思います。
特典映像の「666」の数字についてのドキュメントを見るが、何でしょうね。謎の学者やメタル・バンドまで出て来て色々と語られるけど殆ど意味無し。でした。ブッシュの名前を何かで変換すると666になるっていうのだけは興味深かった。その変換でオバマとマケインを調べてみて欲しい所ですよ。wwwも666となるらしいしバーコードは全て666が関係してるとか。まぁ謎は解けないでしょうが興味深いものはあります。


特典映像に入っていたテレビ・シリーズ「ポイントプレザントの悪夢」の第一話を後に鑑賞。
こちらは瞳に666の数字のある謎の美少女の物語のようで物語のつかみとしてはなかなか良くて続きもちょっと気になったし見たいなとも思えるものでした。それで、後でちょっと調べたんですが、このシリーズって僕の大好きな「トゥルー・コーリング」の後枠番組だったんですね。しかも視聴率が振るわずにすぐに打ち切りになったんだとか。んな訳でこれ見てもまた途中で急に終わっちゃうという展開みたい。続きは見たいとは思ったけども、それじゃあ見る気はしないな。っていうか、そんなの作るぐらいなら「トゥルー・コーリング」をちゃんと続けて最後まで作って欲しかったよ!というのが正直な感想だ。もったいないよな。

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